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【ADCC JAPAN】激戦が続いた66kg未満級、植松直哉が涙の優勝!

2007/04/15

ADCC JAPAN主催
「ADCC JAPAN TRIAL〜日本最終予選〜」

2007年4月15日(日)東京・北沢タウンホール
開場11:30 試合開始12:00


▲99kg未満級の小澤幸康、66kg未満優勝の植松直哉、女子55kg未満級の塩田さやか、女子67kg以上級の高橋洋子



▼男子66kg未満級 決勝
植松直哉(クロスポイント)
ポイント10-0
徹肌ィ郎(和術慧舟會岩手支部)

 激戦が続いた66kg未満級、大会の最終試合となった決勝戦はハイレベルな試合となった。立ちの攻防で、徹が足払いで植松のバランスを崩す。しかし植松も徹の足払いにカウンターを合わせるように、テイクダウンを奪うと間髪入れずに足関節! 徹は必死の形相で足を引っこ抜いてディフェンスする。さらに植松は徹を豪快な払い腰で投げ飛ばすと、そこからサイド、バックとポジションを変えてチョークスリーパーを狙いつつ、腕十字へ! このまま決まるかに思われたが、徹はしっかりと腕をクラッチして立ち上がって脱出する。

 スタンドに戻ると、今度は徹がチャンスを作る。スタンドの状態のまま、植松の状態をクラッチするように寝技に持ち込み、押さえ込もうとする植松の体をコントロールして、逆にバックを狙う。これには植松もすぐに反応し、足をフックされる前に体を起こしてインサイドガードに収まると、再び足関節へ。しかし徹も体を回転させてすぐに立ち上がる。

 ポイントが入る後半はやはりスタンドの攻防が続く。ここで植松は徹の右手を持つと、何と小手返し! テイクダウンを奪うには至らなかったものの、徹が大きくバランスを崩し、場内からは「おっー!!」とどよめきが起こった。果敢に植松の足をかけてテイクダウンを狙っていく徹。しつこく狙い続けたこの技で、植松がマットに倒れる。しかし植松はその反動を上手く利用して、逆にグラウンドで上のポジションに。このまま押さえ込めばポイントとなるが、徹も押さえ込まれる前に立ち上がる。スリリングな攻防に場内は大盛り上がりだ。

 徹は足をかけて植松のバランスを崩して、今度は植松の足元へ両足タックル。植松は徹の体を足で浮かして後方に返して、グラウンドで上のポジションを奪取。すぐに足を一本抜いてハーフガードで押さえ込むと、遂に植松にポイントが入る! そしてここから植松が怒涛の攻め。やや集中力が途切れた感のある徹から、パスガード、マウントとポイントを重ねていく。

 試合終了間際、徹も植松の足関狙いのタイミングで立ち上がると、果敢にテイクダウンを狙っていくが、植松が再び徹の投げの反動を使ってテイクダウン! 最後は徹をパスガードして上四方でがっちりと押さえ込み、ADCC本戦への切符を手にした。

 試合後、トロフィーを受け取った植松は歓喜の涙。「優勝できてホッとしました。日本一とは言えないかもしれないけれど、やっと一番になれました。いつもいつも本意ではないんですが、周りの期待を裏切ってきたんで。世界の強さを知っているので、でかいことは言えませんが、世界大会までやれることをすべてやって、日本代表に相応しい試合をしたいと思います」と語った。


▼男子66kg未満級 準決勝
植松直哉(クロスポイント)
一本 ※アームバー
小野瀬龍也(REDIPS)

 1回戦では亀田雅史(総合格闘技コブラ会)をチョークスリーパーで仕留めた植松。対する小野瀬は一次予選決勝で対戦した西林浩平(GRABAKA)との再戦を僅差のポイント差で下している。ポイントが入らない序盤に引き込んでガードからの展開を作ろうとする小野瀬に対し、植松は足関節! これは極まらなかったものの、小野瀬の潜りスイープをアームロックに切り返すと、回転して逃げる小野瀬からしっかりタップを奪った。


▼男子66kg未満級 準決勝
徹肌ィ郎(和術慧舟會岩手支部)
ポイント2-0
佐々幸範(パラエストラ東京)

 今大会の優勝候補の一角である佐々は、一回戦で佐藤稔之(アカデミアAz)を8分間動き続けるアグレッシブファイトを見せ、ポイント2-0で下す。一方の徹は若林琢磨(MAX柔術アカデミー)のタックルを後三角絞めで切り返し、タップを奪っている。Giグラップリング2006でも対戦し、大会ベストバウトを繰り広げた両者。果たして再戦の結末は?

 前回の対戦では潜りスイープで徹を揺さぶった佐々が、引き込みからスイープを立て続けに決める。グラウンドで下になった徹も、アームドラッグを使って立ち上がり、佐々の引き込みに対してネックロック。佐々もパスガードを狙いつつ、膝十字を仕掛けるなど、一進一退の攻防が続く。

 そしてポイントが加算される4分過ぎ、激しいグラウンドから一転、今度はスタンドレスリングの展開に。佐々のタックルを徹が切り、徹が四つ組みから足をかけてテイクダウンを狙うと、それをこらえる佐々。ここでもお互いに一歩も譲らない緊張感のある攻防となったが、残り1分半、徹が渾身のテイクダウンで2ポイントを先制する。後がなくなった佐々はスイープや腕十字で逆転を狙うものの、徹も必死のディフェンス。徹がこのポイントを守り抜き、リベンジを果たした。


▼男子99kg未満級 決勝
小澤幸康(TEAM KAZE)
ポイント8-0
入来晃久(JKMC)

 一回戦から安定した試合運びで危なげなく決勝まで駒を進めた小澤が、決勝戦でもその強さを発揮。重量級とは思えないスピード感溢れる動きで、入来からバックを奪いポイントを重ねた。


▼女子55kg未満級 決勝
塩田さやか(AACC)
一本 ※ヒールホールド
二宮亜基子(NOS)

 一回戦で富松恵美(パラエストラ松戸)を腕十字で、準決勝では茂木康子(ストライプル)をネックロックで秒殺した塩田。決勝では引き込んでガードポジションから展開を作る二宮に対して、じっくりパスガードを狙いながら、二宮のクローズガードが外れた瞬間に、電光石火のヒールホールド! 同門の藤井惠を彷彿させる一発の関節技の破壊力を見せ付けた。


▼女子67kg未満級 決勝
高橋洋子(巴組)
一本 ※アームロック
林 美花(RANGER品川)

 1試合で決勝戦が行われたこの階級、関東大会でもプロレス技を連発した高橋が今回も魅せた。テイクダウンからパスガード、アームロックを狙っていた高橋は、足関節の攻防になるとサソリ固めを狙う素振りを見せ、STFを狙っていく。林に腕十字を極められかける場面もあったものの、最後はスタンドの状態から腕を固めて、そのままアームロックで一本。“プロレスラー”高橋が爆発した。

 

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