キルゴア/スマックガール実行委員会
「SMACKGIRL-F 2007 The Next Cinderella Tournament 2nd
Stage」
2007年5月19日(土)東京・新宿FACE
開場12:00 開始13:00
▼メインイベント アッパーライフPresents The
Next Cinderella Tournament 2007
ライト級準決勝 SGS公式ルール 5分2R
○V一[ヴィーはじめ](MAX JIU-JITSU
Academy&Yoga Studio)
一本 2R1分24秒 ※膝十字固め
●石岡沙織(空手道禅道会)
1R、ワンツー、ミドルで前に出るV一は、石岡をコーナーに詰める。しかし石岡も上手くヒザ蹴りを出してテイクダウンを許さない。自ら引き込むV一は、ハーフから起き上がるようにしてバック狙い。石岡はV一の体に手を回して、グラウンドで上のポジションをキープする。スタンドに戻ると組み付くV一に石岡がヒザ蹴り。
しかしV一も積極的にヒザ蹴りを返して、引き込みから三角絞め! グラウンド残り時間が短くなると腕十字に移行する。
これは極められなかったものの、ブレイク後、V一は石岡のパンチをもらいながらもタックルでテイクダウンを奪う。
2R、ミドルを蹴ってバランスを崩した石岡に覆いかぶさるV一。ここはブレイクになるが、再開後、V一は勢いよくパンチで前に出て石岡をコーナーに詰めると、石岡の足に絡み付いて足関節へ。ロープ際で場所が悪かったものの、V一は石岡の動きに合わせてグルグルと回転、最後は鮮やかに膝十字固めを極めてタップを奪った。
▼セミファイナル アッパーライフPresents The Next Cinderella Tournament
2007
ライト級準決勝 SGS公式ルール 5分2R
○富松恵美(パラエストラ松戸)
判定3-0
●奥村ユカ(S-KEEP)
1R、富松が組みヒザを連打。そのまま奥村の体を振り回すようにテイクダウンを奪うが、奥村はすかさず下から三角絞めを狙う。これを抜いた富松はヒールホールド。足関節の取り合いになるが、どちらも極めきれずブレイク。
再開後、富松は再び首相撲からヒザ蹴り。引き込む奥村をパスガードし上四方からアームロックを狙う。さらに引き込みから三角絞めを仕掛ける富松。
スタンドでは首相撲からヒザ蹴りを当て、引き込む奥村にハーフガードからアームロック。終了間際にはハーフガードで上になった状態から足関節を仕掛けた。
2R、組みヒザで奥村をロープに押し込む富松。奥村はテイクダウンは狙わずに引き込みでグラウンドに持ち込む。ブレイク後、今度は富松が組みヒザから引き込み。しかしここでもブレイクとなり目だった攻防はなし。
ガードを固めてパンチで前に出る奥村。富松は右ミドルと右ローを蹴る。残り1分、富松が右ストレートを当ててタックル。奥村のフロントチョークから脱出すると足関節を仕掛ける。最後はスタンドに戻ったところで試合終了。常に先手をとった富松に軍配が上がった。
▼第7試合 アッパーライフPresents The Next Cinderella Tournament
2007
ミドル級準決勝 SGS公式ルール 5分2R
○弁慶(ガムランナック)
判定3-0
●HARUMI(巴組)
1R、いきなり弁慶の右フックがヒット! 弁慶はここから飛び付き十字や足元に滑り込んでの足関節など、派手な技で攻め込む。スタンドに戻っても、弁慶は勢いのあるパンチでHARUMIを圧倒。
パンチを受けると顔をそむけるHARUMIに、右ストレートと組みヒザを連打する。その後も飛び付き腕十字やハーフガードからのリバーサルなど、打撃だけでなく寝技でも弁慶がアグレッシブに攻め続ける。
2R、弁慶が左ミドルから右ストレート! HARUMIを首相撲に捕らえてヒザ蹴りを叩き込む。そして首相撲から強引にHARUMIをグラウンドに押し倒すと、亀になるHARUMIのボディにパンチを落とす。ブレイク後、必死にパンチを繰り出すHARUMIだったが、弁慶の左ミドルがヒット! 弁慶が首相撲からのヒザ蹴りを当てる。終了間際、足を止めて打ち合う両者。しかし弁慶がパンチを当て続け、HARUMIを圧倒した。
▼第6試合 アッパーライフPresents The Next Cinderella Tournament
2007
フライ級準決勝 SGS公式ルール 5分2R
○海老原まどか(パラエストラ柏)
判定3-0
●SACHI(空手道禅道会)
1R、オーソドックスのSACHIは、サウスポーの海老原に対して右ミドルとインロー。海老原はSACHIの蹴りに合わせて左フックを狙う。互いに間合いを測る展開が続く中、海老原が組み付いて首投げ。
しかしSACHIもすぐに立ち上がって、グラウンドには持ち込ませない。海老原がSACHIをヘッドロックのような態勢で固める中、SACHIは空いた手でパンチを狙う。
2R、右ストレートで前に出るSACHIを海老原が首投げ。SACHIは海老原にしがみついてブレイクを待つ。スタンドでの再開後、SACHIは自分の手を前に出して右ミドルと右ロー。
海老原にテイクダウンを奪われても、ホールディング&ブレイク待ちで海老原に攻めさせない。その後も、蹴りで攻めるSACHI→海老原が首投げでテイクダウン→30秒ブレイクという展開が続き、試合終了。テイクダウンを奪い続けた海老原が決勝進出を果たした。
▼第5試合 SMACKGIRL
PRINCESS LEAGUE 03
ライト級トーナメント決勝戦 Giグラップリングルール 4分2R
○小寺麻美(REDIPS)
一本 1R1分7秒 ※アームロック
●船越あゆみ(U-FILE CAMP赤羽)
1R、タックルを仕掛ける小寺に、船越がフロントチョーク。小寺がグラウンドで上のポジションをとり、2Pを先制する。ここから小寺が怒涛の攻め!
足を振ってハーフガードで押さえ込むと、パスガードとマウントポジションでポイントを追加。そして最後はアームロックを極めて一本勝ち。2連続一本勝ちでトーナメントを制した。
▼第4試合 SGS公式ルール 49kg契約 5分2R
○長嶺妙子(空手道禅道会)
判定3-0
●溝口麻美子(ALLIANCE-SQUARE)
1R、空手出身らしく鋭いパンチと右ローで攻める長嶺。果敢に前に出て行く溝口だが、長嶺が右ストレートを当てる。下がりながらも的確に攻撃を当てる長嶺。
溝口のローに右ストレートを合わせ、右ローを蹴り続ける。手数を出して、前に出続ける溝口だったが、距離感を支配した長嶺がローとパンチを当て、終了間際にはガードを固めて亀になる溝口にパンチの連打を浴びせかけた。
2R、長嶺は前蹴りで距離を取り、溝口が踏み込んだところに右ロー。そして長嶺が右ローから左フック! そこから溝口をコーナーに詰めて左右の連打で攻め込むと、ネックロックで引き込む。その後も長嶺がアウトボクシングで溝口を翻弄。終了間際にテイクダウンを許し、マウントポジションを奪われた長嶺だったが、ブレイク待ちでこのピンチを脱出した。
▼第3試合 SGS公式ルール ミドル級 5分2R
○齋藤安奈(巴組)
判定3−0
●小幡博美(フリー)
1R、リーチを活かしてジャブとミドルを飛ばす小幡。齋藤は顎を引いて左右のフックで前に出て、小幡をコーナーに詰めて連打で攻め込む。距離を詰める齋藤を首相撲に捕らえようとする小幡だったが、齋藤のパンチがヒット!
齋藤は小幡を豪快に投げ飛ばす。その後も30秒ルールでブレイクとなるものの、齋藤がテイクダウンから腕十字を極めかけ、スタンドからネックロックを仕掛けるなど、小幡を圧倒する。
2R、パンチで距離を詰める齋藤に小幡がヒザ蹴り。それでも齋藤はひるむことなく小幡に組み付いて、テイクダウンを奪う。30秒ブレイク後、再び齋藤が首投げから袈裟固め。スタンドでの再開となると、齋藤が右フックを当てて、投げから腕十字!
しかしここも極めきれない。序盤の勢いがなくなった齋藤に、小幡がヒザ蹴りとクリンチアッパーで反撃を試みるが、終了間際、小幡がテイクダウンを奪う。終始アグレッシブな姿勢を崩さなかった齋藤が小幡を下した。
▼第2試合 SMACKGIRL PRINCESS LEAGUE 03
ライト級トーナメント1回戦 Giグラップリングルール 4分2R
○小寺麻美(REDIPS)
一本 2R0分48秒 ※腕ひしぎ十字固め
●MIYOKO(GRABAKA柔術クラブ)
1R、MIYOKOは組み手争いから小寺をロープに押し込み、足を飛ばしていく。しかし小寺が低いタックルからすかさずバックに回って4Pを奪取。
チョークを狙いながら、バックポジションをしっかりキープする小寺は、MIYOKOの動きに合わせて腕十字へ。一度はMIYOKOに逃げられるものの、ガードから再び腕十字を仕掛ける。
残り30秒、イノキ・アリ状態から足関節を仕掛けるMIYOKO。しかし小寺がポジションを入れ替えて、リバーサルのポイントを追加する。
2R、MIYOKOは小寺をコーナーまで押し込んで強引に首投げ! これで2Pを奪ったMIYOKOだったが、首を抱えて押さえ込もうとした際に、小寺にバックポジションを許してしまう。ここで腕十字を仕掛ける小寺。1Rは極めきれなかった小寺だったが、しっかりとMIYOKOの体を制してタップを奪った。
▼第1試合 SMACKGIRL PRINCESS LEAGUE 03
ライト級トーナメント1回戦 Giグラップリングルール 4分2R
○船越あゆみ(U-FILE CAMP赤羽)
ポイント10−9
●長野美香(S-KEEP)
1R、まずは長野がタックルのテイクダウンで2Pを奪取。ガードポジションの船越は、パスガードを狙う長野に対して腕十字を仕掛ける。立ち上がってスタンドに戻す長野に、引き込む船越。
パスガードとスイープでそれぞれにアドバンテージが入った後、長野が腕十字の態勢に。船越は上のポジションを取り返し、腕をクラッチしたまま、長野の顔を潰すようにしてディフェンスする。長野のこの攻撃にアドバンテージが与えられた。
2R、船越が長野の組み付き際に飛びつき腕十字! これは極まらなかったものの、マウントポジションで押さえ込んだ船越が4ポイントを奪う。しかし長野もすぐに船越の体を突き放して、スタンドに戻すとテイクダウンで2P。パスガードでアドバンテージを重ねる。さらに長野は再びテイクダウンとパスガードで5Pを追加、腕十字を極めかけるなど、一方的に攻め込んだのだが… 残り1分過ぎ、船越が下からの関節技を駆使して、リバーサル! さらに終了間際にバックマウントに移行して6Pを奪取! 船越が土壇場で大逆転勝利を掴んだ。
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