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【新日本キック】KO勝利の武田幸三が次回ジョン・ウェイン戦での引退を示唆!建石が王座返上

2007/05/20



新日本キックボクシング協会/治政館ジム
「BRAVE HEARTS 5」

2007年5月20日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00

“超合筋”武田幸三(治政館/34歳)が復帰戦を行いサンムック・シッパポン(タイ)にKO勝ちした直後、年内の引退を匂わせる衝撃発言!

 この日、メインイベントに登場した武田は4月4日の『K-1 WORLD MAX 2007〜世界最終選抜』でマイク・ザンビディスに判定負けを喫して以来の復帰戦。

 1Rから得意のローキックをバンバン決め、2Rには組み付いてくるサンムックを左ジャブの連打で突き放し、最後は左フックであっさりとサンムックを大の字にさせた。

「今回は左のパンチを多く練習していました。今日は谷間の試合なので、ま、こんなもんかな」と試合について多くを語らなかった武田だが、「次に大きなチャンスをもらってます。ジョン・ウェインと日本で再戦の話がある」とビッグプランがあることを明らかにした。

 K-1 WORLD MAXでもトップファイターとして活躍したジョン・ウェイン・パー(オーストラリア)と武田は、2005年8月22日に東京・国立代々木競技場第二体育館で対戦。この時はジョン・ウェインが、右ストレートで武田を3R2分24秒でKOしている。実現すれば武田にとってはリベンジマッチだ。

「そろそろいろんな答えを出さないといけないので、今年はいろんな意味での節目になると思います」と意味深な発言をする武田。

「今日、建石君も言ってましたが、協会も世代交代の時期。自分も今まで最大限の努力をしてきたし、今後も盛り上げていきたい。そういう意味で今年は節目になりますね」。

 次の試合を最後に引退するのかとの質問には「まだ分かりません」と答えながらも、武田はそのような気持ちになった理由を次のように語っている。

「自分が出場するだけでお客さんは沸いてくれるけれど、自分の中のエンターテイナーとしての気持ちが…。いかんせん試合内容が伴わないので、そろそろ考えなくちゃいけない。気持ちはいつでも“デッド・オア・アライブ”(生か死か)なんですけど、なかなか内容がついてこない。

 気持ちだけデッド・オア・アライブで命を削る試合をしたいけれども、自分は今年で35歳。小林(聡)君もいっちゃった(引退した)し、昭和の人間がどこまで出来るかは分からない。僕自身はいけるところまで、体が続くというか心臓が止まるまでいきたいと思いますけどね。でも、お客さんは沸いてくれるけど、自分の合格点と試合内容がズレている。

 いつも言ってますが、お客さんの期待や応援に応えられなくなった時が、自分がリングに上がれなくなる時です。次回はいろんな意味で答えが求められる試合になるでしょう。もうちょっとだけ、命を削ります」

 ジョン・ウェイン戦はまだ決定ではないというが、年内に新日本キックボクシング協会のスペシャルイベントである『TITANS』での実現が濃厚。その時、武田はどんな“答え”を出すのか?


▼第14試合 メインイベント 日泰国際戦 71kg契約3分3R
○武田幸三(元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者/治政館)
KO 2R2分15秒 ※左フック
●サンムック・シッパポン(タイ)

 これが65戦目となる武田の戦績は41勝(30KO)16敗7分、今年の3月19日でデビュー満12年を迎えた。一方のサンムックは21歳の若さで47勝(8KO)14敗7分、武田を上回る68戦を経験しているという。

 サンムックのセコンドに付いたタイ人は、何やら武田を指差してニヤニヤ。身振り手振りから「あいつはローキックだけだ。パンチを打てばすぐ倒れるよ」というようなことを言っていたように見えた。その様子を武田は対角線のコーナーからずっと睨み付けていた。ゴングが鳴る直前まで、タイ人は武田を見ながら笑いっぱなし。

 1R、武田は左右のローキックを蹴りつつ、サンムックがミドルを蹴ってくるとキャッチしてパンチを返す。しかし、この動きにセコンドからは「パンチじゃなくてそこはロー!」との指示。武田はその声に従い、サンムックのミドルをキャッチしてはローを返す。

 じっくり構えてローを蹴る武田は、サンムックが入ってくると回り込みながらの左フック。サンムックはパンチをあまり使わず、左右のミドルキック中心の攻撃を見せる。

 2R、右ストレートとローキックでリズミカルに攻める武田に対し、サンムックは組み付いてのヒザ蹴りを多用する。

 胴タックルをするかのように組み付き、ヒザ蹴りを入れるサンムックはそのまま武田をマットに転がす。するとセコンドのタイ人は「幸三、ごめんなさいねーっ!」と日本語で挑発。

 組み付かれるのを阻止するため、武田は左ジャブを突く。これが面白いように当たり、サンムックは前に出てこれない。機を見て武田は右ストレート、ローキックも放ち、サンムックは防戦一方。最後は組み付こうと前に出てきたところで、武田の左フックをもらいべチャッと潰れるようにしてマットに倒れた。

 あまりにもあっ気ない幕切れに、呆然とサンムックを見下ろす武田。かなり不満の残る内容だったようだ。武田はマイクを握ることもなくリングから降りていった。








▼第13試合 セミファイナル 日韓国際戦 ヘビー級3分3R
○内田ノボル(日本同級王者/ビクトリー)
KO 2R1分19秒 ※3ノックダウン
●金 成訓(韓国)

 3月の後楽園大会で日本ヘビー級王座を防衛した内田が、今回迎え撃ったのはKO率6割という韓国のヘビー級ファイター。金の戦績は30勝(18KO)4敗。

 1Rからお互いにローを蹴り合い、静かなスタートだったが、金がローを蹴って下がった時に内田の右ハイキックがヒット! 内田は一気に圧力をかけ前に出て、ロー、右ストレートで攻め立てる。コーナーに追い詰めて左のボディブロー、右ローには金の体が揺らぐ。

 2R、完全に相手をのんだ内田がローで追い詰め、ロープを背負った金へレバーブローの一撃! 吹っ飛ぶようにダウンする金。立ち上がると手を出して必死の抵抗をする金に、内田はガッチリ首相撲で抑え込んでのヒザ蹴りをボディに突き刺しダウンを追加。最後はハイキック、ヒジ、パンチ連打と滅多打ちにしてボディへのヒザ蹴りで止めを刺した。


▼第12試合 セミファイナル 日本フライ級タイトルマッチ3分5R
○建石智成(王者/尚武会)
判定2-0 ※50-47、50-48、50-50
●がってん古川(挑戦者・同級2位/治政館)
※建石が王座防衛に成功、タイトルを返上

 今年1月のノンタイトル戦でも両者は対戦して建石が判定勝ち。しかし、建石は続く3月の試合では格下と見られていた池田茂由にダウンを奪われて判定負けするという失態を演じてしまった。不調が続く王者は虎の子のベルトを防衛することが出来るか?

 1R、お互いにローを蹴り、時折ハイキック。建石はパンチから必ずローへ繋ぐ。2Rには建石が残り1分のところで、左の縦ヒジで早くも古川をカットするが試合続行。ドクターチェック後、建石の動きがワンテンポ早くなり、回り込みながら奥足への左ローを当てていく。パンチのうち終わりには、必ずローだ。

 3R、古川が相打ち覚悟とも見えるパンチで一気に突進。声を上げながらパンチを叩き込んでいき、フックで前に出る。すると建石も打ち合いに応じ、最後はロー。古川のパンチの勢いがやや上回ったか。

 4R、古川は再び声を上げながらパンチを叩き込み、左右のフックを連打。建石もこれに真っ向から応じ、足を止めての打ち合いを展開する。これには場内も大沸き、両者の応援団から凄まじい歓声が起こった。

 古川の連打が入るが、建石はパンチだけでなくローやヒジ。パンチで押してのローキック。古川も反撃をもらうのを覚悟でパンチ、ヒジで攻める。

 5R、またも足を止めて激しく打ち合う両雄! パンチの真っ向勝負にホールは割れんばかりの大歓声に包まれる。パンチでの打ち合いを仕掛けているのは古川だが、建石はそれに乗りながらも要所要所でテンカオ、顔面への前蹴り、飛びヒザ蹴り、ローキックなども織り交ぜ引き出しの多さを見せた。

 判定2-0で建石が防衛に成功すると、古川は「マジかよ?」とガックリうなだれる。勝負を仕掛けていっただけに、敗戦が信じられないといった表情だ。

 すると建石はすぐにマイクを持ち、「入場が長くてマイクも持っちゃったりして時間が長くてすいません。今日限りでフライ級のベルトは返上したいと思います。これ以上、下の選手の壁になるのはモチベーションが上がりません。レオンケイスケ選手、がってん選手、僕と深津選手が昔いた協会のフライ級を盛り上げていって下さい」と、突然の王座返上宣言。

 建石は今後については明らかにしなかったが、31歳という年齢はまだまだ出来る年齢。バンタムへ転向するのか、別のテーマに挑むのか? 次回は6・24ディファ有明大会でラジャダムナンスタジアムの現役スーパーフライ級ランカーのトーン・ウォー・ワンチャイ(タイ)との激突が決定している。


▼第11試合 日本ライト級3分3R
○朴龍(同級1位/市原)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-29
●石原裕基(同級4位/伊原道場)

 7・22後楽園大会で石井宏樹(藤本)の保持する日本ライト級王座への挑戦が決まっている朴は、キャリア14年の大ベテラン。タイトルマッチ前哨戦として、弾みをつけたいところだ。対する石原は昨年12月、石井を相手に大健闘している選手である。

 1R、ジャブで距離をとって左ミドルを連打していく石原は、朴を近づけさせない。朴はワンツーから右ローを放ち、左フックに繋げようとするも捉えきれない。

 2R、ワンツー・ワンツーのリズムでパンチを出しながら前に出る朴。石原のミドルにストレートを合わせ出す。石原が右ストレートを出すと左フックを合わせようと強振、パンチの勢いに押されて下がる石原をローとフックで脅かす。石原も右ローで応戦。

 3R、やはりワンツーを繰り返して前に出て行く朴。石原がパンチを出すとフックを合わせ、パンチの打ち終わりには右ローを確実に当てていく。次第に圧力に押され気味となる石原。後半は首相撲に活路を求めたが、朴が無難に判定勝ちした。


▼第10試合 日本フェザー級3分3R
○蘇我英樹(日本バンタム級1位/市原)
KO 3R1分58秒 ※3ノックダウン
●小原祥寛(日本フェザー級2位/藤本)

 バンタム級からフェザー級に階級を上げた前バンタム級王者の蘇我。今年4月には地元市原でジャクリット・チューワッタナをKOし、1年ぶりの勝利を収めた。7・22後楽園ホールでは前回ドローに終わった、菊地剛介(伊原)の保持する日本フェザー級王座を賭けての再戦が決定している。

 1R、左右のフックで豪快に攻めて行く蘇我は組むとすぐにヒジ。小原は右ローを中心にして左ミドルと蹴り中心。パンチで前へ攻めていく蘇我だが、空振りが目立つ。

 しかし、2Rになると蘇我のフックは1Rよりもコンパクトに。左フックから右ストレートへ繋いでガンガンと前へ出る蘇我。小原をコーナーへ詰めると連打を見舞い、小原はミドルで応戦するもパンチの圧力で下がらされてしまう。

 3R、蘇我は強力なパンチを振り回して前に出て、小原を完全に圧倒。パンチでバランスを崩して滅多打ちにし、左フックと右アッパーの連打で追い回して2度のスタンディングダウンを奪う。最後は強烈な右フックを叩き込み、タイトルマッチ前哨戦をKO勝ちで飾った。


▼第9試合 日本ミドル級3分3R
○青木克眞(同級4位/トーエル)
判定3-0 ※三者とも30-28
●松崎勇輝(同級2位/治政館)
※3Rに青木が右カウンターでダウンを奪う。

▼第8試合 日本ウェルター級3分3R
○荻野兼嗣(同級3位/ビクトリー)
判定2-0 ※30-29、30-29、30-30
●関ナオト(同級5位/宇都宮尾田)

▼第7試合 日本ミドル級3分3R
△宮本武蔵(同級8位/治政館)
ドロー 判定0-0 ※三者とも30-30
△喜多村誠(同級10位/伊原道場)

▼第6試合 日本バンタム級3分3R
○木暮 智(同級3位/ビクトリー)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●王子(横須賀太賀)
※3Rに小暮が左ハイキックでダウンを奪う。

▼第5試合 日本ライト級3分3R
○平野一誠(トーエル)
判定3-0 ※三者とも30-28
●西川 義(同級7位/藤本)
※1Rに平野が左ストレートでダウンを奪う。

▼第4試合 日本ライト級3分2R
○ジョニー・オリベイラ(トーエル)
判定3-0 ※三者とも20-18
●ナオヤ(治政館)
※2Rにオリベイラが右ストレートでダウンを奪う。

▼第3試合 日本フェザー級3分2R
△大塚 憲(藤本)
ドロー 判定0-1 ※19-20、20-20、20-20
△菊地大介(伊原稲城)

▼第2試合 日本ウェルター級3分2R
△小川大介(トーエル)
ドロー 判定0-0 ※19-19、20-20、20-20
△中元孝介(伊原道場)

▼第1試合 日本ウェルター級3分2R
○光将(治政館)
判定3-0 ※20-18、19-18、20-18
●本田聖典(山田)

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