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【clubDEEP】MIKUが瀧本に一本勝ちで雪辱、横田は初キックルールで判定勝ち

2007/06/16



DEEP事務局
「clubDEEP in TOKYO」

2007年6月16日(土)東京・新宿FACE
開場12:30 開始13:00

▼メインイベント 第14試合 DEEP女子ライト級挑戦者決定戦 5分2R
○MIKU(クラブバーバリアン)48.9kg
一本 1R4分32秒 ※腕ひしぎ十字固め
●瀧本美咲(禅道会)49.0kg

 2004年10月の『clubDEEP』、2005年12月の『G-SHOOTO』と、過去に2度対戦している両者。いずれも瀧本が腕十字で一本勝ちしている。勝者は8・5後楽園ホール大会で、初代DEEP女子フライ級女王・渡辺久江への挑戦権を得るという重要な一戦だ。

 1R、開始早々にMIKUがパンチで前に出る。瀧本はローキックで応戦、MIKUもロー&パンチで突進し、パンチの勢いで瀧本がスリップダウン。しかし、瀧本はすぐに下からMIKUの足関節を取りに行き、ヒールホールドの体勢に!

 MIKUは青木真也とセコンドの指示通りに動いて足関節を解除、上に乗ると片足を使ってハーフから足を引っこ抜き、サイドに回ろうとする。が、ここで瀧本は過去2回、MIKUを極めている下からの腕十字! 極まったかに思えたがMIKUは左右に動いて支点を外し、さらに持ち上げて瀧本を揺さぶり落とす。最大のピンチを切り抜けた。

 立ち上がったMIKUは右のパンチを中心に体ごと前に出るようなパンチのラッシュ、接近するとヒザ蹴り、さらにパンチ。瀧本も打ち返すが、勢いで完全にMIKUが上回っている。キックボクシングの試合に出た経験が活きたか?

 フロントチョークの体勢に首を獲りにいったMIKUをテイクダウンする瀧本。サイドに回ると、なんとここでMIKUが逆に下からの腕十字! 回転して逃げようとした瀧本だが、MIKUはうつ伏せの上体から体を捻っていき、渾身の力で腕を極め二連敗の雪辱を晴らした。

 勝ったMIKUは「キャーッ!」と嬌声を挙げてジャンプ、セコンドに抱きつく。敗れた瀧本は“やられた”という表情で苦笑い。最後には両者笑顔で抱き合い、健闘を称えあった。


▼セミファイナル 第13試合 キックルール 3分3R
○横田一則(GRABAKA/第3代DEEPライト級王者)71.9kg
判定3−0
●イ・デヨン(CMA KOREA)

 DEEPライト級チャンピオンの横田が、自ら志願して挑む初のキックボクシングルールでの試合。両手にオープンフィンガーグローブではなく通常のグローブをはめているが、横田はいつも通りのふてぶてしい表情でリングインだ。

 1R、パワフルなローキックを放ったイだが、横田がパンチで攻めると顔を背けながらの大振りパンチ。横田は落ち着いて相手をよく見ながらパンチを連打、左アッパーをヒットさせるとコーナーへ詰めて連打を加える。

 2R、左アッパー、左ミドル、左右のボディで度々イをコーナーへ追い詰めて連打に繋げる横田だが、イはすぐにクリンチ。パンチで打ち合おうとすると顔を背けての嫌々パンチのため、横田のパンチが当たり放題。イはクリンチを多用するため、バッティングが多い。

 3R、打ち合わずにクリンチを多用するイ。横田は左のパンチから入っていき、連打に繋げるも次第に大振りとなり、息も上がり始める。それでも左アッパーから右の強打で突っ込んでいったが、やはりイに組み付かれてしまう。横田は左ミドル、左右のボディで何度もイをコーナーに追い込んだが、ついに倒しきれなかった。

「あ〜、ダメです、すいません。今日はいっぱい見に来てもらって、いっぱいいい試合もあったけど俺はヘボくて…すいません。自分からキックルールでやりたいって言ったのに、ごめんなさい。もっと練習して次は恥かかないように勝ちたいと思います。すいません」

 初のキックルールで内容的には圧勝も、満足のいかない試合内容に横田は「すいません」を連発した。


▼第12試合 DEEPルール
○北田俊亮(パラエストラ千葉)64.5kg
判定3−0
●堀 友彦(フリー)64.7kg

▼第11試合 DEEPルール
○井上裕貴(木口道場レスリング教室)71.8kg
判定3−0
●青木隆明(禅道会)70.4kg

▼休憩中 エルガイツルールDEALレベルノータイムリミッツ
○入江秀忠(キングダムエルガイツ)
3分52秒 
●安藤深夜(リーガル・バイオレンス・プロレスリング)

▼第10試合 DEEPルール
○大類宗次朗(SKアブソリュート)81.7kg
一本 1R1分41秒 ※フェースロック
●ジョバニ・ペレイラ(HARD COMBAT)

▼第9試合 DEEPルール
○伊藤有起(ALLIANCE)69.9kg
TKO 1R4分58秒 ※パウンド
●倉持昌和(CORE)69.6kg

▼第8試合 DEEPルール
△綿貫一歩(PRB)64.3kg
ドロー 判定1−0
△宮下トモヤ(POWER OF DREAM)64.2kg

▼第7試合 DEEPルール
○大塚隆史(AACC)64.9kg
一本 1R2分46秒 ※チョークスリーパー
●高橋基希(高田道場)64.7kg

▼第6試合 DEEPルール
○渡辺良和(AACC)75.8kg
一本 2R4分42秒 ※三角絞め
●吉岡哲也(GRABAKAジム)75.7kg

▼第5試合 DEEPルール
○柏原弘明(U-FILE CAMP)70.8kg
判定2−0
●松田真吾(総合格闘技DOBUITA)71.2kg

▼第4試合 DEEPルール
○内山重行(GRABAKAジム)64.4kg
判定3−0
●石橋幸太(総合格闘技DOBUITA)62.6kg

▼第3試合 DEEPルール
○小林 裕(U-FILE CAMP)71.5kg
一本 2R2分7秒 ※チキンウィングアームロック
●浅野誉也(AACC)71.5kg

▼第2試合 DEEPルール
○小塚誠司(格闘サークルOZ)
判定2−1
●島崎太郎(U-FILE CAMP)63.9kg

▼第1試合 DEEPルール
○川那子番長(秋本道場IZU龍TION)
KO 1R3分57秒 ※右ストレート
●ニート@さとる(キングダムサテライト)64.7kg

【関連リンク】
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