ファイターズショップブルテリア&DEEP事務局
「DEEP-X 2007」
2007年6月17日(日)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:30
▼メインイベント 77kg契約3R(1R/4分・2R/4分・3R/2分)
○青木真也(パラエストラ東京)
一本 1R0分38秒 ※スリーパーホールド
●ペドロ・アキーラ(ボンサイ柔術/2003コパドムンド3位)
今年4月以来の試合であり、急遽メイン出場が決定した青木真也。プロ修斗世界王者ならびに PRIDEファイターでもある青木が参戦するためか、チケットは当日券が伸びたようで、会場はほぼ満員の観客で埋まった。
メインということでプレッシャーがあったという青木だが、自身と同じ柔術黒帯のアキーラと組んだ瞬間、相手との力の差が分かったと語る。
四つになった際、アキーラは体がひけ、コーナーを使ってかわそうとしていたようだが、青木はすかさずスタンドの状態でバックに回り、そのまま引き倒す。
そしてバックからチョークを狙うと、アキーラはなんとか腕を差し込んでディフェンスしようとするが、青木の腕がガッチリと入り、秒殺勝利を飾った。
今後に関しては「今は軽く言えることじゃない」と明言を避けた青木だが、もちろんPRIDEを始めとした総合のリングでも見たい。しかし、佐伯代表は今大会の内容に満足しており、今後もDEEP-Xが継続されるのであれば、青木と世界トップレベルファイターとのグラップリングマッチもおおいに見てみたい。
▼セミファイナル 68kg契約3R(1R/4分・2R/4分・3R/2分)
○ブルーノ・フラザト(ゴドイ柔術/CBJJEブラジリアン柔術ブラジルナショナル選手権アダルト黒帯ペナ級優勝)
10-0
●今成正和(バルボーザ東京)
両者は2004年のムンジアルで対戦し(両者とも当時は茶帯)、その時はフラザトが圧倒してポイントで勝利した。ここは今成のリベンジに期待したいところだったが…。
1R、いきなり引き込んだフラザトが、そのまま下から腕十字! かなり極まりかけたが、ここは今成もなんとか脱出。しかしフラザトはすぐさまバックに回り、チョークを狙う。
今成の顔にタッチして嫌がらせしながら首に手を回そうとするフラザトは、極まらないとみるや十字に組んでいた足を相手の太腿の内側にフックさせ、バックポイントを奪う余裕も見せる。
2R、開始早々シッティングガードの体勢になったフラザトに対し、今成は相手のガードの中に入ってしまう。ここから今成は攻められず、一瞬ガードを取っている足を狙いにいくも、今成の得意技を警戒していたフラザトはすぐさま足を抜き、ガードに戻る。
3R、後がなくなった今成はまたもシッティングガードを取ったフラザトの上になりパス、そして足関節を狙いに行くが、逆転はならず。
ポイントは4-0。そしてオーディエンスもジャッジも全員フラザトを支持し、今成は大差で敗れてしまった。
▼第9試合 80kg契約3R(1R/4分・2R/4分・3R/2分)
○長谷川秀彦(SKアブソリュート)
一本 2R1分15秒 ※アンクルホールド
●マックス・フェルナンデス(エクストリームバルボーザ)
1R開始早々、フェルナンデスは引き込んできたが、長谷川は相手に足を組まれたまま立ち上がりコーナーに押し込む。そこからアキレスを狙いに行った瞬間、フェルナンデスはバックに回り、立ったままその体勢をキープ。バックマウントのポイントを獲得する。両者はグラウンドへと移行したが、長谷川はなんとか反転して上になることに成功。しかし、1Rのほとんどをバックに回られていたため、ペースはフェルナンデスのものだった。
ところが2R、組み付いた長谷川は足技でテイクダウンを奪うと、そのままパスガード。ポイントが入るほど抑え込めはしなかったが、相手が戻してきた足を取りアキレス腱固めへ! フェルナンデスはこれを凌いで立ち上がろうとするが、長谷川は再び足を絡め、そこからアンクルホールド! これが極まり、長谷川の逆転勝利となった。
▼第8試合 49.5kg契約2R(1R/4分・2R/4分)
○牛塚愛子(AACC)
14-2
●SACHI(空手道禅道会)
佐伯代表と青木真也がお気に入りの美女対決は、一方的な試合となった。
1R、まず引き込んだ牛塚が下から腕十字を仕掛けながらリバーサルに成功。再び立ち上がった状態から引き込んだ牛塚が、またも下から腕十字を仕掛ける。
2RにはSACHIがヒールホールドを狙う場面もあったが、またも牛塚は下からの腕十字でリバーサル。そしてバックに回りチョークを狙いながら、これを抜けられると今度はマウント。終始SACHIを圧倒した牛塚が大差のポイント勝利を収めた。
▼第7試合 契約体重なし2R(1R/4分・2R/4分
○磯 毅寛(チームリバーサル/株式会社イサミ取締役)
一本 2R2分31秒 ※腕ひしぎ十字固め
●長谷川匡紀(チームKOUBUDO/株式会社公武堂代表取締役)
ドタバタした動きで場内の笑いを誘う長谷川社長に対し、磯部長は冷静に攻め続け、最後は腕十字で仕留めた。
▼第6試合 68kg契約3R(1R/4分・2R/4分・3R/2分)
△アントニオ・カルバーーリョ(シャオ・フランコMMA)
5-5
△山崎 剛(GRABAKA)
1Rは長い時間立ちレスリングが展開されたが、終了間際にカルバーリョが背負い投げでテイクダウンに成功。2ポイントを獲得する。逆に2Rは立ちレスから山崎がタックルを仕掛けテイクダウン。2ポイントを奪い返す。3Rは両者タックルを狙うが決まらず。
ポイントは同点であったため、勝敗の行方はオーディエンスとジャッジに委ねられた。ところがオーディエンスは2-1で山崎を、ジャッジは2-1でカルバーリョを支持したため合計点でもドローで、痛み分けとなった。
▼第5試合 68kg契約3R(1R/4分・2R/4分・3R/2分)
○マウリシオ・ソウザ(ボンサイ柔術)
一本 1R3分54秒 ※腕ひしぎ三角固め
●阿部裕幸(AACC)
開始直後、いきなりテイクダウンしたマウリシオだったが、ガードを取った阿部の足が顔面に当たりドクターチェックへ。再開後、マウリシオは引き込み、アンクルを狙ってきた阿部をリバーサル、そしてパスガードからマウントへ移行し、ポイント重ねる。阿部はハーフガードに戻すが、マウリシオは再び同じ流れでポイントを奪うと、バックからチョーク! 失敗すると今度は腕十字を狙い、さらに三角絞めの状態から阿部の肘を伸ばしタップを奪った。
▼第4試合 68kg契約2R(1R/4分・2R/4分)
○闘牛・空(フリー)
一本 2R2分51秒 ※腕ひしぎ十字固め
●山木陽介(探偵FILE)
▼第3試合 ジュニア41kg契約2R(1R/4分・2R/4分)
○水野真斗(AACC)
一本 2R0分53秒 ※スリーパーホールド
●中串 耀(NEX)
▼第2試合 58kg契約3R(1R/4分・2R/4分・3R/2分)
○山田崇太郎(パラエストラ松戸)
6-2
●マルコス“マルキーニョス”ソウザ(ボンサイ柔術)
▼第1試合 58kg契約3R(1R/4分・2R/4分・3R/2分)
○北出拓也(パラエストラ千葉)
6-4
●RYOTA(キングダムエルガイツ)
▼フューチャーファイト第3試合 67kg契約5分1R
○廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
13-2
●若松史朗(パラエストラ吉祥寺)
▼フューチャーファイト第2試合 ジュニア29kg契約5分1R
○松尾洸希(NEX)
一本 1R0分18秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ウィリアン・ユイチ(ボンサイ柔術)
▼フューチャーファイト第1試合 61kg契約5分1R
○平尾悠斗(X-TREME柔術アカデミー)
4-0
●木内 康(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
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