|  
                             
                             
                            FEG/河南テレビ 
                            「CUP NOODLE PRESENTS K-1 TRYOUT 2007 SURVIVAL」 
                            2007年8月16日(木)東京・ディファ有明 
                            開場15:00 開始16:00 
                            観衆=1,212人(満員)  
                             
                              
                             
                            ▼メインイベント K-1 YOUNG JAPAN GPトーナメント決勝戦 K-1ルール 3分3R延長1R 
                            ○強太郎レンジャー(日本/チームドラゴン) 
                            延長判定 3−0 ※10−9、10−9、10−9 
                            ●佐藤 匠(日本/極真会館) 
                            ※本戦30−29、29−29、29−30 
                            ※強太郎がトーナメント優勝 
                             
                              1R、ジャブを連打する佐藤は圧力をかけていく。強太郎は1回戦と同じように下がりながらロー。隙あればパンチの連打を見舞う。佐藤は強烈なパンチを振るい前に出るもクリンチに阻まれる、 
                           2R、ワンツーで後退させる佐藤だが、強太郎も負けじと応戦、右ローを放つ。前に出られると、強太郎はクリンチで逃れ連打をもらわない。佐藤はパンチ、強太郎はローという対立構造に。お互いに一歩も引かない攻防となった。 
                             
                              3R、変わらず右ローの強太郎。佐藤のローブローで一時中断。再開後、右ジャブで佐藤は前に。強太郎も左ジャブで突き放し、ロー。一瞬の隙をついて強太郎はパンチをまとめるが決定打はなし。 
                             
                             佐藤の左右のフックが徐々に入り始め、強太郎は足元がふらつく。そのまましがみつき強太郎はダウンを真似がれる。ゴングが打ち鳴らされると、強太郎はバッタリ。判定決着となるも延長戦に突入した。 
                            延長R、息を吹き返した強太郎はロー。戦法を変えると、右ストレートを出していく。これで佐藤が怯むと、強太郎はラッシュ。完全に強太郎ペースだ。 
                             
                             しかし疲労がピークの強太郎は左ハイを出せば尻餅をつきフラフラ。強太郎のパンチで佐藤はダメージが大きく反撃できない。判定で強太郎がトーナメント優勝を果たした。 
                             
                             全試合終了後、K-1谷川貞治プロデューサーは「K-1 WORLD GP開幕戦のオープニングで強太郎を出場させたい」と、9月下旬に開催予定の韓国大会に出場させる考えを明らかにしている。 
                           
                            
                           
                          ▼セミファイナル スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R 
                          ○洪 太星(日本/極真会館) 
                          判定 3−0 ※29−26、29−27、29−27 
                          ●山宮恵一郎(日本/GRABAKA) 
                           
                            1R、勢いよく蹴りを出す洪。一方の山宮はパンチをまとめる。山宮のパンチがヒットすると、洪はくリンチで凌ぐ。この展開が目立ち、洪には注意が言い渡される。 
                           
                           遠い間合いから洪の右ミドルが何発も相手のガードの上からヒット。これで山宮のガードが下がってきた。クリンチが目立ち、洪は警告に。 
                           
                           2R、顔面の防御を固める洪に、山宮はフック、アッパー。洪は蹴り技を多用し、スピードある右ハイでダウンを奪う。ポイントを奪い返そうと山宮はパンチ。 
                             
                              洪は変わらずクリンチを多用したために再び警告。山宮は右ミドルをもらいすぎてガードが上がらず。その上から洪が右ハイで2度目のダウンを奪う。しかし洪のクリンチが多く減点1。 
                           3R、山宮のパンチを回避するように洪はクリンチを仕掛け、何度もレフェリーから注意を受ける。距離が開けば、洪は何発も右ハイを当てていく。 
                             
                             ポイントを取り返そうと山宮は必死に前に出てパンチを出すも、クリンチで展開を作れない。そのままダウンを奪った洪が判定で勝利した。 
                           
                            
                           
                          ▼第11試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R 
                           ○アリ・レザ(イラン/イランファイターアカデミー) 
                          判定 3−0 ※30−28、30−28、30−28 
                          ●西脇恵一(日本/チームドラゴン) 
                           
                           ロングスパッツ姿の西脇はロー。アリはパンチの回転をあげていく。フックをもらい西脇は一瞬怯む。そこを見逃さないアリはパンチからヒザ。 
                           
                           しかしこの攻撃で西脇は金的をもらう。1分間のインターバル後に再開。レザがパンチのラッシュを仕掛けた。 
                           
                            2R、右ハイのレザ。調子を上げてきたレザは畳み掛けるように右ハイ、フック。押され気味の西脇だったが、パンチのラッシュで反撃開始。お互いに一進一退の打ち合いとなり、最終ラウンドへ。 
                           3R、西脇のジャブに合わせてレザはロー。このラウンドはスタミナ切れか、レザが下がる展開に。西脇は前に出てパンチのラッシュ。 
                             
                             残り10秒、レザは死力を尽くしてパンチを返したところでゴング。手数を出したレザがフルマークで判定勝ちした。 
                           
                           
                            
                            
                          ▼第10試合 K-1 YOUNG JAPAN GPトーナメントリザーブマッチ K-1ルール 3分3R延長1R 
                          ○杉本幸績(日本/拳友会) 
                          判定 2−0 ※30−29、30−30、30−29 
                          ●ジャクソン・ビアフラ(ビアフラ共和国/山木) 
                           
                            杉本がパンチで前に詰める展開。ジャクソンはガードをさげながらロー。杉本は細かいパンチを当てていくが、ジャクソンのクリンチに阻まれる。 
                           
                           ジャクソンの大振りのパンチを見切ったのか、杉本は涼しい顔でディフェンスしパンチの手数を出していく。  
                           2R、ぶんぶんフックを振り回すジャクソンに対し、杉本はジャブ、ストレートで応戦。肩で息をするようになったジャクソンはすぐにクリンチに持ち込み、杉本の追撃をもらわない。 
                             
                              ジャクソンはレフェリーからクリンチの多さで注意を受ける。杉本が手数を出し優位か。 
                           3R、杉本がジャブ連打を出すと、ジャクソンは防戦一方。押されながらもジャクソンはパンチを返していく。鼻血を出し苦しそうな表情の杉本だが、休むことなく攻撃を続ける。 
                             
                             前に出続ける杉本にジャクソンのフックが連続でヒット。しかし杉本は耐えながら応戦、判定へ。杉本が見事に勝利した。 
                             
                             
                             
                             
                           
                            
                           
                          ▼第9試合 K-1 YOUNG JAPAN GPトーナメント1回戦 K-1ルール 3分3R延長1R 
                          ○強太郎レンジャー(日本/チームドラゴン) 
                          判定 3−0 ※30−29、30−29、30−29 
                          ●百瀬竜徳(日本/TARGET) 
                          ※強太郎がトーナメント決勝戦に進出 
                           
                            強太郎は夏を意識してか(?)マスクを被り、浮き輪を抱え海水浴にいくかのような格好で入場。対する百瀬はファビアーノをセコンドにつけてリングイン。 
                           
                           1R、右ローを出す強太郎。うまく交わした百瀬はパンチ連打で詰める。お互いにローで間合いを計り、様子を見る展開となる。 
                          
                           2R、一気にパンチラッシュを仕掛ける百瀬。そしてローからパンチ連打につなぐ。逆に強太郎は下がりながらローを当てていく。 
                             
                             エンジンをかけてきた百瀬はパンチのコンビからロー。強太郎はほとんどローしか出さなく、百瀬が主導権を握っている印象が強い。 
                            3R、回り込みながらローの強太郎。そして右ハイをクリーンヒットさせ、百瀬は尻餅をついてしまうが、ダウンカウントは数えられず。下がりながらローを繰り出す強太郎を、百瀬がパンチで追い込もうとするもクリンチに阻まれてしまう。 
                             
                             残り時間僅かとなり、両者はパンチを激しく交錯させたところでゴング。ローの有効打が続いたことで、強太郎が僅差で判定勝ちした。 
                             
                             
                             
                              
                           
                            
                           
                          ▼第8試合 K-1 YOUNG JAPAN GPトーナメント1回戦 K-1ルール 3分3R延長1R 
                          ○佐藤 匠(極真会館) 
                          判定 3−0 ※30−29、30−29、30−29 
                          ●高萩ツトム(チームドラゴン) 
                          ※佐藤がトーナメント決勝戦に進出 
                           
                            高萩のセコンドには同門の澤屋敷純一がつく。一方の佐藤は極真空手の道衣を着用しリングインした。 
                           
                           1R、プレッシャーをかけられる高萩はロープを背にする展開が目立つ。体格で上回る佐藤が強烈な左右のフックで攻めると、高萩は回りこむようにローを入れていく。徐々に佐藤のパンチの回転が早さを増し、高萩が防戦一方となる場面も。 
                           
                           2R、重いパンチを出す佐藤が手数で勝る展開に。極真仕込みのロー、ジャブでコーナーに詰めていく。高萩も負けじとジャブを返すが見てしまう場面があり、逆に連打をもらってしまう。圧倒的に佐藤有利まま試合が進んだ。 
                            3R、パンチのコンビネーション後に必ずローを織り交ぜる高萩。変わらず圧力をかける佐藤はパンチ連打に出る。右ミドルも連続でヒット。後退しながらも高萩はローを返していく。 
                             
                             佐藤のローで高萩は尻餅をつく。ラッシュをかける佐藤は上下に打ち分けるパンチで終了まで追い込んだ。お互いに決定打がないまま、判定決着へ。佐藤が勝利し、決勝戦へ駒を進めた。 
                            
                              
                         |