↑一撃で相手を昏倒させたレチ・クルバノフ(ロシア)の戦慄の後ろ廻し蹴り。
極真会館
「第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」
2007年11月16〜18日(金〜日)東京体育館
開場10:00 開会式11:00 開始11:40
11月16日(金)東京・千駄ヶ谷にある東京体育館で四年に一度の空手世界一決定戦、極真会館主催『第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』の初日が開催された。
大会は明日17日(土)に2・3回戦、明後日18日(日)に4回戦〜決勝戦が行われる。
初日は全192名(内3名が欠場)による開幕式から始まり、2005&2006年全日本チャンピオンで“日本の若きエース”内田義晃が代表して選手宣誓。初日はA〜Dブロックの1回戦全64試合が争われた。
21名を送り込んだ日本は大ベテランの田ヶ原正文が、オランダのヴィクトール・テイシェイラに延長戦の末、判定3-1で敗れた以外は全員が2日目に駒を進めている。
外国人の最有力優勝候補、ブラジルのエヴェルトン・テイシェイラは下段廻し蹴りで一本勝ち、そのライバルと目されているロシアのレチ・クルバノフも上段後ろ廻し蹴りで一本勝ちを収めた。
→日本の若きエース、全日本二連覇の内田は韓国代表を一蹴。
特にレチの強さは初日最大のインパクトを残したといえるだろう。下から蹴り上げるような後ろ廻し蹴りをもらって倒れたブルガリアのフリスト・フリストフは完全に昏倒し、ダメージが大きすぎるため担架に乗せることも出来ず壇上に倒れたまま。ようやく担架に乗せられたのは3分近く経ってからだった。
日本の両翼である田中健太郎と内田は、田中が安定した試合運びでオーストラリアのサイモン・ケネディを本戦判定5-0で下し、初日最終試合に登場した内田は韓国のジ・スン・チョに得意の上段廻し蹴りも決めてやはり本戦判定5-0で幸先のいい勝利を飾っている。
→今大会、14人を送り込んできたロシアと並ぶ日本の強豪ライバル国ブラジル。3人が初日で消えたが、トップクラスは勝ち上がった。写真はアンドリュース・ナカハラの踵落とし。
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