▲“日本の若きエース”内田義晃(右)は安定した試合運びで勝ち上がる。
極真会館 「第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」 2007年11月16〜18日(金〜日)東京体育館 開場10:00
11月17日(土)東京・千駄ヶ谷にある東京体育館で四年に一度の空手世界一決定戦、極真会館主催『第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』の2・3回戦が開催された。
→内田と共に日本の両翼とされる田中(右)も危なげなく4回戦進出。 今大会に21名を送り込んだ日本勢。昨日はヴィクトール・テイシェイラに敗れたベテランの田ヶ原正文を除く20名の選手が2回戦進出を果たしたが、4回戦に勝ち残ったのは11名。約半分の日本人選手が二日目で姿を消す形となった。
その中でも衝撃的だったのは塩島修の敗退だ。出場した日本人選手の中でも輝かしい実績を持つ塩島だったが、3回戦ではアンデルソン・シルヴァの膝蹴りに苦しみ、延長判定で敗れている。改めて世界の壁の高さを感じさせる結果となった。その一方で日本の両翼である田中健太郎と内田義晃は昨日に引き続き、安定した試合運びで4回戦に進出、明日の大会に期待がかかる。 また昨日の大会で大きなインパクトを残した、外国人選手優勝候補の一角レチ・クレバノフはこの日もインパクトを残した。2回戦で対戦したイランのアミルホーシャン・シャガラヘイは、レチの突きと蹴りを少しもらっただけで自ら棄権をアピール。レチはほとんど何もせずに、相手を戦意喪失に追い込んだということになる。
→絶好調のレチ。2回戦の相手は何もしないうちに自ら戦意喪失で負けを認めた。(※写真は3回戦のもの) レチのライバルと目されているエヴェルトン・テイシェイラも順当に勝ち上がる中、新たに注目を集めているのがアルトゥール・ホヴァニシアン。ここまでの3戦すべて一本勝ちという驚異的なレコードを残しており、台風の目になる可能性は高い。日本勢は世界王座を死守することが出来るか? 決戦は明日だ! →リングスファンにはなつかしいこんな人も出場。今大会で久しぶりの世界大会出場を果たしたビターゼ・タリエルは元気な姿を見せたものの、2回戦で判定負けを喫している。
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