株式会社ブロードメディア・キャスティング
「格闘王国LIVE2007」
2007年11月25日(日)東京・新宿FACE
開場14:30 第1部開始15:00 第2部開始17:00
▽第2部
▼メインイベント(第7試合) 76kg契約 総合ルール 5分2R
△井上克也(和術慧舟會RJW/GCM推薦選手/ウェルター級暫定キング・オブ・パンクラシスト)
ドロー
△岩瀬茂俊(T-BLOOD/DEEP推薦選手/修斗世界ミドル級10位)
総合格闘技モバイル情報サイト「格闘王国」のサービススタート1周年を記念した総合格闘技イベントに、和術慧舟會、パンクラス、DEEP、スマックガール、空手道禅道会が全面協力。
各団体の垣根を越えた闘いの場のメインを飾るのは、パンクラスウェルター級暫定王者・井上と修斗世界ミドル級10位・岩瀬だ。
1Rは様子見なのか(?)なかなか手数を出さない井上に対し、岩瀬のパンチのコンビネーションが連続でヒット。後ろに下がってしまう井上は徐々に被弾し、苦しそうな表情を見せるようになる。
しかし、井上は左ハイキックを織り交ぜながら、パンチの手数を出していく。岩瀬もパンチで応戦し、回転の早い手数で押し返す。両者は一度もグラウンドの展開にいかず、1Rは終了。
2Rには、戦法を変えた井上が胴タックル。そしてコーナーまで追し込む。それをがっちり受け止めた岩瀬はテイクダウンされまいと突き放し、打撃戦に戻した。井上はGCM推薦選手、岩瀬はDEEP推薦選手だけにお互いに意地を見せ、激しい乱打戦へ。
岩瀬が手数で若干押していたかにみえたが、井上も弱みをみせない。お互いに決定打なく試合終了。大会規定により、この試合はドローとなった。
▼セミファイナル(第6試合) 無差別契約 総合ルール 5分2R
△佐藤光留(パンクラスism/パンクラス推薦選手)
ドロー
△豪(プロレスリングElDorado/主催者推薦選手)
佐藤のセコンドには、同門の川村亮、北岡悟。一方の豪には加藤清尚、そして双子の弟・佐藤豪則がつく。
1R開始早々、豪の後ろを取った佐藤はバックドロップ! すぐに豪は立ち上がり佐藤の腕をキャッチするとアームロックの体勢にいくも外される。スタンドから再開すると、豪の打撃に付き合わない佐藤は、組み付きながら首投げ。
上のポジションをとった佐藤は自分のペースに引きずりこむ。サイドポジションでがっちりと押さえながら、マウントに移行しこつこつとパウンドを落としていった。
2R、佐藤の強烈なフック一発で、豪は大量の鼻血。ドクターチェックの後に再開する。豪の打撃に付き合わない佐藤はタックル。
テイクダウンしパウンドを落とされる豪だが、プロレスラーだけにタフネスぶりを発揮する。豪の粘り強さの前に、佐藤は決定的なチャンスを生み出せないまま試合終了のゴング。
▼第5試合 おやじDEEP提供試合 3分2R
○森義裕(フリー)
KO 1R0分09秒
●藤井大輔(フリー)
▼第4試合 おやじDEEP提供試合 3分2R
○成田雅徳(P’sLAB MISSION)
一本 1R1分50秒 ※ネッククラッチ
●牧田寧典(フリー)
▼第3試合 無差別級 総合女子ルール 5分2R
○HARI(フリー)
TKO 1R終了時 ※セコンドのタオル投入
●唯我(ガロガ騎士’s)
美花(和術慧舟會RANGER品川GYM)の練習中の怪我による欠場を受けて、唯我が代役で出場。1R序盤から激しく殴り合う両者。
組み付いた唯我は得意の首投げでテイクダウン。そして腕十字の体勢に入るも、HARIに粘られてしまう。スマックガールの30秒寝技ルールのために、スタンドから再開。
お互いに一歩も譲らない打ち合いを演じたところで1R終了のゴング。1週間前に右わき腹を負傷していた唯我は試合続行不可能となり、セコンドがタオルを投入した。
▼第2試合 空手道禅道会提供試合 RFルール特別試合
○石岡沙織(空手道禅道会)
判定 3−0
●有賀美由紀(空手道禅道会)
積極的に蹴りを繰り出す石岡。対する有賀は組み付いてヒザ蹴りを連打する。
首投げでテイクダウンした石岡はすぐにマウントポジションへ。有賀の防御に阻まれて、石岡は攻めあぐねてしまう。再びスタンドからスタートし、両者は激しく突きと蹴りを出し合うが決め手にかける。
試合時間の3分はあっという間にすぎ、優位に試合を進めた石岡が判定勝利を収めた。
▼第1試合 総合ルール 5分2R
△滝田J太郎(和術慧舟會東京本部/GCM推薦選手)
ドロー
△宮下トモヤ(POWER OF DREAM/DEEP推薦選手/2006DEEPフューチャーキングトーナメント
フェザー級 準優勝)
ストッキングをかぶり、金パンツ姿という派手なパフォーマンスで入場した滝田は同門の門脇英基をセコンドにつける。対する宮下にはGRABAKAの山崎剛と全日本キックスーパー・ウェルター級王者・山内裕太郎。
フルラウンド、お互いに休むことなくパンチを出し合う展開が続く。1Rには宮下のストレートで滝田は前のめりに倒れてしまう。追撃する宮下だが、詰め切れない。
2R、宮下はテイクダウンし、パウンドの雨を降らせる。反撃に転じた滝田もテイクダウンからパウンドへ。一進一退の攻防戦は決着つかずドローとなった。
▽第1部
▼第7試合 格闘王国杯 NEW WAVEトーナメント 70kg級決勝戦
○奥山健太(空手道禅道会 松本支部)
一本 1R 3分14秒 ※ヒールホールド
●松田真吾(総合格闘技道場DOBUITA)
※奥山がトーナメント優勝
▼第6試合 格闘王国杯 NEW WAVEトーナメント 60kg級決勝戦
○宮路智之(和術慧舟會TLIVE)
TKO 1R0分26秒
●田島直樹(S-KEEP)
※宮路がトーナメント優勝
▼第5試合 50kg契約 総合女子ルール 5分2R
○小寺麻美(REDIPS)
一本 2R1分49秒 ※腕ひしぎ十字固め
●溝口麻美子(ALLIANCE-SQUARE)
打撃でも寝技でも溝口を圧倒する小寺。1Rにパンチラッシュを仕掛けた小寺はコーナーに追い込む。
終盤には腕十字の体勢に入るも逃げられる。2Rすぐにテイクダウンした小寺は再び腕十字を決めにいき、あっさりとタップを奪った。
▼第4試合 格闘王国杯 NEW WAVEトーナメント 70kg級 1回戦
○奥山健太(空手道禅道会 松本支部)
一本 1R1分55秒 ※ヒールホールド
●橋本コンチータ(P’sLAB横浜)
※奥山がトーナメント決勝に進出
▼第3試合 格闘王国杯 NEW WAVEトーナメント 70kg級 1回戦
○松田真吾(総合格闘技道場DOBUITA)
一本 1R3分13秒 ※アンクルホールド
●八島勇気(パンクラスP’sLAB東京)
▼第2試合 格闘王国杯 NEW WAVEトーナメント 65kg級 1回戦
○宮路智之(和術慧舟會TLIVE)
一本 1R1分10秒 ※腕ひしぎ十字固め
●松井良太(HARD COMBAT)
▼第1試合 格闘王国杯 NEW WAVEトーナメント 65kg級 1回戦
○田島直樹(S-KEEP)
判定 2−1
●西村光久(AACC)
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