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【WEC】パウロ・フィリョ、逆転腕十字でWEC世界ミドル級王座を初防衛!

2007/12/13



「WEC31」
2007年12月12日(水)米国・ラスベガス 
ハードロック・カジノ&ホテル

▼第7試合 WEC世界ミドル級選手権試合5分5R
○パウロ・フィリョ(ブラジル)
一本 2R4分55秒 ※バーバル・サブミッション
●チェール・シェノン(米国/チーム・クエスト)

 8月のWEC初出場で、同プロモーションの世界ミドル級王座を獲得したパウロ・フィリョ。しかし、米国+金網でのファイトは、彼が日本で見せた磐石の強さを見せつけるまでに至らない試合内容だった。

 あれから4ヶ月、ボードッグで活躍したチェール・シェノンを相手の初防衛戦は、本来の強さを見せるどころか、よもやTKO負け寸前に追い込まれる厳しい試合となった。

 1R開始早々、バックを許したフィリョは、そのまま脇と肩をロックされシェノンの体重をかけられるように、まっすぐキャンバスに倒され頭部を強打。シェノンによると、フィリョは気を失ったそうだが、レフェリーにアピールする間に蘇生し、ガードを取る。

 明らかに意識が朦朧としているフィリョは、いいようにパウンドを浴び続け、TKO負け寸前に追い込まれる。ここを殴られながらも立ち上がることに成功し、直後のシェノンのテイクダウン狙いをギロチンに切り返すが、ここも抜けられパウンドを受ける。ラウンドの終了間際に腕十字を仕掛けたものの、ここでタイムアウト。命びろいしたラウンドとなった。

 2Rに入ってもシェノンの攻勢は続いた。テイクダウンを潰されては下になり、パウンドをもらい続けるフィリョ。エルボーも落とされ左目の下を腫らすなどピンチが続いたが、ケージ際に押し込まれながらも腕十字、シェノンの腕は伸びきり、レフェリーがここでストップ。しかし、シェノンはタップの意思表示をしなかったことで、観客は大ブーイングをフィリョに。

 レフェリーの裁定はバーバル・サブミッション、つまり口頭で試合続行不可能の意志を表したということだが、これにはシェノンが「諦めるかと聞かれたからノーと言ったんだ。残念な裁定だが、自分が十字の態勢に入られたからいけなかった」とコメント。潔いコメントは、王者へのブーイングを大きくした。

 何はともあれ初防衛に成功したフィリョは、試合後にUFC世界ミドル級王者アンデウソン・シウバとの統一戦について尋ねられ、「特別親しいというわけではないが、練習もしたこともある友人だから、戦いたくない」とコメントをしている。




▼セミファイナル ウェルター5分3R
○ジェンス・パルヴァー(米国)
一本 1R0分35秒 ※ギロチンチョーク
●カブ・スワンソン(米国)

 セミファイナルにはフェザー級に再び転向し、UFCからWEC移籍を果たしたジェンス・パルヴァーが登場。同級王座ユライア・フェイバー人気が高い会場でブーイングも。対戦相手のカブ・スワンソンは、ここでメジャーファイターを破り、一気にタイトル挑戦権を獲得しようと気合満々でオクタゴンに現れる。

 試合開始直後にスワンソンは、タックルでテイクダウンを狙うが、フェザー級に落としたことで、肉体的ハンデもなくなったパルヴァーは、バランスをとってスタンドをキープする。そして、執拗にテイクダウンを狙うスワンソンにギロチンを仕掛け、そのままグラウンドへ。首を捻られ、背中をキャンバスにつけてしまったスワンソンは、何とか脱出を図ったが、最後はタップアウト。僅か35秒でパルヴァーが一本勝ちを収めた。

「WECのホームグランドの皆、ブーイングで迎えてくれてありがとう。2連敗し、ヒザもケガしたけど、僕はまだ戦える。このスポーツが大好きなんだ」とマイクアピール、ユライア・フェイバーとの対戦が待ちきれないと締めくくりオクタゴンを後にした。


▼メインイベント WEC世界フェザー級選手権試合5分5R
○ユライア・フェイバー(米国)
一本 2R4分34秒 ※ギロチン・チョーク
●ジャフ・カーラン(米国)

 パルヴァーの勝利で、フェザー級頂上対決への期待度が上がるなかWEC世界フェザー級王者ユライア・フェイバーが、ジェフ・カーランを相手に王座防衛戦に挑んだ。

 試合がカーランのテイクダウンでスタート。その後、マウントからバックマウントを奪ったカーランだが、ユライアはこの状態でも一本負けを喫する気配もないほど、落ち着いた反応を示し、最後は体を反転させトップを奪い、ヒジを落とす。

 バックを許した時間が多く、初回を落としたユライアだったが、2Rもいきなりテイクダウンを許してしまう。三角絞め、オモプラッタとガードからの攻撃を試みたユライアに対し、カーランは担ぎからパス狙いでまたもバックを奪取。ユライアは時間をかけずにカーランを前方に落とすと、そのままヒジを鼻の頭へ落としカーランは出血。それでも何とか立ち上がったカーランにジャンピングニーを見舞い、ギロチンへ。

 これを抜かれると、ガードを取るカーランにローやボディへのストンピングを放つ。最後はカーランの片足タックルをギロチンで切り返し、後方に倒れこんで締め上げ一気にタップを奪うことに成功した。

 フィジカル+ケージの戦いが染み込んだユライア。春にはパルヴァーとの対戦が予定されているユライアの持つベルトを狙い、高谷裕之のWEC出場が来年2月13日大会に決定した。


▼WEC世界ライトヘビー級選手権試合5分5R
○ダグ・マーシャル(米国)
一本 1R0分55秒 ※腕ひしぎ十字固め
●アリエル・ガンドゥーラ

▼ウェルター級5分3R
○ジョン・アレッシオ(カナダ)
判定 3R終了
●トッド・ムーア(米国)

▼ミドル級5分3R
○ブライアン・ベーカー(米国)
判定 3R終了
●エリック・シャンバリ(米国)

▼ライト級5分3R
○エド・ラトクリフ(米国)
TKO 2R1分26秒
●アレックス・カラレキシス(米国)

▼バンタム級5分3R
○マルコ・ロウロ・ガルバォン(ブラジル)
TKO 2R2分9秒
●ブライアン・ボウルズ(米国)

▼バンタム級5分3R
○チャーリー・バレンシア(米国)
一本 1R3分19秒 ※ギロチンチョーク
●イアン・マッコール(米国)

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