龍道場(チームドラゴン)主催興行
「燃えろドラゴン!その壱」
2007年12月22日(土)東京・新宿FACE
開場16:00 開始17:00予定
▼メインイベント ヘビー級 3分3R K-1ルール
○強太郎レンジャー(チームドラゴン/K-1
YOUNG JAPAN GP優勝、J-NETWORKヘビー級7位)
KO 2R3分7秒 ※右フック
●中迫 強(ZEBRA244/K-1 JAPAN
GP 1998,2002準優勝)
武蔵と共に長くK-1日本ヘビー級を支えてきたベテラン中迫強が、K-1
YOUNG JAPAN GPトーナメントで優勝した強太郎レンジャーに胸を貸す。中迫は以前もR.I.S.E.で百瀬竜徳のチャレンジを受けたことがあり、その時はドローで百瀬を退けた。今回も新世代の波を跳ね返すことが出来るか?
強太郎は「総額5万円以上かかって赤字覚悟」という、新しいヘアースタイル&ピンクの着ぐるみ&股間に象のアップリケを着けたトランクスで入場。
1R、圧力を掛けていく中迫に対し、強太郎は回り込みながら右ローを蹴っていく。中迫がそれをジャブで迎え撃つ。圧力にロープを背負わされる強太郎、回り込もうとすると中迫は左ミドル、左ハイキック。
2R、中迫がワンツーから左ミドル、ワンツーからのヒザ蹴りで強太郎を追っていく。強太郎は圧されるもローを必死に蹴り返していくが、中迫のジャブ、ワンツーが突き刺さる。手数、有効打共に中迫が優勢。それでも強太郎は右ローを蹴り続ける。
しかし、終盤になると中迫の圧力が弱まり、疲労感を感じさせるようになる。強太郎はよく動きながら中迫のパンチをかわしてローキック。中迫が力を振り絞って強太郎をロープ際へ追い詰めたところで、強太郎が回り込みながらの右フック!
この一撃が見事に決まり、フラつく中迫。強太郎はチャンスを逃さず右フックの連打、連打! 殴りつけるような右フックが決まり、ついに中迫が倒れる! 中迫は立ち上がることが出来ず、狂喜乱舞する強太郎!
「あざーす! あざーす!」興奮冷めやらぬ強太郎は、マイクで絶叫。「今日は正直、1分30秒でスタミナが切れて“ヤベェ”と思ったけど大丈夫でした。これでやっと実家に帰れて嬉しいです! 来年はもっと地上波に映してもらえるように、テレビに出たいと思います! 来年はもっと見てもらえて騒いでもらえる選手になりたいです!」と、まくし立てた。
●強太郎レンジャーのコメント
「今日は朝からいろんなことをしていて大変でした。正直、赤字です。勝てて自信がつきましたね。試合前は勝てればもしかしたらジャンクスポーツに出られるかなとか、そんなことばかり考えていましたね。1年前からK-1よりジャンクスポーツだと思ってました。
KO出来るとは思っていませんでしたね。まだまだ澤屋敷さんには及ばないので頑張ります。来年はテレビに出るのが一番、K-1で勝つのが二番。もっと段階を踏んで努力しないとダメだと思います。(前田)先生がこの人とやれと言えば、誰とでもやります。殺されても倒されてもやります。
作戦は全くなかったです。無理だと思った、正直。一発振りかぶってやろうと思ったら、当たったという感じ。練習でも右フックはやらないのに」
●前田憲作代表のコメント
「イベントは大成功でした。KOが多かったし、休憩後はお客さんも沸いてくれましたね。けっこういい試合が多かったので80〜85点はあげられる。前半は坂本、堤の試合がよかったし、後半は西脇、高荻、佐々木…特に佐々木は女の子の試合であそこまで沸かせるのは凄い。自分的には満足しています。来年もまたやりたいですね。
来年は強太郎が行くと思っています。今年は(澤屋敷)純一が行ったけれども、練習を見ていても強太郎は純一とガチでスパーリングをやっても全然差がありませんから。あのまま強くなっていけばジャンクスポーツも夢じゃない。強太郎がひとつひとつ階段を昇るような相手を当てていきたいですね。
今日は本当に作戦がなかったんですよ。練習どおりにやれ、と言いました。きっちりとビデオを見て対策を練ってやるよりも、今あるもので充分通用すると思っていました。そういう試練だと今回は考えていたんです。
強太郎のスタミナ切れは圧力を感じていたからじゃないですか。1Rは余計な力が入って疲れていた。普段の練習では彼が一番スタミナがあるんですよ。3分5Rやって延長戦になっても動けるくらいのスタミナを持っているんです。最後の右フックは、たしかに彼はスパーリングではあまり使いませんが、僕のパンチミットでやってる回り込んでの左から右フックのコンビネーションですね。それが出た感じがしました。体に染み付いていたものが咄嗟に出たんでしょうね。
中迫選手は強かったけれど、今日は強太郎の勢いがあった。中迫選手の方がテクニックは上ですが、強太郎は凄く勢いがある選手なので、今日は最初から負ける気はしませんでした」
▼セミファイナル フェザー級 3分3R K-1ルール
○佐々木仁子(チームドラゴン/J-GIRLSフェザー級王者)
判定2−0 ※28−28、28−27、28−27
●AZUMA(y-park/J-GIRLSバンタム級2位)
セミファイナルに登場したのはJ-GIRLSフェザー級チャンピオンの佐々木。対するAZUMAはJ-GIRLSバンタム級2位で一階級下の選手だが、KO勝率は100%という強打者だ。
1R、そのAZUMAの強打がさっそく火を噴いた。序盤からAZUMAのパンチが入る。右ストレート、左フック、右の相打ちのあとすぐに左フックの返し、さらにライトクロスを狙い撃ち。ラウンド終盤には佐々木をコーナーへ追い詰め、右クロスから左フックをフォローしてダウンを奪う! 立ち上がった佐々木だが、足元がややおぼつかない大ピンチ。
2R、AZUMAが右のクロスを合わせて左フックの返し、さらに佐々木がパンチで来るところをヒザ蹴りで迎え撃つ。佐々木のパンチに飛びヒザ蹴りをボディへカウンターで入れるなど、多彩な技とスピードで佐々木を圧倒。
ところが、打たれても下がらず強気に前へ出て行く佐々木が、右クロスカウンターでダウンを奪い返す! その後もパンチで猛ラッシュをかけてAZUMAを追い回した。
3R、ヒザと飛びヒザで佐々木のボディを狙い撃ちにするAZUMA。佐々木はそれに対して一歩も下がらず、右を中心としたパンチを繰り出して前へ出る。攻めに攻める両者、場内もヒートアップ!
ヒザを効かされたかに見えた佐々木だが、ボディブローで逆にダメージを与え、右のストレート&フックでパワフルに攻め、AZUMAを下がらせた。激しい打ち合いの末、佐々木が2−0で逆転勝利を収め、チャンピオンの貫禄を示した。
▼第9試合 ヘビー級 3分3R K-1ルール
△高萩ツトム(チームドラゴン/J-NETWORKヘビー級5位)
ドロー 判定1−1 ※30−29、29−28、29−29
△アリ・レザ(イラン大誠塾/イラン)
▼第8試合 ヘビー級 3分3R K-1ルール
○濱田淳史(チームドラゴン/J-NETWORKヘビー級8位)
KO 1R1分55秒 ※右ローキック
●若翔洋(フリー)
▼第7試合 ヘビー級 3分3R K-1ルール
○西脇恵一(チームドラゴン/J-NETWORKヘビー級10位)
KO 3R2分7秒 ※右フック
●ダイヤモンド・フライヤー(ニュージーランド)※ファイザル・ザカリアから改名
▼第6試合 58kg契約 3分3R キックボクシングルール(肘なし)
○ホセイン・ギャランリ(イラン大誠塾/イラン)
KO 1R2分17秒 ※パンチ連打
●荻野隆一(チームドラゴン/J-NETWORKバンタム級6位)
☆チームドラゴンアトラクション☆
尾崎圭司演武(テコンドー)
尾崎圭司、上松大輔、澤屋敷純一、梶原龍児インタビュー
梶原龍児パフォーマンス(歌)
☆龍道場アトラクション☆
龍道場少年少女部演武
▼第5試合 ウェルター級 3分3R キックボクシングルール(肘なし)
○堤 大輔(チームドラゴン)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−26
●川又恭兵(大誠塾)
▼第4試合 ウェルター級 3分3R キックボクシングルール(肘なし)
○坂本洸己(チームドラゴン)
KO 2R0分24秒 ※右フック
●ロッキー・マゼン(シリア)
▼第3試合 70Kg契約 3分3R キックボクシングルール(肘なし)
○岡田憲幸(チームドラゴン)
KO 2R2分23秒 ※右ストレート
●タノンピット・ヤンジュウ(タイ)
▼第2試合 70kg契約 3分3R キックボクシングルール(肘なし)
○チャーリー・ホースト(チームドラゴン/J-NETWORKミドル級8位)
KO 1R1分29秒 ※ヒザ蹴り
●JOM(フリー)
▼第1試合 63.5kg契約 2分3R キックボクシングルール(肘なし)
△小澤聡子(チームドラゴン)
判定1−1 ※29−30、30−28、29−29
△篠原 光(チーム南部)
▼アマチュアチャレンジマッチ 第3試合 60kg契約 3分1ラウンド K-1ルール(防具着用)
△佐々木大蔵(チームドラゴン/16歳)
判定0−0 ※三者とも10−10
△野杁正明(大石道場/14歳)
▼アマチュアチャレンジマッチ 第2試合 60kg契約 3分1ラウンド K-1ルール(防具着用)
○日下部竜也(大石道場/15歳)
判定3−0 ※三者とも10−9
●芦野博也(チームドラゴン/17歳)
▼アマチュアチャレンジマッチ 第1試合 60kg契約 3分1ラウンド K-1ルール(防具着用)
○小川 翔(大石道場/14歳)
判定3−0 ※三者とも10−9
●登坂 匠(チームドラゴン/16歳)
▼アマチュアチャレンジマッチ 第1試合 60Kg契約 3分1R K-1ルール(防具着用)
○佐々木涼助(チームドラゴン/15歳)
判定2−0 ※10−9、10−9、10−10
●石井宏樹(GOOL’DRICH旭/17歳)
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