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【NORTH LEGEND】TOMONORI、地元・札幌で世界タイトルをKO防衛

2007/12/22


NORTH LEGEND実行委員会
「NORTH LEGEND in sapporo
-TOMONORI 札幌凱旋試合 世界タイトル防衛戦−」

2007年12月22日(土)北海道・Zepp Sapporo
開場16:30 開始17:00



 12月22日(土)北海道・Zepp Sapporoで「NORTH REGEND(ノース・レジェンド)」が開催された。この大会は、NJKFフライ級王者のTOMONORI(OGUNI)がプロデビュー10周年の記念として地元・札幌での大会を企画したもの。

 北海道での世界タイトルマッチ(キックボクシングで)は初。また純粋なキックボクシングの興行自体、沢村忠が活躍していた時期以来のことで、実に30数年ぶりだ。

 北海道出身のボクシングWBC世界王者・内藤大介からは「道産子同士として、道産子魂を見せつけるような試合をしてください」という激励のコメントが、他にも永田克彦(格闘家、レスリング五輪銀メダリスト)、有森裕子(女子マラソン五輪メダリスト)からもお祝いのコメントが届いていた。

 メインに組まれたUKF世界バンタム級のタイトルは、TOMONORIが初めて獲得した世界のベルト。それを地元初興行でかけるというのだから、気合いも十分で期待通りの激しい試合となった。

 挑戦者の韓国チェ・ジンスン(全日本キックで魂叶獅、藤原あらし、寺戸伸近と対戦。韓国キック四冠王)もガンガン前に出て打ち合うファイターだったため、会場に詰め掛けた700人(超満員=主催者発表)もみな、満足そうな顔で会場を後にしていた。

▼メインイベント(第4試合) UKF世界バンタム級タイトルマッチ 53.52kg契約 3分5R延長1R ヒジなし
TOMONORI(OGUNI/王者)
KO 4R0分43秒 ※セコンドからのタオル投入
チェ・ジンスン(韓国/洪城青武/挑戦者)

 1R、お互いにローキックを打ち合いながら様子を見る。TOMONORIの右フックが当たり始めると、これにチェは対応できなくなる。このままTOMONORIがペースをつかむかに思えたが、チェの右フックがヒットし、逆にTOMONORIがロープを背負ってピンチに追い込まれる。

 2R、チェの動きが少しずつ見え始めたTOMONORIが、相手が入ってくるところに右フックをあわせて試合の主導権を握り始める。2分過ぎには飛びヒザ蹴りを決めて、すかさずラッシュをかけてコーナーに追い詰める。チェは防戦一方。

 ここでゴングが鳴るが、熱くなったTOMONORIには聞こえずに攻め続けてしまう。これに怒ったチェのセコンドがリングに入り、抗議。梅沢レフェリーが必死に止めるという一幕もあった。

 3R、左フック、右ローで前に出るTOMONORIに対し、チェは少し強引に右フックを振り回す。冷静なTOMONORIはこれにつきあわず、下がって凌ぐ。前に出てくるチェに左フックを一発入れる。これでチェは下がりはじめ、TOMONORIが右ローで攻め続けると、2分過ぎには会場から「はいはいはい」と倒せコールが沸き起こる。

 この声援を背に受けてTOMONORIがラッシュ。右ローがキレイに入ったところで、チェが苦悶の表情を浮かべ、倒れこむ。ダウン! ここでゴング。

 4R、リングの中央に陣取るTOMONORIの周りをチェはぐるぐる回って攻めあぐねる様子。ここでTOMONORIが右ローを入れると、チェは倒れこんでしまう。それと同時にセコンドからタオルが投げ込まれ、勝負がついた。その瞬間、「万歳! よっしゃー」と雄たけびを上げたTOMONORI。感極まったのか、リング上で男泣き。

●TOMONORIのコメント
「1R、効きました。右フックじゃないですかね? 1Rはやばかった。もうちょっといいのをもらってたら倒れてた。まあ、パンチは見えていたんで、2Rがはじまってからは動きもわかったし、大丈夫でしたけど。あと、右ローが強かった。想像通りのパワフルファイターでしたね。

 地元なのでやってやるという気になる半面、プレッシャーも半端ない。僕の前の試合でノーコンテストがあったんで、ちょっとビビッてた(笑)。しっかり締めなきゃいけないって。

 2Rに飛びヒザが入って気持ち的に楽になりました。ビデオで見て絶対に入ると思っていたんで。パンチで打ち合ってもカウンターは取れるんですけど、なかなか連打が出ない。自然とローでいってました。

 リングで泣いたのは初めて(笑)。本当にホッとして。ホントによかったって。ばあちゃんが泣いてるのを見たら、自然と涙が出てきました。おばあちゃん子なんです。

 KOで勝てたんですけど、1Rにもらっちゃったんで80点ぐらいかな。地元興行ができて、充実感はあります。いろんな方々に協力してもらって、一人ひとり頭を下げてお礼を言って回りたい。他の試合も見ていたんですけど、自分の試合に集中してたんで覚えてないですね。地元の声援は最高ですね。後楽園もいいけど、地元は最高。これで久々に安心して眠れます。やっと年を越せる。

 来年のことは体に溜まったダメージをとってから。この興行も規模が小さくても年に何回かは定期的に続けていきたい。僕が出る出ないに関わらず、若い選手のためにも。今日来てくれたファンはリピーターになってくれるはずです」



▼セミファイナル(第3試合) −68Kg契約 3分3R ヒジなし
加藤大輔(OGUNI)
判定 2−0 ※29−29、29−28、30−29
ハイパー・キック・リー(韓国・ソウル青武)

▼第2試合 −63Kg契約 3分3R延長1R ヒジなし
−秀策(OGUNI)
ノーコンテスト 2R途中
−チェ・シノ(韓国・真武館韓国本部)

※「今日のキックルールとはあまりにかけはなれた、とても見苦しい試合になったため」とレフェリーからマイクで説明あり
※1Rから組み合いの中でのバッティング、ローブロー、投げが多く、2Rには倒れた相手への攻撃で秀策にレッドカード(減点1)が与えられた。対するチェも、組み合うと何度となくいとも簡単に倒れ続け、試合の続行ができないというレフェリーの判断

▼第1試合 −58Kg契約 3分3R延長1R ヒジなし
永山敬之(士道館札幌道場)
TKO 2R0分58秒 ※レフェリーストップ
冨田康介(OGUNI) 

▼アマチュアエキスパートクラス第4試合 2分3R(顔面膝禁止)
成川 大(蹴空会館)
判定 3−0 ※30−28、30−28、30−28
山口博道(稲毛道場)

▼アマチュアエキスパートクラス第3試合 2分3R(顔面膝禁止)
金子大樹(蹴空会館)
KO 1R1分27秒 ※ボディへの前蹴り
田辺冨彦(士道館札幌道場) 

▼アマチュアエキスパートクラス第2試合 2分3R(顔面膝禁止)
藤原英司(K&Kボクシングクラブ)
判定 2−1 ※30−29、30−29、29−28
安居竜也(蹴空会館)  

▼アマチュアエキスパートクラス第1試合 2分3R(顔面膝禁止)
村田 俊(丈夫塾)
判定 3−0 ※30−27、30−27、30−28
吉田 竜(士道館札幌道場)

【関連リンク】
>>ニュージャパンキックボクシング連盟公式サイト
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