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【ムエタイ】大輝が接戦を演じるも、日本人4名がムエタイに挑み全敗

2008/02/11



 ジム創設5周年を記念して、JMC横浜ジムの4選手がタイ遠征試合を行った。ラジャのリングに上がったのは大輝、武田一也、佐藤琉、野間一暢の4人。「ムエタイの頂点を目指す」(寺岡義洋会長)JMCだが、ムエタイの壁は限りなく厚く、果てしなく高かった。

 2月10日、ラジャダムナンスタジアムの『スッグ・ダウルン・チューチャルン』興行。第一部の第2試合に大輝、第5試合に武田一也、第二部の第2試合に佐藤琉、第3試合に野間一暢がそれぞれ出場、大輝の試合は有料チャンネル「トゥルービジョン」でタイ全土に放送された。




▼第2試合 68.50kg契約 3分5R
○ウイタヤーノーイ・シットクゥオンイム(タイ/ラジャダムナンSライト級6位)
判定3−0 ※三者とも49−48
●大輝(JMC横浜/元ラジャダムナン・ウェルター級10位)

 序盤、大輝はローキック主体に攻め、ウィタヤーノーイはパンチとミドルで応戦。ときおり放つ大輝のコンビネーションパンチ、特に「十分に練習している」というアッパーは鋭い。

 3R、この日がタイでの3試合目となる大輝はミドルキックの数を増やし、ポイントを取りにいこうとするが、歴戦のタイ人は巧妙に要所要所を抑える。

 4R、身長で拳ひとつ半ほど大きく体格で優位に立つ大輝がプレッシャーをかけ、押して行きながら左のミドル、右のローと攻めていくが、普段ライト級で戦うというウィタヤーノーイも日本人の圧力を巧みにかわす。

 最終回、試合は首相撲で最後のポイントの取り合いになった。組んだ時に体格差を活かしたいところだったが、首相撲は想定外だったという大輝が明確なアドバンテージを取れないまま終了のゴング。

 判定は三者とも49-48と接近した内容だったが、タイ人の試合運びの巧さにしてやられたという結果になった。「攻めて行きたいところをはぐらかされた」と大輝はコメントしている。








▼第5試合 70kg契約 3分5R
○ヨードクンポン・ソー・モンコンデット(タイ/Sウェルター級)
判定3−0
●武田一也(JMC横浜/Sウェルター級)

 いわゆるムエタイスタイルとは違い、パンチを主体に攻めてくるサウスポーのヨードクンポン。相手のスタイルに戸惑ったのか、受け身にまわる武田は捕まえられては首相撲に苦しめられる。

 2、3Rとこの展開は変わらず、「思ったとおりにいかなかった」武田はキックをほとんど出せず、至近距離からパンチで対抗する。

 4R、「このままでは駄目だと思った」と、それまで相手に主導権を取られがちだった武田が、パンチでラッシュ。試合のペースが日本寄りになってきたことで、大逆転の大穴に賭ける地元ギャンブラーたちがにわかに盛り上がる。

 リングサイドでは2006年のラジャダムナンスタジアムMVP選手、ジョームトーン・チューワッタナもしきりと武田にアドバイスを送る姿も見られた。

 激しい打ち合いと賭け師たちの熱狂は5Rも続き、勝敗の行方が微妙になったところで試合終了。武田は拳を上げてリングを駆け回って勝利をアピールするが、勝者はヨードクンポン。しかし、3人のジャッジの内1名が48-48のドローをつけるなど、武田の追い上げはタイ人たちの印象に強く残った。




▼第2試合 62kg契約 3分5R
○ヨードモラコット・ギャットトー・ボー・ウボン(タイ/ライト級)
TKO 4R1分27秒 ※ヒザ蹴りの連打
●佐藤 琉(JMC横浜/ライト級)

 今回出場した4人の中で、最もムエタイスタイルが身に付いていた佐藤。タイ人にまったく見劣りしないほど見事な右のミドルを何発も放つ。相手の力量に慌てたのか、ヨードモラコットはしきりに首相撲に持ち込もうとする。

 1、2、3とラウンドを重ねるにしたがい、離れてミドルを打ちたい佐藤と近づいて首相撲で勝負したいヨードモラコットという図式が明確になってくる。首相撲は決して苦手ではないという佐藤だが、層が厚くなるこの階級では組み合うとタイ人の巧さは別格だ。

「技術がぜんぜん違う。引きの力もすごく強い」と、試合後に舌を巻いた佐藤が首相撲地獄にはまり、相手に完全に支配されたままの4R、レフェリーが無情にも試合を止めた。




▼第3試合 63kg契約 3分5R
○ロムパーユ・ギャットパーディン(タイ/ライト級)
KO 2R0分53秒 ※顔面への左ヒザ蹴り
●野間一暢(JMC横浜/ライト級)

 タイでの試合は初めてという野間はあきらかに動揺していた。その心理状態を見て取ったのかロムパーユはパンチで圧力を掛け、組み付いては首相撲に持ち込もうとする。野間はプレッシャーを受けるとまっすぐ後ろに下がってしまい、下半身のバランスも悪く足がもつれて何度も転倒してしまう。

 タイ人の猛攻は野間に気持ちを落ち着ける暇を与えず、2R、パンチのラッシュを受けた野間はマットに沈んだ。控え室に戻った野間は「何よりもまず、自分に負けてしまいました」と反省しきりだった。

文・写真=吉澤晃(サイアムスポーツ)

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