DEEP事務局
「DEEPメガトンGP2008」
2008年3月29日(土)東京・新宿FACE
開場18:00 開始18:30
▼メインイベント DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○川口雄介(BLUE DOG GYM/108Kg)
TKO 1R0分40秒 ※レフェリーストップ
●高原信好(正道会館/103Kg)
今大会の優勝候補にも挙げられている川口は、1Rから高原のローにワンツーの連打で距離を詰めると一気にテイクダウン。ハーフガードから高原の顔を肘で押しつつ、ゴツゴツとパンチを落とす。
しがみつこうとする高原に川口は容赦なく鉄槌を連打! 試合はそのままパウンドアウトとなり、川口が優勝候補の名に恥じないTKO勝利を収めた。
▼セミファイナル DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○中村謙(ALLIANCE-SQUARE/103Kg)
判定3−0
●マッスルヒラヌマ(JUNGLE MUSCLE
GYM/111Kg)
1R、試合はいきなり激しい殴り合いでスタート! 左右のパンチを振り回すヒラヌマだったが、サウスポーから繰り出す中村の左ストレートが当たる。
中村がパンチから組み付いてブレイクという展開が続く中、終盤に中村がテイクダウンに成功。一気にサイドポジションを奪うと、V1アームロック! しかしヒラヌマはこれを力で外す。
2R、中村がヒラヌマのパンチとヒザ蹴りをかいくぐりテイクダウン。しかしヒラヌマもすぐに立ち上がり、グラウンドでの展開を許さない。1分過ぎ、ヒラヌマと中村が足を止めて左右の連打。中村のパンチを受けたヒラヌマが後退する。ヒラヌマをコーナーに押し込んでテイクダウンを狙う中村だがヒラヌマは倒れない。
しかし中村がヒラヌマをテイクダウンし、亀の状態になるヒラヌマの鉄槌の連打。さらに立ち上がろうとするヒラヌマの首をバックから締め上げるが、ヒラヌマもタップはしない。一本勝ちこそ逃したものの、2Rに攻勢に出た中村の勝利となった。
▼第6試合 DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○馬場口洋一(Team Paon/140Kg)
TKO 1R1分22秒 ※レフェリーストップ
●鶴亀金太郎(フリー/150Kg)
馬場口はかつて若翔洋の名でK-1やHERO’Sのリングに上がったこともある元力士。
1R、いきなりサウスポーの鶴亀のジャブがヒット! 馬場口は頭を下げて右フックを振り回す。するとこのパンチを受けた鶴亀がコーナー際で崩れ落ちる。その鶴亀に馬場口がパウンドを連打。馬場口が総合格闘技転向以来、初の勝利を手にした。
▼第5試合 DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○井上俊介(フリー/102Kg)
判定3−0
●小島良祐(武門会/112Kg)
DEEPでは“裸の大将”コスプレでお馴染みの井上。柔道家である井上のセコンドには中村和裕や小見川道大ら吉田道場勢が付いた。
1R、井上が小島のローに合わせて右ストレート! 小島もすぐに右ハイキックを打ち返すなど、メガトンらしからぬ試合展開で幕開けとなる。鋭い右ローとハイキックを蹴る小島。コーナーに押し込まれながらも首相撲からヒザ蹴りを打っていく。
ブレイク後もコツコツとローを蹴っていく小島。井上は胴タックルで組み付いて、首相撲からのヒザ蹴りと離れ際の右ストレート。井上も小島に負けじとローを蹴っていく。
2R、首相撲の攻防から井上が足をかけて小島をテイクダウン。亀になる小島にパンチを入れる。小島が立ち上がりスタンドでの展開に戻ると、井上はジャブ&ロー、ジャブを顔とボディに打ち分け、小島の前身を前蹴りでストップ。バックブローを当てて、足技で小島をマットにこかすなど、テクニシャンぶりを発揮した井上が判定勝利となった。
▼第4試合 DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○熊野克彦(フリー/155Kg)
判定2−1
●有山いいとも!!(サンジャポファミリー/139Kg)
サンジャポファミリーの有山は安田大サーカスのHIRO風のコスチューム。元朝青龍の付き人で力士の熊野はメガトン勢の中でも際立って体が大きい。
1R、熊野がいきなりラッシュ。左右のフックを有山の顔面に叩き込む。有山も熊野のラッシュにひるまずに左のパンチを返していくのだが……何と試合開始1分足らずで早くも両者がガス欠! リングをぐるぐると回り、たまにパンチを交換するという展開が続く。
2R、3分間のインターバルで体力を回復させた熊野が右フックから連打! しかしまたしても開始数十秒で手数が止まる両者。レフェリーが「ファイト!」と動きを促す中、押し合いへし合いの泥試合のまま試合終了となった。
▼第3試合 DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○折橋 謙(CORE/114Kg)
判定3−0
●和歌武蔵和樹(RANGER品川ジム/114Kg)
久々の試合となったオリケンこと折橋。1R、折橋はサウスポーの和歌武蔵に対して細かいローを蹴り、そこからパンチを狙う。折橋のローに左ストレートでカウンターを狙う和歌武蔵。単発ながらも和歌武蔵の左ストレートが当たる。
2R、ここで折橋がタックルでテイクダウン狙い。和歌武蔵をコーナーに押し込むと、離れ際に強烈な右フック! この一発で和歌武蔵がマットに尻餅をつく。しかしここから和歌武蔵も立ち上がり、試合は再び乱打戦に!
両者が足を止めて互いに顔面を殴りあう激しい試合となる。残り10秒、左ストレートで前に出るには和歌武蔵! しかし折橋もそれを押し返してミドルを蹴る。互角の展開が続いたものの、2R序盤に右フックでフラッシュダウンを奪った折橋が判定勝利。
▼第2試合 DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○小阪俊二(ファイティングマスター/120Kg)
判定3−0
●保坂忠広(フリー/128Kg)
1R、我龍真吾がセコンドに付く小阪鋭い右ロー。保坂は左右のフックで前に出て小阪をコーナーまで押し込むが、テイクダウンは出来ない。ブレイクとなると小阪の右フックがヒット!
終盤は小阪の右が立て続けに保坂の顔面を捉えるが保坂は倒れない。逆に前に出続ける保坂がパンチが小阪にヒット! 保坂が終了間際に猛攻を見せる。
ここで今大会初めてのインターバルを迎えると、ラウンドガールとして登場したのはタレントで体重120kgの安藤なつ。もう一人用意されたラウンドガールも体重120kgの女子プロレスラーということで、大会前の予告通りラウンドガールもメガトン級だ。
2R、距離を取りながら左右のローを蹴る小阪。保坂のパンチを空振りさせては右のパンチを当てる。小阪をコーナーに押し込んでテイクダウンを狙う保坂だったがここはブレイク。
再開後、保坂のタックルを潰した小阪がボディへのヒザ蹴りとパウンド。しかし保坂が立ち上がり、試合はスタンドへ。残り1分を切ると、予想通りにフラフラになる両者。終盤に殴り合いがあったものの、試合は判定となり小坂の勝利となった。
▼第1試合 DEEPメガトンGP1回戦 3分2Rインターバル3分
○和歌嵐(手塚道場/127Kg)
TKO 1R0分37秒 ※レフェリーストップ
●鈴木宗之(U-FILECAMP/102Kg)
1R、じりじりと前に出て行くのは和歌嵐。鈴木をロープ際まで追い込むと右フックで後方に吹っ飛ばす!
和歌嵐はそのまま鈴木をコーナーに詰めてパウンドを連打。鈴木の動きが止まったところでレフェリーが試合をストップ。メガトンGPはメガトンらしい秒殺劇で幕を開けた。
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