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【NJKF】ムエタイ現役ランカー対決はノーンビーが制す、国崇はラジャランカーとドロー

2008/04/13

 

ニュージャパンキックボクシング連盟/センチャイムエタイジム
“Muay Thai Open”

2008年4月13日(日) 東京・ディファ有明
開場15:15 開始15:30
レポート&写真:高崎計三(ソリタリオ)


▼メインイベント(第14試合) 61.5kg契約 3分5R
ノーンビー・ギャットヨンユット(タイ/ラジャダムナンSフェザー級6位・元ラジャ&WMCフェザー級王者・元ルンピニー・バンタム級王者)
判定 3−0 ※50−48、50−47、50−47
トゥカタトーン・ペットパヤタイ(タイ/ルンピニーSフェザー級3位・BBTV同級王者・元BBTV Sバンタム級王者)

 ラジャ現役ランカー・ノーンビーの対戦相手を公募していたが見つからず、「瓢箪から駒」式にルンピニー・ランカーとの「タイでも見られない対決」が実現した、この日のメイン。試合前のワイクルーはノーンビーがややあっさり切り上げたのに対し、トゥカタトーンはキッチリとこなした。

 1Rは両者様子見かと思われたが、前蹴りを掴んで強引に引き寄せるなど、若いトゥカタトーンにやや入れ込んだ様子が見られる。 序盤、流し気味に見えたノーンビーだが、いきなり全開の左ミドルをぶち込むなど、老かいな攻めが早くも顔を出す。

 2Rになるとノーンビーは左ミドルからヒジ打ちの連係に左ハイ、パンチなど、完全にペースを握る。3Rも開始早々、ノーンビーがいきなり左ミドル。トゥカタトーンは前に出て強引に打開しようとするが、なかなか突破口が見出せない。

 組んでも腰の強いノーンビーを投げることはできず、逆にトゥカタトーンの方が何度も転がされてしまう。ラウンド後半に見られたパンチの応酬ではトゥカタトーンにもヒットはあったが、ダメージを与えるま
でには至らない。

 4Rも打ち合いになるとトゥカタトーンが左ミドルやパンチを入れる場面はあるものの、ノーンビーはそれ以上に返していく。ノーンビーがミドルキックをキャッチして投げ捨てると、場内からは大きな拍手が。

 最終5Rはトゥカタトーンの左ミドルからスタートしたが、ノーンビーは左ミドルにバックヒジを繰り出し、トゥカタトーンが出てくるとジャブでストッピングするなど、最後まで攻勢を渡さない。

 トゥカタトーンはジャンプ系、回転系の変則技にもトライするものの、最後まで突破口が見つからないまま試合終了。終わってみればキャリアで勝るノーンビーの強さばかりが目立つ結果となった。ノーンビーは試合後、インタビューに応じたものの、もともと無口らしく質問をしても笑顔で応じるばかり。

 それでも、「相手より先に攻撃を出そうと心がけていたので、早くにペースを握ることができました。 タイでは普段、あまり出すことのできないバックヒジを、試合で出すことができたので満足しています。日本では賭けがないので雰囲気が違いました。タイでは賭けで盛りあがるので、そういう感じならもっと燃えられたと思います」と語ってくれた。

 この日の大会は全14試合すべてが判定決着で、ダウンも第7試合の一つのみ。5時間以上の長丁場となったが、これもタイ風? とにかくムエタイらしさが随所に感じられたことは確かだ。




▼第13試合 セミファイナル 55kg契約 3分5R
ハーンチャイ・ギャットヨンユット(タイ/ラジャダムナン・ライトフライ級4位)
ドロー 判定 0−0 ※49−49、49−49、50−50
国崇(拳之会/NJKFバンタム級1位)

 タイ人、そしてサウスポーと、これまで国崇にとって分の悪い、いわば“苦手要素”が揃った今回の相手。4連戦中の2戦目に当たる国崇としてはここは何としても乗り越えたいところ。

 1R、ハーンチャイは左ミドルや左ハイを見せる。国崇はジャブを出しつつ、両者様子をうかがう。だが国崇がパンチで突進すると、かわしたハーンチャイが後頭部に
ヒジを入れに来るなど、すでに緊張感は高い。

 2Rは国崇らしい早いジャブの連打からスタート。途中、飛びヒザを狙うなど好調な様子がうかがえる。ローの打ち合いから得意の左ボディを叩き込み、珍しく大振りの左フックをかするようにヒットさせるなど、ペースが上がる。

 3Rに入ると国崇は左フックを当て、直後に飛びヒザ! クリーンヒットにはならなかったが場内は大歓声だ。だがハーンチャイも左ハイを立て続けにヒットさせるなど、こちらもペースが落ちない。終盤にはハーンチャイの左ミドルに国崇が左ボディを返す場面も。

 4R開始早々、国崇は左ボディからパンチラッシュ。続けて左フックをヒットさせ、勝機を
うかがう。対するハーンチャイもこれまで同様に左ミドル、左ハイを返しつつ、だんだんと組みに来る回数が増えてくる。

 そして迎えた最終ラウンド、さらに組みに来る頻度が増えたハーンチャイに、国崇はローでバランスを崩させたところに飛びヒザを狙う。ハーンチャイがステップワークを生かしつつ密着戦に持ち込もうとするのをしのぎ、左ボディを入れる国崇。

 試合はシーソーゲームのままフルラウンドが終了し、注目されたジャッジは三者ともイーブンでドロー。下の階級ではあるがラジャの現役ランカーであるハーンチャイを相手に、得意技も出しつつ十二分に闘った国崇からはかつての苦手を払拭しつつある姿が見えた。




▼第12試合 ライト級 3分5R
ソンクラー・センチャイジム(タイ/センチャイムエタイジム/元BBTV・WPKFフェザー級王者)
判定 2−0 ※50−49、50−50、50−49
島野智広(建武館/全日本ライト級5位)




▼第11試合 ウェルター級 3分5R
K・ウォーワンチャイ(タイ/センチャイムエタイジム)
判定 3−0 ※50−48、50−46、50−46
名川弓立(尚武会/ウェルター級)




▼第10試合 ヘビー級 3分5R
天昇山(キングジム/NJKFヘビー級1位)
ドロー 判定 0−0 ※三者とも50−50
滝川リョウ(フリー)


▼第9試合 STAR FIGHT(キッズファイト) 37kg契約 2分3R
大田原友亮(センチャイムエタイジム)
ドロー 判定 1−0 ※30−30、30−29、30−30
伊藤澄哉(尚武会)

▼第8試合 63kg契約 3分3R
獅センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定 2−1 ※30−29、29−30、30−29
沼和スーパースター(キングジム)

▼第7試合 バンタム級 3分3R
斎藤知彦(E.S.G)
判定 3−0 ※三者とも30−26
横山雅人(OGUNIジム)
※横山は3R、ヒザ蹴りでダウン

▼第6試合 フェザー級 3分3R
田島 圭(E.S.G)
判定 2−0 ※30−29、30−30、30−29
洋センチャイジム(センチャイムエタイジム)

▼第5試合 ウェルター級 3分3R
獏センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定 3−0 ※三者とも30−29
信之助(東京北星ジム)

▼第4試合 ライト級 3分3R
長島 透(インスパイヤード・モーション)
判定 3−0 ※30−28、30−28、30−27
亮センチャイジム(センチャイジム)

▼第3試合 70kg契約 3分3R
影センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定 2−0 ※30−29、30−28、30−28
菅 健二(はまっこムエタイジム)

▼第2試合 53kg契約 3分3R
凱センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定 3−0 ※30−29、30−28、30−28
寺門義晃(Bombo Freely)

▼第1試合 ライト級 3分3R
平山元樹(町田金子ジム)
判定 3−0 ※30−29、30−29、29−28
宮崎 晃(東大門ジム)

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