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【パンクラス】あわや乱闘!?花澤VS花井は後味悪い一戦に、鳥生が地元大阪で初一本勝ち

2008/05/25



パンクラス
「PANCRASE 2008 SHINING TOUR」

2008年5月25日(日)大阪・アゼリア大正ホール
開場15:00 開始16:00

▼メインイベント(第6試合)ライト級戦 5分2R
○花澤大介13(総合格闘技道場コブラ会)
判定3−0 ※三者とも20−18
●花井岳文(Twist)

 06年5月以来、花井が久々にパンクラスに参戦。これまでパンクラスには二度出場して、いずれも判定0−0のドローとなっているだけに期するものもあっただろうが、試合では持ち味を発揮することができなかった。

 1R、いきなり距離を詰める花澤に対し、花井は飛びつくようにして引き込み下のポジションに。足を利かせつつ、関節を取るチャンスをうかがっていく。だが花澤はガードを固めながら、鉄槌やパウンドで迎撃。隙を見て足を一本抜くと、ハーフからさらにパウンドを積み重ねていく。パスを狙いつつ花井の脇に頭を差し込んだ花澤は、そのまま肩固めの体勢に。ブリッジしてなんとか脱出した花井だが、下から展開を作れないまま1Rを終えてしまう。

 2R、いきなり組み付いた花澤が、速攻でテイクダウンを奪取。1Rと同じようにパウンド、鉄槌からハーフのポジションを取り、そこから肩固めをエサにしつつパウンドでダメージを与えていく。

 展開を作ることができない花井は、冷静さを欠いたか足のフックを自ら解き「足開いてるからパスしてこいよ! マウント取れ!」と絶叫。思わず花澤が苦笑いを浮かべるほど、数回にわたりストレートな"口撃"を仕掛けていく(舌を出しながら、「効いてねえよ」ばりの表情を浮かべることも)。

 だが冷静さを失わなかった花澤は、花井の挑発に付き合うことなくポジションをキープしたままパウンドを連打。結果、全局面で試合を支配した花澤が、3-0のフルマークで勝利をものにした。

 なお試合が終わっても花井の口撃は収まらず、判定がコールされている最中にも「パスだけならアマチュアでもできるやん」「二度とやるか」と絶叫。廣戸レフェリーが「その態度はプロじゃない」といさめたが、花澤陣営には目もくれず握手抜きでリングを後にした。

 以下は花澤のマイク、およびバックステージでのコメント。

「花井選手も怒っていましたけど、相変わらず固めちゃって(苦笑)。でも、できれば次の大阪でランキング戦を組んでください(以上、リング上)。いろいろ打撃の練習をしてきて、今日は打撃を使いたいと思っていたんですけど、体のどこかにスイッチが付いているのか、ついつい組みにいってしまいました(苦笑)。でも花井選手の仕掛けには、何も怖いものはありませんでした。彼以上に動きのある池本選手とかとも練習していますし、寝技なら三島さんとか強い人とたくさん練習していますから。

(花井の挑発は?)固められるのが嫌なら、自分でなんとかしろよと。そんな簡単にテイクダウンされるなよって感じです。悔しい気持ちも分かりますけど、もうちょっと総合の勉強をした方がいいと思います。(ランキング戦のアピールについては)こういう発言をするとヒールになってしまうんですけど、正直、いまチャンピオンの昇侍選手がライト級で一番強いとは思えないんです。僕も人のことは言えないんですけど、そこの輪に加わってライト級を活性化させたいですね」


▼セミファイナル(第5試合)フェザー級戦 5分2R
○田辺宗右(錬志塾)
KO 1R3分44秒 ※左フック
●武重賢司(パンクラス稲垣組)

 ケガに泣かされ続けてきた武重が、昨年4月の昇侍戦以来、久々に出場。リアルリズムやPOWERGATEなど、関西を拠点に活動するグラップラーの田辺を迎え撃った。

 ジャブなどで軽快に攻める武重に対し、田辺も打撃で応戦。途中、バランスを崩し下の体勢になるも、得意の寝技で逆に武重にプレッシャーをかけていく。下からの仕掛けを嫌った武重がガードから抜け立ち上がるも、素早く飛びついた田辺がフロントチョークで絡みつき再びグラウンドに。極めは許さなかった武重だが、やや田辺有利の展開で試合が進んでいく。

 フロントチョークを逃れた武重は、手招きしながら田辺にスタンドの攻防を要求。打撃は武重のフィールドと思われていたが、ここでなんと田辺がドンピシャのタイミングで左フックを一閃! モロにアゴを打ち抜き、戦慄の失神KO勝ちを飾ってみせた。


▼第4試合 ミドル級戦 5分2R
○鳥生将大(パンクラスism)
一本 1R3分36秒 ※フロントチョーク
●森川修次(チーム・クラウド)

 地元凱旋の鳥生が、柔道ベースでCAGE FORCE2戦1敗1分の戦績を残す森川と対戦。レスリングVS柔道の対決らしく、序盤からテイクダウンを巡る攻防が展開される。

 両者ともに腰が重く差し合いの状態からあまり動きは見られなかったが、鳥生がフロント・スープレックス気味の投げからがぶりの体勢に入ると、そのまま強引にフロントチョークに移行。これが見事にはまり、プロでは初の一本勝ちを記録した。なお森川のセコンドは秋山成勲がつとめていた。


▼第3試合 バンタム級戦 5分2R
○島田賢二(パンクラスP’sLAB東京)
KO 1R1分58秒 ※左ストレート
●長谷川孝司(パンクラス稲垣組)

 4月5日、スウェーデンで開催された「SUPERIOR CHALLENG」に出場した長谷川。相手の指が目に入りノーコンテストとなっているだけに、ここは是が非でも勝ちたいところ。一方、島田は1年半ぶりの実戦。試合勘の面では長谷川が有利かと思われたが、試合では戦慄の結末が待ち受けていた。

 打撃を得意とする島田に対し、長谷川は左に回りつつジャブやハイキックでけん制。スピード、キレともに目を見張るものがあり、その後の好勝負を予感させる。だが長谷川が左ストレートを打つ瞬間に、島田も左ストレートで迎撃。これがドンピシャでヒットし、ワンパンチによる失神KO勝ちをものにした。


▼第2試合 ウェルター級 5分2R
○ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会&フリースタイルアカデミー)
判定3−0 ※三者とも20−19
●枝折優士(和術慧舟會TEAM VAMOS)

▼第1試合 ネオブラッド・トーナメント バンタム級準決勝戦 5分2R
○廣瀬 勲(ストライプル)
判定3−0 ※20−19、20−20(優勢・廣瀬)、20−20(優勢・廣瀬)
●パンチィー山内(総合格闘技道場コブラ会)

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