▼第20試合
○“杉並の黒い三連星 大嶽ブラザーズ”大嶽伸次
一本 2R2分7秒 ※スリーパーホールド
●“青森ストリートの番人 死神グラップラー”神風飛丸
1R、互いに間合いを取る展開から神風がタックル。大嶽はそれを切ってフロンとチョークを狙う。距離が離れる両者、しかし見合う状態が続き、レフェリーからは注意が促される。
再開後、組み付いてテイクダウンを狙う神風だったが、大嶽はそれに付き合わない。右ストレート、右アッパーを当てる大嶽。神風はタックルを狙うが、大嶽は倒れない。
2R、ローを蹴ってタックルを狙う神風。大嶽はそれを切って右フックと右アッパー。
共に有効打がないまま試合が進み、残り1分、神風のタックルを切った大嶽がフロントチョーク! これで大嶽が一本勝ちを収めた。
試合後、大嶽は大応援団に向けて「友人、関係者のおかげでこのリングに上がることが出来て、勝つことが出来ました。僕の自慢の兄弟がセコンドについてくれて、特に弟が1カ月少し熱心に教えてくれてました」とメッセージを残した。
▼第19試合
○“aymjet組 練馬からの刺客”山内俊治
TKO 1R1分53秒 ※
●“背筋力300 握力70 静岡の人間濃縮ミキサー”長澤和樹
1R、ミドルとパンチ前に出て行く山内。長澤を後退させると、そこに左右のパンチを叩き込む。何とか組み付こうとする長澤だったが、山内はそれを切ってハイキックやヒザ蹴りを繰り出す。そして長澤はガードを固めて亀になったところで、山内が左右の連打。
これでレフェリーがダウンを宣告。再開後、山内は前蹴りで距離を詰めて左右のストレート! これで長澤がマットに倒れ、山内がKO勝利を収めた。
「今日はわざわざ来てありがとうございます。メタボリックだったのを治しました。素人でも出来ます。みなさん頑張ってください」と客席にメッセージを送った。
▼第18試合
○“法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士”堀 鉄平
一本 1R1分0秒 ※腕ひしぎ十字固め
●“十九歳 反逆の未成年 闘う大和魂”山口 剛
山口は山本“KID”徳郁の入場曲、堀はアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの入場曲のリミックスで登場。
1R、堀は飛びヒザ蹴りで距離を詰めると、そのまま飛び付きガードを取る。そこに鉄槌を落とす山口。一旦は山口に距離を取られた堀だったが、すぐにテイクダウン。マウントから腕十字を極めた。
これでジ・アウトサイダー2連勝の山口は「会場にいる不良の人たちに言いたいと思います。不良の人たちのパワーはすごいと思うんで、それをリングに出してください。
闘いたい相手がいない、あの弁護士が生意気だと思う人がいたら、僕に挑戦してください」と弁護士らしい言葉たちで不良たちに呼びかけた。
▼第17試合
○“リアルサラリーマン” 酒井知一
判定3−0
●“闇伝説今宵復活 池袋弐双龍の龍帝” SHIN
旗揚げ戦では見事な一本勝ちを収めている酒井。今大会でも前回と同じメガネとパフォーマンスで入場、しかも試合のコスチュームは何と股引きである。
1R、いきなりテイクダウンを奪った酒井はサイドポジションから腕十字。これを逃げられると、すぐに下からヒールホールドを仕掛ける。しかしSHINもしっかりこれをディフェンスして、ブレイク。
再開後、酒井はスタンドでバックにつくと、そこから股裂き! さらにツイスターを狙いつつ、バックを奪うという巧みなグラウンドテクニックを披露。残り10秒でチョークを狙うが極めきれない。
2R開始直後、サウスポーの酒井の放った蹴りがSHINの下腹部を直撃! これがローブローになり、その場にうずくまるSHIN。ドクターのチェックにより、SHINに1分間のインターバルが与えられる。
再開後、右フックで前に出るSHIN。酒井は左ハイを蹴って、距離が詰まったら首相撲からヒザ蹴り。SHINはガードを下げて酒井を挑発する。互いに手数を出すものの、クリーンヒットはなく、試合が進む。
しかし残り1分過ぎ、酒井の左ストレートと右フックが当たり、SHINにダウンが宣告される。最後は酒井が首投げを試みたところで試合終了。2Rにダウンを奪った酒井がジ・アウトサイダー2連勝を飾った。
メガネをかけた酒井は「SHIN選手は強かったです。SHIN選手、すいませんでした…ありがとうございました」と言葉少なめに語り、リングを降りた。
▼第16試合
○“富山のデンジャラス軍鶏 ブリッジマン”ピロシ
一本 2R1分32秒 ※腕ひしぎ十字固め
●“高校生活最後の夏 掲示板のカリスマ 成り上がりマン” 原田桃丸
1R、ピロシは一気にタックルで組み付いて、そのままバックへ。上手くポジションをキープして腕十字を狙う。しかしここは原田の体がロープの外まで出てしまい、ブレイクとなる。
再開後、すぐに組み付くピロシは首相撲からのヒザ蹴り。グラウンドで下になったピロシだったが、ブレイクを待つと、首相撲からヒザ蹴りを連打。
残り30秒、原田はピロシのタックルを切ってグラウンドでバックに回り込む。ここは両者、動きが止まってブレイク。スタンドに戻るとピロシは組み付いてテイクダウンを狙う。
2R、タックルでテイクダウンを奪うピロシ。バックに回り込み、腕十字やオモプラッタを仕掛けるが原田はそれも逃げる。
再びテイクダウンを奪ったピロシはマウントポジションからパンチを連打。原田が背中を見せたところでバックから腕十字を極めた。
ちびまるこちゃんのコスプレで入場したピロシは試合が終わるとすぐにランドセルを背負って記念撮影。
「何とか勝つことが出来ました。自分としてはあれでしたけど、勝ってよかったです。お願いがあるんですけど、ここで一番強いやつとやらせて欲しいんですけど…お願いします」とマイクアピールした。
▼第15試合
○“渋谷杉浦グループ センター街のドーベルマン” 林 大輔
一本 2R1分22秒 ※腕ひしぎ十字固め
●“愛知犬山のボス猿” 中西孝路
1R、左フックを出す林に中西が胴タックル、そのままコーナー際でテイクダウン、一気にパウンドを叩き込む。林も両足を効かせて防御、クロスガードに。中西はインサイドから鉄槌を落としていったが、ブレイク。
林を一本背負いの要領で投げる中西、しかしブレイク。スタンドに戻ると再び投げに行く中西、今度はグラウンドになると同時に下からの腕十字を仕掛ける。しかし、そのままの体勢で極まらずゴングが鳴った。
2R、両者共にパンチを出していくが、中西のワンツーがヒット。林は首相撲のヒザ蹴りからテイクダウン、そのままマウントを奪って鉄槌とパウンドを落としていく。ドントムーブでリング中央へ。
左右のフックをコツコツ当てていった林は、中西が手を伸ばして突き放そうとしたところで大きなモーションからの腕十字! すかさずレフェリーがストップに入り、一本勝ちを飾った。
林は「皆さん、私は渋谷最強杉浦グループの刺客・林です。センター街のドーベルマンって呼ばれているんですが、本当は土佐犬です。8月31日にウチの社長が主催するケンカマッチの試合があるので、僕にかかってきてくれる人がいれば募集しているんで、よろしくお願いします」と、挑戦者を募集した。
▼第14試合
―“100戦100勝 東京ストリートウルフ”aymjet
無効試合
―“関東最強ホスト ハマの夜王 ドンペリストライカー”アユム
※試合前のメディカルチェックでaymjetにドクターストップのため
現役ホストだというアユムはホスト軍団を引き連れ、DJ
OZMAの『アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士』を踊りながら、ドンペリのボトルを両手に持っての派手なホストらしい入場。しかし、対戦相手のayumjetが試合前のドクターチェックに引っ掛かり、急遽試合中止になったことが告げられた。
リングに上がった前田は「試合前のドクターチェックで重大なダメージがあることが判明しました」と説明。
続いてドクターが「アウトサイダーにおいては試合前のドクターチェックを義務付けているんですが、試合を許可できるような身体症状ではなかったので、今回はドクターストップとさせていただきました」と説明した。※詳しい症状の説明は個人情報保護法のためなし。
アユムの応援団から激しい野次が飛んだが、和田レフェリーは「この試合はノーコンテストとさせていただきます。僕たちはプロの審判団として、ドクターがいて、選手の身の安全を守るためにやっています」と訴えた。
前田がayumjetをリングに呼び込むと、ayumjetは「このような結果になって本当に残念です。僕自身、楽しみにしてました。アユム君、いろいろ今日まで期待させてしまって申しわけない。自分の目がおかしいと言われ、もう1回医者に行ってから出直そうと。まあ、ストリートも捨てました。リングでも闘えません。あとは宇宙にでも行って闘います」と、ジョーク交じりではあるが、非常に残念そうなマイク。
アユムは「ご指名いただきありがとうございます。闘いたかったよ、本当に。だけどしょうがないっしょ。横浜(チームの名前)ごめん、ごめんね。また絶対に、次の大会来るんで。じゃあ、またのご来店お待ちしております!」とホスト風マイクで締め括った。
▼第13試合
○“インテリジェンスタイガー” 秀虎
KO 1R0分22秒
●“ガチンコファイトクラブ サバイバル戦士” 權代裕典
1R、秀虎がパンチで前に出て首相撲に捕らえてのヒザ蹴りラッシュ、手を離してすかさずパンチの連打を加えると権代が崩れ落ち、秀虎が秒殺KO勝ちを収めた。
「すいません、強すぎて! これからも頑張ります。応援よろしくお願いします」と秀虎は勝ち誇り、サントリーオールドのCM曲と共に去っていった。
▼第12試合
○“博多名物 顔面美容整形マシーン”中村俊太
判定2−0
●“寝ても立ってもフルボッコ 茨城のボコスカウォーズ”
幕 大輔
幕は桜井“マッハ”速人の入場曲、そして本人のものと思われるガウンを着ての入場だ。
1R、幕が左右のフックで突進、そのまま組み付いて首投げで投げようとしたが、中村に後ろへ投げられる。中村がバックへ、幕はハーフガードになる。動きがなくブレイク。左右のフックで飛び込む幕、今度はパンチからの首投げに成功するも、回転して上になったのは中村だ。ロープ際のため再度ブレイク。
中村は距離を取り、幕がパンチで前に出る。そこへ中村のカウンターがヒット、尻餅をついた幕に中村がタックル、両足を払ってテイクダウンに成功した。
ドントムーブの後、中村はマウントをとったが幕がマウント返し、パウンドに行ったが中村も下から蹴り上げる。
2R、やはりパンチで前に出る幕に中村が胴タックル、リフトアップしてテイクダウンする。幕がリバーサルしてすぐに立ち上がろうとしたが、中村はバックを奪って引き倒す。
ブレイク後、左右のフックを振り回す幕を中村は胴タックルでテイクダウン。ブレイクになると、中村はすぐに胴タックル、今度はテイクダウン出来ずブレイクに。
とにかくパンチで前に出る幕を中村もパンチで迎え撃ち、胴タックルからテイクダウン。サイドポジションを奪うもハーフに戻され、試合終了のゴングを聞いた。
判定は2-0で中村の勝利。「自分に悔しい。もっと攻められるはずだったけど、ちょっとしょっぱいです。次、もっといい試合するんでNEXTステージよろしくお願いします」と、中村は反省しきりのマイクアピールだった。
▼第11試合
○“ボンズしてますか? 最強トラブルシューター” 大久保和宏
TKO 1R2分59秒
●“リングでシコふんじゃった アウトサイダー場所 ケンカ横綱”
水田聖通
1R、水田が右のパンチで突っ込むと大久保も右で打ち合う。さらに大久保は右ローキックを狙い打ち、水田は右のパンチで突進するが右ローを合わせられる。大久保の右パンチがアッパー気味に入り、続けての左フックで水田がフラつきスタンディグダウン。
再開後、水田はやはり体ごと行くような右のパンチを振るって突進、大久保はワンツーで迎え撃つ。大久保の右ストレートをダッキングでかわした水田は、右ストレートで大久保に尻餅をつかせるが、これはダウンにならない。
パンチを出しながら低い体勢で前に出る水田に、大久保の左ハイキックがクリーンヒット! 左フックをフォローしたところでレフェリーが試合を止めた。
「今日は応援しに来てくれてありがとう。渋谷とかでセキュリティーやってます。あと初台で居酒屋をやってるので、みんな呑みに来て下さい!」と店の宣伝もしっかりする大久保だった。
▼第10試合
○“黒光り地獄のメモリー” 吉田正豊
TKO 2R2分46秒 ※2ノックダウン
●“22世紀の猫型戦士” 野中“ドラエモン”康弘
格闘技だけでなくバレエやジャズダンスの経験もあるという吉田は、リングに入るなり宙返りを連発! 客席を大いに沸かせる。
1R、前蹴りで距離を取る吉田。野中はバックブローから組み付くが、吉田はそれを突き放す。吉田は前蹴りから右ストレート。野中のタックルにはフロントチョークを狙う。野中は頭を抜いてインサイドをキープ。
しかし吉田は野中の体を蹴り離し、バック転するようなアクロバティックな動きで立ち上がる! 吉田はスタンドに戻っても野中のテイクダウンを阻止する。
2R、右フックから組み付く野中だが、吉田は倒れない。逆に野中のボディにヒザ蹴り、フックやアッパーで前に出てヒザ蹴りを突き立てる。しかし野中もこの打ち合いに応戦! 右フックを強打して吉田を下がらせる。それをヒザ蹴りと前蹴りで突き放す吉田。
すると野中の手数が徐々に減り、吉田はヒザ蹴りから左右の連打。これで野中にダウンが宣告される。再開後、吉田は野中のタックルを切ってパンチとヒザ蹴り。吉田のヒザ蹴りがローブローになったものの、ドクターチェック後に吉田のバックキックが田中のボディにモロにヒット!
この鮮やかな一撃で吉田が勝利を収めた。試合後、コーナートップからのムーンサルトを見せた吉田。
「こんにちは! 面白かったですか? 自分みたいなど素人が素晴らしいリングで闘えてうれしいです。練習してくれた皆さん、本当にありがとうございました」とマイクアピール。最後は再びバック宙で試合を締め括った。
▼第9試合
○“鋼の喧嘩術師”友田隆志
TKO 1R1分3秒 ※ドクターストップ
●“国防バーリトゥーダー 現役二等陸尉 パトリオットクーデター”
鶴間智之
1R、いきなり右ローを蹴る友田。鶴間は右ストレートから組み付くが、テイクダウンしたのは友田。一気にマウントポジションを奪って、パンチを落とす。するとここで友田が左目付近をカット。そのままドクターストップとなり、友田が勝利を収めた。
友田は「ちょっとあっさり勝ってしまったんですけど、今日の試合のために酒も飲まずに一生懸命、練習を頑張ってきました。これからは“ジ・アウトサイダーのヴァンダレイ”と呼ばれるようにぶっ倒して勝ちますんで、応援よろしくお願いします」と今後の活躍を誓った。
▼第8試合
○“九州天下一の重量戦士 関東初上陸 天神のラスボス” 出田源貴
TKO 1R0分49秒 ※2ノックダウン
●“使用キャラはオレ 実録ストリートファイター 喧嘩ドラフト1位”
瀬尾 郷
1R、右ローから出田がヒザ蹴りとパンチでラッシュ。これで瀬尾にダウンが宣告される。再開後、出田が右ストレートとヒザ蹴りで前に出て、ロープ際で瀬尾を一方的に殴りつける。これでレフェリーが試合をストップした。
出田は「どうも、初めまして! 出田です。前回は出れなかったんですが、今回は出れました。自分の力を見せることが出来てよかったと思います。これからもよろしくお願いします」と力強く語った。
▼第7試合
○“ボディー集中三連コンボ ストマッククラッシャー 内臓お持ち帰り男”
渡辺竜也
一本 1R0分32秒 ※フロントチョーク
●“前橋の暴走柔道王” 中村啓紀
1R、中村が飛びヒザ蹴りから組み付いてテイクダウン。渡辺はフロントチョークを仕掛ける。これを持ち上げてディフェンスしようとする中村だったが、渡辺の腕ががっちりと入り、そのまま失神! 渡辺が見事な一本勝ちを収めた。
渡辺は「え〜初勝利です。誰も応援がいないんですけど、みなさんの応援を少しだけ感じられてうれしかったです。ありがとうございました」と照れながらマイクアピール。
▼第6試合
○“平安京 喧嘩一見 お断り” 玉井智浩
TKO 1R1分59秒 ※2ノックダウン
●“喜多見のプロレス馬鹿一代” 安部充朗
1R、サウスポーの玉井が左ストレートから前に出てそのままラッシュ! 安倍が下がってしまい、ダウン。再開後、今度は玉井が飛びつくように寝技に引き込み三角絞めへ。これは凌がれるものの、玉井がテイクダウンし、グラウンドで安倍からバックを奪う。ブレイク後、再びノーガードで殴り合うと、レフェリーが試合をストップ。玉井のTKO勝利となった。
試合内容に納得がいかなかったのか、玉井は「もうちょっと練習して帰ってきます。よろしくお願いします」とだけ話し、リングを降りた。
▼第5試合
○“九州天下一の大目付” 野村剛史
1R 0分56秒 ※腕ひしぎ十字固め
●“「オレにもやらせろ!」客席からの乱入野郎” 岩本一貴
1R、二人ともリング中央で飛びヒザの相打ち、着地すると野村がタックルでテイクダウン。サイドからマウントを奪い、腕ひしぎ十字固め! 鮮やかな一本勝ちを収めた。
「またまた九州から来ました。今回も勝っちゃったんですけど、わざわざ九州から来てすぐ勝っちゃってすいません。次は怪我で休んでいるあの人とやりたいです」と、加藤友弥に宣戦布告した。
▼第4試合
○“関東襲撃 駿河の鉄板” 増田良平
KO 1R0分2秒
●“横濱ギャング連合 ハマの狂犬” 黒石高大
1R、開始のゴングと同時に黒石が突っ込んでいくと、そこへ増田が右フックのカウンター一撃! 黒石は前にバッタリと倒れて失神。
増田が秒殺KO勝ちを飾ったが、黒石の応援団が前回に続いて乱入。リングに大勢がなだれ込み、場内騒然となったが、前田や村上一成らとセキュリティーが止めに入り、混乱は大事件に発展せず収束。
「今日はこのリングに上がれて凄く嬉しかったです。また次の試合があったら出たいと思います」と、増田はマイクアピールした。
▲第4試合で敗れた選手の応援団がリングに乱入!前田日明も自ら制止に入り、場内騒然。
▼第3試合
○“湾岸エリアの鬼門番” 鳥海 誠
TKO 2R1分30秒 ※ドクターストップ
●“亡国のフルメタルジャケット 徒手格闘術最強マスター”
キイチロウ
キイチロウは安室奈美恵の『CAN
YOU CELEBRATE?』で入場、いきなりウケをとり、場内はざわつく。
1R、キイチロウが走ってパンチを当てに行くが、かわした鳥海が右ストレートでダウンを奪う。ローの蹴り合いから鳥海が左フック、ワンツー、パンチの打ち合いから首ヒザ、そして右ストレートを連発。
アッパーから左ストレート、そして左フックを連発と圧倒する。たまらず引き込むキイチロウ、鳥海は左の鉄槌を連打するとキイチロウは下からの腕十字を狙う。
これはブレイクとなり、ラスト10秒になったところで両者は打ち合いを展開、キイチロウの左フックがヒットしたが、ゴングとなった。
2R、キイチロウのダメージが大きいためあと1回のダウンでTKOになることが宣告される。キイチロウは左ミドルから左フック、そして両者は打ち合いを展開。キイチロウの左ミドルに鳥海が組みにいくも投げられず、再びフックの打ち合いに。
今度はキイチロウの左フックがヒット、鳥海も強い右を返す。
ノーガードで左右のフックを振り回す二人に、場内からどよめきが起こる! が、ここでキイチロウにドクターチェック。試合続行不可能と判断され、鳥海がTKO勝ち。
マイクを持った鳥海は「こういうの苦手なんだけど、応援ありがとう」とハニカミながらお礼を言った。
▼第2試合
○“喧嘩所茨城制圧 ザ・WORST” 加藤紘也
TKO 2R1分8秒 ※2ノックダウン
●“近畿のケンカ柔道一直線” 高田敬久
1R、加藤はジャブから大振りの右フック。両者足を止めて左右フックで打ち合うと高田の右フックで加藤が膝をついてダウン。再び足を止めて殴り合う両者、場内はどっと沸く。その中で、今度は加藤が左フックでダウンを奪い返す! 逆転に大きく沸く場内。
さらに足を止めて真正面から打ち合う二人、加藤は掴むとヒザ蹴りの連打、手を離すとパンチで打ち合い! ブレイクになると、両者とも疲れたか見合いとなるが、高田がまた打ち合いに行って足を止めての打ち合いが展開される!
2R、双方にダメージがあるためあと1回のダウンで試合終了になることがコールされると、お互いに思い切り打ち合いに行き、小休止を挟んで再び打ち合いが始まる。
高田のストレートが何発か入るが、加藤も打ち合う。加藤が組み合ってバックマウントを奪い、パンチを連打したところでレフェリーが試合をストップした。加藤は「これからは秒殺できるように強くなるんで、応援お願いします」とアピールした。
▼第1試合
○“瓜田一族 瓜田の右腕参上”高橋知実
判定2−0
●“薬物からの生還 aymjet組 禁断ファイター”トオル
1R、高橋が飛び掛っていくと、トオルがかわしてパンチにいく。パンチで襲い掛かる高橋、トオルは右ミドルを二発、いきなりバックを奪うと背後からパンチを連打。
高橋はバックキックを見せるが、スピードがなくトオルがワンツーからテイクダウン、トオルがマウントパンチに行ったところで初回終了。
2R、高橋の左ストレートがヒット、続いて組みヒザからパンチを連打し、左ストレートでダウンを奪う。トオルは倒し返そうとストレート連打、そして首ヒザ。片足を取りに行くもガブられる。
ブレイク後、両者共にパンチの応酬、力いっぱいパンチを振り回す。高橋の左ストレートがヒット。高橋は両膝に両手をつくほどのスタミナ切れを見せるが、トオルがパンチを出してくるとしっかり打ち合う。
ラスト30秒、両者ともスタミナ切れながらパンチを振り回していき、ラスト10秒でトオルが逆転を狙ったフロントチョーク! しかし、時間切れ。両者はなかなか立ち上がれず、リング中央でしばらくうずくまるほど力を使い放した。判定2-0で高橋が勝利。
高橋は「トオル君とは仲間同士です、自分が総合格闘技で初めて練習した仲間で、いろいろあったけど魂がぶつかり合うような試合が出来たと思います。気持ちだけでも何とかできるものだと思うので、この会場に来ている人も時間があれば応募して出場して欲しいと思います」とメッセージを送った。
★第25試合から第21試合はこちら
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