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【MAキック】我龍真吾、ついに世界タイトルを獲得!悲しき重大発表も

2008/07/20



マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「BREAK THROUGH-5〜打破〜新東金ジム30周年記念 戦場の狼IV」
2008年7月20日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 本戦開始18:30
オープニングゲーム開始17:15

▼メインイベント(第10試合) WMAF世界ミドル級王座決定戦 3分5R延長1R
○我龍真吾(ファイティングマスター/M-1ミドル級王者)
KO 4R1分47秒 ※ボディへのパンチ
●山ア通明(新東金/元MA日本四冠王者)

 メインイベントは「WMAF世界ミドル級王座決定戦」。現UKF世界スーパーライト級チャンピオンであり、MA日本フェザー級・スーパーフェザー級・ライト級・スーパーライト級の四階級を制覇している42歳の超ベテラン、山崎道明が五階級制覇に挑む。

 対する我龍真吾も新日本キックボクシング協会ライト級、J-NETWORKウェルター級、M-1ミドル級と三階級制覇を達成した男。昨年6月と8月にMAのリングでWMAF世界タイトル獲得のチャンスが与えられるも奪取に失敗、2005年8月にもUKF世界タイトルマッチを行うがやはり目標とする世界チャンピオンの座に就けなかった。

 それぞれの世界チャンピオンのベルトに懸ける執念がぶつかり合う一戦。 試合前、我龍お馴染みのガン飛ばしポーズに、山崎は上を向いて目を合わせない。

 1R、山崎は距離をとって右へ大きく旋回、リングを広く使いながら左右のローキック。我龍は珍しく右ハイキックを多用し、左フックから右ハイへと繋ぐ。ハイキックとローキックの対決という図式。若い頃のニックネームである“和製ベニー・ユキーデ”を彷彿させるように、山崎は軽やかにステップを踏んで弧を描き、バックスピンキックも繰り出す。

 しかも、我龍がハイキックを空振りしたところで山崎の右フックがヒット! 我龍がグラつく場面も。

 2Rになっても山崎の動きは変わらず、軽やかなステップを踏んでリングを大きく回り、追いかけてくる我龍のフックをステップとボディワークでかわしてすり抜ける。右手を大きく下ろしたデトロイトスタイルにも似た構えで、時折笑みも浮かべる山崎。

 途中、山崎のコンタクトレンズが外れたのを見た我龍は「コンタクト!」と指摘。我龍も余裕を感じさせる。山崎はバックブロー、バックスピンキックと大技も繰り出す。

 3R、山崎がフックを繰り出してすぐに離れる。我龍がパンチで追っていくと軽やかに逃げるが、それならばと我龍は掴んでのヒザ蹴りに持ち込む。これが功を奏した。山崎の足が止まり始め、足止めて左右のフックを振り回す場面が多くなってくる。

 我龍は待ってましたとばかりに打ち合い、山崎をコーナーへ追い詰めてヒザとパンチ。山崎もハイキックで応戦するが、我龍のヒザは顔面にも伸びてくる。

 4R、ボディへのヒザが効いたか、いよいよ動きが止まってきた山崎。我龍とローの蹴り合い、ミドルキックで応戦するも左右のフックを何度も喰らう。我龍はボディブローから山崎をロープ際に追い込んでボディへのヒザ蹴り! 山崎が倒れると「ダウンだ!」とアピールしたが、レフェリーの判定はスリップ。

 立ち上がった山崎は思い切った打ち合いを挑む。しかし、我龍のフックからのボディブローでうずくまるようにダウン! 我龍はコーナーに登って勝利をアピールする。何とか立ち上がった山崎だったが、再び左右のボディをもらって崩れ落ち、我龍のKO勝ちとなった。

 ジャンプして勝利を喜ぶ我龍。ようやく手に入れた世界と名の付くベルトを巻き、嬉しさを爆発させる。

「やっと世界チャンピオンになれました。この間、勝ったら重大発表をすると言いましたが、私事なので聞きたくない人は帰ってもらっても構いません」と前置きし、我龍は話し始める。

「世界チャンピオンになったら(婚約者と)籍を入れると言ってたんですが、実は去年の4月、1年以上前に別れてしまいました。子供たちと一緒に大阪へ帰ってしまいました」と衝撃の告白!

 「全ては僕の責任です。2月のK-1MAXに出て俺に惚れ直してもらおうと思ったんですが、ぶっとばされました(キシェンコに1RKO負け)。そのため2、4、6月はモチベーションが上がらなかったんですが、7月に好きな人が心に出来ました」と、不調の原因と今回の勝因を挙げた。

●我龍のコメント
「思ったより動かれたので意表を突かれたんですが、後半疲れたら行くというのがドンピシャでした。やっと世界チャンピオンになれました。こんなに大変なものだとは。でも、今回は王座決定戦なので防衛しないと意味がない。もっと強くならないといけない。

 実は1年以上前に別れていて、暮れから別居状態でした。子供たちは順番に育てて面倒を見ていくことになっています。それで今年はモチベーションが上がらなかったんですが、ここへ来てやっとモチベーションが上がってきました。

(1Rに山崎の右フックをもらって)それほど効いてなかったけど“やべっ、もらっちゃった”と思いました。緊張で動きが固くてヤバイと。実は腹で倒すって、4RでKOすると身内には言ってたんですよ。宣言通りになったのでよかったです。

 6月に貴之ウィラサクレックとやった時は、煽られたり野次られたりしてかなりハラがたっていて“この野郎!”と行ってしまって熱くなっちゃったのが敗因。(右ハイキックを多用したのは)パンチだけじゃダメだと思って、蹴りも練習しているんです。右ハイキックは狙ってました。1回入ったのでハイキックでKO出来るかと思いました(笑)。

(芸人KICK☆の挑戦は)いつでも受ける。とりあえずウチのジムのリングで勝負するか? Dynamite!!だろうがなんだろうがやってやりますよ」



▼セミファイナル(第9試合) ライト級交流戦 61.0Kg契約 3分3R延長1R
○壮泰(橋本道場/MA日本スーパーライト級王者)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●及川知浩(及川道場/シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者)

 MA日本キックVSシュートボクシングの対抗戦第2試合は、MAの日本スーパーライト級チャンピオン“スーパーツインズ兄”壮泰が、SB日本スーパーフェザー級の“絶対王者”として君臨する及川を迎え撃った。壮泰は4月にJ-NETWORKのエース西山誠人に1RKO負けを喫して以来の復帰戦となる。

 1R、ローキックの蹴り合いからスタート。及川は壮泰にミドルを蹴らせてすぐに右ローを返す。軸足蹴りで壮泰を転倒させ、ワンツーからフック。壮泰は徹底して蹴りの距離をとり、ローとミドル。ミドルキックは高めと中段の二種類。中盤を過ぎると、左ミドルがかなり強く及川にヒット、及川は倒そうとしているのかフックが大振りで空を切る。

 2R、及川が壮泰のハイやミドルをスウェーでかわしての右ロー、右インロー。壮泰は左ミドル、右ハイと高めの蹴りを出しつつローへ繋ぐ。及川はアッパーを繰り出すも不発。壮泰の蹴りの当たりが強く、及川はなかなか中に入れない。及川も変則的なハイキックを繰り出す。

 3R、高めのミドルキックを連発して及川の腕を攻める壮泰。パンチもワンツーからボディを叩く。及川は壮泰の右ミドルに入ることが出来ず、ミドルとローを返すくらい。それに対して壮泰はパンチも繰り出し、蹴り続けた。

 判定は一人がドローだったが、判定2−0で壮泰が王者対決を制した。及川は蹴りをブロックの上からとはいえ、受け続けたのは印象が悪かった。

 壮泰は「2−0は本当の勝ちじゃない。引き分けのジャッジもいたし。でも今日は出し切ったし、今年まだ勝ってなかったけどこれから勝って行きたい」と、巻き返しを誓った。


▼第8試合 スーパーバンタム級交流戦 55.0Kg契約 3分3R延長1R
○森田晃允(橋本道場/MA日本バンタム級王者)
判定2−1 ※30−29、29−30、30−29
●えなりのりゆき(シーザー/シュートボクシング日本スーパーバンタム級3位)

 3月14日に王座決定トーナメントを制し、バンタム級王座を獲得して二階級制覇を達成した森田。一時は三連敗を喫したが、ようやく不調から脱出した。対するシュートボクサーえなりは現在三連敗中ながら、昨年8月にはMAのリングで勝利を得ている。MA日本キックVSシュートボクシングの対抗戦第1試合だ。

 1R、えなりは大きく回り込んでのローキック、森田も左右のローで迎え撃つ。えなりはストレートを出して距離を縮め、こまかく連打。その連打で押して森田をロープ際に追い込む場面も見られる。森田はパンチをブロックしつつ、しつこくロー。

 2R、ローと左フックを出しながら圧力を掛けてきた森田、えなりは細かい連打でロープ際へ追い込み、左ヒジ一閃! これで森田がまぶたの上をカット、流血に追い込む。

 ドクターチェックが終わると、流血が酷くなる前に勝負を決めようと森田が猛然とラッシュを開始する。左右フックでえなりを押しまくり、えなりもヒジのカウンターや右ストレート。しかし、森田の手数に押され気味。

 3R、なおも左右のフックとローでラッシュをかける森田。押されるえなりだが、森田がやや疲れたところで左ミドルを連打! 息を吹き返した森田が再びパンチで押して行き、フックからボディ、ヒザ蹴り。えなりの首相撲に捕まっても、構わずボディを乱打していく。

 ハッキリとした差は出なかったが、判定はやはり手数とアグレッシブで森田。判定2−1のスプリットだった。敗れたえなりはその場に泣き崩れ、号泣した。



▼第7試合 ヘビー級ノンタイトル戦 3分3R延長1R
○神谷友和(橋本道場/MA日本同級王者)
延長1R判定2−1 ※10−9、9−10、10−9
●高山博光(DANGER/同級6位)
※本戦は三者とも29−29


▼第6試合 スーパーフェザー級 3分3R延長1R
○白鳥 剣(モンゴル/新東金/2006年モンゴル60Kg王者)
判定3−0 ※三者とも30−28
●菅崎英世(習志野/MA日本スーパーフェザー級7位)

▼第5試合 バンタム級交流戦 54.5Kg契約 3分3R延長1R
○平本 悠(橋本道場/MA日本バンタム級3位)
判定2−0 ※30−29、29−29、30−29
●園部和芳(VERTEX/NJKFバンタム級9位)

▼第4試合 スーパーライト級 3分3R延長1R
○大江和也(HIMI/MA日本ライト級8位)
判定3−0 ※30−28、29−28、30−28
●丸山昌宏(マスターズピット/元MA日本ライト級5位)

▼第3試合 スーパーフェザー級3分3R
○川野賀郎(Studio−K/MA日本フェザー級9位)
KO 3R1分13秒 ※右ローキック
●滝口“PITBULL”潤(チームピットブル)

▼第2試合 スーパーフェザー級交流戦 3分3R
○九島 亮(全日本キックボクシング連盟/AJ)
KO 1R0分18秒 ※右ハイキック
●KOJI(新東金)

▼第1試合 スーパーバンタム級3分3R
△佑哉(ワイルドシーサー)
ドロー 判定1−1 ※30−29、28−29、29−29
△松本圭一太(相模原)

▼エキシビジョンマッチ JAKFアマルール 2分2R
○三輪裕樹(習志野/15歳)
判定3−0 ※20−18、20−18、20−17
●隼人(新東金/15歳)

▼オープニングゲーム第5試合 51.5kg契約 2分3R
○竜二(橋本道場)
判定3−0 ※三者とも30-29
●落合宣夫(Kインター柏)

▼オープニングゲーム第4試合 フェザー級 2分3R
○デルガームラン(モンゴル/新東金)
KO 3R0分39秒
●友麻(ファイティングマスター)

▼オープニングゲーム第3試合 ウェルター級 2分3R
○YOUSUKE(新東金)
KO 1R2分04秒 ※パンチ連打
●高崎 誠(士道館ひばりヶ丘道場)

▼オープニングゲーム第2試合 ウェルター級 2分3R
○諸岡直人(Kインター柏)
KO 1R0分31秒
●林 徹(ファイティングマスター)

▼オープニングゲーム第1試合 69kg契約 2分3R
○橋本健一(谷山ジム)
判定3−0 ※三者とも30−29
●松倉信太郎(バンゲリングベイ)


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