DREAM事務局
「DREAM.5 ライト級GP2008 決勝戦」
2008年7月21日(月・祝)大阪城ホール
開場14:00 開始15:00
▼メインイベント ライト級GP決勝
○ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
TKO 1R4分19秒 ※レフェリーストップ
●青木真也(パラエストラ東京)
※ハンセンがGP優勝、初代ライト級王者に就く。
第8試合後、ドクターチェックの結果、アルバレスに眼球損傷・眼窟底骨折の疑いがあり、試合続行が不可能な状態であることが発表され、ハンセンの決勝進出がアナウンスされる。
ここでアルバレスはリング上からファンに挨拶し、無念の気持ちとハンセンへのエールを口にし、「チャンピオンが誰になろうとも、その選手に挑戦したいと思います」とマイクアピール。最後はコーナーからのバック宙を見せて、リングを降りた。
2006年のPRIDE男祭りで対戦している青木とハンセン。この時は青木がラバーガードからのフットチョークで一本勝ちを収めている。
1R、互いにサウスポーの両者。青木はハンセンの右アッパーにタックルを合わせてテイクダウンを奪う。ハーフガードで上になった青木はハンセンの上半身をがっちりと固めて、パスガードを狙っていくが、ハンセンも下から青木の顔面を殴る。上半身を起こして鉄槌を落とす青木。ハンセンはフックガードでそれを阻止し、イノキ・アリ状態にすると、ハンセンの蹴り上げがローブローになる。
再開後、再び右アッパーを突き上げるハンセン。青木はそれに合わせて組み付くと、今度は一気に引き込む。ここから青木はハンセンをラバーガードに捕らえて下から掌底。さらに青木はフットチョーク、オモプラッタを狙うが、ハンセンはそれを切って強烈なパウンド! 青木が思わずハンセンに抱きついて追撃をディフェンスする。
しかしイノキ・アリ状態からハンセンの左ストレートがクリーンヒット! このまま青木がマットにうつ伏せになると、ハンセンがパウンドを連打! ここでレフェリーが試合をストップ! 何とリザーバーのハンセンが青木にリベンジし、ライト級GP優勝&初代ライト級王者の称号を手にした。
試合後、ハンセンはマイクを握ると「防衛戦はまずエディ・アルバレスとやりたいです」と、負傷で決勝を棄権したアルバレスを次期挑戦者に指名。ここでアルバレスがリングに上がり、ハンセンと熱い抱擁をかわした。
そして試合後、ライト級GPを闘った選手たちがリングイン。それぞれファンに向けて言葉を残した。
「今日は応援、たくさんありがとうございました。またDREAMは新しい道に進んでいくと思います。これからもよろしくお願いします」(宇野)
「応援、そしてご来場ありがとうございます。悔しいですけど…また頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」(川尻)
「こうして自分を歓迎してくれてありがとう。次は良き友人ともなったヨアキムと、自分がもらっていたかもしれないベルトをかけて闘いたいと思う」(アルバレス)
「応援ありがとうございました。僕には応援してくれる人がたくさんいます。応援してくれる人を幸せにしたいと思います。今日は結果がついてこなくて、みなさんを幸せに出来ませんでしたが、まだ夢は終わっていません。また一歩、一歩、歩いていきます。僕と一緒に夢を見てください」(青木)
「今はもう本当に言葉が見つからない。最高の夜をありがとう!」(ハンセン)
▼セミファイナル ヘビー級ワンマッチ
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
一本 1R ※V1アームロック
●マーク・ハント(ニュージーランド/オセアニア スーパーファイタージム)
試合直前まで対戦相手がなかなか決まらなかった元K-1王者のハント。結局、対戦相手はオランダのストライカー、アリスター・オーフレイムに決まった。
1R、いきなり右フックを強振するハント。アリスターもジャブを突いて距離を測るが、ハントの右フックがヒット! これでアリスターが尻餅をつくと、ハントが一気にパウンドで襲い掛かる。
しかしアリスターは落ち着いてハントの腕を取ると、そこから腕十字! ハントの体を上手く引っくり返すと、最後はV1アームロックを極めて、タップを奪った。
試合後、アリスターは前回に引き続き、ミルコ・クロコップとの対戦をアピールし、リングを降りた。
▼第8試合 ミドル級ワンマッチ
○秋山成勲(日本/フリー)
一本 1R6分34秒 ※袖車絞め
●柴田勝頼(日本/ARMS)
秋山の注目のDREAM初参戦、試合前には秋山が韓国の大ブレイクしたことや「マイケル・ジャクソンになった気分」「視聴率もハンパないでしょう」という発言などがクローズアップされる。
対する柴田の「その口を黙らせてやりたい」というコメントには客席から大歓声。花道をいつものように全速力で突っ走ると、さらに声援は大きくなった。
そして秋山の入場。大きなブーイングが起こる中、秋山は白い柔道衣に身を包み現れると、いつものように正座して一礼。微笑を浮かべながら、観客席を見渡し、リングに上がった。秋山は道衣を着たまま試合に臨む。
1R、じりじりと前に出る秋山は右ロー。柴田も右ロー、そしてバックキック。秋山はそれをバックステップでかわすと、再び右ローを蹴っていく。大振りの右フックを放つ柴田。秋山の右ローに右フックを合わせるが、これは当たらない。
距離を取って右ローを蹴る柴田。秋山もそこに右ローを返す。じりじりと圧力をかけて、右ローを蹴る秋山。そこから右ストレート! 柴田はこれを足を使ってかわすと、逆に右のパンチを返す。さらにバックブローを見せる柴田。秋山は柴田をロープに詰めるとバックキックを打つ。
じりじりと前に出て柴田をコーナーに詰めた秋山は左フックを打ちつつ、右ハイキック! しかし柴田はそれを空振りさせると、一気に秋山に組み付く。しかしここでテイクダウンを奪ったのは秋山。一気にサイド、マウントとポジションを返ると、最後はマウントからの袖車絞め。これで柴田が失神し、秋山が一本勝ちを収めた。
▼第7試合 フェザー級ワンマッチ
○所 英男(日本/Team ZST)
判定 3−0
●山崎 剛(日本/GRABAKA)
試合前に交通事故に遭うアクシデントに見舞われた所だったが、無事に試合には出場。山本“KID”徳郁戦に前進することができるか?
対する山崎もDREAMフェザー級で闘っているファイター。所同様にKID戦に近づきたいところだろう。
1R、サウスポーの山崎はワンツー。所は右の蹴りでフェイントを入れる。パンチで距離を詰める山崎に所が左フックを返す。所が右ミドルを蹴ると、これがローブローとなり、試合が一時中断となる。
再開後、所は右のインロー。山崎が所のパンチに合わせてタックルでテイクダウンを奪う。下から足関節を仕掛ける所に、山崎は足を担いでパスガード狙い。所はブリッジで起き上がろうとするが、山崎はそれをがぶる。
距離が開く両者、山崎がワンツーで前に出ると所は頭を振ってディフェンス。そして真っ直ぐに伸びる右ストレート! これで山崎が尻餅をつく。
片足タックルでしがみつく山崎に鉄槌とヒザ蹴りを入れる所。アームロックを狙いつつ、距離が開くとすぐにヒザ蹴りを突き上げる。所をロープまで押し込む山崎。しかしここは動きが止まり、ブレイクとなる。
再開後、所のインローが2度目のローブローとなってしまい、所にはイエローカードが提示され、さらに山崎のダメージ回復のため、1分間のインターバルが与えられる。
インターバル後、所が右ハイキック、そして右ストレート! 山崎は片足タックルでテイクダウンし、所の足を取ってパスガード狙い。所はそこに膝十字を仕掛ける。この流れでグラウンドで上になった所は山崎のバックを奪うが、山崎も所の体を前に落として、グラウンドで上になる。
ハーフガードで上になる山崎。所はブリッジを効かせて、ガードに戻す。そして下から所が鉄槌。蹴り上げから山崎を三角絞めに捉え、そこにパンチを入れる。山崎も所の足を抱えて、足を越えるが、そこでラウンド終了となる。
2R、右ストレートで前に出る所。山崎の片足タックルにアームロックを狙うが、ここはブレイクとなる。再開後、所の右ハイキック、左フックが立て続けにヒット。山崎が組み付いていくが、テイクダウンを奪うまでには至らない。
ブレイク後、山崎が飛びヒザ蹴りのフェイントから左ストレート。タックルでテイクダウンを奪うと、所はアームロックを仕掛けて下になる。山崎の腕をキャッチしたまま、立ち上がる所。しかしここも動きが止まりブレイクとなる。再開後、所が飛びヒザ蹴り! 山崎はそれをキャッチしてテイクダウンを奪う。
担ぎパスガードを狙う山崎に所は下から鉄槌と蹴り上げ。右足を持ち上げられても、左足でジャンプキックを狙う。グラウンドで上になる山崎は所の足を担いでパスガードを狙うがロープ際のため、パスガードが出来ない。結局、その状態のまま、試合終了。
判定はスタンドの打撃を的確に当てた所。一本・KO勝ちこそ逃したものの、この階級の強豪・山崎を退けた。
▼第6試合 ウェルター級ワンマッチ
○弘中邦佳(日本/アカデミアAz)
TKO 1R8分57秒 ※ドクターストップ
●宮澤元樹(日本/和術慧舟會東京本部)
現役大学生ファイターの宮澤は「あしたのジョー」の入場曲で登場。弘中はUFCを中心に海外を主戦場にしてきた逆輸入ファイターだ。
1R、サウスポーの宮澤に対し、右ストレートから飛び込む弘中。そのまま両差しでロープに押し込んでいくと、宮澤は自ら飛びついて引き込もうとする。しかしそれを突き放す宮澤。今度は宮澤がパンチからタックルで弘中をコーナーに押し込む。
ブレイク後、弘中の左フックに合わせて宮澤が組み付く。ここで自ら引き込む宮澤。ラバーガードで弘中の動きを固めてコツコツとパンチを入れる。弘中は宮澤の体をコーナーに押し込んで、細かくパンチを落とす。
左ストレートで前に出る宮澤。弘中は右ミドルを返す。その後も互いにパンチを交換する両者、しかし共にクリーンヒットはない。右ストレートで前に出る弘中。宮澤をコーナーに詰めて右アッパーを突き上げる。やや後手に回る宮澤。弘中の圧力を受けて下がる場面が目立つ。
残り2分過ぎ、弘中が宮澤をコーナーに詰めて右ストレートから連打。するとここで宮澤が額から出血し、ドクターチェック。宮澤の傷が深く、弘中がドクターストップで勝利した。
▼第5試合 フェザー級ワンマッチ
○ジョセフ・べナビデス(アメリカ/アルティメット・フィットネスジム)
一本 1R8分57秒 ※前方裸絞め
●KODO(日本/シューティングジム神戸)
当初、山本“KID”徳郁と対戦予定だったべナビデス。KODOは修斗を主戦場にする若手ストライカーで、KID欠場を受けて、この大チャンスに抜擢された。
1R、べナビデスがタックルでテイクダウン。クローズガードで抱きつくKODOに対して、べナビデスはバスター! KODOが立ち上がろうとすると、それをがぶってヒザ蹴りを入れる。しかしここはKODOが立ち上がり、試合はスタンドへ。
思い切りのいい右ストレートを打つべナビデス。KODOに組み付くと豪快なスープレックス! そのままべナビデスはKODOのバックをキープし、フロントチョーク! 最後はマウントから極める形でべナビデスがタップを奪った。
▼第4試合 ライト級GP リザーブマッチ
○ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
一本 1R2分33秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ブラックマンバ(インド/レボリューション・ファイトチーム)
2回戦ではエディ・アルバレスと歴史に残る名勝負を繰り広げたハンセン。対するマンバは1回戦で川尻達也を苦しめている。
1R、サウスポーのハンセンはいきなりタックル。しかしマンバはハンセンを首相撲にとらえるとヒザ蹴りを連打! ハンセンはこれをもらいながらも、片足タックルでテイクダウンを奪う。しかしマンバもすぐに立ち上がり、グラウンドの攻防を許さない。
ブレイク後、マンバはローと前蹴りでハンセンを突き放す。さらにマンバは右ボディストレート、右アッパー! ハンセンはパンチを貰いながらも、そのまま組み付いてアームロック。そこからハンセンは引き込みながら、腕十字→三角絞め→腕十字と次々にサブミッションを仕掛け、マンバからタップを奪った。
▼第3試合 ライト級GP 準決勝
○エディ・アルバレス(アメリカ/エリートXC/ファイト・ファクトリー)
TKO 1R7分35秒 ※レフェリーストップ
●川尻達也(日本/T-BLOOD)
青木真也の相手を決める戦い。共に打撃を得意としている両者だけに、激しい殴り合いが予想される。
1R、アルバレスは細かくステップ。川尻のミドルにワンツーで飛び込む。そしてアルバレスは川尻のパンチに合わせてタックル。
川尻はそれを切るが、アルバレスは四つ組みでロープに押し込む。ヒザ蹴りを打ちながらテイクダウンを狙うアルバレス。しかし川尻もそれに耐えてブレイクとなる。
再開後、インローを蹴っていく川尻は、アルバレスのパンチに得意の右のカウンター! しかしこれは当たりが浅い。
アルバレスは川尻をロープに詰めてワンツー、川尻もパンチで応戦、アルバレスのタックルを川尻は倒れない。
右ローを蹴るアルバレス。川尻のインローにアルバレスが左、右フックで前に出る。そしてアルバレスがワンツーで前に出ると川尻が尻餅!
川尻はそのままタックルに行くが、アルバレスはそれを切る。ここから立ち上がる川尻だったが、アルバレスは川尻のボディにパンチとヒザ蹴りを打つ。
上体を揺らして細かくフェイントを入れるアルバレスは右ロー。川尻はそのローに右ストレート! これでバランスを崩すアルバレスだが、川尻をコーナーまで押し込む。
ここでアルバレスが右目下をカットして、ドクターチェックが入る。再開後、川尻のインローにパンチで前に出て行くアルバレスだが、そこに川尻がカウンターの左アッパー! これでアルバレスが尻餅! アルバレスは川尻の攻撃をガードポジションでディフェンス。
しかし川尻はじっくり足を抜いてパスガード、そしてマウントポジションへ。しかしアルバレスもブリッジで川尻の体を跳ね除けて、立ち上がる。
スタンドでは再びアルバレスの右と川尻の右が交錯! しかしアルバレスがアッパーとストレートで前に出る。首相撲からヒザ蹴りを打つ川尻。
これがアルバレスのボディを捕らえるが、アルバレスは倒れない。圧力をかけて前に出て行くのはアルバレス。
川尻をロープに詰めると右フック、右アッパー! これで川尻がダウン! そこでアルバレスが追撃のパウンドを落としたところでレフェリーがストップ。アルバレスが川尻との壮絶な殴り合いを制し、決勝に駒を進めた。
▼第2試合 ライト級GP 準決勝
○青木真也(パラエストラ東京)
判定 3−0
●宇野 薫(和術慧舟會東京本部)
ライト級GP準決勝で実現した注目の日本人対決。
青木はいつも以上に気合いが入った表情で花道に登場、仲間たちと握手を交わすと、口に含んだ水を空に吹き出し、リングに上がった。
宇野はこの大一番に新たな入場曲で登場。涙を浮かべながら、花道を歩いてリングに向かった。
1R、サウスポーの両者。まずは互いに間合いを探る静かな立ち上がりとなる。ここで青木が右ミドル、宇野が右のインローを蹴る。さらに宇野はジャブで踏み込んで左ロー。
青木は宇野をロープにまで詰めると、飛びヒザ蹴りのフェイントから組み付いてサバ折り→マウントポジションへ。
しかし宇野もすぐにポジションを入れ替える。ガードポジションの青木は宇野の手首をキャッチして、三角絞め&デラヒーバガードからの顔面蹴り。そしてそのまま宇野の左足をキャッチするとヒールホールド!
必死に体を回転させて逃げる宇野。青木は宇野のバックに回り込む。宇野は体を半身にして、一気にブリッジして反転。
しかし青木はガードになりながらも、宇野の左手をクラッチして放さない。そこから宇野の背中に回り込む青木。そして宇野がブリッジする動きに合わせて三角絞め! これがガッチリ入り、ピンチを迎える宇野! しかし宇野は立ち上がり、青木の顔面にヒザ蹴り。
さらに宇野は青木が腕十字を仕掛けると、その体をまたぐようにして頭にヒザ蹴りを落とす。そして宇野がグラウンドで上を取る形でインサイドガードへ。青木がサブミッションを仕掛け、それを宇野が凌ぐという展開の1Rとなった。
2R、ワンツーを放つ宇野。青木は宇野がパンチで前に出てきたところを狙ってタックルでテイクダウンを奪う。青木は宇野の膝を押してパスガード狙い。
宇野も下から青木の顔面に鉄槌を入れる。ここから起き上がろうとする宇野だったが、青木はすぐにバックに回り込む。足を四の字に組み、宇野の動きを固める青木。
何度も体を動かして、ポジションを入れ変えようとする宇野だが、青木はパンチを入れながらポジションをキープし続ける。
残り1分、ようやくインサイドガードに戻した宇野は細かくパウンド。しかし青木も宇野をラバーガードに捕らえて、動きを固める。そしてこの体勢のまま、試合が終了。
判定は3−0で青木! グラウンドで宇野を完全にコントロールした青木が決勝に駒を進めた。青木はファンに向けて「頑張るからな」とメッセージを残し、控え室に戻った。
▼第1試合 5分2R特別ルール
○中村大介(U-FILE CAMP)
一本 1R3分41秒 ※腕ひしぎ十字固め
●アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン)
大会5日前に盗撮男を逮捕したことでニュースにも取り上げられたオロゴンと、4日前にM-1チャレンジに出場した中村によるオープニングマッチ。オロゴンは柔道衣を着ての入場、中村はいつものように黒いショートタイツにレガースを着けて試合に挑む。
1R、左手を下げた構えの中村はジャブ&ロー。オロゴンも右ローを蹴っていく。中村はオロゴンの足元に飛び込んで足関節を狙うが、オロゴンもすぐに足を抜いて脱出。
スタンドに戻ると、オロゴンは左フックから右ストレート、右ローを蹴る。さらにオロゴンは右フックから首相撲に持ち込むが、ここで中村が飛びつき腕十字! これがバッチリ極まり、中村が鮮やかな一本勝ちを収めた。
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