DEEP事務局
「ファイティングロードpresents DEEP 37 IMPACT」
2008年8月17日(日)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
※フューチャーファイトは17:40〜
▼メインイベント(第12試合) DEEP初代バンタム級王者決定戦 62kg契約 5分3R
○今成正和(Team-ROKEN/初代フェザー級王者)
一本 1R0分29秒 ※ヒールホールド
●梅村 寛(NEX)
※今成が初代DEEPバンタム級王座に就く。
DEEPに新設されたバンタム級。このベルトを争うのは現在8連勝中と勢いに乗る名古屋の梅村と、前フェザー級王者で階級を落としての挑戦となる今成。
1R、サウスポーからいきなり左ミドルを蹴る今成。じりじりとプレッシャーをかけて梅村にロープを背負わせると、左の前蹴りで飛び込む。これは空振りし、バランスを崩した今成だったが、そこから梅村の足をキャッチして電光石火のヒールホールド!
体を回転させて逃げようとする梅村だったが、今成のヒールからは逃げることが出来ずタップ! 何と今成がわずか22秒の秒殺劇で、初代バンタム級のベルトを腰に巻いた。
リング上でセコンドの青木真也らと記念撮影に応じた今成は「今日はご来場ありがとうございます。何とか勝てたんですけど、近いうちにもう一つ上のところで試合をしたいと思います。よろしくお願いします」と、いつもよりはやや言葉多めにDREAM参戦をアピールした。
●今成正和のコメント
「(バンタム級での試合は?)どうですかね、分からないです。減量は影響を感じるほどの長さやってないので。まあこのくらいの体重でやりたいです。最後の技はヒールホールドってやつですね(笑)。本当はもっと蹴ろうと思ったんですけど、距離が遠くてなかなか蹴ることが出来なくて。それで組めばいいかなと思いました。
(「もう一つ上のところで試合をしたい」発言について)出来れば、出たいですね。DREAM? そうですね。(以前からKID選手との対戦を希望されていますが)今は(KIDが)怪我しちゃったみたいなんで、その怪我が治ったらやってみたいです」
※今成は短いパンツ1枚でベルトを巻き、一見、全裸のような出で立ちで登場。記者たちは思わず絶句…
●DEEP佐伯繁代表のコメント
「今日は一本勝ちが多くて早かった! 内容も良かったし、ただハマーが寝技に行くとは(笑)。
慧舟會との対抗戦では慧舟會の底力を見せてもらいましたね。結果は2勝1敗1分。予想通り、九十九選手は強かったです。さすがへクターと判定まで行っているだけあって強い。滑川もこれで6連勝、隆多も素晴らしかったですね。次のマッチメークは色々と考えます。
逆にDJとジョンマンはもうちょっと手数を出さないと。ジョンマンの方が攻めていたけど、的確に攻撃を当てていたのはDJという感じでしょう。正直(手数が少なくて)もう少しでイエローを出すところだったし、判定になった時にはドローだと思いました。それだけジョンマンはパンチがあって面白い選手ってことなんですけど。この階級ではまた新しい選手と話をしているんで、楽しみにしていてください。
でも今日は最後の2試合に尽きますよ。この前の池本VS長谷川、メガトンGP決勝もそうですけど、タイトルマッチは見ている方も分かりやすい。MIKUVS瀧本は今の女子格闘技でトップの試合だと思うし、女子であの空気、あの内容を出せるのはうちだけだと思いますよ。
メインは試合時間29秒? 梅村のことを考えるとそれはひどいな(苦笑)。あんなタイトルマッチは見たことないって。今成もバンタム級に体重を落として、この階級では本当に世界のトップですよ。セミは良い試合で、メインには驚かされました。
(今成のDREAM参戦アピールについて)タイミングの問題もあるし、次の9月には間に合わないでしょう。あとはこれからどんな日程でDREAMが大会を開くかですよね。
ちなみに今成は1日で4kgくらい落としたそうですけど、うちの65kgでやっている選手でも62kgまで落とせる選手って多いんですよ。だから年末・年始で8人のトーナメントをやって、その優勝者と今成をやらせようと思います。ただみんな今成とやるのを嫌がるんだよなあ(苦笑)
(今後のMIKUのマッチメークは?)やっぱり相手がいない部分もあるし、階級を上げてやるという話もしています。ちなみに中尾受太郎は70kgまで体重を落とすと言っています。帯谷もそろそろ戻ってくる予定ですし、70kgも面白くなってきますよ」
▼セミファイナル(第11試合) DEEP女子ライト級タイトルマッチ 48kg契約 5分2R
○MIKU(クラブバーバリアン/王者)
KO 2R4分40秒 ※左ミドルキック
●瀧本美咲(禅道会/挑戦者)
※MIKUが初防衛に成功。
これで4度目の対戦となるMIKUと瀧本。ここまでの戦績は挑戦者の瀧本が2勝1敗と勝ち越している。空手家らしく道衣を着ての入場となった瀧本に対し、MIKUは多くのノボリが上がる中、真っ黒のガウンを着てリングに上がる。
1R、いきなり右ストレートで前に出て行くMIKUは瀧本の首を掴むとヒザ蹴りを突き上げる! 瀧本はMIKUに組み付いてテイクダウンを狙うが、MIKUは倒れない。ブレイク後、右ローから左フックを返すMIKU。ハイキックで瀧本を後退させると、そこから再びボディにヒザ蹴り。
瀧本がテイクダウンを奪うものの、MIKUはそこを三角絞めに捉える。必死に自分の手を入れてディフェンスする瀧本。MIKUは頭を下げさせながら、三角絞めの形を作っていく。ここは瀧本の粘りが優り、ブレイクとなる。
再開後、右ストレートで前に出て行くMIKU。瀧本のボディに強烈なヒザ蹴りを連発する。
テイクダウンを狙う瀧本だったが、MIKUは上手くグラウンドで体勢を入れ替えて、自分が上になる。MIKUはインサイドガードで背筋を伸ばし、ボディにパンチを落とす。
2R、左の前蹴りから前に出るMIKUは、下がる瀧本にワンツーを打つ。さらに回り込みながらの左フック。瀧本が組み付いてくるとヒザ蹴りを突き上げる。
瀧本もローやミドルを返すが、MIKUの圧力が強く後退させられる。左右の連打で前に出るMIKU。そこから右ローを返す。手数では押される瀧本だが、左フック、右ストレートを返す。
それでも構わず前に出るMIKUは右ボディストレート。右ローを効かせると、右ボディストレート、右ロー。
そして右ローからの左ハイキック! これで瀧本の動きが止まる。一気にパンチで前に出るMIKU。瀧本も必死にパンチを打ち返すが、MIKUが強烈な左ミドル! これが瀧本のボディに突き刺さり、瀧本の体が「く」の字に折れ曲がる。MIKUはさらにそこに左ミドルを連打!
ここまで何とか耐え続けていた瀧本だが、ついにこの左ミドルでマットに崩れ落ち、レフェリーが試合をストップ! 残り時間16秒、MIKUが壮絶な打撃戦を制し、見事に初防衛に成功した。
試合後、MIKUは「自分でも想定外で感動してしまいました。最初は思い出作りで総合の試合をしていたんですが、瀧本さんに富山で一本負けをして、それからプロになってチャンピオンになろうと決意させられた人でした。
今まで瀧本さんに2回負けて、前回は1本勝ち出来たんですが、今回はもう誰も文句を言えないような勝ち方をしようと思って、打撃をやってきました。それで初めてKOできてよかったです。応援どうもありがとうございました」と喜びを語った。
▼第10試合 65.8kg契約 5分3R
△DJ.taiki(フリー)
ドロー 判定0−0
△キム・ジョンマン(韓国/CMA KOREA)
DEEP初参戦となるDJ.taikiは公開練習で紹介した新生ファントムズと共に入場。サングラスをかけたまま、リングに飛び込んだ。
1R、ワンツーのフェイントを入れるDJ.taiki。ジョンマンを下がらせて、鋭い右ローを蹴る。ジョンマンはそれをもらいながらも右フックを強振! DJ.taikiは下がりながらも左フックを返す。左フックで飛び込むジョンマン。DJ.taikiはそれをしっかりとブロックして、距離を取ると再び右ローをバシバシ蹴っていく。
ジョンマンが前に出てくるところにパンチの連打をまとめるDJ.taiki。ジョンマンはDJ.taikiのローに左フックを合わせる。ガードを上げて右ローを蹴り続けるDJ.taiki。
ジョンマンもパンチで追いかけるが、DJ.taikiはバックステップでそれをディフェンスする。インロー、左ミドルを蹴ってパンチで前に出るジョンマン。DJ.taikiは左ミドルで距離を取り、ジャブ&右ローを返す。
2R、ジャブと蹴りのフェイントで前に出るDJ.taiki。インローと左ミドルでジョンマンに距離を詰めさせない。インローを返すジョンマンは下がりながら右フックを振る。インローを蹴って前に出るDJ.taiki。ジョンマンは左フックで前に出て、ガードを固めるDJ.taikiに左右の連打!
DJ.taikiは下がりながら左フックを返す。ジョンマンのラッシュを凌いだDJ.taikiは再びパンチとローのフェイントでジョンマンを後退させる。
ジョンマンがコーナーを背負ったところで右ハイキックを打つが、これは当たらない。肩で息をし始めるジョンマン。右フックで前に出ると、DJ.taikiも右ストレート。
ジョンマンは左右のフックで前に出る。パンチが大振りのジョンマンに対し、ジャブを突き刺すDJ.taikiはそこから左ミドル。DJ.taikiは前に出続け、ジョンマンを常に後退させるものの、決定打がない。
3R、前に出て左ミドルを蹴るDJ.taiki。ジョンマンは左フックから右! さらにインローからパンチを返す。
高い蹴りを飛ばすDJ.taikiだが、これはジョンマンに空振りさせられる。それならばと右ローをコツコツ蹴るDJ.taiki。ジョンマンの右のパンチに左フックのカウンターを合わせる。
下がりながらも右のパンチで前に出るジョンマンは左フックを二発! DJ.taikiがこれで下がる! しかしすぐに構えに戻るDJ.taikiはジャブ&右ロー、そしてジョンマンが来るところに左ミドルを蹴る。ジャブで距離を測って右ローを蹴るDJ.taiki。ジョンマンの体が流れる! ジョンマンはワンツーで前に出て行くが、DJ.taikiはそれをブロック。ジャブを突くDJ.taikiに右フックをかぶせるジョンマン。
残り1分、DJ.taikiはジャブ&右ロー! これで顔をしかめるジョンマンだったが、左フックを連打して前に出て行く。ジョンマンは試合終了のゴングが鳴ると両手を上げて勝利をアピールした。
判定はジャッジ3名がどちらにもポイントを入れずドロー。判定が宣告されると、DJ.taikiはがっくりと肩を落とし、マットに膝をついた。
▼第9試合 83.9kg契約 5分3R
○桜井隆多(R-BLOOD/第2代ミドル級王者)
一本 1R3分22秒 ※腕ひしぎ十字固め
●瓜田幸造(掣圏会館)
1R、右ストレートで前に出る桜井。瓜田はそこに鋭いローを飛ばす。じりじりと前に出てプレッシャーをかける桜井。そして瓜田がロープを背負ったところで強烈な右ストレート!
これで瓜田を吹っ飛ばすと、パウンドで襲い掛かる。一気に攻め込む桜井だったが、瓜田も足を効かせて体を反転させながらタックルで立ち上がる。
コーナー際での差し合いでブレイクになった後、細かい連打で前に出る桜井。瓜田は右ヒザ蹴りを返す。桜井はパンチから組み付いて、瓜田の後ろに付くと、豪快なリフトでテイクダウン!
そのまま瓜田のバックにつくと、マウント、バックとポジションを変えながら、最後は腕ひしぎ十字固めで一本! これで2連勝となった桜井はコーナーポストで喜びの雄叫びをあげた。
▼第8試合 90kg契約 5分2R
○滑川康仁(Team M.A.D.)
一本 1R2分59秒 ※腕ひしぎ十字固め
●クラウジオ・シウバ(クラブバーバリアン)
1R、ガードを下げてジャブを打つ滑川。そこから左右のローを飛ばす。そして離れた間合いから一気にタックルでテイクダウンを奪う。ハーフガードからパスした滑川は上四方に回りながらチョーク。
一旦、クラウジオに立ち上がられ、ヒザ蹴りをもらった滑川だったが、しつこく片足タックル。これで2度目のテイクダウンを奪うと、そこから腕ひしぎ十字固めへ! 必死にクラッチするクラウジオの腕を外して、タップを奪った。
▼第7試合 70.3kg契約 5分2R
○菊野克紀(ALLIANCE)
TKO 2R2分34秒 ※パンチ連打
●Barbaro44(クラブバーバリアン)
1R、サウスポーの菊野に対し、Barbaro44は右ミドル。菊野はジャブを突き刺して、そこから左右の連打で前に出て、タックルでテイクダウンを狙う。
Barbaro44は菊野の腕を外から巻いて投げを狙うが、グラウンドで上になるのは菊野。インサイドからボディと顔面にパンチを打ち分ける。
Barbaro44は自分の膝で距離を作り、菊野が距離を詰めてくればラバーガードで動きを止める。
ブレイク後、左ストレートから前に出て行く菊野。そのままテイクダウンを奪うと、中腰の状態からパンチを落とす。ここでもブレイクとなるが、試合を優位に進めるのは菊野。Barbaro44の左フックをもらいながらも、左ハイキック、左ストレート! グラウンドで上を取るとパンチを落とす。
2R、左ストレートから前に出る菊野はそこから左ミドル。Barbaro44は下がりながらも左フックと右ストレートを返す。Barbaro44のパンチを前蹴りで止めて、左ハイキックを蹴る菊野。Barbaro44をコーナーまで押し込んでいく。
左の前蹴りでBarbaro44を下がらせる菊野。Barbaro44は右のテンカオ、左フック、そして右ハイキック。組み付く菊野にテイクダウンを許さない。
しかし距離が離れたところで菊野が強烈な左ミドル、さらにそこから返しの右フック! これでBarbaro44がダウン! 菊野が追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。
▼第6試合 78kg以下契約 5分2R
○石川英司(GRABAKA)
TKO 2R0分55秒 ※パウンド
●窪田幸生(坂口道場)
1R、右ハイを出しながら石川が組み付きテイクダウン。得意のパウンドを打つ展開にいくも、窪田はすぐに立ち上がる。
石川は窪田のパンチを受けながらも執ように組み付くながら寝技の展開に持ち込もうと必死。グラウンドにいった石川が窪田のバックを取ったところでゴング。
2R、打撃でプレッシャーをかける窪田に対し、ミドルを出す石川がタックル。窪田はフロントチョークを決めかけたが、石川が首を外し怒涛のパウンド連打!
防戦一方の窪田を見たレフェリーが試合をストップ。約4年ぶりに勝利を収めた石川は、盟友の三崎和雄と大喜び。
▼第5試合 DEEP対慧舟會 全面対抗戦 83.9kg以下契約 5分2R
○福田 力(GRABAKA)
判定3−0
●尾崎広紀(和術慧舟會東京本部)
DEEP対慧舟會の全面対抗戦のここまでの戦績は1勝1敗1引き分け。この大将戦で全てが決まる。
1Rから主導権を握っていたのは福田。尾崎のパンチをかいくぐりテイクダウンすると、福田はバックを制しながらこつこつとパウンドを打っていく。サイドポジションからもパンチを入れていく福田だが、尾崎はタフネスぶりを発揮する。尾崎がローを連打したところでゴング。
2R、尾崎のパンチに合わせて福田がタックル。がぶった尾崎に対し、巧にポジションを奪い返した福田が上を取る。下から尾崎は腕十字狙い。
これを凌いだ福田はバックマウントからパウンドとそのまま攻め続ける。判定で福田が勝利し、対抗戦は2勝したDEEPに軍配が上がった。
▼第4試合 DEEP対慧舟會 全面対抗戦 70.3kg以下契約 5分2R
○松本晃市郎(今田道場)
TKO 2R1分32秒 ※レフェリーストップ
●井上誠午(和術慧舟會GODS)
1R、井上がプレッシャーをかける中、ノーガードの松本が左フックをクリーンヒットさせダウンを奪う。そのままパウンドで追撃したが、すぐにスタンドの展開にいくために松本は立ち上がった。
再び飛び込みながらの左アッパーでダウンを奪った松本がパウンドの連打。スタンドに戻り、井上がミドルでプレッシャーをかけ続けたところでゴング。
2R、井上が前に出てパンチを出して行くが、松本は巧みなディフェンスでパンチをもらわない。距離をつめるように松本が飛びヒザ。
井上も飛びヒザを返す。ロープ際に詰めた松本が右アッパー。これで井上が尻餅をつくとレフェリーが即座に試合を止めた。
▼第3試合 DEEP対慧舟會 全面対抗戦 77.1kg以下契約 5分2R
○九十九優作(和術慧舟會TIGER PLACE)
一本 1R3分4秒 ※チョークスリーパー
●北崎 鎮(禅道会)
九十九を中心にぐるぐる回りながら様子をうかがう北崎は飛びヒザ。思い切りのいい左右のフックで北崎が仕掛ける。
さらにパンチで前に出たところ、それに合わせて九十九がタックルでテイクダウンに成功。あっという間にバックを奪うとスリーパーで勝負を決めた。
▼第2試合 DEEP対慧舟會 全面対抗戦 70.3kg以下契約 5分2R
△LUIZ(禅道会)
ドロー 判定1−0
△三浦 忍(和術慧舟會TIGER PLACE)
1R、右ローを出すLUIZ。三浦が前に出れば左フックを合わせ、右ハイも当てていく。打撃で優位に立つLUIZに対し、三浦はタックルからテイクダウンしグラウンドの展開に持ち込む。
下になったLUIZは腕十字を仕掛ける。スタンドに戻り、LUIZはハイで攻め込んだが、三浦のパンチでしりもち。
2R、蹴りでLUIZが出ると、パンチを出しながら三浦がテイクダウン。グラウンドになると三浦が優位にポジションを取り続けたが、残り時間僅かのところでLUIZが反撃。
三浦のタックルをがぶると、LUIZが押しつぶしそのままマウントポジションへ。パウンドの雨を降らせたところでゴング。判定決着となり、引き分けに終わった。
▼第1試合 無差別契約 5分2R
○ハマー(IMPACTロシア)
一本 1R3分8秒 ※アキレス腱固め
●イム・ジュンス(CMA KOREA)
佐伯繁DEEP代表が「ロシアから凄いのを呼んで来る」と自信を持って送り出す“秘密兵器”身長190cm、体重120kgのハマーが遂に登場。キック戦績は6戦6勝5KOとKO率が高いだけに壮絶な殴り合いが展開されると思われたのだが……。
1R、いきなり組み付いたハマーはテイクダウン狙い。そのままジャンプするとフロントチョークへ。決まらないとみるやアキレス腱固めに移行する。
それを耐えたイムは起き上がりながらパウンドで反撃する。イムがヒールホールドにいくと、ハマーもアキレス腱固めを仕掛け一本勝ちを奪った。
勝利者マイクを握ると「初めて日本に来ました。これからドリームに挑戦したいです」と今後の夢を語った。
▼フューチャーファイト第3試合 70.3kg以下契約 5分2R
○佐藤宗幸(蒼天塾)
TKO 2R3分00秒 ※バックマウントパンチ
●大杉ジャカレ優也(TEAM HODA)
佐藤がひたすらパンチで圧倒。ジヤガレは腰投げで反撃を見せるもそれまで。2Rにサイドポジションからパウンド。スリーパーと一方的に攻めた佐藤がバックマウントからパンチで勝負を決めた。
▼フューチャーファイト第2試合 78kg以下契約 5分2R
○高木健太(フリー)
TKO 1R1分22秒 ※レフェリーストップ
●マコドラゴン(禅道会)
高木がリーチを生かしたパンチ、そしてヒザで圧倒。マコドラゴンの蹴り足をキャッチした高木がパンチを合わせながら倒すとパウンドで追撃。鼻血を出したドラゴンは何も出来ず、試合はストップした。
▼フューチャーファイト第1試合 75kg以下契約 5分2R
○石井智大(NEX-SPORTS)
TKO 1R1分22秒 ※レフェリーストップ
●堀 鉄平(トライフォース柔術アカデミー)
前田日明プロデュースによる不良たちが集まる総合格闘技イベント『THE
OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)』で二戦二勝している“法曹界の最強戦士人権派 柔術弁護士”の堀がDEEPに初登場。
ジャンプして飛び付いた堀は組み付きながらテイクダウン狙い。石井のヒザ蹴りで堀は顔面を腫らしながらもグラウンドの展開に持ち込もうと必死になる。パンチでそのまま押し倒した石井がパウンドを打ち込んだところで、レフェリーが試合を止めた。
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