クロスポイント
「CROSSPOINT presents X-TRA!」
2008年9月15日(月・祝)東京・ディファ有明
開場13:00 開始14:00
※オープニングファイト13:40開始
▽第2部 WBCムエタイルール 3分5R
▼メインイベント 126P契約
△トーン・ルークマカームワーン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパー・バンタム級王者、WBCムエタイ・スーパー・バンタム級3位)
ドロー 判定1−0 ※48−48、49−47、49−49
△駿太(谷山/WMAF世界フェザー級王者)
駿太は、5月に行われたJMC主催大会で元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級5位、WBCムエタイ世界フェザー級15位のセーンチャイ・ジラグリアングライを破る快挙を成し遂げており、今大会にも期待がかかる。
その前にはVS日本人トップ選手に無敵を誇っていたコムパヤック・ウィラサクレックからもダウンを奪って勝利しており、強豪ムエタイ相手に対し2連勝と勢いに乗る駿太が現役王者をも破る快挙を成し遂げるのか!?
1R、ジャブを突きながら右ロー、右ストレート、ヒジを繰り出す駿太。トーンはニヤリと笑って前蹴り。ボディを狙う駿太にジャンプしての前蹴りを2度。駿太はローを蹴りつつ、ジャブから連打、ボディにストレートを突き刺す。駿太の攻撃を受けながら、トーンはニヤニヤと笑い続ける。
2R、ジャブで距離を取りながら、右ローと右ボディを叩く駿太。トーンはいきなりのヒジ! 急に前へ出てきて、ヒジを連発する。1Rとはガラリと変わって圧力をかけて駿太を下がらせるトーンは、ヒジを見せつつ左ミドル、右ローキック。トーンの左ヒジで駿太は鼻血を出す。
前に詰めてパンチからヒジに来るトーンに、駿太も右ローで応戦するが、前蹴りとヒジで下がらされる。圧力を掛けて下がらせ、ロープに詰まったところでトーンのヒジが急襲!
3R、前に出て来るトーンにジャブ、右ボディストレートを繰り出す駿太。トーンは右ロー、前蹴りで近付いてヒジ。トーンのローには得意の右カウンターを合わせる。
距離をとって右ロー、右ストレートを当てつつ下がっていく駿太。追っていって右ヒジを繰り出すトーン。
4R、右ローの蹴り合いから駿太が右アッパーをヒットさせ、トーンも強い右ローを蹴る。駿太が下がって右ストレートを出すと、すぐにヒジで飛び込んでくるトーン。組み際、駿太もヒジをヒットさせるが、トーンは押して行っての右ローとヒジ。離れ際に駿太が右ストレート、そして右ロー!
5R、駿太の強い右ロー、トーンもすぐに右ローを蹴り返してくるが、駿太のローの方がインパクトが強い。さらに組み付いてくるトーンにヒジ、突き放して右ロー。トーンのローに合わせて右ストレート、すぐに右ロー。トーンの顔色が変わる。
前に出る駿太がパンチからヒジ、トーンの右ミドルにかまわず前へ出てパンチ。右ストレートで前へ出て、右ローへ繋ぐ駿太! トーンは右ミドルを蹴り続け、駿太はパンチとローへ前に出る! そしてゴング!
判定は48−48でドロー、49−47でトーン、そして最後のジャッジは49−49でドロー! 駿太の快挙ならずも、現役チャンピオンと殊勲の引き分けに持ち込んだ。
「向こうの主導権でやられた。1Rは取ったと思うけど、2〜5Rは微妙に押されてました。タイのルールではなくアウェーのルールでやってドローなので、僕の負けです」と、試合後は反省の弁しか出てこない駿太。
「ローは微妙に効いていない。音はしたけど、カットされていた。芯まで当たっていない」と自分の攻撃は効いていないと語っていた駿太だが、インタビュースペースに現れたトーンは隠すことなく足を引きずっていた。
「自分が全部のラウンドを取ったと思う。ローが痛かったですね。駿太はもちろん強く、特にハートが強い。タイでも通用すると思いますが、まだトップでやることは出来ないと思います」と駿太を高評価するトーン。
さらに記者を驚かせたのは次のコメントだった。「タイ人と違って蹴ったらすぐに逃げるので、凄くやりづらい相手だった。リズムとかタイミングが違いますね」。
かつて藤原敏男(ムエタイ500年の伝統を破り、外国人初のラジャダムナンスタジアム王者となった)が、ムエタイを破るために駆使したのはムエタイ独特のリズムとタイミングを狂わせるフットワークだった。
駿太が王者に「やりづらかった」「リズムとタイミングが違う」と言わせたのは、駿太に打倒ムエタイのための技術が身に付き始めているということではないだろうか? この一言を王者に言わせた駿太は、賞賛に値する。
オリジナルのムエタイルールではなく、キックボクシングルールの方に近い(駿太は「WBCムエタイルールは自分の見解ではキックボクシングルールと変わらない」と証言している)WBCムエタイルールなら、駿太が高い位置に行くのもまるっきり不可能ではない……そんな夢を持たせてくれる価値あるドローだった。
▼セミファイナル バンタム級
○炎出丸(クロスポイント吉祥寺)
判定3−0 ※49−48、49−48、50−48
●ディンプーン・チューワッタナ(タイ)
5月に韓国4冠王のチェ・ジンスンを、ヒジで切り裂きTKO勝利をおさめた炎出丸が遂に初のVSムエタイ戦。これまで海外やR.I.S.E.、JMC大会で経験を積んできた炎出丸がタイの新鋭ディンプーン・チューワタナ相手にどんな試合を見せるか?
1R、炎出丸は右ローを連打していき、ディンプーンは左ミドル。どんどん右ローを蹴っていく炎出丸にディンプーンはヒジを繰り出すが、右ローにペースを奪われる。ならばとディンプーンは組み付き、ヒザから首相撲で炎出丸を2度コカす。
2R、やはり右ローの集中砲火を見舞っていく炎出丸に、ディンプーンは組んでのヒザ。ディンプーンは炎出丸を近づけませまいとハイキックを放っていくが、炎出丸はスウェーでかわして右ロー。
ディンプーンは右ヒジから組んでのヒザ、回してコカす。右ローをもらいながらも、徹底した組んでのヒザから崩しを見舞うディンプーン。
3R、左ミドルと前蹴りで炎出丸を突き放し、組んでくるディンプーン。炎出丸は押しながら右ロー、ディンプーンはバランスを崩しながらもヒジ。残り1分、右ローでラッシュをかける炎出丸にディンプーンは防戦一方となる。
4R、右ボディストレートから右ローを連打する炎出丸。ディンプーンは徹底して組み、ヒザを放ってくる。炎出丸は前蹴りで突き放して右ロー連打、組んでくるところへ右ボディストレートを繰り出す。ディンプーンは徹底した組みヒザ。
5R、右ボディストレートを突き刺す炎出丸を、組んでは投げるディンプーン。それでも炎出丸の右ローが決まると、明らかなダメージを感じさせる。
前蹴りと左右のロー、ディンプーンが前蹴りを放つと返しの右ローと攻撃の手を休めない炎出丸。相手のリズムに合わせず、先手先手で攻めていった炎出丸が判定勝ちした。
▼第2試合 スーパーライト級
○菅原勇介(TARGET)
KO 3R2分30秒
●ウメ・KRSジム(JMC)
1R、菅原が右ロー、左フックのダブルから右ロー。ウメが組んでのヒザ蹴りに来ると、足を払ってコカす。ウメはヒジを狙いつつ、右ミドルとロー。
菅原は左フックと左ミドルを出しつつ、右ローでダメージを与えていく。右ローから左ローに繋げる菅原。
2R、右ミドルからパンチを叩きつけてくるウメに、菅原はガードを固めて右ロー。パンチ、左ローを出しつつ、右ローで確実にダメージを与えていく菅原。
ウメはヒジでの逆転を狙い、パンチも出していくが、右ロー、右ハイ、左ローに体を捻る。
3R、組んでくるウメに顔面前蹴り、ヒザを見舞う菅原。左フック→右ローを二度連続で決め、ダウンを奪う。左右のフック、離れたところからの右ストレートからのローで2度目のダウンを追加し、ストップがかかって菅原がTKO勝利を収めた。
▼第1試合 ミニフライ級 ※女子のみ2分5R
○岡田敦子(RAPTURE KING/J-GIRLSミニフライ級6位)
判定2−1 ※50−48、48−50、49−48
●ジェットイズミ(フリー/J-GIRLS初代ミニフライ級王者)
両者は2006年6月にR.I.S.E.で対戦してドロー、2007年2月のJ-GIRLSでは岡田が判定で勝利している。3度目の対決はどっちが制すか?
1R、ムエタイスタイルでどっしりと構えるジェット、ジャブと前蹴りを出すくらいで目立った攻撃はなし。岡田も同様でジャブと前蹴りくらい。
2R、首相撲から投げてしまったジェットにイエローカード。岡田はジャブをヒットさせ、組んでヒザ。ジェットは前蹴りを連打して、岡田が組み付いてくると首相撲で回す。
3R、パンチで入ってきたジェットに岡田が左ミドルからの連打。
真っ直ぐ入ってくるジェットを左ジャブと右ストレートで迎え撃つ。出鼻を挫かれるジェットはローキックも空振り。
4R、組んで押してくる岡田を回し、ヒザを入れるジェット。岡田のバックキックにジェットがヒザ、岡田はジャブを当てては組み付き、ジェットは攻撃がほとんど出ない。
5R、真っ直ぐ入ってくるジェットを左ジャブで迎え撃つ岡田、ジェットはテンカオから入って首相撲でコカす。
ジェットは徹底してヒザ、岡田も組んだまま殴る。離れると真っ直ぐ入ってくるジェットをワンツーで仰け反らす岡田。
バッティングで注意を取られたものの、パンチを当て続けて判定2−1のスプリットでジェットを返り討ちにした。
▼スペシャルエキシビジョンマッチ 2分2R
−HAYATO(FUTURE_TRIBE)&スネーク加藤(PHOENIX)&増田博正(スクランブル渋谷)
勝敗なし
−伊藤隆(TARGET)&山口元気(クロスポイント)&ランバー・ソムデートM16(タイ/M16ムエタイスタイル)
ジム生の騎馬に乗って颯爽と現れた加藤だが、トップロープを飛び越えられずコケていきなりダウン。引きずられて青コーナーへ。タッグパートナーはHAYATO。この元・山木ジムタッグに増田博正が加わる。
続いて伊藤隆が現役時代の入場曲とガウンで颯爽と登場。相手コーナーを見て「え? 3人でやるの?」と驚く。そして山口元気が登場……と思いきや、伊藤がマスクを脱がすとそこにはランバーの姿が。
これに本物の山口を加えて、6人タッグマッチでエキジビションが行われることになった。
先発は伊藤とHAYATOだったが、HAYATOは「強い!」と早々に加藤へタッチ。加藤は「お前が行け!」とリングから逃げようとしたが、渋々リングイン。
続いて山口と加藤の対戦になり、山口がランバーにタッチするともの凄い勢いで逃げる加藤。
ここで1R終了となったが、加藤がいきなり伊藤とのトレードを申し込み、チーム交代。すると6人全員がリングに入り、バトルロイヤルと化した。伊藤と山口はHAYATOに集中攻撃、増田はランバーにバックドロップを仕掛けたが、膝十字でタップ。
するとレフェリーの植松がランバーに手を出したため、植松VSランバーの番外戦も繰り広げられた。
▽第1部 R.I.S.E.ルール 3分3R
▼メインイベント 70kg契約
○池井佑丞(クロスポイント吉祥寺/R.I.S.E DoA TOURNAMENT’07準優勝)
判定3−0 ※三者とも29−27
●ヤン・カシューバ(UNIT−K)
“闘う医学生”から“闘う産婦人科”になった池井が、昨年のR.I.S.E.
DEAD OR ALIVEトーナメント準優勝から9ヵ月ぶりにリング登場。セコンドには盟友のHAYATOが付く。
1R、サウスポーの池井がヤンの左に合わせて右フック、パンチから飛びヒザ蹴りに繋げて行く。ヤンを圧力で下がらせる池井、ヤンの左が伸びると右フックを被せ、左前蹴りから左のボディストレート。どんどん圧力をかける池井は前蹴り、右フック。ヤンもパンチ&ローで前に出て、池井を追っていくがなかなか捕まえることは出来ない。
しかし2R、今度はヤンが左右フックで前に出て、池井を下がらせる。池井は左前蹴り、ヒザ蹴り、パンチに合わせた左ミドル。
池井の下がりながらの右フックに左右フックを打ち返すヤン、池井は明らかに疲れが見えてクリンチが多い。前に出るヤンと組み付く池井。
3R、やはりクリンチが多い池井。しかし、組み付く間際に左のショートストレートをヒットさせダウンを奪う! 池井の左に右のクロスを合わせ、パンチで前に出るヤン。池井はカウンターのヒザとクリンチで応戦。
右ストレートをヒットさせたヤンに、池井もテンカオを返す。入ってくるヤンにヒザを当て、すぐにクリンチする池井。ヤンは捕まれながらガムシャラにヒザ、パンチを出す。
スタミナ切れで苦しい展開が続いた池井だったが、1Rの優勢とダウンのポイントを守って判定勝ち。師匠の山口元気会長から、勝者のみに贈られるX-TRAキャップを被せてもらい、やや苦笑い気味に勝ち名乗りを受けた。
▼セミファイナル 70kg契約
○古川照明(インスパイヤードモーション/NJKFウエルター級1位)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−27
●磨裟留(フリー/R.I.S.E DoA TOURNAMENT’03王者)
初代R.I.S.E.
DEAD OR ALIVEトーナメント覇者の磨裟留のセコンドには城戸康裕が付く。
1R、ローを主軸にジャブ、左フックを放つ磨裟留に、古川は圧力を掛けつつ左右のフック&ロー。左が相打ちになってもどんどん前に出て行き、アッパーとフックを繰り出す。さらにパンチの連打で入って、左ヒザへ繋いでいく。
2R、前に出るのは古川だが、パンチの合い打ちで古川もまともに磨裟留のパンチをもらう場面が目立つ。それでも前に出る古川がパンチから左ヒザのコンビネーションを繰り返し、ヒザに対応できない磨裟留に面白いように当たる。
パンチとミドルでは打ち負けていない磨裟留だが、ヒザをもらって後退。
3R、近付く古川をワンツーで迎え撃つ磨裟留へ、古川はパンチから左ヒザ。磨裟留は右クロスを合わせつつ、ワンツーもヒットさせていくが、古川の前進に押されてヒザももらう。
磨裟留のパンチをもらいながら一歩も退かない古川、片手で掴んでのヒザからパンチ、そしてまたヒザと磨裟留を追い回して判定で勝利した。
▼第5試合 70kg契約
○武田一也(JMC横浜)
TKO 3R2分01秒
●岩崎元樹(インスパイヤードモーション/NJKFウェルター級7位)
1R、ローの蹴り合いから武田が左右のミドル、岩崎は左右フックで突っ込む。組んだ岩崎が首投げをやってしまい、イエローカード。蹴りの武田VSパンチの岩崎という展開に。蹴られないように間合いを詰めた岩崎が左右フックからのアッパー、武田は組んでヒザ。
2R、ハイキック→左右フック→ローと繋ぐ岩崎へ、しっかりガードしてローを返す武田。ジャブと前蹴りで距離を取ろうとする武田に、岩崎がパンチで接近戦を仕掛ける。武田はヒザ蹴りからワンツー、右ストレート。疲れの見える岩崎を左右のフックからアッパーで追い詰め、ヒザ蹴りと前蹴りでボディ攻め。
3R、ガムシャラに左右フックで攻めようとするする岩崎に、武田はヒザ蹴りの猛攻。その一発が金的に入り、試合は一時中断。武田に減点1のレッドカードが提示される。
再開後、武田は左ミドル連打&左ヒザ、右ヒザの猛攻でついにダウンを奪う! 突っ込んだ岩崎だが、ヒザをもらってその場にうずくまり、2度目のダウン。最後は武田が前蹴りで吹っ飛ばし、岩崎は腹を押さえたままマットに沈んだ。
▼第4試合 バンタム級
○タイガー石井(クロスポイント吉祥寺)
TKO 3R1分23秒 ※セコンドからのタオル投入
●EIGHT(クロスポイントチーム池井)
1R、修斗で総合格闘家としても活躍する石井が、左右のパンチ連打と右ハイ&左ミドルでEIGHTをロープ際に追い詰める場面が2度。蹴り足をキャッチしたり、片足を払ったりしてEIGHTをコカす。
ラウンド終了間際には、石井のバックブローでEIGHTがグラつくと、レフェリーはダウンを宣告。
2R、石井が左ハイキックからの右ストレートで2度目のスタンディングダウンを奪い、さらに左ハイキックをヒットさせる。
右ストレートを主軸に左ミドル、左フックを当てつつ、ハイキックを狙っていく。
3R、EIGHTを左ハイキックからパンチの連打でロープに釘付けにし、3度目のスタンディングダウンを奪った石井。カウントが数えられたが、EIGHTのコーナーからタオルが舞った。
▼第3試合 60kg契約
○宮部達也(POWER-X)
判定3−0 ※28−26、28−26、28−27
●ハチマキ(PHOENIX)
1R、蹴り主体のハチマキに対し、宮部はパワフルな左右フックを繰り出す。宮部が飛び込み際の右フックでダウンを奪う。
2R、ハチマキは右を伸ばして、その後に宮部が入って来るところを左フックで狙い撃ち。その狙っていた左フックが決まり、ダウンを奪い返す。
3R、両者ともノーガードで打ち合う中、左右フックで突進する宮部が、下がるハチマキから左フックでさらにダウンを奪い返す。その後もパンチで攻め続け、宮部が勝利を得た。
▼第2試合 55kg契約
○GAKU(クロスポイント吉祥寺)
KO 3R3分00秒
●辰尾隆一(JTクラブ)
1R、お互いに右ストレートを当て合う中、GAKUは左ミドル、辰尾は右ボディストレートでそれぞれ相手のボディを攻める。ラウンド終了間際にはGAKUのヒザがボディに入り、ダウン寸前のダメージを与えた。
2RはGAKUが組んでヒザ、突き放してパンチ、また組んでヒザを繰り返して前に出る。これで完全にスタミナを奪ったGAKUは、3Rにパンチの連打でスタンディングダウンを奪い、その後も左右のミドル&ヒザ、パンチで辰尾を追い回し、辰尾が不用意に手を下げて逃げるところへ右ハイキックをクリーンヒット! 試合終了と同時にKO勝ちを飾った。
▼第1試合 70kg契約
○今野秀人(クロスポイント吉祥寺)
判定3−0 ※三者とも29−26
●北見朋久(JMC横浜)
1R、今野が前蹴り、右ローで北見を転倒させ、右ローを早くも効かせて左ミドルでダウンを奪う。そのまま今野が左ミドル&右ローで勝負をつけるかと思われたが、北見がワンツーで反撃してパンチを多く当てる。
2R、単発のボディストレートからすぐに組む今野に対し、北見はワンツーを当てて組んでくるとヒザ蹴り。パンチが面白いように当たり、流れを完全に逆転させた。
3R、バテバテの今野はパンチを当てては組み付く。北見はヒザ蹴りで応戦するが、突っ込んだ今野が組まずに右フックを出すとモロにヒット、2度目のダウンを奪った。その直後、北見がパンチで逆襲し、危ない場面もあったが、判定3−0で今野が勝利した。
▼アマチュア第1試合 2分2R
○陣内まどか(フリー/J-GIRLSジュニア・クラス王者)
判定3−0
●菊川菜々子(クロスポイント吉祥寺)
▼アマチュア第2試合 2分2R
○田辺 綾(インスパイヤードモーション)
判定3−0
●後藤絵美(クロスポイント吉祥寺)
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