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【J-GIRLS】“超新星”神村、Little Tigerが決勝戦に進出!村上は無敗対決を制す

2009/01/18


J-NETWORK
「J-GIRLS Catch The stone1」

2009年1月18日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 開始17:30


▼ダブルメインイベント第2試合(第8試合) ミニフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝第2試合 サバイバルマッチ1
神村江里加(TARGET/同級10位)
判定3−0 ※三者とも30−28
林田昌子(全日本・藤原ジム/同級2位)
※神村がトーナメント決勝に進出

 伝説のキックボクサー藤原敏男会長率いる藤原ジムの林田と、16歳にして5戦5勝無敗、“超新星”神村が対決。二人は稽古を一緒に積んだ時期があり、プライベートでも仲がいいという。神村は「先輩にあたる林田選手と闘うのはやりにくいですけど、きっちり勝ちたいと思います」と意気込む。

 1R、神村は得意のミドルからパンチにつなげ、右ストレートで林田をぐらつかせる。そのまま勢いに乗った神村だが、反則の組んでからのヒザ蹴りを出してしまい、注意(イエローカード)を言い渡された。林田も負けじと前に出てパンチを振るい、五分五分の展開に持ち込む。

 2R、一気に前に出た林田は距離をつめ、パンチラッシュ。「一発もらって効かなかったので、打ち合っても大丈夫かなと思った」という神村もパンチで応戦。右ストレートをクリーンヒットさせた神村はダウンを奪う。ローからパンチにつなげ、前蹴りで距離を取る神村。林田がパンチで出るも決定打はなし。

 3R、パンチで圧力をかける林田に対し、神村は前蹴り3連打で寄せ付けない。神村の左ミドルに合わせて、林田はブンブンパンチを出していく。追い込みを見せる林田だが、2Rのダウンを埋めることは出来なく、判定で敗れてしまった。

 現王者・田嶋はるが持つベルトへの挑戦権をかけたトーナメントの決勝戦進出を決めた神村は「勝てると思っていませんでした。焦ってしまったことでミドルが思ったよりも蹴れなく、課題が残りました。スタミナも切れてしまいました。次の決勝(Little Tiger戦)も勝って、田嶋選手にも勝ちたいと思います」とベルト奪取宣言した。



 
▼ダブルメインイベント第1試合(第7試合) ミニフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝第1試合 サバイバルマッチ1
Little Tiger(TEAM TIGER/同級9位)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
まゆみ(KFG/同級4位)
※Little Tigerがトーナメント決勝に進出

 2008年5月ミニフライ級王座次期挑戦者決定トーナメント二回戦で一度闘っている両者。このときはまゆみが判定勝ちしており、Tigerがリベンジに燃える。

 1R、空手仕込みのローから左右のパンチで追い込むTiger。手数でコーナーまで押し込むと、バックブローでまゆみをぐらつかせる。2Rにもバックブローを放つも、これはヒジが当たったために、Tigerにイエローカード。

 意地を見せるまゆみは手数で盛り返し、Tigerを追い込む場面も。しかし、Tigerはヘッドスリップでパンチを交わし有効打をもらわない。力強いストレートで攻め込む。

 3R、左右のフックからボディとパンチのコンビネーションを見せるTiger。持ち味の蹴り技はあまり見せることなく、Tigerのこの日の攻撃はほとんどがパンチ。まゆみもパンチで応戦。判定決着となり、まゆみに一票が入るも残りはドロー。延長戦へと突入した。

 延長R、手数を出す両者。Tigerは前蹴り、ローで距離をとり、的確にパンチを当てていく。100人の大応援団によるTigerコールが沸き上がる中、Tigerが休むことなく攻撃をし続け判定勝ちした。



▼セミファイナル(第6試合) スペシャルワンマッチ 60.50kg以下契約 (グローブハンディーあり)
村上リエ(全日本・DRAGON GYM/WPMO女子世界ライト級王者)
判定3−0 ※30−27、30−26、30−26
大石綾乃(OISHI GYM/極真連合会全日本王者/J-GIRLSバンタム級5位)

 試合数週間前に交通事故に遭っていたという村上。2月にはタイ・バンコクでの試合を控えており、「絶対に負けられない」と無敗対決に臨んだ(村上は12戦11勝1分、大石は5戦4勝1分)。

 1Rから左右のミドルで前に出る村上は、大石のボディにもパンチを集める。パンチで応戦する大石だがボディを効かされたか、前に出られない。

 ミドル、パンチと手数の多い村上がやや優勢か。

 2R、大石がパンチのラッシュで村上をコーナーに追い込む。しかし、リーチのある村上がボディから顔面へと散らすパンチのコンビネーションで盛り返す。

 村上がパンチの連打で追い込んだところ、コーナーで防戦一方となった大石にダウンカウント! 一気に優勢に立った村上は前蹴り、ミドル。

 3R、ダウンのマイナスポイントを巻き返そうと大石は乱打戦に持ち込むが、有利なのは村上。長身から繰り出されるミドルとストレートで主導権を握り、判定勝利した。

 無敗を守った村上だが、「大石選手は小さい階級の選手だったのでKO勝ちしたかったですね。力不足でした……」と笑顔はなかった。



▼エキシビジョンマッチ
−日下部竜也(OISHI GYM)
勝敗なし
−日下部奈々(OISHI GYM)




▼第5試合 ジュニアクラス55kg以下 Bリーグルール
井上瑞樹(空手道白心会/J-GIRLSジュニア55kg以下2位)
判定2−0 ※19−19、20−19、20−19
大石ゆきの(OHISI GYM/J-GIRLSジュニア55kg以下1位)



▼第4試合 50kg以下契約 2分3R
安倍基江(アカデミア・アーザ/J-GIRLSミニフライ級8位)
KO 1R1分17秒
薔薇(エスジム/J-GIRLSフライ級10位)




▼第3試合 バンタム級 2分3R 
NANA☆SE(KING EXCEED)※デビュー戦
判定3−0 ※29−27、29−26、30−26
加賀有美子(名古屋JKF)




▼第2試合 ミニフライ級 2分3R
丸中雅恵(ワイズスポーツジム)※デビュー戦
判定3−0 ※30−27、30−26、30−26 
奥村ユカ(S-KEEP)



▼第1試合 ミニフライ級 2分3R
PIRIKA(ミルキーウエー)※デビュー戦
KO 3R1分16秒
美・YUKI(HOSOKAWAジム)※デビュー戦


▼アマチュア大会 第2試合 Bリーグ1 1分2R
湯川月希子(全日本・DRAGON GYM)
判定3−0
阿部浩子(サバーイ町田)


▼アマチュア大会第1試合 Aリーグ 1分30秒2R
栗原るみ(フリー)
判定3−0
須藤幸恵(小比類巻道場)※デビュー戦



▲大会前には、2008年度優秀選手の表彰式が行われ、MVPには田嶋はるが選ばれた。

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