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日本人全選手のインタビュー、公開練習の動画を一挙に公開

【全日本キック】岩切博史がJ-NET王者を破るも、対抗戦は2勝3敗で負け越し

2009/02/01



全日本キックボクシング連盟
「CROSSOVER−1」

2009年2月1日(日)東京・新宿FACE
開場11:30 本戦開始12:30
※本戦開始前にオープニングファイトあり

▼メインイベント(第7試合) 59kg契約 サドンデスマッチ 3分3R延長1R
○岩切博史(月心会/全日本フェザー級5位)
延長R 判定3−0 ※三者とも10−9
●AKIRA(チームドラゴン/J-NETWORKフェザー級王者)

 全日本キックVS他団体・フリー系ジムの5VS5対抗戦というテーマで行われた昼の部のメインは、全日本フェザー級5位の岩切が現J-NETWORK同級チャンピオンのAKIRAを迎え撃つ。最近5試合全てが他団体との対抗戦だった岩切は2勝3敗の戦績で、MAの白鳥剣、NJKFの米田貴志と連敗を喫しているだけに全日本の牙城を守りたいところ。

 1R、奥足への左ローと左ミドルを使い分けるAKIRAは、距離をとってロングフックも飛ばしてくる。岩切はパンチを狙って間合いを詰めていくが、そこに蹴りをもらって詰めきれない。岩切陣営はAKIRAの奥足ローに「米田戦を研究してきている」と感じ取ったという。

 2R、強引に入ってパンチの打ち合いに持ち込もうとする岩切、左フックと右アッパーでクリーンヒットを奪う。回り込んでパンチの間合いから逃れようとするAKIRAをパンチで追い掛け回す。AKIRAもパンチを打ち返して左ミドルで前進を止めようとするが、岩切の出足は鈍らない。

 3R、岩切はノーガードの両手ぶらり戦法でAKIRAを挑発するが、打ち合いは挑んでこないAKIRAを猛然と殴りに行く。左フック、右アッパーでAKIRAを仰け反らせ、AKIRAは組んでのヒザ蹴り。岩切の突進と手数にスタミナ切れ気味だ。なりふり構わずパンチで突進する岩切に場内は盛り上がり、ラスト30秒でAKIRAも足を止めて打ち合う。

 判定はジャッジ1名が岩切を支持したがドロー、延長戦へ突入。AKIRAは徹底して左ローを奥足に蹴り込んでいくが、岩切が間合いをどんどん詰めてパンチを出してくるため蹴りの間合いが保てず、打ち合わざるをえない。

 パンチを出しながらどんどん前へ出て圧していく岩切に、AKIRAは組むのが精一杯。スタミナ切れも著しく、岩切がパンチで攻め抜いた。闘志を前面に出した岩切の突進ファイトに、場内からは拍手が起こり、判定3−0で岩切がJ-NETの現役王者を降した。

 しかし、対抗戦は全日本の2勝3敗で他団体・フリー系ジム連合軍の勝利となった。

●岩切のコメント
「倒したかったけど大振りになってしまった。絶対に倒してやろうと思ったんですが、パンチが上手く当たらなかったですね。(AKIRAは)パンチもキックも威力はなかったんですけど、当たりが強かったです。ローはそんなに痛く無かった。

 ボディをもっと打てとセコンドから言われたんですが、なかなか試合では出来ないですね。本当はボディを狙って行こうと思ってたのに。左フックが一番手応えありました。お客さん盛り上がってました? それが一番嬉しいです。

 チームドラゴンは嫌ですね。作戦を立ててくるんじゃないかって思わせるので嫌なんです。パンチが当たらなかったし、上手く距離でごまかされたので研究されてる気がしました。勝因は気持ちが折れんかったからです。相手? けっこう3Rからバテてましたね。それで行けると思ったんですが、なかなか…(笑)」


▼セミファイナル(第6試合) 全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R延長1R
○鈴木真治(藤原/全日本ライト級3位)
判定3−0 ※三者とも30−27
●威幸(WSRフェアテックス/M-1ライト級)

 共に3連勝中、これが14戦目となる二人が対戦。1Rはパンチの交換で鈴木はワンツー、威幸はフックを狙って行く。前へ出て行くのは威幸だが、鈴木は下がってフックを避けながらローを蹴ってパンチに繋ぐ。

 間合いを詰めた威幸に鈴木の右ヒジがヒット、流血に追い込みドクターチェックが入ると、再開後、威幸はフックを思い切り振って行く。

 2R、応援団の声援を背に前蹴り、左右のフックとテンカオと威幸は前へ出てフックを振るって行く。鈴木は上を蹴ってローに繋ぐが、威幸に圧され気味。

 3R、気迫を前面に出して左右フックで前に出る威幸だが、気迫が空回りして左フックを空振り、そこへカウンターの右フックをもらってダウン! 逆転を狙ってフックを振り回して前に出る威幸に、鈴木もロー、ハイキック、パンチを返してポイントを守りきった。


▼第5試合 全日本ライト級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R延長1R
○細野岳範(チームドラゴン/J-NETWORKライト級3位&元同級王者)
判定3−0 ※三者とも30−29
●翔太(S.V.G./全日本ライト級6位)

 一時の勢いが止まって足踏み状態の翔太が、前J-NETWORK王者の細野と対戦。細野は三連敗、翔太は二連敗中でどちらが連敗から抜け出すことが出来るか?

 1R、サウスポーの細野は左ミドルからのフック狙い、翔太はジャブとインロー。翔太がパンチを連打していってヒジに繋げるが、細野もヒジを打ち返す。後半、細野の左ローが効き始める。

 ところが2R、翔太のローも効果を発揮し始め、お互いにローが効いている中、細野はローから左のパンチとヒジ。翔太はミドルと組んでのヒザ。

 3R、細野はパンチとローで徹底的にダメージを与えていき、翔太は組んでのヒジ&ヒザで耐えるがローをもらってグラリ。両者にホールディングのイエローカードが提示される。細野がパンチ、ロー、飛び込んでのヒジと攻撃を散らせるのに対し、翔太は組み一辺倒になってしまい、ローでグラつく場面も多く差を付けられてしまった。対抗戦はこれで他団体・フリー系ジムがストレートで3勝、勝ち越しを決めた。


▼第4試合 全日本ウェルター級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R延長1R
○板倉直人(スクランブル渋谷/同級7位)
判定3−0 ※30−29、30−28、30−28
●亜紀斗(はまっこムエタイ/同級)

 勝ち星は共に5勝を挙げているが、3KO1敗1分の板倉に対し、亜紀斗は1KO7敗3分。その勢いの差が出るか? 板倉はアントニオ猪木のテーマ曲「炎のファイター」で入場。

 1R、サウスポーの板倉は長いリーチを活かしてジャブ、ストレート、ハイキック、ミドルキック、前蹴りとロングレンジでの闘いをするため、亜紀斗はなかなか入れない。攻撃が伸びてくるためもらってしまう。ラウンド終了間際には板倉の左ハイキックがヒット。

 2R序盤は1Rと同じ展開、後半になると亜紀斗が入ってくるところに板倉がテンカオを合わせる。これが上手く入り始めると、板倉は自分からも前へ出てテンカオを突き刺す。亜紀斗はローキック。

 3Rも板倉はテンカオを多用し、ヒジと合わせて上下の波状攻撃。亜紀斗が組んでくるとヒジ、ヒザを交互に当てて行く。亜紀斗も奮戦したが、自分のペースで闘った板倉が勝利を収めた。


▼第3試合 全日本ウェルター級ランキング戦 サドンデスマッチ 3分3R延長1R
○渡辺雅和(チームドラゴン/同級6位)
TKO 1R1分14秒 ※ヒジによるカット
●金 統光(藤原/同級5位)

 全日本キックが他団体・フリー系ジムの連合軍を迎え撃つ形で行われる5VS5マッチ、その先鋒戦は10勝11敗と黒星が先行してしまった金が、チームドラゴンの渡辺と対戦。

 1R、渡辺は左右のミドルキックで金の腕を蹴っていき、金はローキック。渡辺はデトロイトスタイルの構えからジャブを出し、ミドルの軌道からローに変わる蹴りと器用なところを見せる。まだ両者とも様子見といったところだったが、ロープを背にした金に渡辺がいきなり飛び込んでの右ヒジ! この一発で金は流血、ドクターストップとなりあっ気なく決着がついた。


▼第2試合 55kg契約 3分3R
○一戸総太(WSRフェアテックス)
KO 2R1分22秒
●小野寺紘也(DRAGON GYM)

 22歳で8戦のキャリアがある一戸と、23歳で10戦のキャリアがある小野寺。両者とも黒星が先行しているため、勝ち星をあげたい。

 1R、一戸は顔面への前蹴りとジャブ、小野寺はフックで突っ込んでいくが一戸は離れて距離を取る。

 2R、フックで突っ込んでいく小野寺に一戸は組んで回してのヒザ。真っ直ぐにフックで突っ込むのを繰り返す小野寺に、一戸が組み際に右フック! これでダウンを奪い、小野寺が立ち上がると前蹴りで突き放して飛びヒザ蹴り! 大技が見事に決まり、小野寺は立ち上がるもフラフラ、レフェリーが試合をストップした。


▼第1試合 バンタム級 3分3R
○匠(チームドラゴン)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−27
●若山龍嗣(DRAGON GYM)

 戦績は共に1戦1勝、19歳の匠と21歳の若山という新鋭同士が第1試合を飾る。

 1Rから二人とも攻めていく。仕掛けたのは若山でパンチとロー、組んでのヒザ。これに匠がパンチで応戦し、スピードのある打ち合いが展開される。

 2Rも同様に白熱したスピーディーな攻防が続く。押してローの若山に、匠は回転の速いパンチで右ストレートと左フック、飛びヒザ蹴りをボディへグサリ。それが効いてパンチとテンカオで匠が圧して行き、コーナーでテンカオを突き刺してダウンを奪う!

 しかし3R、ラッシュ疲れが見える匠に若山の右ローが効き始める。匠は下がりながら若山のパンチに右クロスを狙う、左ジャブで突き放す。腕をグルグル回すパフォーマンスも見せた匠が、ダウンのポイントを守って勝利を得た。


▼オープニングファイト第2試合 スーパー・ウェルター級 3分3R
○菅 健二(はまっこムエタイ)
判定2−0 ※30−29、29−28、29−29
●アツシ(シルバーウルフ)

▼オープニングファイト第1試合 バンタム級 3分3R
○榊 克樹(韓道場)
KO 2R0分58秒
●松ア公則(STRUGGLE)

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