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【NJKF】アヌワットがムエタイMVPウティデートを戦慄のワンパンチKO!

2009/10/12


ニュージャパンキックボクシング連盟/センチャイムエタイ
「MuayThai OPEN 9」

2009年10月12日(月・祝)東京・ディファ有明
開場15:00 開始15:30

▼メインイベント(第15試合)60kg契約 3分5R
○アヌワット・ゲオサムリット(タイ/WPMFフェザー級&WMCライト級王者・元ムエタイ10冠王)
KO 3R1分54秒 ※右フック
●ウティデート・ルークプラバート(タイ/プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者・2008年MVP受賞)

 ムエタイの本場タイの二大殿堂ルンピニーとラジャダムナンスタジアムでもメインイベントを飾るカードが日本で実現した。

 今回が4度目の来日となるアヌワットはWBCムエタイ世界&ラジャダムナン&ルンピニー王座など計10冠ものタイトルを獲得し、2004年と2005年にタイ国スポーツ協会選出のムエタイMVP選手に輝いている正真正銘のスーパースター。

 日本では1998年に16歳で深津飛成を5RでKO、2005年には小野寺力の引退試合の相手を務め2RでKO、今年3月のM-1では“打倒ムエタイの新旗手”駿太を1RTKOで葬っている規格外のハードパンチャーである。

 対するウティデートはあのセンチャイ・ソーキングスターと勝ち負けを繰り返すムエタイの現役トップ選手で、昨年はムエタイ最優秀選手(MVP)を受賞。プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者にも輝いている。MVP獲得者同士、現役ムエタイのトップ中のトップによる一戦で、まさにドリームカードとなった。両者は2005年2月28日に対戦しており、その時はアヌワットが判定勝利を収めている。

 両者共に簡潔なワイクーを舞い、試合開始。まずはアヌワットが左インローで先制、それを当たり前のようにウティデートがカットする。続いてアヌワットがジャブを出すとウティデートは前蹴りを合わせる。

 ウティデートは直立に近いスタンスが狭く腰の高い蹴り重視の構え、アヌワットはスタンスが広く腰を落としたパンチ重視の構えで距離を取り合う。ウティデートは前足を小刻みに上げてリズムをとり、いつアヌワットがパンチで来ても蹴りで迎え撃つ体勢だ。

 アヌワットがボディストレートから左右のロー、ウティデートは前蹴りと左ミドル。アヌワットがパンチを当てに行くと、ウティデートがミドルを蹴るという蹴りの選手VSパンチの選手そのものの図式。

 アヌワットの左フックをウティデートが前蹴りで止め、続くローにもローを返す。アヌワットはジャブ&ロー、ウティデートは前蹴り&ローの探り合いで初回は終了したが、さすがの緊張感だった。

 2R、両者のハイキックが交錯し、アヌワットはさらにジャブで切り込んでいく。ウティデートはアヌワットの蹴り足をキャッチするとパンチからさらにミドルキック。積極的にパンチ&ロー&ハイキックで攻めて行くのはアヌワットの方だが、ウティデートの前蹴りとディフェンスは固い。ウティデートは鋭い左ミドルも返していく。

 3R、アヌワットのハイキックにウティデートは蹴り上げるような顔面前蹴りで応戦。続くミドルはブロック、ハイキックはスウェーでかわす。ロー、ミドル、ハイの蹴り合いがあり、緊張感のある攻防が続くが、両者共に警戒心が強いためか距離を取って見合う場面が多い。

 ここで大会プロモーターであり、レフェリーを務めていたセンチャイ会長がストップをかけ、両者を引き寄せて「オアゥ!(闘え)」と怒鳴った。ここは日本なのだからリズムを取りながらの試合はいらない、前に出て闘いなさいと指示を与えたのである。

 ムエタイの世界ではプロモーター、会長の命令は絶対だ。大会プロモーターであるセンチャイ会長の怒声で、両者には一気に火が付いた! ウティデートが前蹴りからミドル、先ほどまでの蹴りとは明らかに質が違う重い蹴り。アヌワットも一気にパンチで前へ出て行く。しかし、アヌワットが組んでヒザ蹴りに行った刹那、ウティデートの右ヒジがアヌワットの額を切り裂いた!

 傷の幅はかなりあったが、出血がそれほどでもなかったため試合再開。アヌワットはジャブで出て行って左ミドル、ウティデートはハイキックを返す。ロープを背負わせたアヌワットがレバーブロー! すぐにウティデートが左のパンチを返す。

 パンチで前に出て来るアヌワットに、ウティデートはパンチャー殺しのテンカオ! 続いてウティデートが右ヒジを振るったところで、アヌワットがそれをかわしての強烈な右フック! 後方へ大きく吹っ飛ぶウティデート! マットに後頭部を打ち付け、大の字になって完全に失神だ!

 リング上を走り回り、ガッツポーズするアヌワット。ムエタイMVPまさかの“戦慄”の失神KO劇に、場内は大歓声。どよめきがなかなか収まらなかった。

  試合後、アヌワットが行ったサイン会には、興奮に酔いしれたのかファンが長蛇の列を作った。K-1のブアカーオを除けば、ムエタイファイターのサイン会にここまで多くの人が並んだのは初めてのことだっただろう。それほど、強烈なインパクトを残すKOシーンだった。




▼セミファイナル(第14試合)61kg契約 3分5R
○デンサイアム・ルークプラバーツ(タイ/センチャイムエタイ/元ルンピニーバンタム級&WMCバンタム級王者)
判定3-0 ※50-47、50-47、50-46
●大和哲也(大和/WMCインターコンチネンタル&NJKFライト級王者)

 9・23後楽園ホールでの「WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメント・ライト級準決勝」でKO勝ちしたばかりの大和が、約3週間のインターバルでムエタイに挑んだ。昨年は団体MVPに選ばれ、NJKFライト級王座に続いて7月には伝説のムエタイ戦士ゲンサックをKOし、WMCインターナショナル王座を獲得。現在8連勝中と勢いに乗る名古屋のKOファイターである。

 対するデンサイアムは元ルンピニースタジアム&WMCバンタム級王者で、92勝25敗5分の31歳。9月13日にはM-1のディファ有明大会でコムパヤックとの再戦をTKOで返り討ちにしたばかり。

 1R、右ローの蹴り合いからデンザイアムはミドルも合わせてくる。パンチも強振するがそれは空振り。様子見が続いたが、大和の右ローが度々クリーンヒットした。

 2R、デンサイアムは早くも組んでヒジとヒザの波状攻撃。大和は右ローを蹴りつつ、中盤に得意のレバーブローをヒットさせ、ラウンド終了間際にもレバーを捕らえる。

 しかし3Rからはデンサイアムの強烈な首相撲地獄が始まった。大和はパンチ、ヒジで攻めて行くもすぐに組まれてしまい、ヒザを突き刺されてしまう。ヒザをもらい続け、ヒジでもゆさぶりをかけられて大和は完全にハメられた状態。

 4R、大和は右ローを蹴ってパンチへ繋げていこうとするが、デンサイアムは組み付いてのヒジ、ヒザでコンビネーションを許さない。大和はかなりヒザで削られている印象だ。思うようにパンチが出せない状態が続く。

 5R、セコンドからの指示でボクシングで攻める大和だったが、パンチで入るとすぐに組まれてしまい、ヒジとヒザで攻められる。3Rからは得意のパンチをほとんど打たせてもらえず、首相撲でコントロールされ最大4ポイント差の大差で連勝にストップをかけられてしまった。


▼第13試合 64kg契約 3分5R
○シリチャイ・ポーシリポン(タイ/タイ北部フェザー級トーナメント王者)
TKO 3R2分37秒 ※ヒジによるカットでドクターストップ
●黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORKライト級王者)

 タイ北部のフェザー級トーナメント王者という肩書きを持つシリチャイは、17歳ながら35勝12敗1分の戦績。身長176cmと黒田の168cmを8cmも上回る長身だ。

 1R、黒田は左ローを狙い撃ちにし、シリチャイの返しのハイキックをしっかりブロックしてローを返す。キビキビとした動きでローを蹴り、シリチャイはその黒田の動きにやや戸惑い気味。

 2R、黒田はシリチャイの蹴り足をキャッチしてローを連発。シリチャイは早くもヒジを狙ってくる。そのヒジのためか黒田はやや攻めあぐねたが、シリチャイはロープを背にしてハイキックを放つなど黒田を脅かす。

 3R、黒田は蹴り足をキャッチしてのロー、シリチャイのハイキックをブロックしてのローと的確にローを当てていく。右フックも繰り出し、首相撲からの投げでシリチャイを転がす場面も。

 右ハイキックから右フックと攻勢に立った黒田に、シリチャイは右のヒジ! 黒田はロープに詰めて左右ローで攻勢を続けたが、右ヒジで右目上をカットされてしまい流血したためドクターチェック。傷は深く、無念のドクターストップ負けとなった。






▼第12試合 スーパーライト級 3分5R
○セーンアティット・サシプラパジム(タイ/元ラジャダムナンバンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも50-44
●宇都宮城(u.f.c/元日本ライト級8位)

 栃木のキックボクシングイベント『宇都宮キック』を代表する選手の宇都宮と対戦するのは、元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者で80勝38敗2分の27歳、セーンアティット。

 1R、よく動き下がって回り込む宇都宮はパンチのコンビネーション。左フックから右アッパーに繋いでいく。セーンアティットは徹底して右ローを蹴って左フック。この右ローが早くも効いている様子だ。

 2R、アグレッシブに攻めるセーンアティットはボディと左フックのコンビネーションから掴んでのヒザ蹴りで猛攻をかける。宇都宮のボディへヒザを突き刺し、ヒジでダウンを奪う。宇都宮は右アッパーで反撃。

 3R、動き回って右ローを蹴ってパンチで攻めて行く宇都宮。セーンアティットは組み倒して何度も宇都宮を激しくマットに叩きつける。セーンアティットは左フックも放って打ち合いに応じるが、組みが目立つ。

 4R、ヒザ蹴り連打からの右ヒジ連打でまたもスタンディングダウンを喫する宇都宮。その後は回転エルボーとパンチで決死の反撃を試みるが、セーンアティットは左フックからの右ローと組んでのヒザ。

 5R、スタミナが切れたセーンアティットはこの最終回を流しに入る。蹴りを多用してパンチで攻めようとする宇都宮をなかなか近づけさせない。宇都宮は果敢にパンチで向かっていくとヒジ、回転ヒジ。右ローからパンチで行くと組まれてしまうためパンチが続かない。その後もセーンアティットを捉えきることが出来ず、大差の判定負けとなった。



▼第11試合 ウェルター級 3分5R
○K・ルークプラバーツ(タイ/元ラジャダムナンフェザー級10位)
判定3-0 ※三者とも49-48
●高橋誠治(町田金子/NJKFウェルター級9位)

 日本での試合経験が多いKと、テコンドー出身の高橋が対戦。1Rは両者とも見合いとなり、レフェリーから消極的だと注意を受ける。

  それでも見合いが続いてミドルを交換した程度。高橋はバックキック、踵落としとテコンドーの蹴りを放ち、Kはハイキックを返す。

 2Rも両者は手数が少なめ。Kが左ミドルと左ロー、時折ヒジを繰り出す。高橋はハイキック。

  3RになるとKが前に出てきて声を出しながらの左ジャブを多用、左フックから右ヒジを振るってくる。高橋は下がりながらのハイキック、バックキックを放つ。Kは高橋に蹴りを出させないように飛びヒザから組んでのヒザ蹴り。

 4R、高橋はいきなり回転エルボーをヒットさせると、バックキックをボディ、顔面へと炸裂させ、ハイキックでもクリーンヒットを奪う。

  テコンドーの蹴りはムエタイの蹴りとはリズムが違うためか、よく蹴りが当たるようになった。Kはジャブからムキになってヒジ、ハイキック。高橋は上手くブロックする。

 5R、Kが左ミドルを連打して組み付き、猛然とヒザ蹴り連打。組まれると高橋はいいところがない。離れてバックキックやハイキックを放つも、ややKがミドルで蹴り勝ったか。判定は各ジャッジ1ポイント差でKが勝利を収めた。


▼第10試合 68g契約 3分5R
○クンスック・アラビアジム(タイ)
判定3-0 ※三者とも30-29
●宮越宗一郎(拳粋会/NJKFウェルター級1位)

 当初対戦予定だった国安浩史(シルバーウルフ)が欠場となったため、急遽、クンスックと対戦することになった宮越。


  1Rはパワフルな左ロー、左フック、左ボディと立て続けに攻めたが、クンスックは一発で宮越の攻めを帳消しにするようなパワフルは左ハイキックを放って場外のどよめきを誘う。

 2R、クンスックの強烈な左右ミドルとハイキックでさらにどよめきが起こる。しかし、宮越の左ボディで動きが止まり、下がって前蹴りで距離と取るようになった。

 3R、ボディと顔へのパンチで倒しに行く宮越を、はぐらかすように蹴り足をキャッチ、前足払い、前蹴りと逃げの体勢に入ったクンスック。判定は各ジャッジ1ポイント差でクンスックが逃げ切った。


▼第9試合 ウェルター級 3分3R
○押田伸之(はまっこムエタイ)
KO 1R1分38秒
●獏・センチャイジム(センチャイムエタイ/NJKFウェルター級3位)

▼第8試合 フェザー級 3分3R
○倉田光敏(ヌンサヤーム/元・全日本フェザー級9位)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●洋・センチャイジム(センチャイムエタイ)

▼第7試合 スーパーライト級 3分3R
○宮島教晋(誠至会/NJKFスーパーライト級8位)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-28
●凌太(OGUNI)

▼第6試合 70kg契約 3分3R
○山崎陽一(シルバーウルフ)
判定3-0 ※28-27、29-27、28-27
●名川弓立(尚武会)

▼第5試合 スーパーウェルター級 3分3R ※ヒジなし
○ヘラクレス・テルオ(MAVERICK ZEROZ)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●菅 健二(はまっこムエタイ)

▼第4試合 バンタム級 3分3R
○凱・センチャイジム(センチャイムエタイ)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●波賀創太(立川KBA)

▼第3試合 60kg契約 3分3R
○鶴谷 剛(OGUNI)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-27
●熊谷 剛(VERTEX)

▼第2試合 バンタム級 3分3R
○波賀宙也(立川KBA)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
●ハリィ永田(はまっこムエタイ)

▼第1試合 59kg契約 3分3R
○鈴木 光(菅原道場)
KO 2R32秒 ※右ハイキック
●アッキー☆(町田金子)

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