パンクラス
「PANCRASE 2009 CHANGING TOUR」
2009年10月17日(土)東京・新宿FACE
開場17:15 開始18:00
観衆=500人(満員)
▼メインイベント(第10試合) ウェルター級戦 5分2R
○鈴木槙吾(ALLIANCE)
TKO 1R2分26秒 ※レフェリーストップ
●岩見谷智義(高田道場/同級1位)
パンクラス初の新宿FACE進出中昼夜興行のメインでは、ウェルター級1位の岩見谷が、高阪剛のALLIANCE所属の鈴木と対戦。
セコンドに小路晃を従えた岩見谷は、序盤から果敢にタックルを狙い、鈴木からテイクダウンを奪うと、素早い動きでパスガードを狙う。だが、鈴木も足を利かせてパスを許さず岩見谷をガードに誘い込む。鈴木はここから粘って体勢を入れ替えてスタンドに戻すと、一気にロープ際に岩見谷を追いこんで怒濤のパンチのラッシュ!
鈴木の右フックを食らった岩見谷が崩れ込むと、鈴木はすかさず追撃のパウンド! そしてサッカーボールキックを放ったところでレフェリーが試合をストップ。鈴木がウェルター級1位の岩見谷を相手に豪快なKO勝利を飾った。
試合後、鈴木はマイクを握ると、「ALLIANCEの鈴木槙吾です。ウェルター級1位の岩見谷選手に勝ったんで、僕もチャンピオンベルトを目指して頑張ります!」と、景気よくタイトル挑戦をぶち上げた。勝利の余韻に酔いしれるようにコーナーからバク宙を披露した鈴木が、9試合中6試合が1R決着というスピーディな大会の最後を見事にKOで締めくくった。
▼セミファイナル(第9試合) ライト級戦 5分2R
○平山敬悟(パラエストラ八王子/チームZST)
KO 1R20秒
●エリヤ(坂口道場一族)
セミでは、8.8パンクラス・ディファ有明大会でベテラン芹澤健市を撃破して勢いに乗る坂口道場のエリヤとパラエストラ八王子の平山敬悟が対戦。平山がアニメ「キン肉マン」のテーマソングで入場すると、エリヤはゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマソングで登場するなど、会場は不思議な雰囲気となった。平山のセコンドには戦極フェザー級王者の金原正徳、エリヤのセコンドは坂口征夫。
試合前から相手を睨みつけて気合十分のエリヤは、開始早々から元気いっぱい。突進してくる平山を受け止めると、首相撲から膝蹴り、離れてはパンチのラッシュで攻め立てる。
だが、これで火がついたのか平山もエリヤとの打ち合いに応じ、左右のフックでエリヤのアゴを打ち抜くと、ダウンしたエリヤにパウンドを浴びせかけ、開始わずか20秒で豪快なKO勝ち!
試合後、コーナーに上って咆哮した平山は、「今日、エリヤ選手に勝てたことは本当に嬉しいんですけど、今まで練習してきたことを出せたから勝てたんだと思います。次はランカーとやりたいと思います。みなさん応援よろしくお願いします!」と元気に、パンクラスのライト級ランキング戦線への殴り込みを宣言した。一方、KOされたエリヤは試合後も立ち上がれず、タンカで救急車に運ばれるなど、大きなダメージを負ってしまった。
▼第8試合 フェザー級戦 5分2R
○内山重行(GRABAKA/09年NBT優勝)
判定3−0
●齋藤裕俊(和術慧舟會GODS/08年NBT優勝)
09年ネオブラッドトーナメント優勝者・内山と同08年優勝者の齋藤によるネオブラ王者対決が実現。
セコンドに山崎剛、横田一則、松本晃市郎といった錚々たる面々を引き連れて登場した内山、齋藤は試合前から気合の咆哮。
試合が始まると、組みついて勝負したい内山に対し、齋藤はスーパーマンパンチやボディブローなど、勢いのあるパンチを主体に相手を攻め立てる。
だが、内山は齋藤のパンチをかいくぐって組みつくと、テイクダウンに成功。その後はサイドポジションやスタンディングでバックを奪って試合を有利に進める。
2Rでも齋藤が飛び込んでのパンチやローキックで攻めるが、内山もタックルをエサにしながらも隙を見て打ち合いに応じ、逆に齋藤の右目尻にカットさせる。この後も試合は激しい打撃戦となったが、ライト1分の勝負所で内山がテイクダウンを奪い、判定3-0の判定勝ち。09年度のネオブラ覇者が昨年のネオブラ王者を下した。
▼第7試合 ミドル級戦 5分2R
○長井憲治(U-FILE CAMP赤羽)
一本 1R1分28秒 ※フットチョーク
●豪(フリー)
最近はZST、DEEPなどでの試合が続いていた長井が登場。対戦相手の豪はLaughter7の佐藤豪則の双子の兄。豪は入場時に黒いマスクをかぶり、首からチェーンを巻いて登場。
試合が始まると、突進して組みついた豪は、コーナー際でクリンチした後、長井のテイクダウンに成功。しかし、長井はグラウンドで下のポジションから両足を相手の首に巻きつる。
いわゆる“洗濯バサミ”の体勢に捕える。長井は両足で強力に相手を絞め上げつつ相手の腕をヒネリ上げると、豪の動きが止まり、なんとそのまま失神!
長井が矢野卓見ばりの“洗濯バサミ”での勝利(本部からの正式な極まり手はフットチョーク)を挙げ、観客のド肝を抜いて見せた。
▼第6試合 フライ級戦 5分2R
○矢島雄一郎(禅道会総本部/チームZST/09年NBT準優勝)
TKO 1R4分47秒 ※レフェリーストップ
●カツオ(K太郎道場)
K太郎道場所属のカツオと禅道会総本部/チームZSTの矢島が対戦した。カツオはそのネーミングどおり、人気アニメ「サザエさん」の入場曲で登場。髪には自分と師匠・中村K太郎に共通する“K”の文字を刈り込んでいる。
中村K太郎直伝のグラップリングで勝負したいカツオは、じりじりと前に出て組みつく会をうかがうが、矢島もコーナーを背負いながらもローキック、前蹴りなどで相手との距離をキープ。何とか誘い出したいカツオはハイキックなど、打撃で矢島を誘い出そうとするが、矢島はこれに乗らず執拗なローキック攻め。
1R残り1分を切って少し焦ったのか、カツオが強引なクリンチから相手を引き込みにかかると、矢島は素早く体勢を入れ替えて腕十字に移行。
カツオも出を図るが、矢島が相手の動きに合わせて腕をねじり上げ、1R終了間際に一本勝ち! 矢島のベテランらしい試合運びのうまさが光った試合だった。
▼第5試合 バンタム級 5分2R
○清水隼人(アンプラグド国分寺)
1R 4分25秒 TKO(レフェリーストップ)
●斉藤良(和術慧舟會TLIVE)
▼第4試合 フェザー級 5分2R
○川那子祐輔(秋本道場Revo龍tion)
判定 2-0
●宮路智之(和術慧舟會TLIVE)
▼第3試合 バンタム級 5分2R
○遠藤大翼(和術慧舟會 駿河道場)
判定2-0
●佐藤将光(坂口道場 一族)
▼第2試合 ライト級戦 5分2R>
○太田純一(GOKITA)
TKO 1R2分9秒 ※レフェリーストップ
●高橋克典(GRABAKA)
▼第1試合 フライ級戦 5分2R>
○田沼良介(リバーサルジム横浜グランドスラム/チームZST)
TKO 2R2分24秒 ※レフェリーストップ
●中村圭志(坂口道場 一族)
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