Zuffa
「UFC105 COUTURE VS VERA」
2009年11月15日(日)イギリス・マンチェスター イブニングニュース アリーナ
※今大会の模様は11月15日(日)23:00よりWOWOWにて放送
リピート放送は11月19日(木)27:40〜。
<全試合結果>
▼メインイベント(第11試合)ライトヘビー級 5分3R
○ランディ・クートゥア(アメリカ)
判定3−0 ※3者とも29−28
●ブランドン・ベラ(アメリカ)
UFC102ではアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとのレジェンド対決に敗れた46歳の“鉄人”クートゥア。何と今回は2006年2月4日のチャック・リデル戦以来、約3年9カ月ぶりにライトヘビー級にまで階級を落としての試合となる。
対戦相手のベラは今年に入りマイケル・パット、クシシュトフ・ソシンスキーを下して2連勝。レスリングがベースながら“キックの帝王”ロブ・カーマンに打撃を学んでいる。
1R、いきなりベラが左ミドルから右ストレート! そのままパンチの連打をまとめてクートゥアを下がらせる! クートゥアはベラに組み付いて金網に押し込み、テイクダウンを狙っていくがベラの腰も強い。ブレイク後、すぐにベラに組み付いて金網まで押し込むクートゥア。ベラのバランスを崩してテイクダウンを狙うが、ベラは半身になり、金網に体をあずけるようにして立ち上がる。
クートゥアはベラの頭をがぶってヒザ蹴り。片足タックルでテイクダウンを試みるがベラは倒れない。逆にベラは首相撲でクートゥアのレスリングに対抗、クートゥアの頭をコントロールする。ここもブレイクとなるが、クートゥアはすぐに組み付き、ベラが打撃を出す間合いを潰す。
2R、前に出てくるクートゥアに対し、インローを蹴るベラ。ここでベラの指がクートゥアの目に入ってしまい、試合が一時中断となる。再開後、ガードを上げてジリジリと前に出るクートゥア。ベラは構えをサウスポーにスイッチしながら、クートゥアのタックルにパンチを合わせる。ここもクートゥアはベラを金網にまで押し込み、何度もテイクダウンを仕掛けるが、ベラは倒れない。そして隙ができるとすぐにヒザ蹴りを突き刺す。
ブレイク後、左ミドルでクートゥアの突進を止めるベラ。クートゥアが強引に距離を詰めてくると、そこにベラがヒザ蹴り! これがクートゥアのボディに突き刺さり、クートゥアがダウン! そのままベラがインサイドガードでパンチを落とす。ここは両者の動きが止まり、ブレイクとなる。再開後、ベラはサウスポーに構えて、クートゥアを威嚇。クートゥアはベラに組みついて金網に押し込み、得意のクリンチアッパー。しかしベラは首相撲でそれを封じ込める。
3R、ここもサウスポーに構えるベラ。しかしクートゥアも右ストレートから連打! ベラを金網にまで押し込んでテイクダウンを狙うが、ベラは倒れない。クートゥアはベラを押し込んだままアッパーとフック。足へのタックルでテイクダウンを狙うが、ベラは首相撲を駆使し、上手くバランスを取って倒れない。
ブレイク後、ベラはしっかりと距離を取って左ミドル! 左ハイ! 左ミドル! クートゥアを首相撲に捕らえるとヒザ蹴り。しかしクートゥアもヒザ蹴りを返して、パンチをまとめる。これで下がるベラだったが右ストレートを返して、クートゥアに組み付くとクートゥアをテイクダウン! 一気にマウントポジションを奪う。クートゥアもすぐにそこから脱出して、立ち上がるとヒザ蹴りから左右の連打。ベラも左ストレートから右フックを返す。
左ミドルと首相撲をミックスしたムエタイスタイルでクートゥアの持ち味を消したベラ。しかしジャッジはクートゥアのボクシングとテイクダウンへのトライを評価。クートゥアが苦戦の末に何とか判定勝利をもぎとった。
▼セミファイナル(第10試合)ウェルター級 5分3R
○ダン・ハーディ(イギリス)
判定3−0 ※30−27、30−27、29−28
●マイク・スウィック(アメリカ)
イギリス出身でモヒカン頭がトレードマークのハーディ。過去にはケージフォースにも参戦し、UFCでは郷野聡寛とも対戦しており、日本にもお馴染みのファイターだ。
対するスウィックはライトヘビー級から徐々に階級を下げて現在はウェルター級。ミドル級時代に岡見勇信に敗れはしたものの、それ以外はUFCで全勝。9勝1敗の成績を残している。
1R、じりじりと圧力をかけて前に出るスウィック。ハーディは下がりながらインローと右ストレートを返す。スウィックはそのままハーディを金網に押し込み、金網際で四つ組の攻防が続く。ここでスウィックのヒザ蹴りがローブローでブレイクとなる。
再開後、一気に突っ込んでいくスウィック。ハーディを金網まで押し込んでテイクダウンを狙うが、ハーディは簡単に倒れない。互いにヒザ蹴りを打ち合い、テイクダウンを試みる両者。ハーディが離れ際にヒジ打ちと左右のフック! スウィックも負けじとパンチを打ち返す。
2R、スウィックが右ストレートで飛び込むところにハーディが左フック! ここからジャブ、ワンツーで前に出る。そのままスウィックを金網に押し込むとクリンチアッパーを打つハーディ。ここからハーディはヒジ打ち、ボディフック、さらにスウィックの腿にパンチ! 手数を止めることなく攻め続ける。しかしスウィックも金網を背にしながら首相撲に持ち込みヒザ蹴り、さらに右ヒジ、右フックを当てる。
ここでブレイクとなり、試合がスタンドに戻ると、スウィックはリーチを活かしたジャブ&ロー。ハーディはスウィックが左フックで飛び込んで来たところに左フックを合わせる。右ストレートで飛び込むハーディ。左フックを返すスウィック。スウィックにパンチを打たせて、ハーディはそこにカウンターの左フックを狙う。さらにハーディはローを下に散らして、それをフェイントにした右ストレートで前に出る。
3R、手数を増やして前に出るスウィック。ハーディを下がらせて右ストレート、左フック! しかしハーディもパンチをすぐに返して変則的ばバックキック。ハーディがスウィックを金網に押し込むと、スウィックの体を持ち上げるようにしてテイクダウンを奪う。そしてハーディがインサイドからヒジ打ちとパンチ! これでスウィックの動きが止まる。
ブレイク後、スウィックの右ストレートにハーディが左フックのカウンター。距離が開くとハーディがパンチから右ローにつなげる。ハーディのカウンターを警戒してか、なかなか手を出せないスウィック。残り30秒を切ったところでスウィックが右ストレート、左フック、ワンツーで前進。しかしハーディはそれをしっかりとディフェンスして、スウィックを金網に押し込む。この状態のまま、試合は終了となった。
ハーディがスタンド、レスリング、グラウンドの全局面でスウィックを圧倒して完勝。絶対王者ジョルジュ・サンピエールの保持するベルトに大きく前進した。
▼第9試合 ミドル級 5分3R
○マイケル・ビスピン(イギリス)
TKO 2R4分24秒 ※レフェリーストップ
●デニス・カーン(カナダ)
日本ではPRIDEで活躍し、圧倒的な強さを見せ付けていたカーン。総合の通算成績は32勝11敗1分2無効試合だが、UFCではまだ1勝1敗とその実力を発揮しているとは言いがたい。
一方のビスピンはUFCで戦うイギリスの超人気ファイター。ビスピンが会場に姿を見せると、場内から大声援が送られた。
1R、細かくパンチのフェイントを入れる両者。カーンが右ストレートを打つと、ビスピンはそれをかわして左ミドルを蹴る。低い重心でパンチを交換する両者。ビスピンはカーンのローをすくってテイクダウンを狙うが、カーンは倒れない。そしてビスピンがジャブで飛び込んで来たところにカーンの右ストレートがヒット! この一発でビスピンが尻餅をつく!
このままグラウンドで上を取ったカーンはビスピンの上体を固めてパスガードを仕掛ける。そこにヒジ打ちを織り交ぜながら、マウントポジションを奪うカーン。ビスピンも必死にガードに戻そうとするが、カーンはハーフガードで上のポジションをキープする。
再びマウントポジションを奪うとカーンはヒジ打ち! ガードポジションに戻されるカーンだったが、インサイドガードからヒジ打ち。ビスピンはガードポジションから何度も腕十字を狙うが、カーンは自分の腕をすぐに引き抜く。
2R、ジャブとローで攻撃を組み立てるビスピン。カーンは足を使って距離を取りながらジャブを突き刺す。そしてカーンは上体を沈めてタックルのフェイントを入れながら右ストレートを打つ。ビスピンは圧力をかけて前に出て行くが、それをジャブで止めるカーン。1Rと同じようにビスピンが飛び込んでくるところに右ストレートを狙う。
しかしビスピンがカーンオ右ストレートにカウンターのタックル! これでカーンからテイクダウンを奪うとヒジ打ちとパウンドの連打! カーンは何とか立ち上がるが、眉間の辺りから出血し、明らかにダメージが大きい。そのカーンをビスピンはすぐにタックルでテイクダウン。再びヒジ打ちとパウンドで一気に攻め込む。
ここも何とか片足タックルのような形で立ち上がったカーンだったが、ビスピンのパワフルなタックルを切ることが出来ない。逆にビスピンはパワフルなパンチとヒジ打ちを連打! カーンが亀になると、ビスピンはヒザ蹴りとパンチ! カーンの動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。
1Rは劣勢だったものの、2Rに逆転勝利を奪ったビスピン。ダン・ヘンダーソン戦で喫した生涯初のKO負けを払拭する勝利を収めた。
▼第8試合 ウェルター級 5分3R
○マット・ブラウン(アメリカ)
TKO 3R2分27秒
●ジェームズ・ウィルクス(イギリス)
▼第7試合 ライト級 5分3R
○ロス・ピアソン(イギリス)
TKO 2R4分38秒
●アーロン・ライリー(アメリカ)
▼第6試合 ウェルター級 5分3R
○ジョン・ハサウェイ(イギリス)
判定
●ポール・テイラー(イギリス)
▼第5試合 ライト級 5分3R
○テリー・エティム(アメリカ)
一本 2R1分24秒 ※チョークスリーパー
●シャノン・グガーティ(イギリス)
▼第4試合 ウェルター級 5分3R
○ニック・オシュピチェック(イギリス)
TKO 3R3分53秒
●マット・リドル(アメリカ)
▼第3試合 ライト級 5分3R
○デニス・シバー(ロシア)
TKO 2R2分53秒
●ポール・ケリー(イギリス)
▼第2試合 ライトヘビー級 5分3R
○アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン)
KO 1R41秒
●ジャレッド・ハマン(アメリカ)
▼第1試合 ライト級 5分3R
○アンドレ・ウィナー(グレナダ)
KO 1R3分22秒
●ローランド・デルガド(アメリカ)
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