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【UFC】宇野薫、UFC復帰第2戦は辛くもドロー!ティトはグリフィンに僅差の判定負け

2009/11/21


Zuffa
「UFC 106 ORTIZ VS GRIFFIN 2」

2009年11月21日(土)アメリカ・ラスベガス マンダレイベイ
※今大会の模様は11月22日(日)22:00よりWOWOWにて放送
リピート放送は11月24日(火)27:00〜

<全試合結果>

▼メインイベント(第10試合)ライトヘビー級 5分3R
○フォレスト・グリフィン(アメリカ)
判定2−1
●ティト・オーティズ(アメリカ)

 1R、ともにオーソドックスからステップをして様子見。ティトの右ストレート→左フックのコンビネーションとグリフィンのローキックが交錯する。前蹴り、ハイと放っていくグリフィンにティトは右ストレートを中心としたパンチで応戦する。距離を取り、ローを放つグリフィンに、ティトが足への低いタックルで入りテイクダウン。グリフィンはガードを取るがティトはヒジ打ちとボディ&顔へのパンチを振るっていく。

 グリフィンはアームロックを仕掛け、腕を絞り上げティトが嫌がり体が上がったところで立ち上がる。しかしティトは立ち上がったグリフィンに体を預け金網へと押し込む。だが、ここはグリフィンが体を入れ替え逆にティトを金網へと押し込む。ティトが投げを打ち、ここでグリフィンが体を離す。グリフィンはジャブとステップでティトを懐へ入らせないようにして展開する。ティトがタックルに来るが、グリフィンは背を見せるようにしながらもこれを切る。再び打撃戦。グリフィンはローキック、前蹴りと蹴りを散らし、やはりティトとの距離を保って展開する

 2R、ティトは右フック、左フックと切り込み、グリフィンのローを呼び込むとそこへタックルを合わせて入りテイクダウン。グリフィンはガードを取ってティトの体を抱え込むが、ティトはヒジを振るっていく。しかし、グリフィンが体をエビで動かしていき、そして立ち上がってスタンドへ戻る。パンチにタックルを合わせるティトだが、これはグリフィンが切って押し戻す。グリフィンが顔面前蹴りを決めティトのマウスピースが飛ぶ。レフェリーがマウスピースをティトに戻して再開。グリフィンが距離を把握してきたかに見えたが、ティトがタックルで組みつく。

 グリフィンは自ら倒れ込むようにしてグラウンドへ。ティトは掴まれず自由になっている方の腕ですぐにヒジを打ち込んでいく。グリフィンはアームロック、そしてスイープの機会もうかがっていく。しかしティトのヒジを受け右目尻から出血。出血を見たティトはチャンスと感じて体が乗り過ぎになってしまい、ここでグリフィンがスイープ。反撃のヒジを見舞って1R終了を迎える。
 
  3R、グリフィンがワンツーでティトを追う。あまり前に出てこないティト。スタミナ切れかこのラウンドは動きが鈍く表情にも精彩がない。グリフィンは右ストレートから左ハイ、ローとティトを攻め立てる。フォレストはジャブ、左フック、右ストレート。ティトはグッと手数が減って攻められない。グリフィンのローにタックルを合わせるティトだが、これもグリフィンが切って押し戻す。疲弊が明らかなティト。だが、グリフィンも攻め切ることができない。

 グリフィンの右ハイの直後にティトが前へ出んとするが、そこへグリフィンは打ちおろしの右ストレート。攻めているのはグリフィンだが、自らも疲れがありティトを倒す強い攻撃を見舞うには至らない。ティトの繰り出すタックルは切られて戻される。グリフィンはアッパー、右クロスと力を強めるがティトを大きく揺るがす場面は見られない。

 判定は29-28(ティト)、30-27(グリフィン)、29-28(ティト)の2-1でグリフィン。3年7ヵ月ぶりの再戦でティトにリベンジを果たすとともに、ラシャド・エバンス、アンデウソン・シウバと喫した連敗からの脱出に成功した。

▼セミファイナル(第9試合)ウェルター級 5分3R
○ジョシュ・コスチェック(アメリカ)
一本 2R2分47秒 ※チョークスリーパー
●アンソニー・ジョンソン(アメリカ)

 1R、オーソドックスで向き合う両者。コスチェックはたびたび身を沈めてタックルのフェイントをかける。リーチで上回るジョンソンはジャブを使って距離を取る。コスチェックが右スイングフックを当てるが、ジョンソンもすぐに左ジャブを伸ばして当て返す。ジョンソンは左インローを入れ、ジャブもヒットしてコスチェックを懐に入らせない。再びタックルのフェイントを見せ、そこから前に出たコスチェックだが、組みつかんとしたところでジョンソンの右クロスがヒット!

 しかしコスチェックは持ちこたえ脇を差し込んでいく。だが、ジョンソンは腰を引いてテイクダウンを許さない。しかしここでジョンソンが立ち上がり、まだグラウンド状態にあったコスチェックの顔にヒザを見舞ってしまい、これは反則行為。コスチェックのドクターチェックとダメージ回復にやや時間が取られる。

 再開後、コスチェックは左右のフックを振るうが、距離が遠いためジョンソンに見切られ当たらない。ジョンソンの前足に片足タックルで入るコスチェック。テイクダウンこそこらえるジョンソンだが、コスチェックがそこから回ってグラウンドでバックにつく。そしてスリーパーを狙うが、ジョンソンは首を与えず1Rを終了する。

 2R、ジョンソンは再びジャブを突いて距離を取る。しかしコスチェックがディフェンスに伸ばした手がジョンソンの目に入ってしまい、インターバルが取られる。再開後、両者、右のビッグパンチを振るい合うが、この際、コスチェックの伸ばした左手が再びジョンソンの目に触れてしまい、再度インターバルが取られる。

 再開後、ジョンソンが槍のような左ストレート、右ストレートを放っていく。ジョンソンは左フックを巧打するが、コスチェックはダメージを見せない。ジョンソンの左ハイをブロックした後でコスチェックがタックルで突っ込みテイクダウンを奪う。そしてハーフガードのジョンソンにヒジを打ち込む。被弾するとジョンソンは途端に弱気な表情を見せる。さらにコスチェックは金網際へとジョンソンの体を進め、追加のヒジを落としていく。

 ジョンソンは打たれるのを嫌がるようにコスチェックの体を抱え込んでいく。出血が見られるジョンソン。コスチェックはここから背後へ回る。そして残り時間が少ないながらもスリーパー。これが喉元に深く入り、ジョンソンがタップしてコスチェックが勝者となった。

▼第8試合 ウェルター級 5分3R
○パウロ・チアゴ(ブラジル)
判定3−0
●ジェイコブ・ヴォルクマン(アメリカ)

 1R、チアゴはオーソドックス、ヴォルクマンはサウスポーで対峙する。チアゴが右ハイ、左ジャブと放ってプレッシャーをかける。組みついたヴォルクマンだが、足を払いテイクダウンしたのはチアゴ。あまり時間を置かずに立ち上がるヴォルクマンだが、チアゴは逃がさ大外刈りで再びテイクダウン。チアゴはヴォルクマンを金網に追い込み、立たせる隙を与えない。

 しかしヴォルクマンが蹴り離すとチアゴも距離をあけ両者スタンドに戻る。ヴォルクマンはタックルで出て組みつきチアゴを金網まで押し込む。しかしテイクダウンに至らず両者中央に戻る。チアゴが右アッパーから左フックを見舞う。そして右ストレートをクリーンヒットし、ヴォルクマンがダウンを喫したところで終了のブザーとなる。ヴォルクマンはブザーに救われた形となる。

 2R、1R終了間際のダメージを感じさせず前へ出るヴォルクマン。チアゴはミドルをキャッチして足を払ってテイクダウンするが、深追いせずヴォルクマンを立たせる。今度はヴォルクマンが小外掛けでテイクダウン。背後に回り、パンチと鉄槌を見舞いながらチアゴの首を狙っていく。だが、これを振り払ってチアゴが立ち上がる。しかしヴォルクマンがなおも金網に押し込む。

 先ほど鉄槌で打たれたダメージか、消耗の見られるチアゴはタックルへ行くもヴォルクマンンに切られてしまい、再びラウンド前半と同様背後からの鉄槌を浴びる。しかしチアゴが振り落としてヴォルクマンを前方に落とす。ヴォルクマンはオープンガード。チアゴは立ち上がって猪木アリ状態から振りおろしの右フックをヒットしてパス。サイドポジションで抑えたところでラウンド終了となる。

 3R、連打で前に出たヴォルクマンをかわし、チアゴが右ストレートを打ち込むとヴォルクマンがスリップ気味ではあるが倒れる。しかしダメージはあまりないか。チアゴはサイドから上四方固めへ移り、そしてノースサウスチョークを狙うが、ヴォルクマンが立ち上がり、逆にチアゴの上体をガブる。しかしチアゴが頭を抜いて両者スタンドに戻る。

 タックルに出るヴォルクマンだが、チアゴがこれを切る。腹への踏みつけを見せパスしていかんとするチアゴだが、ヴォルクマンが起き上がってきてチアゴを倒して下にする。疲れの見られるチアゴはヴォルクマンにサイドポジションを許す。ヴォルクマンはチアゴの片腕を足で挟んで押さえながらのサイドポジションでパンチとヒジを見舞う。

 そこからバックへ回るが、ここでチアゴが立ち上がり、両者は猪木アリ状態に。チアゴは再び右フックを振り落としながらサイドポジションに。しかし、ヴォルクマンが下から首をとらえ、スピニングチョークで反撃する。だが、チアゴはこれを抜けて反撃に転じ、ヒジとパンチを勢いよく振るって終了する。判定は29-28、30-27、30-27の3-0でチアゴ。初参戦のヴォルクマンを退けた。

▼第7試合 ライトヘビー級 5分3R
○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル)
TKO 1R1分56秒
●ルイス・カーニ(ブラジル)

 ソクジュをKOしているカーニと、これがUFC初参戦となるホジェリオの対戦。1R、両者サウスポーで向き合う。プレッシャーをかけていくのはカーニ。ホジェリオに金網を背負わせる。しかしホジェリオもジャブと左スイングフックを放って中央に出てくる。そしてスイングフックとは軌道を変えた左ストレートを放ち、これをカーニにヒットさせ後退させる。

 この攻撃を機に攻勢へ移ったホジェリオは、カーニが左を放ってきたところへ逆に左スイングでのカウンター。これでカーニをもんどり打って倒し、追いかけてパウンドを見舞ったところでレフェリーが試合をストップした。

▼第6試合 ミドル級 5分3R
○アミール・サダロー(アメリカ)
判定3−0
●フィル・バローニ(アメリカ)

 UFC101でジョニー・ヘンドリックスにわずか29秒でTKO負けを喫し雪辱を期すサドラー(TUF7ウィナー)と、05年2月のUFC51以来、実に4年9ヵ月ぶりの参戦となるバローニの一戦。

 1R、クリンチしてのアッパー&フックを振るうバローニに対し、サドラーは首相撲からのヒザで応戦する。主に金網へ押し込み展開するのはサドラー。バローニはサドラーのヒザに合わせてタックルでテイクダウンするが、サドラーの下からの仕掛けを嫌がり体を離して立ち上がる。サドラーは首相撲での攻めを続行。離れ際に右ストレートを見舞うと、これを被弾しバローニは左目周辺から出血する。さらに失速を喫したバローニに対しサドラーは顔にヒザを連打で見舞い、1Rを終了する。

 2R、サドラーは開始からラッシュを仕掛け、パンチからのハイ、顔面前蹴りとバローニにヒット。バローニは左右のフックを振るって応戦するが、サドラーの首相撲に捕まってしまい、さらに金網へ押し込まれて左右ヒジ打ちを打ち込まれる。そしてサドラーがなおもヒザを突き上げるとバローニは失速を隠せない。バローニは距離があくと腕を下げ金網内をサークリング。サドラーは前蹴りを放ち、跳びヒザで追いかけ、距離が詰まるとヒジ打ちを見舞う。フックとストレートを振り回すバローニだが、疲れから力がない。

 3R、サドラーは離れるとローと前蹴り、接近戦ではヒジを振るって的確にヒット。バローニのパンチはサドラーがうまく距離を取るため空を切り、ヒジ打ちを見舞われ額から出血する。このラウンドはサドラーが一方的な攻勢。スーパーマンパンチ、ボディストレート、左奥足ロー、右スイングフック、ヒジとバローニを攻め立てる。バローニが金網内を回って逃げる展開に。サドラーは最後まで追いかけ、左ミドルと首相撲でのヒザを連打して試合を終了する。判定は30-27、30-27、29-28の3-0でサドラー。TUF出身者として本戦デビューの前回は敗れたが、2戦目で嬉しい初勝利となった。

▼第5試合 ウェルター級 5分3R
○ベン・サンダース(アメリカ)
TKO 1R3分24秒
●マーカス・デイビス(アメリカ)

 デイビスはサウスポーからのパンチを放ち組みついていく。しかしサンダースは13cmの身長差(サンダース191cm、デイビス178cm)を活かし、首相撲で応戦してヒザを突き上げていく。これを顔に浴びたデイビスは右こめかみ周辺から出血。組み合いから離れて距離があいても、サンダースはジャブを放って距離を詰め、首相撲にとらえてヒザ蹴りでアゴをとらえ、これで意識を刈り取ってデイビスを倒しノックアウトで勝利した。

▼第4試合 ミドル級 5分3R
○ケンドール・グローブ(アメリカ)
一本 1R3分59秒 ※三角絞め
●ジェイク・ロシュルト(アメリカ)

 ロショルトがジャブを突きながらタックルで入りグローブをリフトアップしてテイクダウン。そこから立ち上がろうとしたグローブの背後に回りロショルトはパンチを振るっていく。グローブが立ち上がってもロショルトはそのまま背後についていく。しかし向き合ったグローブはロショルトの両足をタックルで刈り逆にテイクダウン。

 だが、グラウンドで展開させず立ち上がるのに成功したロショルトは、立ち上がり際にフックをヒットさせ、後退したグローブを追っていく。そしてそこから逆にテイクダウンを奪うとマウントポジションとなる。肩固めを極めにいくロショルトだが、グローブはハーフに戻し、そして極められかけた肩固めを外す。グローブは肩固めを外した直後に腕十字を仕掛け、そしてそこから三角絞めへ連係。これを鮮やかに極め、ロショルトをタップさせて勝利した。

▼第2試合 ライト級 5分3R
△ファブリシオ・カモエス(アメリカ)
判定0−1
△宇野 薫(日本)

 カモエスはホイラー・グレイシーを師とする黒帯柔術家。これがUFCデビュー戦となる。対する宇野は入場ゲートに現れると気合いの声を上げ、岡見勇信をセコンドに従え入場してくる。

 1R、カモエスはオーソドックス。宇野はサウスポーから右ローを打ち込むが、カモエスが右ハイを放ってきてこれが軽くながらもとらえ、立ち上がりからヒヤっとさせられる。宇野はローを放っていくが、カモエスのタックルと同期してしまいグラウンドに倒れる。しかし、いいところを与えずにすぐ立ち上がる。カモエスは今度はパンチを放ちながら出てタックルへ連係してテイクダウン。猪木アリ状態となり宇野は足を回してけん制するが、カモエスがジャンプしながらの右パンチを振るってくる。だが、ここ宇野が立ち上がる。

 カモエスがラフなパンチを振るいながら突進してきて、宇野はバランスを崩して背後へ回られる。そしてカモエスがスリーパー。腕が入り絶体絶命に思われた宇野だったが、この腕を外すと脱出してスタンドに戻る。そしてカモエスに左インロー、右ローと放っていく。カモエスはカットがなく、これを足で浴びる。宇野に組みつきヒザを突き上げるカモエスだが、そこへ宇野が前に出てバランスを崩して尻もちをつく。宇野はカモエスに金網を背負わせ、パンチと鉄槌を使い分け攻め込んでいく。

 2R、宇野は右ロー、パンチのフェイントを発しながら前へ出ていくが、カモエスがまたもラフな左右のフックを振り回して前に来る。そしてそこから背後へ回ってくるが、これは宇野が前方に振り落とす。宇野は落ち着いてカモエスを金網際まで運んでいく。しかしここでカモエスが下からの蹴り上げで宇野の顔を蹴ってしまい、宇野はまだグラウンド状態であったため反則行為となり、カモエスに減点1が宣せられる。

 グラウンドからそのまま続行となるが、カモエスは腕十字を狙ってくる。ここもヒヤリとさせるが、宇野は腕を引き抜き未然に防ぐ。そしてその後でカモエスが立ち上がる。宇野は攻撃へ向かうが、カモエスは“殴る”ような荒っぽい右フックで攻勢に立つ。そして再びバックにつかんとするが、宇野はこれを巻き込んでグラウンドへと移り、その上で正対する。カモエスは金網に押し込まれながらも宇野を抱え込み、強打を封じ込む。しかしカモエスが立ち上がったところで第2R終了となる。

 3R、宇野は右ローを連続して放っていき最終ラウンドをスタート。右ロー、左ストレートと攻める宇野だが、カモエスはカウンターの左フックを振るってくる。宇野はタックルで入り、きれいに倒し切れないと見るや、脇まで上がり金網に押し込んでいく。しかしカモエスに逃げられる。宇野は蹴りを放つが、マットが滑ってスリップダウン。しかしカモエスに攻撃される前に立ち上がる。宇野はカモエスを金網に押し込み、そこからタックルしてテイクダウン。下になるカモエスだが、宇野の腕を抱え込んでパウンドを封じ込む。

 いったんはハーフまで進める宇野だが戻される。宇野はトップをキープしてパウンドを放っていく。そして残り1分を切ったところで宇野がサイドポジションに。だが、カモエスもここを逃がさず立ち上がりへの動きを見せる。さらに動くカモエスに宇野は腕十字を狙い、ハーフからパンチを振るって攻めるが、ここで終了のブザー。宇野、カモエスともに勝利をアピールしてそれぞれのコーナーへ戻る。判定は29-27(宇野)、28-28、28-28でドロー。UFC復帰後の勝利を狙った宇野だが、またもお預けとなった。

▼第3試合 ウェルター級 5分3R
○ブロック・ラーソン(アメリカ)
TKO 2R3分25秒
●ブライアン・フォスター(アメリカ)

▼第1試合 ライト級 5分3R
○ジョージ・ソティロパウロス(オーストラリア)
一本 2R4分36秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ジェイソン・デント(アメリカ)

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