株式会社TRIBELATE
「TRIBELATE vol.27〜Hybrid Club Fight〜」
2010年3月13日(土)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:00
▼メインイベント(第8試合) キックボクシングルール 57kg契約 3分3R
△荻野隆一(チームドラゴン/J-NETWORKバンタム級5位)
ドロー 判定1−0 ※30−29、30−30、30−30
△田中章一郎(フリー)
J-NETWORKやM-1のリングでキャリアを積み、現在J-NETWORKバンタム級5位の荻野と対戦するのは、今回がトリビュレート7戦目となる40歳の田中。ガウンを脱ぐと、とてもアラフォーとは思えないビルドアップされた体から場内は沸く。
荻野のセコンドには、同じチームドラゴンの梶原龍児、細野岳範、対する田中のセコンドには同じ練習仲間の元M-1スーパーフェザー級王者・長崎秀哉。
1R、「向こうはランカーなので胸を借りるつもりで行きました」という田中は、左右のミドルからストレートでガンガン前に出る田中。荻野はローを蹴りながら様子見だったが、パンチの連打からテンカオ(ヒザ蹴り)で田中の動きを一瞬止める。
2R、田中のローに合わせて、右ストレートを当てる荻野。田中の攻撃をしっかり見切っては荻野が確実にパンチを返し、落ち着いた試合運びを見せる。荻野のうまさが光ったラウンドとなった。
3R、右ジャブと前蹴りで距離を取り、田中の前進に合わせてパンチをまとめる荻野。負けじと田中がパンチラッシュで一気に攻め込む。冷静にブロックした荻野は距離を取り、決定打を許さない。荻野が前に出たところ、田中の左フックがクリーンヒット! これで一瞬だけ荻野が体勢を崩したが、ここで惜しくも終了のゴング。
判定勝負となり、荻野に一票入ったが、残り二票はドローだったため、引き分けに終わった。次回のトリビュレートは5月22日(土)に開催。
▼セミファイナル(第7試合) キックボクシングルール 70kg契約 3分2R
○寄本哲平(Natural Low)
KO 2R38秒 ※右ハイキック
●佐々木浩一郎(拳心会)
トリビュレートを主戦場にする寄本は、この試合を持って引退することが試合前に発表された。
1R、寄本がワンツーで前に出ると、佐々木は前蹴りで突き放し寄本を後退させると、さらにパンチで下がらせる。佐々木のミドルには、寄本がストレート! 佐々木の力強い攻撃の前に、寄本は押され気味。
2R、ペースを上げていった寄本はプレッシャーをかける。佐々木の右ローに合わせて、寄本が見事な右ハイ! これが佐々木の顔面をとらえKO。
引退試合で見事な勝利を得た寄本は「全日本キックでデビューしてランカーと戦ったりしましたが、交通事故に遭いキックをあきらめていた時期もありました。トリビュレートで復帰できて、今までサポートしてくれた皆さんありがとうございました!」とあいさつし、10年間のキック人生に幕を下ろした。
▼第7試合 キックボクシングルール 60kg契約 3分2R
○森 昌典(Club TOSHI)
判定3−0 ※三者とも20−19
●佐藤俊幸(フリー)
▼第6試合 MMAルール 65kg契約 5分2R
△スティーブ・ブラウン(アメリカ/グランドスラム)
判定1−0
△松岡嵩志(STB JAPAN)
▼第5試合 MMAルール 66kg契約 5分2R
○石川良如(P’s LAB東京)
一本 1R1分26秒 ※ヒールホールド
●小倉健市(KIBAマーシャルアーツ)
戦極育成選手トライアウト合格者の石川は見事な一本勝ち。
▼第4試合 MMAルール 58kg契約 5分2R
○金本子竜(HIDE’skick)
一本 1R3分37秒 ※腕ひしぎ十字固め
●将軍(フリー)
▼第3試合 キックボクシングルール 56kg契約 3分2R
○戸上祐一(フリー)
反則 1R57秒
●林 敬明(TSX)
▼第2試合 キックボクシングルール 62.5kg契約 3分2R
○吉田徹(ワイズスポーツ)
判定3−0 ※三者とも20−19
●山田雅己(チームドラゴン)
▼第1試合 キックボクシングルール 66kg契約 3分3R
○堀込弘樹(柳)
KO 1R1分40秒 ※右ハイキック
●SUMITO(小比類巻道場)
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