FEG 「DREAM.13」 2010年3月22日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ 開場15:00 開始16:00
▼メインイベント(第7試合)DREAMフェザー級タイトルマッチ
○ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム/王者) 判定2−1 ●ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー/挑戦者)
※ビビアーノが初防衛に成功 2010年最初の大会でベルトを賭けて行われる戦いはビビアーノとハンセンによるフェザー級タイトルマッチ。 今大会よりライト級(70kg以下)からフェザー級(63kg以下)への減量を行ったハンセンだったが、前日計量では一発でリミットをクリアし、コンディションの良さをアピールした。
しかし対するビビアーノも身体の厚みではハンセンに負けておらず、体格差はほとんどないと言っていいだろう。ハンセンがDREAM2階級制覇を成し遂げるか、それともビビアーノが初防衛に成功するか? 1R、サウスポーのハンセンに対して右ミドルとインローを蹴るビビアーノ。ハンセンはじりじりと圧力をかけて前に出てインローを返す。ビビアーノは右ミドル、それをフェイントにした右ストレート! ハンセンのパンチに合わせて組み付いたビビアーノが見事なテイクダウン。
ビビアーノはインサイドガードからパンチを落とすが、距離を取ってイノキ・アリ状態からローを蹴る。すぐに立ち上がるハンセン。スタンドで右ボディから右フックのビビアーノ。ビビアーノはハンセンに組みついてテイクダウンを狙うがハンセンは倒れない。 ブレイク後、ハンセンは右フックから左ストレート、インローを蹴る。それを受けてすぐに右ローを返すビビアーノ。ハンセンはガードを上げて前進、左ストレートを放つ。ビビアーノは左ローから右ミドル。ハンセンは左ボディストレートを放ち、そこから右フックを返す。ビビアーノはそれに合わせて組み付き、テイクダウンを奪う。ここからパスガードを狙うビビアーノだったが、ハンセンはビビアーノ身体を押し放し、すぐに立ち上がる。 ハンセンがビビアーノをコーナーに詰めてワンツー。そこにビビアーノも右フックをかぶせる。ハンセンの右フックに合わせて組むビビアーノ。ハンセンは左ストレートから右フック、ビビアーノも右フックをかぶせて、ここから首相撲の展開に。互いにヒザ蹴りを出して四つで組むがどちらも倒れない。
ビビアーノのワンツー、ハンセンが右フックから左ストレート。ビビアーノはインロー。ハンセンが左ストレートを放って前進。ビビアーノも右フックを返すが当たらない。ハンセンはジャブを突いて距離を測り、ビビアーノのパンチを空振りさせる。 残り3分でビビアーノが両足タックルでハンセンをテイクダウン。ハンセンはイノキ・アリ状態で下から蹴り上げ。ビビアーノは距離を詰められず、ハンセンが立ち上がる。ハンセンが左ロー、それをフェイントにした左ストレート。ビビアーノも右フックを繰り出すがハンセンはブロック。ビビアーノは飛びヒザ蹴り。 ハンセンはそれを受けてすぐに左ストレート、そして左フック。インローでビビアーノのバランスを崩す。しかしここでビビアーノの右フックがヒット! これでハンセンが下がり、ビビアーノがハンセンのボディに右のテンカオを突き刺す! それでもハンセンはビビアーノを突き放して、左ストレート。スタンドの打撃になるとインローを蹴っていく。 2R、ジャブとインローで前に出るハンセン。ビビアーノは右ストレート、両足タックルでハンセンをテイクダウンする。イノキ・アリ状態からハンセンは足を絡めてビビアーノのバックを狙い、立ち上がるビビアーノの首を取るが、ビビアーノもすぐにハンセンの身体を突き放す。 試合がスタンドに戻るとハンセンが左ストレートとインロー。このインローでビビアーノのバランスを崩して右フックを返す。ビビアーノはハンセンのインローに合わせて右フック。ハンセンは自らガードに引き込むと下から蹴り上げ。立ち上がったハンセンはビビアーノをロープに詰めて左ミドル。ビビアーノもそれをブロックして右フックを返す。 ビビアーノはタックルでテイクダウンを狙うが、ハンセンはそれを切ってボディにヒザ蹴り。ブレイク後、ジャブから左フックのハンセン。ビビアーノもブロックして右フック。
ビビアーノがハンセンをロープまで押し込んでヒザ蹴り。ブレイク後、ハンセンは左ミドル、左ストレート。そして右アッパーから左ストレート! ビビアーノはタックルで組み付くが、ハンセンも倒れない。 左ストレートで前進するハンセン。ビビアーノも右フックを返すが、ハンセンが左のテンカオ! ビビアーノがタックルでテイクダウン。ハンセンはレスリングの技術=スイッチでビビアーノバックを狙いながら、立ち上がるビビアーノに両足タックルを仕掛ける。ここもビビアーノは倒れることなく、最後はスタンドの打撃で試合が終わった。 ジャッジは一人目がビビアーノ、そして二人目がハンセン、そして三人目がビビアーノ! 実力が拮抗した一戦はビビアーノが判定2−1でハンセンを振りきり、タイトル防衛に成功した。
▼セミファイナル(第6試合)ヘビー級ワンマッチ
○ジョシュ・バーネット(アメリカ/フリー/パンクラス無差別級王者) 一本 1R4分41秒 ※アームロック ●マイティ・モー(アメリカ/フリー) PRIDEや戦極で活躍したジョシュがDREAMに初参戦。DREAMでは年内にもヘビー級王座決定戦が予定されており、ジョシュにとってはこの試合をクリアして、ベルトへの足がかりとしたいところだ。 1R、ジョシュがジャブを突きながら右ロー、そして左ミドルを蹴っていく。しかしそこにモーがパワフルなパンチ! 左フックがジョシュの顔面を捉える! 腰が落ちたジョシュはすぐにタックル。一度はモーにそれを切られるが、ジョシュはすぐに右のパンチから前に出て、モーをコーナーに押し込んでいく。 ブレイク後、ジョシュの左ミドルに左フックを合わせるモー。ジョシュは左の前蹴りで距離を取る。しっかりと間合いを測り、右ローを蹴るジョシュ。ここでジョシュが右の前蹴りを蹴ろうとするが、これがモーの下腹部を直撃。モーはその場にうずくまり、うめき声を上げて立ち上がることが出来ない。
ようやく身体を起こし、何とかニュートラルコーナーの椅子に座ることが出来たモーだが、なかなか立ち上がれず、長時間のインターバルが与えられる。ジョシュにはイエローカードが提示され、試合再開となった。 再開後、パンチでプレッシャーをかけるジョシュに対してモーは右フックや右アッパー! ジョシュはタックルでモーを倒すことが出来ない。右ストレートから左ボディを打つジョシュ。
パンチから組み付くジョシュだが、モーの腰は強い。逆にモーは鋭い踏み込みから左フック。ジョシュはモーをロープまで詰めてボディへのヒザ蹴り!
これでモーが後退すると、ジョシュがタックルでようやくモーをテイクダウン。サイドポジションを奪うと、即座にアームロック。これでモーがタップし、ジョシュが一本勝ちを収めた。 試合後、ジョシュは日本語と英語でモーとファンに謝罪。そして最後は「ダレデモ ドコデモ ヤッテヤル!」と日本語でマイクアピールした。
▼第5試合 ライト級ワンマッチ
○KJ・ヌーン(アメリカ/シティ・ボクシング/初代EliteXCライト級王者) 判定3−0 ●アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ) ストライクフォースからの刺客第一弾として参戦を果たすのは抜群のボクシングスキルを誇るストライカーのKJ。対するジダもシュートボクセ仕込みのパンチを武器とするハードパンチャー。殴り合い&KO必至の一戦となった。 1R開始直後、ジダのインローがいきなりローブローとなってしまう。再開後、ジダは足を使って距離を取りながらローを蹴っていく。ジダはジャブを突いて右フック。KJはジャブを顔とボディに打ち分けていく。
飛びヒザ蹴りやバックキックを繰り出すジダ。ジャブで前に出るKJにガードを固めてインローを返すジダ。こつこつとジャブを当てるKJ。ジダはかぶせるような右フック。KJはジダをロープに下げさせて左右のボディブローを見せる。ジダも右アッパーから左フック。
KJはジャブでジダのガードを固めさせて左ボディ。ジダもその左ボディに左フックを合わせようとするが、KJの左ボディがグサリとジダに突き刺さる。ジダは下がりながらインロー、KJは左ボディと右フック。KJが前に出てジャブ、右ボディストレート、左アッパー、左ボディ。KJがジダに圧力をかけて前に出続ける ここで両者に手数が少ないとして注意が与えられる。再開後、ここも左ボディを打ち込んでいくKJ。左フックを返すジダだが、KJはそれを空振りさせて左ボディと左フック。
ここまでほぼパンチのみの展開が続き、ようやくジダが左ミドルを蹴るが間合いが近すぎて当たらない。KJが前に出続けて右アッパー、左ボディ。ジダの左フックは空振りが多い。 2R、いきなりジダが飛びヒザ蹴り。さらにバックキックと変則的な技を見せる。しかしKJはここもジャブを起点に前に出て左ボディ、右ストレート、右アッパーを繰り出す。ジダも下がりながら左フックのカウンターを狙い続けるが当たりは浅い。 ジャブ、ワンツー、左フックと前に出ていくKJ。ジダは両手を上げてKJを挑発し、右フックで前に出る。
しかしKJは構わずジャブ、右ストレートから左フック。ジダを後退させ続ける。そしてKJはジダがロープを背負ったところでヒザ蹴り。
結局、足を使って逃げ続けるジダをKJが追いかけるという展開で試合終了。判定は3−0でKJ。KJがほぼボクシング技術のみでジダを完封した。
▼第4試合 ウェルター級ワンマッチ
○長南 亮(TeamM.A.D/第3代DEEPミドル級王者) 判定3−0 ●アンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館) 日本屈指のウェルター級ファイターの長南がDREAMに初参戦。PRIDE活動休止後はUFCを主戦場とし、昨年8月にDEEP復帰。外国人天国となりつつあるDREAMウェルター級において活躍が期待される存在だ。対するナカハラは極真空手をバックボーンに持ち、デビュー戦こそ桜庭和志に敗れたものの、ここまでの戦績は2勝1敗。総合格闘家としてのポテンシャルの高さを見せている。 1R、互いに足を使って距離を取り、ジャブを突いて前に出る長南。ナカハラをコーナーに詰めると右ストレートで飛び込む。ナカハラは距離を取りながら右ハイキック、そして左のインロー。長南は足を使って距離を取る。左手を前に出して右のロングフックを放つ長南。ナカハラも鋭いワンツーを返す。 ナカハラをロープ伝いに下がらせて右フックを放つ長南。ナカハラも右フックを返すが、長南もすぐに左フック。ナカハラがバランスを崩したところで、長南がインサイドガードで上になる。ここでナカハラが三角絞め! 長南はナカハラの身体をロープに押し込み、そしてバスター。長い間、ナカハラの三角絞めに捕らえられていた長南だが、頭を抜いてしっかりとインサイドで上になる。 身体を起こしてパンチを落とす長南。ナカハラはガードポジションから密着してアームロック、フロントチョークを仕掛ける。中腰の状態から長南はボディと顔面にパンチを落とす。ナカハラはクローズガードでそれをディフェンスしようとするが、長南はナカハラの腿にヒジ打ち。これでナカハラのクローズガードを割ると、足を一本抜いてハーフガードに持ち込む。 ここで長南はサイドポジションに出て、ナカハラの右腕を両足で挟む(マット・ヒューズポジション)状態から鉄槌を連打! ナカハラも必死に足を利かせてディフェンスし、何とかフルガードの状態に戻す。ここで両者の動きが止まりブレイクとなる。 ナカハラにイエローカードが出され、試合はスタンドで再開となる。再開後、長南が踏み込んでの左フック気味のアッパー! これがナカハラの顔面を打ち抜く。ナカハラも左フックを返すが、長南も強烈な右フック。さらにナカハラをコーナーに詰めて左フック、そこからパンチを連打をまとめる。 一気に攻勢に出る長南だったが、ナカハラのローがローブローとなり、試合が中断される。再開後、長南はガードを下げて飛び込んでの左フック、そして右ストレート。長南もパンチのフェイントを入れて右ロー、左フックまで返す。長南がプレッシャーをかけ続けて1Rを終えた。 2R、左ジャブで前に出る長南。ここも長南が圧力をかけてナカハラを後退させる。長南は左フック、左フックから右ストレート、右のオーバーハンドフックを打つ。
ジャブを上手く使い、ナカハラを打撃でコントロールする長南。ナカハラのガードの間から右アッパーを打つ。しかしナカハラもブロックを固めて右フック! さらに右ストレートで前に出て、首相撲からのヒザ蹴り! 長南も必死にパンチで打ち返していくが、ナカハラの細かい連打、そしてヒザ蹴りが長南の顔面を捉えてバランスを崩す! しかしここで長南も必死に片足タックルで組み付き、両足タックルでナカハラからテイクダウンを奪う。長南がハーフガードからじっくりと押さえ込んでマウントへ。しがみつくナカハラにパウンドを連打! そのままの状態で試合終了となった。 判定は3−0で長南。ナカハラの鋭い打撃であわやの場面もあった長南だが、打撃での劣勢をテイクダウンとグラウンドで挽回する試合運びでナカハラを下した。
▼第3試合 フェザー級ワンマッチ
○コール・エスコベド(アメリカ/Pacific Martial Arts) KO 1R2分29秒 ※左ハイキック ●前田吉朗(パンクラス稲垣組/初代パンクラスフェザー級王者) ビビアーノ・フェルナンデスとヨアキム・ハンセンがタイトルを争うフェザー級の次期挑戦権を目指し、前田が約5カ月ぶりにDREAM参戦。初代WECフェザー級&TPFバンタム級王者でもある寝技師・エスコベドを迎え撃った。 1R、サウスポーの前田は左ストレートで前進。エスコベドのインローに右フックを合わせる。さらに前田は大きく飛び込んでの右アッパー!
これでエスコベドの顔が跳ね上がる。ここから前田は一気にパンチで前に出て行くが、ここでエスコベドの指が前田の目に入り、ドクターチェックが入る。 再開後、右のハイキック、ローを蹴るエスコベド。前田はそこに左ストレート、右フックを合わせて前に出る。さらに前田は左右のパンチから飛びヒザ蹴り。距離が開くと前田は左ストレートを顔面とボディに打ち分け、右アッパーとアウトロー。 多彩な攻撃で前田がエスコベドを攻め込んでいくが、ここでエスコベドが右インローを蹴って、前田の頭が下がったところで左ハイキック! この一撃で前田が真後ろにバッタリ!
それまで圧倒的有利に試合を進めていた前田だったが、エスコベドの左ハイキック一発で失神するという壮絶なKO劇となった。試合後、エスコベドは「どうもありがとう!」とハイテンションのマイクアピール! 全身で喜びを爆発させた。
▼第2試合 ライト級ワンマッチ
○菊野克紀(ALLIANCE/第5代DEEPライト級王者) KO 1R1分26秒 ※右フック ●弘中邦佳(マスタージャパン/第3代CAGE
FORCEライト級王者) 王者・青木真也のストライクフォース参戦が決まる中、ライト級の生き残りをかけて弘中と菊野が激突。昨年はアンドレ・ジダ戦で鮮烈なDREAMデビューを果たすも、エディ・アルバレスには一本負けを喫している菊野。
一方の弘中はライト級に階級を落としてからは5連勝と波に乗っている。熾烈な日本人対決を制して青木、川尻に次ぐ日本人3番手の位置を手にするのはどっちだ? 1R、いつものように両手を前に出した独特の構えで前に出て行く菊野。弘中を後退させると、いきなり三日月蹴り! 菊野はそこからパンチで前に出て行く。ここで組みの攻防になるが、どちらもテイクダウンを奪えずにブレイクとなる。 再開後、菊野は左フックと三日月蹴り。アグレッシブに手を出して前に出て行く。弘中は菊野と四つ組みで組むが菊野も腰が強く、倒れない。そして試合がスタンドに戻ると、菊野が三日月蹴り! これが弘中のボディに刺さり、一瞬、ガードが落ちる弘中! 菊野はそこに左フック、そして弘中の顔面に右フック! これが弘中の顔面を打ち抜き、弘中がダウン! そのまま菊野が鉄槌を落とし、レフェリーが試合をストップ。菊野が必殺の三日月蹴りを駆使し、弘中から完璧な勝利を収めた。 試合後、菊野は「世界のTKの弟子、アライアンスの、DEEPライト級チャンピオンの菊野克紀です。もっと頑張って、もっと強くなって上を目指します」と意気込みを語った。
▼第1試合 無差別級ワンマッチ
○ミノワマン(フリー) 一本 2R2分42秒 ※足首固め ●ジミー・アンブリッツ(アメリカ/トッド・メディーナ・フリースタイル柔術アカデミー) 昨年はスーパーハルクトーナメントを制し、無差別級路線を突き進むミノワマン。今回の対戦相手であるアンブリッツは身長186cm・体重132kgというモンスターファイター。ミノワマンはこのスーパーハルクファイトを制することが出来るか? 1R、サウスポーのアンブリッツに対してミノワマンが片足タックル。これを切られたミノワマンはガードに引き込むが、アンブリッツは体格差を生かしてミノワマンを押さえ込む。
ここでミノワマンが背中を見せて立ち上がるが、アンブリッツはミノワマンをスープレックス! さらにアンブリッツはミノワマンをハーフガードで押さえ込み、肩固めを仕掛ける。
ミノワマンは亀の状態から足関節を狙うが、アンブリッツはすぐにそれに反応し、足を引いてコツコツとパンチを落とす。
そしてアンブリッツはミノワマンの身体を持ち上げて、再びミノワマンの身体をマットに叩きつける。ここは両者の動きが止まり、ブレイクとなる。 再開後、アンブリッツはじりじりとミノワマンをロープに詰めて組んだ状態からヒザ蹴り。しかしミノワマンも距離を取って左フックからパンチの連打! アンブリッツも左右のフックを打ち返し、場内が大きく沸く。さらに飛び込んでの左フックを単発で当てるミノワマン。 ミノワマンはインローを蹴って、右ストレートから左フック。さらに強烈なインローでアンブリッツの足を止める。ここからミノワマンはしっかりと距離を取って左フック、右フックを見せる。 2R、じりじりと間合いを詰めようとするアンブリッツに左フックから右ストレートを返すミノワマン。アンブリッツは強引に距離を詰めてヒザ蹴りを打ち、そのままミノワマンをタックルでコーナーまで押し込む。そこからアンブリッツはミノワマンをテイクダウンし、マウントポジションを奪うが、ミノワマンは亀の状態から反転してインサイドガードに戻す。 そしてここでミノワマンがハーフガードからアンクルホールド! これがガッチリと入って、アンブリッツがタップ。ミノワマンが必殺の足関節で無差別級戦を制した。 |