KGS 
              「RISE 69」 
              2010年8月29日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス 
              開場16:30 開始17:00 
                  
                ▼メインイベント スーパーフェザー級(-60.0kg) 3分3R 
                  ○TOMOHIKO(レンジャー品川) 
                  判定3−0 ※3者とも29−28 
                  ●後藤勝也(池袋BLUE DOG) 
                  昨年11月のJCB大会以来の試合となった後藤。対戦相手のTOMOHIKOは2006年にRISEでプロデビューし、6勝(3KO)3敗の成績を残しているファイターだ。 
                 1R、後藤がテンポ良くジャブを突き、そこからワンツー、左フック、右ローにつなげる。TOMOHIKOも右ローを返し、パンチで前に出て右ストレート! 左フック! この連打で後藤の足が止まる。TOMOHIKOはRISEでは反則となる相手の頭を両手で掴んでのヒザ蹴りを出してしまい、イエローカードが提示されるが、確実に自分の攻撃を当てる。 
                 2R、後藤は1R以上に手数を増やして前進。左右のフック、ミドルキックをTOMOHIKOのボディに当てる。TOMOHIKOも右ストレートからパンチを返して反撃するが、ここでも1R同様にヒザ蹴りの反則があったため、レッドカード(減点1)が与えられる。再開後、後藤はパンチからミドル、右ロー、ハイキックと攻撃をつなげて攻め込む。 
                  3R、パンチと右ローで攻撃を組み立てる後藤。これがTOMOHIKOを捉えるが、打たれ強いTOMOHIKOは自分から前に出て後藤を下がらせる。右ストレートで前に出続けるTOMOHIKOに、後藤は下がりながらも右ハイキックや右フック。しかしそれでもTOMOHIKOは前に出て、後藤をロープまでつめて連打をまとめる。 
                 このまま試合が終わり、判定は3−0でTOMOHIKO。後藤は再起戦を飾ることを出来なかった。
                  
                                  
                ▼セミファイナル ミドル級(-70.0kg) 3分3R 
                  ○小鉄(スクランブル渋谷) 
                  KO 2R2分4秒 
                  ●木村康人(強者アルバトロス)
                    昨年前半、ハイキックで連続KO勝利し注目のルーキーであった小鉄。今回は怪我からの復帰戦で、強者を主戦場にする木村と対戦した。 
                 1R、木村はいきなりパンチのラッシュ! 小鉄はガードを固めて右ローを蹴っていくが、そこに木村が右ストレート、そして左フック! これが小鉄の顔面を打ち抜いて、木村がダウンを奪う。再開度、小鉄は右ローを確実に当てて、そこから右ハイキック。しかし木村の飛び込むような右ストレート、左右のフックをもらってしまう。 
                 先制のダウンを奪われるという苦しい展開となった小鉄だが、2Rに入ってからは木村のパンチをブロック&右ローを徹底。このローで立て続けに2度のダウンを奪い返し、小鉄が逆転のKO勝利を収めた。 
                 
                 
                ▼第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R 
                  ○原島祐治(侍塾) 
                  TKO 2R2分31秒 ※レフェリーストップ 
                  ●田中信一(カコガワジム/元MAキックボクシング連盟バンタム級王者) 
                  元ボクシング&キックボクシング王者でもあった田中(=当初のリングネームは山木小兵太/山木)が45歳にしてRISEのリングに登場。 
                 田中は1Rから一気に距離を詰めて左ボディからパンチの連打を見せる。原島は距離を取りつつ、右ロー、右ミドル、右ストレートを当てる。2Rに入ると、原島の右ストレートが当たり、そのまま原島に抱きつくようにした田中にレフェリーはダウンを宣告する。 
                 再開後も右ミドル、右ストレート、ヒザ蹴りを当てる原島。再び田中が原島に抱きつきクリンチすると、レフェリーが試合をストップ。まだ戦えると納得のいかない様子の田中だったが、レフェリーストップで試合は終わった。 
                 
                 
                ▼第4試合 -75kg契約 3分3R 
                  ○加藤智亮(バンゲリングベイ・スピリット) 
                  TKO 3R1分36秒 ※セコンドからのタオル投入 
                  ●GAYA(TARGET) 
                 1R、ガードを高く上げて左ミドル、前蹴りで距離と作って右ローを蹴るGAYA。序盤はこれをもらっていた加藤だが、構えをスイッチしながらGAYAの奥足にローを当てる。 
                 2R、GAYAは前に出て左ミドルと右ローを蹴るが、そこに加藤が右ストレート。さらにパンチでGAYAのガードを固めさせてローを蹴る。徐々に加藤が手数を増やし、ラウンド終了間際に胴廻し回転蹴り! これがGAYAの顔面を捉えて、GAYAにはダウンが宣告される。 
                 3R、完全にペースを掴んだ加藤がパンチとローで攻め込み、GAYAのヒザ蹴りにカウンターの左フック! これでGAYAは後方にばったりと倒れ、セコンドからタオルが投入された。 
                 
                 
                ▼第3試合 スーパーフェザー級(-60.0kg) 3分3R 
                  ○井関 遼(パワーオブドリーム) 
                  判定3−0 ※30−29、30−28、30−29 
                  ●永井健太朗(Kick Box) 
                 1R、パンチから前に出て右ローにつなげる井関。永井は下がりながら前蹴り、ロー、ミドルを返す。2Rも1Rと同じような展開が続くが、徐々に井関が手数を増やす。3Rに井関が前に出て、永井を下がらせる。永井の攻撃をもらう井関だったが、そのままパンチで永井を押し切った。 
                 
                 
                ▼第2試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R 
                  ○金城 悠(シルバーウルフ) 
                  KO 1R2分8秒 
                  ●宮田裕基(リアルディール) 
                 1R、回転の速いパンチで一気に攻め込む金城。左ボディから左フック、右フック、ヒザ蹴りを休む間もなく叩き込んでいく。何とか耐え続ける宮田だったが、レフェリーが2度のダウンを宣告。金城が見事なKO勝利を収めた。 
                 
                 
                ▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R 
                  △浜本“キャット”雄大(クロスポイント吉祥寺) 
                  判定1−0 ※29−28、29−29、29−29 
                  △藤橋 光(シルバーウルフ) 
                 1R、サウスポーの藤橋に対して右ローを蹴る浜本。藤橋はそこに左ストレートを当てて、浜本を下がらせる。藤橋のパンチに劣勢だった浜本だが、2Rはジャブと右ミドルで前に出る。3Rも浜本の右ミドルVS藤橋の左ストレート・右フックという図式の試合となり、判定は1−0(浜本)のドローとなった。 
                 |