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「VALKYRIE 07」
2010年9月26日（日）東京・ディファ有明
開場12：30 開始13：00
▼メインイベント 女子無差別級初代チャンピオン決定トーナメント準決勝 3分3R
○中井りん（修斗道場四国）
一本 1R2分40秒 ※腕ひしぎ十字固め
●超弁慶（ガムランナック）
※中井が決勝戦へ進出。
 4人参加の女子無差別級による初代チャンピオン決定トーナメントがスタート。 デビュー以来無敗のまま、ヴァルキリーでも2戦2勝の中井はベルトを巻くことを希望しており、ホープから頂点にいよいよリーチをかける。その中井と準決勝で対戦するのは、超弁慶。ジュエルスは勿論のこと、J-GIRLS、シュートボクシングなどの打撃系にも参戦し、まさに国内各団体をまたにかけている選手だ。
1R、超弁慶がミドルキックからパンチを放つと、中井は次の右ミドルをキャッチ。そのままテイクダウンすると上になり、上四方からサイドポジションへ。超弁慶はハーフガードに戻すが、中井は得意のアームロック狙い。
 アームロックのプレッシャーをかけながら中井は顔面を殴り、マウントを奪うとさらにパウンド、うつ伏せになろうとした超弁慶の右腕を取ると、一気に腕十字！ 起き上がろうとした超弁慶だが、中井はさらに捻って自分がうつ伏せになり、タップを奪った。
鮮やかな一本勝ちを収めた中井は「キッチリ勝ててよかったです。私はもちろん無差別級のチャンピオンになります。そして、私は世界を目指します。そのためにも皆さんの応援が必要です！」と、ベルト獲り、そしてその先にある世界進出を高らかにアピールした。
▼第6試合 女子無差別級初代チャンピオン決定トーナメント準決勝 3分3R
○佐藤瑞穂（和術慧舟會東京本部）
判定3−0
●武田美智子（空手道禅道会広島支部）
※佐藤が決勝戦へ進出。
 佐藤はブラジリアン柔術アジアオープン・紫レーヴィ級で優勝したばかり。対する武田はヴァルキリー初参戦。柔道出身で、サンボ世界選手権優勝という実績を持つ。ともに柔道をベースとする同士、重量級ならではの意地のぶつかり合いとなりそうだ。
1R、武田が豪快な首投げを見舞うが、テイクダウンした直後にバックからトップを奪われる。佐藤は上からパンチを連打、武田はハーフガードをキープして佐藤を抱える。武田が蹴り離して立つと、佐藤はパンチを放って前進。武田は組み付くと金網に押し込み、ヒザ蹴りから足をかけてテイクダウンする。しかし、佐藤はすぐに立ち上がる。武田が金網に押し込んだところで初回終了。
 2R、武田はパンチから組み付き、佐藤が両脇を差して金網へ押し込む。勢いよく武田の足を踏みつける佐藤。武田はヒザ蹴りから首投げでテイクダウンに行くが、やはり佐藤にバックを奪われる。金網を背に立ち上がろうとした武田に佐藤はパンチを連打、武田はハーフガードと抱え込みで難を凌ぐ。佐藤はその武田の頭を何度もマットに叩きつける。
 3R、パンチとローキックの応酬から佐藤が組み付いて金網へ押し込む。武田が体勢を入れ替えてパンチ、佐藤は首を取りに行ってガブる。離れ際には佐藤が右ストレートをヒットさせ、武田はパンチから組み付いて金網に押し込んでのヒザ蹴り。
脇を差し返した佐藤が金網に押し込み、武田の太ももへヒザ蹴りを連発。武田は投げに行くが、佐藤がこらえてタイムアップ。佐藤が判定で勝利、決勝進出を果たした。
▼第5試合 60kg級グラップリング（GIルール）三巴戦トーナメント 3分3R
○小寺 桂（パラエストラ川越）
一本 2R2分3秒 ※腕ひしぎ十字固め
●マーティン・クローゼ（パラエストラ渋谷）
※小寺が2勝で三巴戦トーナメント優勝。
 3選手が1人2試合ずつ行う総当たり戦で優勝者を決定するグラップリング三巴戦トーナメントが開催された。出場する杉谷は、2010年アジアオープン選手権紫帯ペナ級準優勝の実績を持つ。小寺も同じ大会で青帯ながら無差別級準優勝。クローゼは各種大会での実績はないが、パワーに定評がある新鋭だ。
 第1試合でまず小寺が杉谷にポイント5−0で勝利を収め、第4試合で杉谷がクローゼにポイント8−0で勝利。
最終戦は小寺がクローゼから1Rにテイクダウンの2ポイント、続けてマウントの4ポイントを奪い、2Rもテイクダウン2ポイント、マウント4ポイントと大差をつけ、最後はマウントからの腕十字を極める圧勝。小寺が2勝をあげて優勝した。
また、試合後に杉谷がこの試合をもって格闘技から引退することを発表した。
▼第4試合 60kg級グラップリング（GIルール）三巴戦トーナメント 3分3R
○杉谷陽子（PUREBREDアリーナ）
ポイント8−0
●マーティン・クローゼ（パラエストラ渋谷）
▼第3試合 62kg契約 3分3R
○あやめ（和術慧舟會RJW/HTW）
一本 1R49秒 ※アームバー
●HARI（FIGHT CHIX）
▼第2試合 グラップリングマッチ（GIルール） 女子フェザー級（-52.2kg） 3分3R
○ベティコ（和術慧舟會RJW）
ポイント6−0
●鎌田ユリエ（GRABAKAジム）
▼第1試合 60kg級グラップリング（GIルール）三巴戦トーナメント 3分3R
○小寺 桂（パラエストラ川越）
ポイント5−0
●杉谷陽子（PUREBREDアリーナ）
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