▲関西の新鋭・秋月祐哉が2回戦で第41回全日本3位の赤石誠を下す
国際空手道連盟 極真会館(松井章圭館長)
「第42回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」
2010年11月20日(土)東京体育館
開場10:00 開会式11:00 試合開始11:30
11月20日(土)東京体育館にて国際空手道連盟・極真会館(松井章圭館長)『第42回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』が開催され、初日となったこの日は1回戦・2回戦が行われた。
ベスト8に入賞した選手には、来秋日本で開催される『第10回全世界空手道選手権大会』への出場権が与えられるため、例年以上の激戦が予想された今大会。第36回&第41回全日本大会優勝の田中健太郎、日本海式竜巻蹴りを得意とする森善十朗、最年少V宣言をした17歳の高橋佑汰らが順当に勝ち上がっていく中、Aブロックで波乱が起こる。
第41回全日本3位で、エースナンバーと呼ばれるゼッケン1を背負う赤石誠が2回戦で姿を消したのだ。赤石を延長判定で下した秋月祐哉は、20歳の若さで全関西大会を連覇している新鋭。昨年の全日本大会では1回戦敗退となったが、今年は赤石を下す大番狂わせを起こした。
また今大会は世界大会の前哨戦とばかりに強豪外国人選手たちもエントリーし、史上初の外国人全日本王者の座を狙いに来たため、日本VS海外のせめぎ合いも見どころの一つ。
→中村誠の息子・ 昌永は2回戦でヌルマガメド・マメドフに勝利
初日のAブロックとBブロックで日本VS海外の注目カードが実現した。Aブロックでは第2回&第3回全世界大会を連覇した“世界の重戦車”中村誠師範(現・関西地区本部長兼兵庫大阪南支部長)の息子である中村昌永が、ロシアのヌルマガメド・マメドフと対戦。第9回全世界大会ベスト16の実績を持つマメドフに挑んだ中村は体重判定でマメドフを撃破。
Bブロックではナチュラルパワー抜群で“房総の金太郎”の異名を持つ荒田昇毅が、190cmの長身を誇るニコライ・ダビドフを判定3−0で下している。
→荒田昇毅は2回戦でニコライ・ダビドフを下した
第40回全日本大会準優勝&第4回全世界ウェイト制重量級準優勝の実績を持つザハリ・ダミヤノフと、第8回全世界大会5位&第3回全世界ウェイト制重量級準優勝のレチ・クルバノフは1・2回戦を圧倒的な強さで勝ち上がっており、誰がこの2人を食い止めるかも注目だ。
1・2回戦を勝ち上がった選手は以下の通り。明日11月21日(日)は午前11:30から開会式が行われ、12:50から3回戦を開始予定。1日で3回戦〜決勝戦までが行われる。世界大会への切符を手に入れるのは誰か? そして日本勢は全日本王者の座を海外勢から守ることが出来るか?
<ベスト32進出者>
▼Aブロック
秋月祐哉(大阪なみはや)
稲岡祐樹(城西世田谷東)
小沼隆一(下総支部)
鎌田翔平(東京城西)
高橋佑汰(東京城北)
中村昌永(兵庫大阪南)
杉山 徳(城西国分寺)
沢田秀男(正道会館)
▼Bブロック
ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)
原田祐光(浅草)
近藤博和(城西世田谷東)
荒田昇毅(千葉県南)
竹岡拓哉(横浜川崎)
柏原 宝(東京城東)
四反田 将(鹿児島)
森 善十朗(東京城西)
▼Cブロック
別府良建(鹿児島)
荒木 聡(浅草)
村岡賢和(札幌道場)
タリエル・ニコラシビリ(ロシア)
小林大起(東京城西)
ダニエル・ブコイ(ポーランド)
佐野忠輝(城西世田谷東)
ダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)
▼Dブロック
村田達也(埼玉県西)
レチ・クルバノフ(ロシア)
松村典雄(岩手道場)
スティーブン・キュージック(オーストラリア)
安島喬平(茨城県常総)
アレクセイ・メドベデフ(ロシア)
松岡朋彦(兵庫大阪南)
田中健太郎(川崎中原)
GBRの「極真会館・第42回全日本大会」特集
高橋佑汰VSガンダム、田中健太郎VS赤石誠のスパーリング、森善十朗の日本海式竜巻蹴り、房総の金太郎・荒田昇毅の破天荒すぎる猛特訓などを動画で!インタビューも多数あり |
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