▲世界大会連覇を目指すK-1帰りのテイシェイラ(右)は1回戦を難なく突破
国際空手道連盟 極真会館
「第10回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」
2011年11月4日(金)東京体育館
開場10:00 開始11:10
エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル)の大会連覇か、それとも日本の世界王座奪還なるか?
11月4日(金)東京体育館にて国際空手道連盟 極真会館(松井章圭館長)『第10回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』が開催され、初日となったこの日は1回戦・全64試合が行われた。
→日本のエース田中健太郎はテリー・タムスィに一本勝ちして2回戦進出
今大会には世界45カ国から192名の選手が出場し、K-1でも活躍する前回(2007年)優勝のテイシェイラ、そのテイシェイラと並ぶ優勝候補のザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)、後ろ蹴りや後ろ廻し蹴りで一本勝ちを量産するゴテルジ・カパナーゼ(ロシア)、そして外国人選手として史上初めて全日本大会で優勝したタリエル・ニコラシヴィリ(ロシア)などの強豪外国人選手が参戦。
テイシェイラが優勝候補らしく圧倒的な強さでダバニ・ムンデベラ(南アフリカ)を下すなど、有力選手たちは危なげなく2回戦に進出。
→荒田昇毅はダニエル・ミリセヴィッチに判定5-0で勝利
特に松井館長がブラジル・日本と三つ巴の決戦になると予想していたロシア勢が強さを見せる試合が続いた。
世界王座奪還に燃える日本からは現役生活13年で4度目の世界大会出場となる田中健太郎(川崎中原支部)、日本人離れした体格と下段廻し蹴りの威力を誇る谷口誠(鹿児島県支部)、オールアメリカン大会でテイシェイラを破る大番狂わせを起こした荒田昇毅(千葉県南支部)、昨年の全日本大会で準優勝した森善十朗(東京城西支部)など計21名が出場。
第1試合に出場した田中が安定した試合運びでテリー・タムスィ(カナダ)を下したのを皮切りに、日本人選手たちは続々と1回戦をクリア。
→森善十朗はミャメコ・マザマに中段下突きで一本勝ち
清水賢吾(東京城北支部)、稲岡祐樹(城西世田谷東支部)の2選手が敗れたものの、19名が勝ち上がる結果となった。1回戦を勝ち上がった選手は以下の通り。明日11月5日(土)は午前10:00開場で、10:20から2回戦を開始予定。1日で2回戦〜3回戦までが行われる。
<1回戦の勝者>
▼Aブロック
田中健太郎(川崎中原支部)
マルチン・シエラズキー(ポーランド)
ダニエル・ペレイラ(ブラジル)
マタン・エリアキム(イスラエル)
マキシム・デミタス(フランス)
澤村勇太(総本部)
ザムシェト・ウルファトフ(ロシア)
イゴール・ティトゥコフ(ロシア)
アレハンドロ・ナヴァロ(スペイン)
ソラニ・マジョジ(南アフリカ)
アンドレイ・チルコフ(ロシア)
鎌田翔平(東京城西支部)
ジオゴ・シルヴァ(ブラジル)
鈴木雄三(東京城北支部)
外岡真徳(正道会館)
ゴテルジ・カパナーゼ(ロシア)
▼Bブロック
ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)
ロマン・メシュチェリャコフ(ロシア)
木下成準(大阪西支部)
アレキサンダー・ミハイロフ(ロシア)
別府良建(鹿児島支部)
リカルド・ヌネス(ブラジル)
トブマス・べブリャヤン(アルメニア)
マルチン・プラチノ(ポーランド)
荒田昇毅(千葉県南支部)
ダニエル・ブコイ(ポーランド)
ファビアーノ・サンティン(ブラジル)
ジマ・ベルコジャ(フランス)
沢田秀男(正道会館)
アレクセイ・メドヴェデフ(ロシア)
竹岡拓哉(横浜川崎支部)
タリエル・ニコラシヴィリ(ロシア)
▼Cブロック
森善十朗(東京城西支部)
ラシャ・ガバラエフ(ロシア)
マリウス・ストチトウ(ルーマニア)
パブロ・エステンソロ(スペイン)
赤石 誠(総本部)
フセイン・エリハノフ(ロシア)
アンドレイ・ズボレフ(ロシア)
ダルメン・サドヴォカソフ(ロシア)
レチ・クルバノフ(ロシア)
小沼隆一(下総支部)
ブサル・イスマイロフ(ウクライナ)
村田達也(埼玉県西支部)
ニコライ・ダヴィドフ(ロシア)
村岡賢和(本部直轄札幌道場)
スタニスラブ・ロマンチェフ(ロシア)
エドアールド・タナカ(ブラジル)
▼Dブロック
谷口 誠(鹿児島支部)
ロマン・パブチュク(ロシア)
イーシン・ウー(アメリカ)
イリヤ・カルペンコ(ロシア)
安島喬平(茨城県常総支部)
エデール・ガマ(ブラジル)
サンウー・コウ(韓国)
ミハイル・コズロフ(ロシア)
小林大起(東京城西支部)
ザンブラット・デムルカノフ(ロシア)
ケニー・バーディン(モーリシャス)
ディミトリー・ルネフ(ロシア)
ストイアン・ニコラエ(ルーマニア)
松村典雄(本部直轄岩手道場)
セルゲイ・ウヴィツキー(ロシア)
エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル)
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