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GBRの「Krush13」ピックアップ
Krush vs ヨーロッパの3対3対抗戦に出場する−55kg王者・瀧谷渉太、−60kg王者・卜部弘嵩、K-1MAX日本王者・久保優太のインタビューなど

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【Krush】ヨーロッパとの対抗戦は日本全勝!久保優太&瀧谷渉太はKO勝利

2011/11/12


Krush実行委員会
「Krush.13」

2011年11月12日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00


▼トリプルメインイベント3(第9試合)日本vsヨーロッパ 3対3マッチ 64kg契約 3分3R延長1R
○久保優太(Fighting Kairos/K-1 WORLD MAX 2011 -63kg Japan Tournament王者)
KO 3R52秒 ※右フック
●トリスタン・べナード(フランス/AMC GYM/FFSCフランス三冠王)

 約1年8カ月ぶりにKrushに参戦するK-1MAX日本王者・久保。今大会ではフランスの三冠王べナードとの一戦が組まれた。

 1R、サウスポーの久保はジャブを突いて左ミドル、左ハイキックにつなげる。

 べナードも右フックから突進していくが、久保はべナードのボディに左のヒザ蹴り、左のボディアッパーを突き上げる。久保は顔面とボディに攻撃を上手く散らし、左ボディストレートから顔面への左ストレート! これでべナードを下がらせる。

 2R、顔面にパンチを振ってから、左ボディストレート、距離を潰して左のヒザ蹴り、左のボディアッパーで攻める久保。べナードもそれに耐えてローを蹴り返すが、逆に久保はそのローに左ストレートを合わせる。

  そして三日月蹴り気味の前蹴りをべナードの腹に突き刺し、それをフェイントにした左ハイキック! これがべナードの顔面を捕らえて、久保がダウンを奪う!

  べナードは何とか立ち上がり、久保の攻撃を凌いで2R終了のゴングを聞く。

 3R、左のヒザ蹴りとパンチでべナードのボディを攻め続ける久保。これで完全に動きが止まったべナードに右フック! これがべナードの側頭部を捕らえて、べナードがダウン!

  レフェリーが試合をストップすると同時にセコンドからタオルが投入され、久保が見事なKO劇で大会を締めくくった。


▼トリプルメインイベント2(第8試合)日本vsヨーロッパ 3対3マッチ 60.5kg契約 3分3R延長1R
○卜部弘嵩(チームドラゴン/初代Krush−60kg王者)
判定3−0 ※30−27、30−28、30−28
●マイク・レダン(オランダ/マイクスジム)

 4月にKrush王者となり、ここまで中国人選手に2連勝を収めている卜部。対戦相手のレダンは バダ・ハリ、メルヴィン・マヌーフらを輩出したオランダの名門マイクスジムの所属選手だ。

 試合前に額をつけてにらみ合った両者。1Rが始まるといきなり2人のパンチが交錯する! 距離が離れると長い手足からジャブ、飛び込むようなアッパーを繰り出すレダン。

 卜部はプレッシャーをかけて前に出ながら右ロー。これを確実に当てて、レダンの足を止める。レダンは距離を潰して卜部の顔面にヒザ蹴りを突き上げる。

 2R、いきなり飛びヒザ蹴りで前に出るレダン! 卜部は右ローを蹴りながら、右ストレートからパンチをまとめる。すぐに密着するレダンに対して、卜部は足へのヒザ蹴り、そして右ロー。ブレイク際にレダンを突き飛ばすなど、エキサイトする。右ローだけでなく、左フック、右ストレートと手数を増やす卜部。レダンは卜部が前に出てくるところにヒザ蹴りを狙う。

 3R、パンチの打ち合いから、卜部は左のバックキック、左ミドル、バックブロー! 下がるレダンに右ロー、そして左ミドルを蹴る。ここも卜部の動きに合わせてヒザ蹴りを狙うレダン。卜部は距離が詰まるとレダンの左足にヒザ蹴り、さらにパンチを連打。

 なかなか自分の攻撃が出せず、ブレイクに右ローを蹴ってしまい、レフェリーから注意が与えられる。最後まで必死にパンチで前に出た卜部だったが、そのまま試合終了となり、判定でレダンを下す結果となった。


▼トリプルメインイベント1(第7試合)日本vsヨーロッパ 3対3マッチ 55.1kg契約 3分3R延長1R
○瀧谷渉太(桜塾/初代Krush−55kg王者)
KO 3R53秒 ※左飛びヒザ蹴り
●ダミアン・トライナー(イギリス/K-Star/WMC MAD&IKF世界王者)

 卜部と共に4月にKrush王者となった瀧谷は、今回が王者として迎えた初めての国際戦。トライナーはイギリス軽量級のトップファイターで、これまで2つの世界タイトル(WMC MAD、IKF)と5つのベルト(WMCヨーロッパ、IKFヨーロッパ、WKLヨーロッパ、WMTOヨーロッパ、香港2006)を獲得しているムエタイベースのファイターだ。

 1R、サウスポーの瀧谷はトライナーの右ストレートに右フックのカウンターを合わせる。そして飛びヒザ蹴りから距離を詰めると左ストレートから怒涛の連打! 必死にガードを固めるトライナーに左右のパンチを打ち込む。

 瀧谷の猛攻を凌いだトライナーは右ミドルと右ストレート。しかし瀧谷は下がることなく前に出て、トライナーをロープとコーナーまで詰めると再びパンチをまとめて、顔面前蹴りでトライナーを吹っ飛ばす。

 2R、プレッシャーをかけて前に出て行く瀧谷は、左のローを蹴って、飛び込むような左ストレート。下がるトライナーを飛びヒザ蹴りで追いかけてパンチをまとめる。トライナーは右ミドルを蹴って、瀧谷が前に出てくると距離を潰し、首相撲の要領で瀧谷のバランスを崩す。

 しかし瀧谷は右フックを当てて、左のジャンピングハイキック! トライナーのパンチをもらっても前に出て、瀧谷はパンチを連打する!

 3R、瀧谷はすぐに左ストレートからパンチの連打! トライナーのガードの間を狙ってアッパー、フック、ストレートを何発も打ち込む。そして顔面前蹴り! この一発でトライナーからダウンを奪う!

  立ち上がったトライナーに対して猛前と襲いかかる瀧谷! パンチをまとめて左の飛びヒザ蹴り! これがトライナーを捕らえて、トライナーが後方に吹っ飛ぶようにダウン! トライナーは立ち上がることが出来ず、最初から最後まで攻め続けた瀧谷がKO勝利を収めた。


▼セミファイナル(第6試合)Krush -63kg Fight 3分3R延長1R
○山崎秀晃(チームドラゴン)
KO 1R2分59秒 ※右フック
●畠山隼人(E.S.G/NJKFライト級2位)※初参戦

 1R、離れた間合いから飛び込むように左のジャブを突き刺す山崎。畠山もそこに左フックを合わせようとするが、出入りの早い山崎を捕らえれきれない。

 逆に山崎はタイミングよくジャブ、右ストレートを当て、さらに左ミドルまでつなげる。終了間際、山崎はジャブで畠山を追いかけて右ストレート、そして叩きつけるような右フック! この一発で畠山をなぎ倒し、山崎が豪快なKO勝利を収めた。


▼第5試合 Krush -63kg Fight 3分3R延長1R
○NOMAN(DTS GYM)
KO 2R2分14秒 ※右フック
●藤阪弘樹(M-FACTORY)※初参戦

 1R、離れた間合いから左ミドルを蹴っていくNOMAN。藤阪は距離を詰めてヒザ蹴りを狙う。そこにNOMANは右アッパーや右フックを当てる。ラウンド終盤、NOMANは右フックを基点に、藤阪をロープまで詰めてパンチをまとめる。

 2R、パンチとローで前に出て行く藤阪。NOMANはその動きをしっかりと見て、藤阪のボディに左の前蹴り。ここから右ストレートにつなげてダウンを奪う。再開後、NOMANは右のボディストレートから藤阪のボディを攻めて、顔面に右フック! NOMANの攻撃を受けても下がらずに前に出る藤阪だったが、そこにNOMANの右フックがヒット! NOMANがKOでKrush初参戦の藤阪を下した。


▼第4試合 Krush -55kg Fight 3分3R延長1R
○伊澤波人(チームドラゴン)
判定3−0 ※3者とも30−25
●今井良次(ポゴナクラブ)※初参戦

▼第3試合 Krush -55kg Fight 3分3R
○堤 大輔(チームドラゴン)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●内山政人(TRES)

▼第2試合 Krush -60kg Fight 3分3R
○北井智大(チームドラゴン)
判定3−0 ※3者とも29−28
●神戸翔太(POWER OF DREAM/TEAM AK)

▼第1試合 Krush -55kg Fight 3分3R
○大川一貴(青春塾)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−27
●YUMBO(チーム武装)

▼オープニングファイト第3試合 Krush -63kg Fight 3分3R
△遠藤大翼(和術慧舟會駿河道場)
判定0−0 ※3者とも30−30
△菊崎U-TAN義史(TANG TANG FIGHT CLUB/GRACHANキックフェザー級王者)

▼オープニングファイト第2試合 52kg契約 3分3R
○古田恭人(はまっこムエタイジム)※初参戦
判定3−0 ※3者とも30−28
●加藤洋介(チームドラゴン)※初参戦

▼オープニングファイト第1試合 Krush -60kg Fight 3分3R
○島野浩太朗(菅原道場)※初参戦
判定3−0 ※3者とも30−28
●関根 進(NPO JEFA)※初参戦

GBRの「Krush13」ピックアップ
Krush vs ヨーロッパの3対3対抗戦に出場する−55kg王者・瀧谷渉太、−60kg王者・卜部弘嵩、K-1MAX日本王者・久保優太のインタビューなど

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