| 新日本キックボクシング協会/治政館
 「BRAVE HEARTS   18」
 2012年1月15日(日)東京・後楽園ホール
 開場16:45 開始17:00
  ▲韓国王者からダウンを奪い圧勝した江幡(右)
 
 ▼新春スペシャルマッチトリプルメインイベント(第12試合) 日韓国際戦 55kg契約 3分3R
 ○江幡 塁(伊原道場/日本バンタム級王者)
 判定3−0 ※30−27、30−26、29−27
 ●キム・サン・ジェ(韓国/韓国格闘技連盟バンタム級王者)
 
 
  17戦無敗、昨年は日本プロスポーツ大賞の新人賞を受賞した江幡が、2012年の初戦を迎えた。対するは19勝(11KO)1敗の戦績を持つ韓国格闘技連盟バンタム級王者のキム。
  1R、パンチで突っ込んでくるキムに左ローと右ミドルで応戦する江幡。相手のパンチをよく見てかわし、ワンツーから左ローを巧みに当てていく。好戦的なキムは左右のストレートで思い切って突っ込み、江幡が尻餅をつく場面もあった。  2R、キムのワンツーに江幡は左ロー、左フックからの左アッパーで応戦する。江幡の左ローにバランスを崩し始めるキム。江幡はキムの入り際に左フックを合わせ、ワンツーには右のカウンター。江幡の連打が当たり始め、右フックから右ミドルにつなげる。キムも連打とヒザで対抗するが、左フックの相打ちから江幡が右ストレートをフォローしてダウンを奪う。
  3R、ジャンプして飛びかかるキムに江幡は左フックを合わせる。キムの入り際に左フックからの右ストレートを合わせ、それが空振りになるとすかさず左ローをフォローする江幡。左ミドルを連打する江幡は左右のボディから左ミドル。ワンツーから首相撲に捕まえ、ヒザ蹴りを入れたところで試合終了。江幡が圧勝の判定勝ちで2012年のスタートを切った。
 
  ▲負傷判定で勝利した元王者の宮本(右)
 
 ▼セミファイナル(第11試合) 日韓国際戦 71kg契約 3分3R
 ○宮本武勇志(治政館/元日本ミドル級王者)
 2R負傷判定3−0 ※三者とも20−18
 ●キム・ヒョンス(韓国)
 ※偶然のバッティングにより、2Rまでの採点。
 
 
  昨年10月、喜多村誠に敗れて日本ミドル級王座を奪われた宮本が再起戦を迎えた。
  1R、宮本はパンチをフェイントで使って左右ロー。両者ともリキんでいるのかフックの空振りが目立つ。
 2R、左フックを振り回すキムに宮本もパンチで応戦し、組んでのヒザ蹴り。左ハイキックからの右フックでダウンを奪った宮本は左ミドルから右ストレート2発。
 
 
  しかし、突っ込みすぎてしまったためバッティングとなり、宮本は右目下をバックリと切って流血してしまう。  3Rが始まると同時にドクターチェックが入り、「これ以上は試合続行不可能」と判断され、2Rまでの判定でダウンを奪った宮本が勝利を収めた。
 
 
 
  ▲志郎(右)がランカー対決に勝利する
 
 ▼第10試合 55kg契約 3分3R
 ○志郎(治政館/日本バンタム級3位)
 判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
 ●古岡大八(藤本ジム/日本バンタム級4位)
 
  ▲ド迫力のヘビー級対決を制した柴田春樹(左)
 
 ▼第9試合 ヘビー級 3分3R
 ○柴田春樹(ビクトリー/同級2位)
 判定2−0 ※30−29、29−29、30−29
 ●嚴 士鎔(伊原/同級3位)
 
  ▲約2年半ぶりの復帰戦で荻野兼嗣(左)が勝利した
 
 ▼第8試合 日本vsモンゴル国際戦 3分3R
 ○荻野兼嗣(ビクトリー/元日本ウェルター級王者)
 判定3−0 ※三者とも29−27
 ●アタゴンスレン・ウカスレン(モンゴル)
 
  ▲ジョニー・オリベイラ(左)の首相撲に苦戦した翔栄だったが、フルマークの判定。これで新日本のリングでは4戦4勝
 
 ▼第7試合 62kg契約 3分3R
 ○翔栄(治政館/K-1甲子園2010王者)
 判定3−0 ※三者とも30−29
 ●ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエル/日本ライト級10位)
 
  ▲NJKFのランカーを僅差の判定で破ったTATSURO(左)
 
 ▼第6試合 59kg契約 3分3R
 ○TATSURO(ビクトリー/日本ライト級9位)
 判定2−1 ※29−30、30−29、30−29
 ●鈴木翔也(OGUNI/NJKFスーパーフェザー級5位)
 
  ▲日本フェザー級ランカーの千久(右)が古谷佑太郎を下した
 
 ▼第5試合 58.5kg契約 3分3R
 ○千久(伊原道場/日本フェザー級10位)
 判定3−0 ※三者とも30−27
 ●古谷佑太郎(揚心)
 
 ▼第4試合 59kg契約 3分2R
 ○石原將伍(ビクトリー)
 判定3−0 ※20−17、19−17、20−17
 ●堀口跳二(伊原稲城)
 
 
  
 ▼第3試合 日本バンタム級 3分2R
 ○吉田健一郎(トーエル)
 判定2−1 ※19−20、20−19、20−19
 ●海彦(伊原)
 
 
  
 ▼第2試合 日本フライ級 3分2R
 △奥脇一哉(はまっこムエタイ)※デビュー戦
 ドロー 判定1−0 ※20−19、19−19、19−19
 △高松麗也(治政館)※デビュー戦
 
 
  
 ▼第1試合 52kg契約 3分2R
 ○重森陽太(伊原稲城)※デビュー戦
 判定2−0 ※20−18、20−19、20−20
 ●茂木浩幸(藤本)※デビュー戦
 
 
  
 ★新春スペシャルマッチトリプルメインイベント(駿太vs蘇我英樹、シリポン・ルークプラバーツvs緑川創)の試合結果はこちら
 
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