シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING2012〜Road to S-cup〜act.1」
2012年2月5日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始17:30
※オープニングファイト17:15〜
▼第4試合 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○歌川暁文(U.W.F.スネークピットジャパン/SB日本スーパーフェザー級4位)
延長R 判定3−0 ※三者とも10−9
●山内慎人(さんない・まさと/GUTSMAN修斗道場/修斗世界フェザー級7位)
※本戦は29−28(山内)、28−28、28−28
昨年11月に行われたSBと修斗の合同興行『SHOOTO the SHOOT 2011』ではプロ修斗の石澤大介にSBルールでKO勝利している歌川。山内は修斗の現役ランカーとしてSBのリングで勝利を挙げられるか?
1R、サウスポーの歌川は左ミドル、山内はそのミドルを腕で受けながらパンチで前へ出る。プレッシャーをかける山内がロープを背負った歌川から強烈な左フックでダウンを奪う! 立ち上がった歌川もパンチで攻めていき、左ローと左ミドル。
両者足を止めてのフルスイングの打ち合い! 場内がどよめく中、歌川は左ローを連打していく。山内は凄まじいフックの連打! 歌川はローに右ストレートを合わせられてグラつく。
2R、歌川は前蹴り、右フックを混ぜながら左ローを狙い撃ち。山内は左右の強打で歌川の頭を激しく揺らし、歌川に蹴り足を取られてもがむしゃらにパンチを叩き込む。歌川のローがローブローになり、試合は一時中断。再開後、激しい連打で歌川を攻める山内は飛びヒザ蹴り!
これが効いたかに見えたが、歌川は左ボディストレートと左ローで猛反撃! 今度は山内が防戦に回る。歌川は徹底的にボディを攻めていく。
3R、歌川は左ローから右フック、左ミドル。さらに左ストレートを顔面とボディに打ち分ける。ボディを嫌がる山内は防戦に回る場面が多く、歌川がロー、ボディ、ヒザ蹴りと一方的に攻めて、バックを奪って投げまで狙う。さらにハイキック。歌川が上下に打ち分ける左ストレートに山内は身体を丸めて防戦。 歌川がボディへのパンチとヒザ蹴りで攻めに攻め、山内は胴タックルで倒すのが精一杯。
大激闘は山内に一票が入るもののドローとなり、延長戦へ突入。フルスイングで左右フックを放つ山内に、歌川は打たれながらもボディとロー。鼻血を出してパンチを振るう山内に歌川も左ストレートで前に出る。山内の左フックで歌川の左目上が切れ、歌川も流血。両者血まみれで最後まで打ち合った結果、ジャッジ三者とも10−9で歌川が激闘を制した。敗れた山内にも「ナイスファイト!」の声援が場内のあちこちから飛び、拍手が沸き起こった。
▼第3試合 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○池上孝二(及川道場/SB日本スーパーフェザー級3位)
判定2−1 ※30−29、29−30、30−29
●島田洸也(シーザー力道場/SB日本スーパーフェザー級5位)
1R、島田は左へ回り込みながらジャブ、池上がローを蹴ってくるとローを返す。島田の右ローと右ミドルに池上はパンチ連打、組み付いた池上はヒザ蹴りを連打する。
2R、左右ミドルの蹴り合いから池上が組み付き、首相撲で揺さぶりをかける。島田の左ミドルに池上が左ロー、島田はパンチをまとめて左ミドルから左フックをヒットさせる。右ミドルからパンチにつなげる島田に、池上はヒザ蹴りから組み付く。島田は投げにいくが失敗。
3R、池上は左ミドルを連打して前に出る。島田がローを蹴り返してくると蹴り足をキャッチしてコーナーへ運ぶ。組み付くとヒザ蹴り。島田は離れると右ミドル、池上はパンチから組み付いてのヒザ。
島田は投げを狙うが投げられず、池上のパンチからの組み技に苦しむ。それでも島田はパンチをアグレッシブに出していったが、判定2−1で池上が島田を振り切った。
▼第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○坂本優起(シーザージム)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−27
●黒木信一郎(ストライキングジムAres/SB日本スーパーウェルター級3位)
1R、ミドルとローの蹴り合いから、坂本は右フックにつなげる。前に出るのは坂本でパンチを当てていくが、黒木はジャブと左フックを坂本の前進に合わせてくる。坂本の右フックに一瞬グラつく黒木。坂本は右フックと左ボディ、右フックから左ヒザと黒木を上下に揺さぶった。
2R、坂本が前蹴りから右フック、そしてパンチ連打。右フックで黒木がグラつき、坂本はラッシュをかける。
黒木も左ジャブ、左フックで応戦するが、坂本は下がらずに右フックとヒザ蹴り。両者足を止めて打ち合うと、黒木と坂本の左右フックが交互にヒット。黒木が足を止めての打ち合いを挑むと坂本もそれに応えて打ち合い、場内からは拍手が沸き起こった。
3R、左フックを狙い撃ちにする黒木に坂本は前に出ての連打。足を止めての打ち合いで両者ともパンチをヒットさせる。
手数で優る坂本がパンチから左ミドル、黒木は防御に回るが、すぐに反撃していく。バックを奪った坂本に黒木がアームロックを狙うが、坂本は前へ回り込みながら右のヒザを黒木の顔面に突き上げる! 右アッパーと右フックで休まず攻める坂本に、黒木も左フックとヒザ蹴り。ラスト10秒で打ち合いを挑んだ黒木だが、終始攻め続けた坂本に凱歌が上がった。両者の好ファイトに場内は拍手に包まれた。
▼第1試合 65.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ATSUSHI(フリー)
KO 1R1分48秒 ※左フック
●塩崎達也(シーザージム新小岩)
1R、両者サウスポースタイルからジャブを放ち、ATSUSHIはパワフルなパンチを連打する。塩崎はローキックで応戦するが、ATSUSHIの強打を浴びて後退。最後はATSUSHIが左フックを決め、豪快なKO勝ちを飾った。
▼オープニングマッチ2 47.0kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
○MIO(及川道場)
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●大島つばき(フォルティス渋谷/J-GIRLSミニフライ級2位)
1R、サウスポーの大島をワンツーでどんどん前に詰めていくMIO。大島も足を止めて打ち合う場面がある。
2R、MIOがワンツーの右フックをヒットさせ、大島も左ストレートを打ち返す。MIOの首投げは失敗。大島がストレートの連打で前に出てヒザ蹴り。大島の左ストレートにMIOは動きを止められる。
3R、両者がパンチで打ち合い、MIOは投げにいくも失敗。MIOが前蹴りからの右ストレートを2度ヒットさせ、さらに大島の左ストレートを右ストレートで迎え撃つ。MIOは残り時間わずかで前に出て右ストレート、左フック、右フックを連続ヒットさせ、ベテラン女子キックボクサーを破った。
▼オープニングマッチ1 57.5kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
○プンダムM16スタイル(ランバーM16スタイル)
失格
●武井涼馬(シーザージム渋谷)
※武井が契約体重をクリアできず失格に。
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★第8試合(魅津希vs高橋藍)、第7試合(マモルvs伏見和之)、第6試合(松花征也vs不死身夜天慶)、第5試合(菅原勇介vsタップロン・フォースジム)の試合結果はこちら
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