|  ▲2度のダウンを奪われた磯部(右)が韓国のジョン(左)に逆転TKO勝ち
 
 プロテコンドー旗揚げ戦〜東日本チャリティーマッチ〜
 「Martial Type JET」
 2012年4月8日(日)東京・新宿FACE
 開場17:30 開始18:00
 ▼メインイベント(第15試合) 日韓対抗戦 プロテコンドールール 2分3R“サイドキックマスター”
 ○磯部茂文(岡澤道場)
 TKO 2R ※レフェリーストップ
 “キックアーツタイガー”
 ●ジョン・チョルス(キック・アーツTKD)
 ※日韓対抗戦は4-1で日本チームが勝利。
  顔面パンチあり、ローキック・ヒジ打ち・ヒザ蹴りなし、2分3Rというルールで行われるプロテコンドー。日韓対抗戦の大将戦は磯部とジョンの試合となった。
  1R、磯部は“サイドキックマスター”のニックネーム通り、サイドキックを連発してジョンを突き放すが、左フックでダウンを奪われる。
 
  その後もサイドキックを連発する磯部に、ジョンは左右フックを振り回して突進。磯部は後ろ蹴り、ハイキックで応戦する。  2R、ジョンの左ミドルキックがクリーンヒットし、磯部は2度目のダウンを奪われる。しかし、ここから磯部がパンチの打ち合いを仕掛け、左フックでダウンを奪い返す! さらにパンチでラッシュしてジョンを圧倒し、逆転TKO勝ちで大会を締めくくった。 
  ▲菅谷(左)がキム(右)のボディを攻めて判定勝ち
 
 ▼セミファイナル(第14試合) 日韓対抗戦 プロテコンドールール 2分3R
 “アジア大会ファイナリスト”
 ○菅谷泰三(T’zTKD)
 判定3-0
 “かかと落としの鬼”
 ●キム・クカン(金国煥テコンドースクール)
  1R、両者ハイキックを蹴り合い、キムはワンツーから得意技のかかと落とし。菅谷はこれを肩で受けて、キムをマットに投げ捨てる。キムはパンチと回転蹴りで攻め、菅谷はかわしていく。後ろ回し蹴りの相打ちも見られた。
  2R、左ミドルの相打ちで菅谷がダウンを奪う。キムはボディを攻められないように後ろ蹴り、後ろ回し蹴り、かかと落としと大技を連発。菅谷はパンチで対抗する。キムは回転系の蹴り技を繰り出すたびに転倒し、段々と立ち上がるのが遅くなってきた。  3R、回転蹴りを連発し、防がれると転倒するキム。立ち上がるのが遅いため、ついにレフェリーから減点が宣告される。 
 菅谷はミドルキックを中心に攻め、キムは後ろ蹴りを合わせてくるが、すでにバテバテ。菅谷が判定勝ちを収めた。これで日本チームが3勝を収め、大将戦を待たずして勝利が決まった。
 
  ▲武内(左)が回転回し蹴りを繰り出す
 
 ▼第13試合 日韓対抗戦 プロテコンドールール(72kg契約) 2分3R
 “武の子”
 ○武内海賢(TKKING)
 TKO 3R ※レフェリーストップ
 “コリアングリーンホーネット”
 ●チョン・ジョンヒョン(チョンホテコンドー)
  1R、あらゆる体勢から飛んでの回転蹴りを繰り出すチョン。必ず2連発するが、そのたびにマットに倒れ込む。武内がパンチでいくとクリンチし、注意が与えられる。
  2Rも飛んでの回転蹴りを繰り出すチョンだが、倒れ込むたびに立つまでの時間が長くなる。ついにはなかなか立てなくなり、レフェリーからダウンを宣告されてしまった。完全にスタミナ切れのチョンは、蹴りに左ストレートを合わせられて2度目のダウンを喫する。  3R、蹴りを出して逃げるチョンへ、武内がサイドキックを受け止めての右フック! もはや立つ力が残っていないチョンを見て、レフェリーが試合をストップした。 
  ▲パクの1回転してから放ったハイキックが炸裂
 
 ▼第12試合 日韓対抗戦 プロテコンドールール(55kg契約) 2分3R
 “韓国からの刺客”
 ○パク・チャンミン(ペルキョテコンドー館)
 TKO 1R ※ドクターストップ
 “The prince of Taekwondo”
 ●玄場啓介(T・K・KING)
  1R、両者距離を取ってのテコンドーらしい回転回し蹴りや後ろ蹴りの応酬を繰り広げ、大技の連発に場内が沸く。 
 その応酬の中でパクのハイキックが顔面にヒットし、玄場は右目上から流血。
 
 ドクターチェックが入り、玄場の試合続行不可能が告げられパクが韓国に1勝をもたらした。
 
  ▲樫原(右)がパンチで攻め込んで判定勝ち、日本チームがまず1勝
 
 ▼第11試合 日韓対抗戦 プロテコンドールール(67kg契約) 2分3R
 “北陸が生んだド根性男”
 ○樫原正秀(TKDアカデミー)
 判定2-1
 “超新星”
 ●リュ・テウク(チョンホテコンドー)
  1R、両者が蹴りからパンチを繰り出すが、20歳のリュはパンチを入れられるたびにクリンチ。38歳の樫原の方がアグレッシブに攻める。2Rになるとリュが後ろ蹴り、ハイキックから左右フックを振り回して優勢に立ち、樫原はスタミナ切れ。
  しかし3R、再び樫原が右フックで攻め、そのたびにリュがクリンチで逃げる。リュも蹴り技からパンチで攻めようとするが、樫原のパンチにクリンチを繰り返し、判定2-1で樫原が日本チームに先制の1勝をもたらした。 
  ▲JUN(左)がパンチの連打で堀米(左)をコーナーへ釘付けに
 
 ▼第8試合 テコンドーvsキックボクシング キックボクシングルール 3分3R
 “弾丸スナイパー”
 ○JUN(TSX)
 TKO 1R ※レフェリーストップ
 “プロテコンドー界の若き皇帝”
 ●堀米広輝(YANAGITKDTC)
  テコンドーの堀米vsキックボクサーのJUNによるキックボクシングルールでの対戦。1R、堀米はテコンドーらしく左右のハイキック、JUNはローキック。堀米はサイドキックやかかと落としも繰り出す。
  しかし、接近戦になるとJUNがパンチで堀米を追い詰め、ハイキックから顔面へのヒザ蹴り! そのままパンチでラッシュを仕掛け、コーナーで堀米をめった打ちにし、ダウンを奪う。続いてもパンチで堀米をコーナーへ追い詰め、レフェリーストップでJUNが圧勝を収めた。 
  ▲卯月がアームロックを極めて勝利した
 
 ▼第7試合 ハイブリッドテコンドールール 3分2R
 “JETの最狂龍”
 ○卯月 昇(ハイブリッドTKD昇龍)
 TKO 2R ※アームロック
 “愛知の我武者羅テコンドー”
 ●光崎久尚(TKDアカデミー)
  テコンドー選手同士による、顔面パンチ、ローキック、ヒザ蹴り、さらには寝技・関節技ありの総合格闘技ルール(寝技での顔面へのパンチ、ヒールホールド、ヒジ打ち、全ての蹴り技は反則)の試合も行われた。
  1R、いきなり飛びかかった卯月は首を抱えてフロントチョークの体勢に。それを外されると今度は三角絞めを狙ったが、光崎が反則のバスター(寝技から相手を持ち上げて落とす行為)をやってしまい、試合は一時中断。光崎に減点1が与えられる。  再開後、卯月は顔面へのヒザ蹴りを連発し、バックに回ってスリーパーホールドの体勢になるが、1Rが終了した。
  2R、再び立ったままフロントチョークの体勢になった卯月がボディへのヒザ蹴りを連打、相手が倒してくると今度はアームロックの体勢に。そのまま腕を絞り上げていき、レフェリーがストップをかけた。 
 ▼第10試合 プロテコンドールール 2分3R“東洋の超電磁砲”
 ○卯月香吉(ハイブリッドTKD昇龍)
 KO 1R ※右フック
 “TKDの特攻隊長”
 ●マーシャルコンバット・M26(TKDアカデミー)
 ▼第9試合 プロテコンドールール 2分3R“シルバーウルフ”
 ○永江旭樹(YANAGITKDTC)
 TKO 3R ※レフェリーストップ
 “Mr.インテリジェンス”
 ●早藤潤一(TKKING)
 ▼第6試合 スペシャルエキシビションマッチ ITFテコンドールール 2分2Rー田部豊和(岡澤道場/テコンドー世界チャンピオン)
 勝敗なし
 ー須田洋光(TKKING/テコンドー全日本4連覇)
 ▼第5試合 オヤジBATTLE JETシニアルール 2分2R“千葉県のクールファーザー”
 ○田中浩文(TKKING)
 判定3-0
 “湘南の軍神”
 ●三留忠行(岡澤道場)
 ▼第4試合 UNDER40ジュニア最強トーナメント決勝戦 2分2R“八王子のちゃんふー”
 ○石川風吏(ハイブリッドTKD昇龍)
 判定3-0
 “湘南の風神”
 ○三留空也(岡澤道場)
 ▼第3試合 2分1R“湘南の雷神”
 ○三留大征(岡澤道場)
 TKO
 “ドラゴンの遺伝子”
 ●山内滉太朗(TKKING)
 ▼第2試合 UNDER40ジュニア最強トーナメント 2分1R“湘南の風神”
 ○三留空也(岡澤道場)
 判定3-0
 “東海の切り込み隊長”
 ●三島廉多(TKDアカデミー)
 ▼第1試合 UNDER40ジュニア最強トーナメント 2分1R“八王子のちゃんふー”
 ○石川風吏(ハイブリッドTKD昇龍)
 判定3-0
 “湘南の魔神”
 ●永松進之介(岡澤道場)
 
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