シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING2012〜Road to S-cup〜act.2」
2012年4月13日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
※オープニングファイト開始17:40
▼第4試合 Girls S-cup−53.5 1回戦第1試合 53.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○魅津希(みずき/白心会/JEWELS Rough Stone GP2010 -56kg級王者)
TKO 3R1分1秒 ※レフェリーストップ
●未奈(みな/秀晃道場/Girls S-cup2011第3位)
※魅津希が決勝戦に進出。
“天才格闘少女”こと魅津希が連続参戦し、対するは“剛腕美人女子大生シュートボクサー”こと未奈という実力者対決が組まれた。両者ともパンチを得意にしているが、魅津希はテクニックで勝負、未奈は一発の破壊力で勝負とタイプは違う。未奈は1月の大阪大会で、過去に魅津希を破ったこともある大阪の岡加奈子から、1Rわずか35秒で衝撃のKO勝利を収めたばかり。
魅津希は2月のシリーズ第一戦でSB日本女子フライ級王者・高橋藍(シーザー)を破る大番狂わせを起こした驚異の女子高生だ。しかし、未奈は契約体重をクリア出来ず失格負け、トーナメントは魅津希の不戦勝扱いとなった。魅津希サイドの強い希望により試合は行うが、未奈は勝利しても決勝に進出は出来ない。また、グローブハンディは魅津希が断ったためなし、未奈はレッドカード2枚(減点2)からのスタートとなった。
1R、未奈はゴングと同時に突進して接近戦のパンチと首相撲からのヒザ、クリンチアッパー。魅津希はステップとボディワークを駆使して未奈のパンチをかわし、フックとロー。魅津希が見事なヘッドスリップとブロックで未奈にパンチを当てさせず、ボディへストレートを放つ。未奈は鼻から出血。
2R、未奈のパンチを全く当てさせず、ボディへのストレート、顔面への右ストレート、強いジャブをヒットさせていく魅津希。未奈の鼻からの出血がさらに激しくなる。
魅津希は左右フックの連打で未奈を追い込み、鮮やかに未奈のパンチをかわしていく。
3R、未奈のパンチを当てさせず、右ボディストレートから左フックをヒットさせる魅津希。さらに速いジャブを連打でヒットさせると場内からどよめきが起こる! ここで未奈の顔面が真っ赤に染まり、2度目のドクターチェック。ジャブを突きまくり、未奈のパンチをかわしていく魅津希! 再び未奈の鼻血がひどくなり、ここでレフェリーストップ! 魅津希が減点に頼ることなく勝利を収めた。
▼第3試合 スーパーフェザー級 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○歌川暁文(UWFスネークピットジャパン/同級2位)
延長R 判定3−0 ※10−10、10−9、10−9
●石川剛司(シーザージム/同級4位)
※本戦は30−28(歌川)、30−30、30−30
1R、サウスポーの歌川が左ローを蹴るところ、石川は右アッパーを合わせる。蹴り合いが繰り広げられ、歌川は前蹴りから左ロー。石川はローを蹴られながらパンチを返していく。
2R、左ロー&左ミドルで揺さぶりをかける歌川。石川は右フックを合わせ、組み付いては歌川を浴びせ倒す。蹴りと左ストレートで歌川が優勢に立つが、石川は浴びせ倒しで歌川の体力を削っていく。
3R、接近して左右フックを叩きつける石川、歌川は左ストレートと左ミドル。石川の浴びせ倒しを投げでかわそうとする歌川。石川は組んでのヒザ蹴りと左右フック、浴びせ倒し。歌川は左右フックで打ち合いに出る。判定はジャッジ1名が歌川の勝利を指示したが、ほか2名はドロー。延長戦に突入する。
延長R、石川が左右フックで前へ出て勝負を懸ける。歌川は右アッパーを突き上げ、石川は身体を浴びせ倒す。お互いにパンチを当て合い、判定はジャッジ2名が10−9で歌川! 接戦を制した。
▼第2試合 エキスパートクラス特別ルール 70.0kg契約 3分3R無制限延長R
○坂本優起(シーザージム)
判定2−0 ※30−30、30−29、30−28
●金井健治(シーザージム新小岩/SB日本スーパーウェルター級2位)
1R、左ジャブと左ミドルを出しながら、パンチで前へ出る坂本。金井はパンチをブロックしつつ、ジャブを出して左フックを狙う。
2R、パワフルなパンチの連打とボディへのヒザで前へ出る坂本に、金井はジャブと右ロー。坂本がパンチの連打で金井をコーナーへ詰める場面も。
3R、金井が右ローと左右フック、坂本は左ミドルとヒザ蹴り。坂本のパンチで金井の左目上が切て出血し、ドクターチェックが入る。
金井は左右のフックを放つが、坂本の左ミドルに下がらされる。両者最後までよく打ち合い、坂本が判定で上位ランカーの金井越えを果たした。
▼第1試合 エキスパートクラス特別ルール 55.0kg契約 3分3R無制限延長R
○伏見和之(シーザー力道場/SB日本スーパーバンタム級2位)
判定3−0 ※30−27、30−27、30−26
●津田達也(立志会館/SB日本スーパーバンタム級4位)
1R、伏見は右ストレートで前へ出て行くが、サウスポーの津田は左ストレートと左ミドルで押し返す。ラウンド終了間際には伏見が左フック、右ストレートで津田をコーナーへ追い込む。
2R、伏見は打ち合いに行きながら津田のボディに狙いを絞る。ボディストレート、ヒザ蹴りを突き刺し、顔面への右ストレート。
3R、伏見は右アッパーと左フック、右ストレートで打ち合いを挑む。左右のフックを連続ヒットさせ、津田をコーナーへ釘付けにしてスタンディングダウンを奪う。津田も最後まで粘り、伏見が判定勝ち。試合後に、伏見が6月3日にタイトルマッチに挑むことが発表された。
▼オープニングマッチ第3試合 JKS48 1回戦 スターティングクラスルール 48.0kg契約 2分3R延長1R
○MIO(及川道場)
判定3−0 ※30−25、30−26、30−25
●吉良優輝(きら・ゆうき/魁塾)※キラッ☆Yuukiから改名
※MIOが準決勝に進出。
1R開始早々から右ストレートのカウンターを奪っていくMIO。その後も出会い頭にパンチをヒットさせていくが、吉良は強気に前へ出る。
2R、左フックを当てて組み付いた吉良を、MIOが首投げ! シュートポイントを奪う。MIOは左ボディ、右フックで追い討ちをかけるが、吉良は組んでのヒザ蹴りで粘る。
3R、右ストレートを打ってきた吉良を捕まえ、MIOが再び首投げでシュートポイント。MIOが右ストレートからのラッシュを仕掛け、吉良をコーナーへ詰めるが、吉良は前へ出て必死の応戦。KOは逃したものの、優勝候補のMIOが8月の決勝トーナメントへ駒を進めた。
▼オープニングマッチ第2試合 JKS48 1回戦 スターティングクラスルール 48.0kg契約 2分3R延長1R
○大塚尚子(シーザージム新小岩)※デビュー戦
TKO 2R1分33秒 ※レフェリーストップ
●RANNA(P-WOSH空手)※デビュー戦
※大塚が準決勝に進出。
1R、大塚はパンチの連打で前へ出て、フロントチョークからのヒザ蹴り。RANNAも左右フックで下がりながらも反撃するが、連打でコーナーへ詰められてスタンディングダウンを奪われる。
2Rも大塚はパンチの連打で突進、ストレートでRANNAが仰け反ったところで2度目のスタンディングダウンが宣告され、大塚は首投げも狙う。最後も連打で大塚が圧倒し、レフェリーが試合をストップした。
▼オープニングマッチ第1試合 スターティングクラスルール 62.5kg契約 2分3R延長1R
○浦野啓太(ストライキングジムAres)
TKO 2R1分26秒 ※3ノックダウン
●山室良太(寝屋川ジム)
1R、海保は浦野のパンチをしっかりブロックし、ワンツー、左ミドル、強烈な右フックをヒットさせる。しかし2R開始すぐ、それまで劣勢だった浦野が右カウンターでダウンを奪う。海保はダウンを挽回しようと反撃を開始するが、浦野は右フックでダウンを追加。最後は右ストレートで吹っ飛ばし、浦野が破壊力抜群のパンチ力を証明した。
★メインイベント(アンディ・サワーvs鈴木悟)、セミファイナル(鈴木博昭vsリオン武)、第6試合(ナグランチューン・マーサM16vsマモル)、第5試合(松花征也vs中村謙作)の試合結果はこちら
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