J-NETWORK
「J-FIGHT in SHINJUKU 〜vol.27〜」
2012年9月16日（日）東京・新宿FACE



▼メインイベント（第9試合）　J-NETWORKスーパーフェザー級王座決定戦　3分5R延長1R
○fire仭士（ふぁいやーひろし/S.F.K/J-NETWORKスーパーフェザー級2位）
KO　1R33秒　※パンチ連打
●木谷典史（きたに・のりふみ/チームドラゴン/J-NETWORKスーパーフェザー級1位）

　約4年間に渡りJ-NETWORKスーパーフェザー級王者として君臨し続けていた木村天鮮が、今年6月にベルト返上を発表。それに伴って行われたスーパーフェザー級王座決定トーナメントを勝ち上がってきたのが、木谷とfire仭士（ファイヤーひろし）だ。

　 木谷はトーナメント参戦メンバーの中で唯一のノーランカーだったが、一回戦で中向永昌をハイキック一発で失神KOに葬り、一気に注目を集めた。

　 元々は『K-1甲子園』出身で、2008年の西日本地区優勝者。対するfireは昨年11月に木村とのタイトルマッチも経験している。接戦が予想されたのだが……。

　1R、仭士が右ローを出すと、木谷はすかさず強烈な顔面前蹴り！　さらに左ミドル。仭士はパンチ連打で木谷をコーナーに追い込むと、ダウンを奪う。立ち上がった木谷だが、再び仭士の連打を浴びKO負け。

　 マイクを握った仭士は男泣きしながら、「僕がチャンピオンになれたのは、代表、練習に付き合ってくれた仲間たち、ずっと応援してくれている人たち、そして天国にいるお母さんのおかげです。Jのチャンピオンとしてこれからも強くなって、J-のチャンピオンは強いところを他のチャンピオンにも見せ付けてやりたい」とアピールした。

▼セミファイナル　フェザー級　3分3R　※ヒジあり
○八神剣太（レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級2位）
KO　3R29秒　※右ストレート
●KING皇兵（きんぐ・こうへい/S.F.K/KOSフェザー級王者）

　ノーガードからスピードのあるハイキックやパンチを放つトリッキースタイルの“ノーガードのトリックスター”八神は現在3連勝中（2KO勝ち）と波に乗っている。

　対する皇兵はキックボクシングのみならず、総合格闘技、シュートボクシング、ラウェイなどあらゆるルールに挑戦している選手。前戦は6月に『HEAT』で2RKO勝ちを収めている。J-NETには1年半ぶりの参戦で、ランカー狩りを狙う。

　1R、八神が左右のロー、ノーガードから左ジャブを出す。皇兵もローから左右フック。皇兵が左ハイを2度もクリーンヒットさせるが、八神は持ち応える。

　2R、ノーガードの八神は皇兵のパンチをひょいひょいとかわしながら右ストレートを当てる。お互いに一進一退の攻防の中、3Rに突入。八神が右ストレートをクリーンヒットさせると、後退する皇兵。コーナーに追い込み、八神が右ストレート！　ダウンした皇兵は立ち上がるもカウント内にファイティングポーズをとれず八神のKO勝ちとなった。

▼第7試合　スーパーライト級　3分3R　※ヒジあり
○カズ宮澤（PIT/NJKFスーパーライト級8位）
判定3−0　※29−28、29−28、29−27
●RUI（レジェンド横浜/J-NETWORKスーパーライト級3位）

　対戦相手の眼窩底と頭蓋骨の合計3箇所をパンチで骨折させたことで、一躍有名になったRUIは、1Rに右ストレートで追い込んだものの、宮澤の首相撲に捕まり失速。

　 3R、RUIは宮澤のヒジでカットされてしまう。疲れの見えるRUIはパンチで前に出るも盛り返すことが出来ない。宮澤の判定勝ちとなった。

▼第6試合　69kg契約　3分3R　※ヒジあり
○吉川英明（チームドラゴン）
判定3−0　※30−29、29−28、29−28
●松井裕馬（K＆Kボクシングクラブ/J-NETWORKウェルター級6位、2010年度J-NETWORKウェルター級新人王）

▼第5試合　ウェルター級　3分3R　※ヒジあり
○原田雅人（フォルティス渋谷/J-NETWORKウェルター級7位）
判定3−0　※30−29、29−28、29−28
●貴雅（ウィラサクレック・フェアテックス）

▼第4試合　63kg契約　3分3R　※ヒジあり
○落合　淳（STURGIS新宿/WPMF日本スーパーライト級8位、2011年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級準優勝）
判定3−0　※三者とも30−28
●堤　価月（つつみ・かづき/JTクラブ）

▼第3試合　62kg契約　3分3R
○夜桜龍爾（よざくら・りゅうじ/フォルティス渋谷/和術慧舟会TLIVE）※竜次（りょうじ）より改名
判定2−0　※29−29、30−29、29−28
●花城可恭（はなしろ・よしたか/赤雲会）

▼第2試合　ウェルター級　3分3R
○細越智貴（ほそごえ・ともき/心成塾）
TKO　2R2分12秒
●虎龍大助（こりゅう・だいすけ/ポゴナクラブ）

▼第1試合　フェザー級　3分3R
○東風シンジロウ（こち・しんじろう/JTクラブ）※デビュー戦
判定3−0　※29−28、30−28、30−28
●耀織（よしき/Y’s glow）※デビュー戦