
最新の試合を題材に、打撃のスペシャリストである筆者が打撃技術を分析していく。今回は7月13日(月)日本武道館で行われた『K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8』での魔裟斗VS川尻達也、山本“KID”徳郁VSチョン・ジェヒを徹底分析!
■いきなりワンツーを叩き込んでいった魔裟斗
今回の世界トーナメント準々決勝よりも必然的にワンマッチに目がいくのも仕方がないことだろうか。魔裟斗VS川尻達也、山本“KID”徳郁VSチョン・ジェヒ韓国人……など。
まず魔裟斗VS川尻戦から試合模様などを分析してみたい。序盤から積極的にステップワークを用いながら素早い動きで翻弄する魔裟斗。コンディションの良さが一目でわかるほど柔軟性に富んでいた。
一方の川尻、いつものリングではないことと相手が魔裟斗であるせいか、幾分動きにキレがない様に思えたのは私だけだろうか。それとも相手が魔裟斗だからそう見えてしまうのか……。
ただカルバン戦と対比して明らかにすべての動きにキレがなかった様に思えた(結果論かもしれないが、推測するに過度の負荷トレーニングの影響が逆目に現れ、オーバーワーク気味だったのでは……と)。キレがなく、入りも当然のごとく魔裟斗の動きに追いついていないのでは、魔裟斗の重心を上げさせることも難しかったであろう。
魔裟斗の方はスピードの差をすばやく察知してのことだろう。珍しく左リードで崩すのではなく いきなりワンツーを何度も叩き込んでいく。カウンターを合わされることはない……と悟ってのことではないだろうか。このワンツーが度々クリーンヒットしていく。
川尻は何とか右クロスや左フックを返していくのだが、例え川尻のパンチがヒットしたとしても魔裟斗のバックステップが 速いがために 芯をとらえることができない。川尻としてはダメもとで……
ここから吉鷹弘が魔裟斗VS川尻、KIDの一戦を分析!
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| 吉鷹弘の「打撃」研究室 第31回 内容
■いきなりワンツーを叩き込んでいった魔裟斗(前半) ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■いきなりワンツーを叩き込んでいった魔裟斗(後半)
■KIDをKOしたチョンのアッパーは右膝の“ため”がよかった |
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