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6月13日（火）東京・綾瀬のJBスポーツクラブ（高橋直人会長）にて、キックボクシング四冠王＆三階級制覇・須藤信充（team
SUDO）の公開練習が行われた。須藤は6月25日（日）東京・ディファ有明にて開催される、R.I.S.E.プロモーション/フルキャスト主催『FULLCAST
PRESENTS R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT'06』のスペシャルワンマッチで、昇り龍・尾崎圭司（チームドラゴン）と対戦する。
JBスポーツクラブに須藤の豪快な笑い声が鳴り響いた。「尾崎選手はいい選手だけれど、ワンサイドで倒さないと。バックブロー？ 後ろ蹴り？ 俺には当たらないと思うよ。ワンサイドで倒せなかったら、俺の格闘人生は終わり。だから絶対に倒す」
 以前に所属していたジムを離れて以来、プロボクサー時代に所属していたこのJBスポーツクラブでずっと練習を積んでいるという須藤。高橋直人会長も全面バックアップしてくれている。現在の課題は減量だが、現在75kgで計量前日までに72kgにし、当日の朝に2kg落とすやり方をするという。
「前日計量でしょう？ 何の問題もないですよ。アハハハッ！ 俺、いつもこうだから。今回は凄いですよ、スピード。前回の試合はパワーで対抗して失敗したから、今回はスピードで行く。尾崎選手もスピードあるけど、俺はその3倍、4倍、5倍は行っちゃう。世界観、レベルの違うところを見せます」
スピードを上げるための特殊トレーニング法があるそうだが、それは極秘扱い。スパーリングは“SHINOBU”ツグト・アマラを始め、いろいろな相手とやっているそうだ。
「スピードがなくてがっぷり四つで行くと印象悪い。ワンサイドで倒せないですからね。体重なんか関係ないんですよ。ようは強ければいい。ライト級の選手でもK-1
MAXでやれますよ。ただ、みんな度胸がないだけ。ミドル級の相手なら、やってやります。K-1に出ている選手はともかく、俺なら日本のヘビー級キックボクサーだったら倒せる。余裕で倒せる。スピードが違いますよ」
 得意のビッグマウスを全開させて、甲高い声で喋りまくる須藤。復帰前はスタミナ不足が目立ったが、現在は「メチャクチャ走ってる。2時間くらい。ダッシュも連続でやりますよ」と自信たっぷりだ。
以前、須藤は「ボクシングのパンチと空手の蹴りでムエタイを倒す」と宣言した事があったが、現在は「ボクシングのパンチとムエタイの蹴り」と考え方が変った。
「蹴りはムエタイが一番ですね。でも、誰かに習ったというのではなく、全部自己流。キックミットもやった事がないんですよ」
自らを“天才”と称する35歳の大ベテランが目指すスタイルは、「蹴りもパンチも全部一流、モノが違うというのを見せたい。ワールドカップでも、ブラジルのストライカーはモノが違うって言われるじゃないですか。そういう選手になりたいですね。それくらいのつもりでやってます」
目指すは尾崎を倒し、年末のR.I.S.E.70kg級トーナメントDoAで優勝、そしてK-1
MAXの舞台だ。
「周りはどうかなって言ってるけど、俺は魔裟斗にも絶対に勝つ自信ある。次の試合で証明する準備はバッチリ整っている。今度の試合を見てくれれば、俺の言ってる事が分かってもらえますよ」
“キック界の越本隆志”が、尾崎を踏み台にして世界を狙う。
●須藤信充（すどう・のぶみつ）
1970年12月25日、埼玉県出身
身長172cm
1988年、17歳の時にMA日本キックボクシング連盟でプロデビュー
全日本キックボクシング連盟で立嶋篤史とのホープ対決に敗れプロボクサー転向
キック復帰後、全日本ライト級王座獲得に失敗、
プロボクサーに再び転向し、東日本新人王戦準優勝
キック復帰、K-U旗揚げ時に初代ライト級王者に認定される
1998年9月、小林聡に敗れて引退を表明
2004年5月に6年ぶりに突然のキック復帰、
2005年9月にNKBウェルター級王者、
2006年2月にNKBミドル級王者となる
R.I.S.E.プロモーション/フルキャスト
「FULLCAST PRESENTS
R.I.S.E. FLASH to CRUSH TOURNAMENT'06」
2006年6月25日（日）東京・ディファ有明
開場15：00 本戦開始16：00
※オープニングファイト15：15開始
＜対戦カード＞
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT リザーブマッチ
龍馬（y-park）
VS
藤井徹（湘南格闘クラブ）
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT 1回戦 第1試合
上松大輔（チームドラゴン）
VS
加護秀明（レグルス池袋／KANMINARIMON 60kgトーナメント優勝）
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT 1回戦 第2試合
黒田アキヒロ（フォルティス渋谷／J-NETWORKライト級4位）
VS
KAWASAKI（リアルディール／REALDEALライト級王者）
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT 1回戦 第3試合
末廣智明（大道塾吉祥寺支部）
VS
板橋寛（大誠塾）
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT 1回戦 第4試合
ファイヤー原田（レグルス池袋／J-NETWORKライト級5位）
VS
水谷秀樹（スクランブル渋谷／DoA TOURNAMENT'05 3位）
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT 準決勝 第1試合
上松×加護の勝者
VS
黒田×KAWASAKIの勝者
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT 準決勝 第2試合
末廣×板橋の勝者
VS
ファイヤー×水谷の勝者
▼FLASH
to CRUSH TOURNAMENT 決勝
※決勝のみ3分3R延長2R、決勝以外は3分3R延長1R
▼スペシャルワンマッチ 70kg以下契約 3分3R
須藤信充（team SUDO／元NKBミドル＆ウェルター級王者、元K-U＆全日本ライト級王者）
VS
尾崎圭司（チームドラゴン／02年、03年全日本フルコンタクトテコンドー選手権優勝）
▼スペシャルワンマッチ 70kg以下契約 3分3R
白虎（レンジャー品川／元NKBウェルター級王者、DoAトーナメント’05準優勝）
VS
磨裟留（フリー／DoAトーナメント’03準優勝）
▼オープニングファイト 49.0kg以下契約 3分3R
ジェットイズミ（クロスポイント吉祥寺）
VS
岡田敦子（ドージョーチャクリキ・ジャパン）
＜チケット料金＞
SRS席 15,000円／RS席 10,000円／指定A席 6,000円／指定B席 4,000円
＜チケット発売場所＞
チケットぴあ 0570−02−9999（Pコード：807−473）
イープラス http://eee.eplus.co.jp/battle※パソコン＆携帯より購入可
ディファ有明 03−5500−3731
後楽園ホール 03−5800−9999
東京イサミ 03−3352−4083
フィットネスショップ水道橋 03−3265−4646
TARGET 03−5976−2705
スクランブル渋谷 03−5467−2870
R.I.S.E.プロモーション 03−3374−8621
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