10月4日（木）都内ホテルにて、昨日に東京・日本武道館で開催されたTBS/FEG主催『Ameba presents K-1 WORLD MAX 2007〜世界一決定トーナメント決勝戦〜』の一夜明け会見が行われた。会見には優勝したアンディ・サワー（オランダ/シュートボクシング オランダ）、プロ5勝目を挙げたHIROYA（日本/フリー）、そして谷川貞治イベントプロデューサーが出席。

　谷川EPはHIROYAを「いい感じで成長している。オルチャンは強い選手だったし、あそこまで大舞台で力が発揮出来るのを見て安心しました。ただ、HIROYA選手が目指す世界の頂点は凄く高い所にあるので、志を高くもってもらいたい。人気も実力もすでにありますが、そこで満足していたらここまでの選手。それではMAXで弾き飛ばされてしまうので、志を高く持ってもらいたい」と高く評価し、エールを送る。

　さらに「まだ本人にも言ってませんでしたが、私としては『Dynamite!!』は当確だと思います。決して恥ずかしくない試合が出来ると思いました。順調に行けば年末に出てもらいたい。それまでにタイでもう1試合やってもらいたいですね」と、大晦日に開催されるビッグイベント『Dynamite!!』出場に当確マークを付けた。

　HIROYAに用意される舞台は、ズバリ「世界最強の高校生を決める試合」と谷川EP。「高校生で世界で一番強い相手をHIROYA選手に当ててみたい。トーナメントをやってもいい。高校生最強決定トーナメントをやってもいいと思っています」と構想を語る。

「いい試合をするアマチュア、プロの高校生のデータを1ヵ月でリサーチして、10月末までには決めたい。オルチャンもいいし、オランダ、ロシア、タイ、ブラジルに強いヤツはいる。優秀な選手を集めてトーナメントをやってもいいかなと思っているし、その中から選んでのワンマッチでもいい」

　谷川EPは「HIROYAは強いという自信がある」とし、「ブアカーオもサワーも高校生の時から凄く強かったと思うんですよ。世界一強い高校生は日本人から出したいですね」と“U-18”世界最強決定戦の実現に熱弁をふるった。