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【DEEP】2・28“超実力派王者”大塚隆史が山崎剛と対戦!「すごい試合をして会場を盛り上げる」

2010/01/29



  1月29日(金)東京・大久保のDEEP OFFICIAL GYM IMPACTで記者会見が行われ、2月28日(日)東京・後楽園ホールで開催されるDEEP事務局「DEEP 46 IMPACT」の追加対戦カードが発表された。

 福田力(GRABAKA)VS金原弘光(U.K.R)のミドル級戦、ライトヘビー級トーナメントの開幕戦、中村“アイアン”浩士(東京イエローマンズ)の参戦など、注目のカードが続々と決定する中、メインイベントとして組まれたのは、DEEP佐伯繁代表も「絶対にいい試合になります!」と太鼓判を押すフェザー級の一戦。王者・大塚隆史(AACC)と山崎剛(GRABAKA)のワンマッチだ。

 2009年はDREAMフェザー級GPに参戦し、一回戦でビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)と対戦。世界に通用する実力を見せた大塚。8月には三島☆ド根性ノ助(総合格闘技道場コブラ会)に勝利して、DEEPフェザー級のベルトを奪取。

  その後はスケジュールの問題などで試合からは遠ざかっていたものの、大みそかDynamite!!で山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)に勝利した戦極フェザー級王者・金原正徳(パラエストラ八王子/チームZST)をDEEPのリングで下したこともあり、大塚は“超実力派”のチャンピオンとして、格闘技ファンから認められている存在だ。

 対する山崎は昨年DEEPで宮田和幸(Brave)、北田俊亮(パラエストラ千葉)と対戦して1敗1分。勝利には手が届かなかったが、年末の北田戦の試合内容が高く評価されて今回の大塚戦が決まった。会見に出席した佐伯代表はこの試合への期待感を大いに語る。

「今回はノンタイトルでの試合になったのですが、大塚選手がベルトを獲ってからまだ半年しか経っていないことから、ノンタイトルでの試合にしました。

  フェザー級には北田、松本(晃市郎)、DJ.taiki、階級を落としてくるBarbaro44と色々な選手がいて、その中で次のタイトル挑戦者が誰になるかはまだ決まっていない部分があるのですが、僕は最初から『大塚の相手は山ちゃんにしよう』と決めてました。

  もちろん山崎選手も(山崎と引き分けた)北田選手もどちらも評価していて、北田選手が対戦するBarbaro44は北田選手に相応しい相手だと思っています。はっきり言って大塚VS山崎という試合はDREAMでやってもおかしくないカードですが、このカードはDEEPのお客さんに見てもらいたいと思う試合です。

 山崎選手は年末の北田戦ではドローだったんですけど、勝ちに等しい試合内容で、改めて強いなという印象を受けました。今回の試合はノンタイトルですが、山崎選手にとっては大きなチャンスです。大塚選手は昨年8月以来、試合がなかったのですが、本人曰く『俺はDREAMフェザー級GP王者のビビアーノにしか負けてない』『金原にも勝っているのになんでDREAMに出れないんだ』と。DREAMの会場でも落ち着きがなくウロウロしているのですが、とにかく試合をやらせろという気持ちだったと思います。本人としてはDREAMに出たいという気持ちがありながらも、DEEPでも試合がしたいということでした。

 大塚選手はこれまで錚々たるメンバーに勝っているのにまだ23歳。この試合次第では今年のDREAMを面白くする存在になると思います。また山崎選手もDREAMでは急なオファーで万全じゃなかった部分もあります。いい意味で上を目指して頑張ってほしいですし、メインイベントに相応しい、2人にしか出来ない試合をして欲しいと思います」

 ノンタイトルながら王者と対戦するチャンスが巡ってきた山崎は「最近の試合では結果が出ていない中で、メインイベント、そしてチャンピオンの選手と試合をやらせてもらうということで、年末の試合の内容や結果を評価してもらえたんだなと思います。その期待に応えられるようにいい試合をして勝ちたいと思います。ノンタイトルでチャンピオンと戦うことは気にならないです。僕は強い人やりたいだけです。こうしてDEEPで試合をしていて、一番強い選手と戦えるのは光栄だと思います」と心境を語る。

 対する大塚は「三島に勝ってチャンピオンになったんですけど、なかなか試合が決まりませんでした。でもやっと試合が決まって、うれしくてワクワクしています。しかもメインイベントで試合をやれるのは光栄だし、試合がしたくてしょうがなかったんで、本当にうれしいです」と半年ぶりに決まった試合の喜びを興奮気味に話した。

 今回が初対戦となる両者だが、2人の間には意外な接点がある。中学時代、大塚は小幡太郎(※AACCのインストラクター)から柔術を学んでいたのだが、小幡の代行として柔術を教えていたのが山崎だったという。2人は当時のことをこう振り返る。

「2、3回だったんですけど、山崎さんに柔術を教えてもらっていました。スパーリングをやった時に、山崎さんはむちゃくちゃ強くて、当時は『これがプロの選手なんだな』って感じたんですよ。そういう選手とプロとして試合が出来て、しかもメインイベントでやるというのは不思議な気がします」(大塚)

「当時、練習していた大塚選手と渡辺(良知)選手は印象が強かったので覚えていますね。2人がプロになって会った時に『あっーー!』と思いました。中学生だった2人がまだ格闘技を続けてくれていることがうれしかったし、大塚選手は高校でレスリングを始めて、そっちでものすごく強くなって、また格闘技に戻ってきてすごいなと思っていました。僕が大塚選手たちに柔術を教えていたのが、ちょうど今の大塚選手の年齢くらいの頃で、それを考えると僕も長く格闘技をやってるんだなと思います」(山崎)

 そんなエピソードを持ったもの同士による試合にはなったものの、「三島戦もビビアーノ戦も見たんですが、(大塚は)すごく強い選手だと思います。僕が教えていたとか、そういうことは関係ない。遠い昔のことです。本当に強い選手だと考えています」と大塚のファイターとしての印象を語る山崎。

 立場上、山崎を迎え撃つ形となった大塚も「ケージで北田とやった試合を見ていて、実は山崎さんをめっちゃ応援してたんですよ。判定はドローだったけど、あの試合は明らかに山崎さんが勝っていたと思う。その前の宮田戦も負けはしたけれど、すごくいい試合だった。負けちゃったけど、山崎さんは見せ場を作っていた。自分も山崎さんは本当に強い選手だなと思います」と実力者・山崎について話した。

 佐伯代表からは「絶対に面白い試合になる!」と太鼓判を押されているこの試合。実際にリングで戦う2人も「いい試合になる自信はあります。昨年は勝ってないですけど、得るものが大きい試合をしてきたし、手応えも感じています。今回も必ずいい試合になると思います」(山崎)、「山崎さんも打撃、テイクダウン、寝技で勝負するんで、噛み合う試合になると思いますよ。それに今回はメインなんでいい試合、すごい試合をして盛り上げます。メインイベントをいい試合で締めて、お客さんに気持ちよく帰ってもらいます」(大塚)と名勝負誕生を誓い合った。

 なお今大会で行われるライトヘビー級トーナメントの1回戦は、DEEPお馴染みの当日抽選ではなく、事前に対戦カードを発表。トーナメントを含めて本戦11試合が発表されているが、これに長谷川秀彦(SKアブソリュート)の試合を追加した12試合が全対戦カードとなる。詳細は以下の通り。

DEEP事務局
「ファイティングロードpresents DEEP 46 IMPACT」

2010年2月28日(日)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:00
フューチャーファイト開始17:45(予定)

<追加対戦カード>

大塚隆史(AACC/DEEPフェザー級王者)
VS
山崎 剛(GRABAKA)

<決定対戦カード>

▼初代DEEPライトヘビー級王者決定トーナメント1回戦
野地竜太(TEAM GARO)
藤井克久(フリー)
井上俊介(吉田道場)
桜木裕司(掣圏会館)
中西良行(TeamM.A.D.)
加藤 実(フリー)
カルロス・トヨタ(ハードコンバット)
クリスチャン“トントン”ムプンボ(コンゴ/Yogata Fight Team)

福田 力(GRABAKA/第5代DEEPミドル級王者)
VS
金原弘光(UKR)

Barbaro44(クラブバーバリアン)
VS
北田俊亮(パラエストラ千葉)

石川英司(GRABAKA)
VS
岩瀬茂俊(T-BLOOD)

中村“アイアン”浩士(東京イエローマンズ)
VS
寺田 功(ALLIANCE)

北崎 鎮(禅道会)
VS
悠太(ALLIANCE)

クレイジー・ヒル(バンゲリングベイ)
VS
原田ヨシキ(マッハ道場)

<出場予定選手>

長谷川秀彦(SKアブソリュート)

<チケット料金>
VIP席15,000円 SRS席10,000円
指定A席8,000円 指定B席6,000円
指定C席5,000円
※当日券は各席500円増し。

<チケット販売所>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303 http://www.deep2001.com
イープラス=http://eplus.jp/battle/
チケットぴあ=0570−02−9999(Pコード:594−750)
ローソンチケット=Lコード:33912
DEEP道場=TEL:03−3294−0011
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
チケット&トラベルT-1=TEL:03−5275−2778

<お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303

DEEP事務局
「BULL TERRIER presents DEEP X 05」

2010年2月6日(土)東京・新宿FACE
開場17:30 開始18:30
フューチャーファイト開始18:00

<決定対戦カード>

▼68kg契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
八隅孝平(ロータスパラエストラ世田谷/DEEP Xリアルキングトーナメント ライト級王者)
VS
バレット・ヨシダ(アメリカ/SD Undisputed/ワールド・ノーギ・チャンピオンシップ2009優勝)

▼73kg契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
山田崇太郎(Brave/DEEP Xリアルキングトーナメント ウェルター級王者)
VS
ライアン・ホール(アメリカ/Llod Jrvin/ADCC2009世界大会3位)

▼無差別級契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
マルキーニョス・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/ブラジリアン柔術ブラジル王者)
VS
KOTESU(フリー/サンボ100kg超級世界5位)

▼85kg契約 3R(1R4分・2R4分・3R2分)
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
VS
荒井勇二(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ/ADCC2009日本代表)

▼無差別級契約 2R(1・2R4分)
関根秀樹(ボンサイ柔術/アブダビプロ柔術日本代表)
VS
シング・心・ジャディブ(インド/パワーオブドリーム/K-1 WORLD GP2009アジア王者)

▼56kg契約 2R(1・2R4分)
塩田さやか(AACC/ADCC2007世界王者)
VS
Ricaco(ポゴナ・クラブジム)※湯浅麗歌子が改名

▼66kg契約 2R(1・2R4分)
飛永 翼(ラバーガール/人力舎)
VS
星野昌宏(サムライTV)

▼無差別契約 2R(1・2R4分)
尾薗勇一(ジュエルス)
VS
宇井大二郎(フィットネスショップ水道橋)

▼オープニングファイト 70kg契約 5分1R
クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)
VS
岡田秀人(SHOOTO GYM K’zFACTORY)

▼オープニングファイト 63kg契約 5分1R
佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
VS
木内 康(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)

▼オープニングファイト 75kg契約 5分1R
堀内信人(PUREBREDアリーナ)
VS
松本崇寿(フリー)

▼オープニングファイト 69kg契約 5分1R
伊勢谷岳広(Brave)
VS
唐沢達耶(アクシス群馬)

▼オープニングファイト 65kg契約 5分1R
平尾悠人(X-TREAM柔術ACADEMY)
VS
須崎康文(パラエストラ吉祥寺)

▼オープニングファイト 67kg契約 5分1R
村田卓実(和術慧舟會A-3)
VS
濱崎一登(リバーサル格闘技ジム)

▼オープニングファイト 62kg契約 5分1R
井田 悟(パラエストラ葛西)
VS
田中路教(リバーサルジムグランドスラム横浜)

<出場予定選手>
中村K太郎(和術慧舟會東京本部/ADCC世界4位)
神田崇広(GRABAKA柔術クラブ)
※フーベンス・シャーレスは腰の怪我のため欠場

<チケット料金>
SRS席10,000円(最前列)
RS席8,000円(カウンター席)
S席7,000円(2列目)
A席5,000円(3〜4列目)
B席4,000円(自由席)※満席の場合は立見
※当日券は各席500円増し。入場時にドリンク代別途500円が必要。

<チケット販売所>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303 http://www.deep2001.com
ブルテリア=TEL:052−421-2534
イープラス=http://eplus.jp/battle/
DEEP道場=TEL:03−3294−0011

<お問い合わせ>
DEEP事務局=TEL:052−339-0303

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