2月18日(金)東京・新宿FACEにて、3月19日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush初代王座決定トーナメント 〜Triple Final Round〜』の公開記者会見が行われた。会見には3階級の初代王座決定トーナメントに出場する全選手が出席し、各階級に分かれて意気込みを語った。
55kgの準決勝は瀧谷渉太(桜塾)VS KENJI(DC LAB.GYM)、水原弘暁(光/NPO JEFA)VS日下部竜也(OISHI)という組み合わせ。4選手がすべて25歳以下というフレッシュな顔ぶれになった(日下部=18歳、瀧谷、KENJI=21歳、水原=25歳)。
まずはそれぞれがトーナメントへの意気込みを語り、最初にマイクを持ったKENJIが「今、すごい緊張しています。王座決定トーナメントで試合をやらせてもらうのですが、素晴らしい選手ばかりです。
僕がこの場にいてもいいのかなと思います…と挨拶するようにトレーナーに言われてきました(笑)。本音を言わせてもらうと、この中で僕が一番強いんじゃないかなって。全試合KOで勝って優勝したいと思います」と全試合KOによる優勝を宣言!
残りの3選手は「3月19日は絶対にベルトが欲しいです。何が何でも勝ちに行きます」(瀧谷)、「今はしっかりと練習しているので、セコンドや会長の声を聞いてやることをやれば絶対に勝てると思います」(日下部)、「日下部選手は攻撃力があって若いのに末恐ろしい選手で、怖い相手です。でもそういう相手と試合が出来ることはうれしい。自分がやることをやってバチバチに打ち合って、キックボクシングのテクニックを見せられるような試合をしたい」(水原)とコメントし、最初の挨拶ではKENJIが強烈なインパクトを残した。
「対戦相手の印象、決勝戦で戦いたい相手は誰か?」という質問が上がると、KENJIは「瀧谷選手とは1年前に試合をして判定負けしています。その時の印象はかなり強かった、ですね。ただ同じ相手に2回も負けるつもりはないし、1年が経って僕のことを別人だと思っていただきたい。今度は僕の番です。決勝はどちらが勝ち上がってくるか分かりませんが、どちらが来ても大丈夫なようにバッチリ練習してます。どちらでも構いません」と、ここでも強気な発言。
これに対し瀧谷は「1年前に試合をして根性がある強い選手だなと思いました。あれから試合を見ていても強くなっていると思います。KENJI選手は気合いが入っていると思うのですが、そのリベンジを跳ね返すつもりでガンガン打ち合います。決勝は誰が来るか分からないですが、自分が勝つだけです」と静かに答える。
続いて日下部は水原の印象を「J-NETWORK王者で、試合を見ていると決めるところは決める、強い選手だなと思います」と話し、決勝戦で戦いたい相手として「僕が思うに瀧谷君が上がってくるかな、と。
KENJI選手には悪いのですが、僕も瀧谷君も元空手家で、瀧谷君にも空手の意地を見せてもらって決勝に上がって来て欲しいです」と瀧谷の名前を挙げる。さらに水原も「僕はKENJI選手と瀧谷選手の両方に負けているのですが、2回負けている瀧谷選手とやりたい。KENJI選手とはその後にやりたいです」と瀧谷との対戦を希望。瀧谷が日下部と水原から対戦を求められるという結果となった。
また1回戦で三冠王・寺戸伸近を下し、優勝候補として注目を集める日下部は「僕は寺戸選手と試合をして、勉強になったことがたくさんありました。試合の中で自分を出し切れて、成長しながら試合をしました。だから僕は寺戸選手に感謝しています。寺戸選手の想いを持ってベルトを獲りたいと思います」とその心境を語っている。
Krush実行委員会
「Krush初代王座決定トーナメント 〜Triple Final Round〜」
2011年3月19日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始18:00
<追加対戦カード>
▼スーパーファイト 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
VS
郷野聡寛(フリー/第3代全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者)
▼60kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
松野祐貴(NPO JEFA)
VS
鈴木雄三(極真会館/2009年全世界ウエイト制軽量級優勝・全日本ウエイト制4連覇)
<全対戦カード>
▼メインイベント(第11試合)Krush−63kg初代王座決定トーナメント決勝 K-1ルール 3分3R延長2R
第7試合(卜部×白濱)の勝者
VS
第6試合(梶原×才賀)の勝者
▼セミファイナル(第10試合)Krush−60kg初代王座決定トーナメント決勝 K-1ルール 3分3R延長2R
第5試合(卜部×祐太)の勝者
VS
第4試合(野杁×竹内)の勝者
▼第9試合 Krush−55kg初代王座決定トーナメント決勝 K-1ルール 3分3R延長2R
第2試合(水原×日下部)の勝者
VS
第1試合(KENJI×瀧谷)の勝者
▼第8試合 スーパーファイト 70kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
VS
郷野聡寛(フリー/第3代全日本キックボクシング連盟ヘビー級王者)
▼第7試合 Krush−63kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R延長1R
卜部功也(チームドラゴン/K-1甲子園2008準優勝)
VS
白濱卓哉(建武館/2009Krush Rookies Cup王者)
▼第6試合 Krush−63kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R延長1R
梶原龍児(チームドラゴン/WFCA世界ライト級王者)
VS
才賀紀左衛門(M&Jキックボクシング/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament第3位)
▼第5試合 Krush−60kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R延長1R
卜部弘嵩(チームドラゴン/2007全日本新空手K-2軽中量級王者)
VS
DYNAMITE祐太(Liquid FIST)
▼第4試合 Krush−60kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R延長1R
野杁正明(OISHI/K-1甲子園2009王者)
VS
“狂拳”竹内裕二(菅原道場/WMAF世界スーパーフェザー級王者)
▼第3試合 Krush−55kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R延長1R
水原浩暁(光/J-NETWORKスーパーバンタム級王者)※水原浩章より改名
VS
日下部竜也(OISHI/シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者)
▼第2試合 Krush−55kg初代王座決定トーナメント準決勝 K-1ルール 3分3R延長1R
KENJI(DC LAB.GYM/元WPMO世界スーパーフライ級王者)
VS
瀧谷渉太(桜塾/2007全日本新空手K-2軽量級王者)
▼第1試合 スーパーファイト 63kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
山本佑機(橋本道場/WMAF世界スーパー・ライト級王者)
VS
大石駿介(OISHI/J-NETWORKスーパー・ライト級王者)
▼オープニングファイト第2試合 55kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
匠(チームドラゴン)
VS
田中一輝(月心会/K-1甲子園2008西日本第3位)
▼オープニングファイト第1試合 60kg Fight K-1ルール 3分3R延長1R
松野祐貴(NPO JEFA)
VS
鈴木雄三(極真会館/2009年全世界ウエイト制軽量級優勝・全日本ウエイト制4連覇)
<チケット料金>
立ち見 4,000円
※前売りチケットは全席完売
※2月19日(土)よりチケットぴあ、イープラスのみで販売
※2月21日(月)より後楽園ホール5Fにて販売
<チケット発売場所>
チケットぴあ=http://t.pia.jp/
イープラス=http://eplus.jp/sys/main.jsp
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
<お問い合わせ>
グッドルーザー=TEL:03−5351−8390
●2011年度 Krush大会スケジュール
3月19日(土)東京・後楽園ホール「55kg&60kg&63kgトーナメント決勝戦/各準決勝+決勝」
4月30日(土)東京・後楽園ホール「70kgトーナメント開幕戦/1回戦各4試合+スーパーファイト」
5月29日(日)後楽園ホール ※昼大会
6月12日(日)東京・新宿FACE ※昼夜大会を予定
7月16日(土)東京・後楽園ホール「70kgトーナメント決勝戦/各準決勝+決勝」
8月14日(日)東京・後楽園ホール
9月24日(土)東京・後楽園ホール
10月15日(土)東京・新宿FACE
11月12日(土)東京・後楽園ホール
12月9日(金)東京・後楽園ホール
※大会スケジュールは追加・変更・中止となる場合がある
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