ヨーロッパ最大の立ち技格闘技イベント『IT’S SHOWTIME』が、2011年度の開催概要を発表した。3月6日(日・現地時間)メルヴィン・マヌーフ主宰ファイティング・スターズによるオランダ・アムステルダム大会を皮切りに、今年の開催数は大幅に増えた。
3月6日 オランダ・アムステルダム大会
3月26日 ベルギー・ブリュッセル大会
5月14日 フランス・リヨン大会
5月下旬 ヨーロッパ大会(調整中)
7月中旬 東欧大会(調整中)
7月23日 ロシア・ソチ大会(70kgトーナメントに佐藤参戦)
8月下旬 東欧大会(調整中)
9月中旬 ヨーロッパ大会(調整中)
9月下旬 ヨーロッパ大会(調整中)
10月上旬 ヨーロッパ大会(調整中)
12月下旬 ヨーロッパ大会(調整中)
3月26日のブリュッセル大会(ベルギー)では、山本真弘を破ってIT'S SHOWTIME世界61kgタイトルを防衛した王者セルジオ・ヴィールセンが再び防衛戦を行う。タイトルの行方が気になるところだが、日本人選手からも挑戦の名乗りが上がることが期待される。
7月23日のソチ大会(ロシア)は70kgトーナメントが目玉。日本から佐藤嘉洋の参戦が決定している他、ジョルジオ・ペトロシアンやアンディ・サワー、ドラゴ、アルトゥール・キシェンコといった顔ぶれも参戦するこの大会は、まさにK-1WORLD MAXトーナメントのIT'S SHOWTIME版のスタートとなる。
この他にヨーロッパ(西欧)、東欧、そしてオセアニアでの大会を現在交渉中。2月末の時点の開催予定は上記11大会〜12大会。来年は交渉中の3カ国とアリーナ(会場)を加え15大会前後の予定。ヨーロッパ圏内でも、東ヨーロッパ・中央ヨーロッパへの進出とともに西ヨーロッパへの展開も着々と進めているという。
■サイモン・ルッツIT'S SHOWTIME代表のコメント
「最終的に今後5年の間に年間20大会開催が定着できればと思っている。現実的にそれぐらいがマックスだ。3月6日のアムステルダム大会と3月26日のブリュッセル大会はアメリカでPPVとケーブルTVで放映される。(イベントの)アメリカ進出も計画中。ただし2,000人規模の小会場でクオリティのいい内容を提供しようと決めている。アメリカにキックボクシングが入り込むスペースは十分にあると踏んでいる。質の良い大会を毎回提供すれば、必ずアメリカでもキックボクシングは定着すると信じている。アメリカ進出はゆっくりやることが大事さ」
なお、スポーツ専門TV局J SPORTSでは3・6アムステルダム大会をはじめ、上記8大会以上を放送予定。
「〜最強打撃格闘技〜IT'S SHOWTIME 2011・3・6 アムステルダム大会(オランダ)」
2010年3月7日 (月) 21:00〜23:00 J sports ESPN
<再放送>
3月12日 (土) 20:00〜22:00 J sports ESPN
3月16日 (水) 21:00〜23:00 J sports 2
特別解説:魔裟斗/解説:布施鋼治/実況:矢野武
<対戦カード>
▼ヘビー級 3分3R
ダニエル・ギタ
VS
ヘスディ・カラケス
▼70kg以下契約 3分3R
アルトゥール・キシェンコ
VS
ドラゴ
▼70kg以下契約 3分3R
ロシネ・オズニ
VS
アンディ・サワー
▼IT'S SHOWTIME 95kg級世界タイトルマッチ 3分5R
ウェンデル・ロシュ
VS
ダニョ・イルーナ・ジュニア
▼70kg以下契約 3分3R
ラシッド・エル・ベラーニ
VS
ウィリアム・ディンダー
▼70kg以下契約 3分3R
ロビン・ファン・ロスマレン
VS
シャビット・オウラッド・エル・ハジ
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