4月24日(日)東京・飯田橋駅前にて、新極真会本部道場の現役選手たち約15名による、東北地方太平洋沖地震の募金活動が行われた。
飯田橋のアスファルトの風景の中に混じり、白い空手衣を着た空手家たちが募金活動を行った。飯田橋は新極真会の本部道場がある場所だ。
道場生たちは午前中に護国寺の大山倍達総裁のお墓掃除を終え、13:30から募金活動を開始。活動は15:30まで約2時間行われ、108,962円の募金が集まった。
総本部の小井泰三事務局長は今回の活動について「新極真では地震の直後から、組織として何が出来るかを考え募金活動を続けてきました。募金活動は4月末まで続けていくのですが、地震から日が経つと活動への気持ちが薄れると思うので、こうした活動をやり続けることが大切だと思っています。また明後日が大山総裁の命日でもあり、それに合わせて、午前中に総裁のお墓掃除をしてから募金活動を行いました」と説明。
募金活動には子供の道場生も多数参加し、小井事務局長は「地域貢献として飯田橋駅前で活動を行ったのですが、これも修行の一環です。
募金してくださる人たちにとっては、お金を入れることがボランティアですが、子供たちにとっては『募金をお願いします』と声を出してお金を入れてもらうことで、ボランティア精神が分かる。道場以外での活動でこうしたボランティアのチャンスを与えるという目的もあります」と話した。
なお新極真会では今回の募金を含め、4月末までに行われた募金活動で集まった募金の全てを被災地の県庁を通じて、被災地に寄付することになっている。
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