6月19日(日)神奈川・百合ヶ丘にあるキックボクシングジムRIKIX百合ヶ丘支部にて、同ジムのオープニングパーティーが行われた。
RIKIXは90年代を代表するキックボクサーで、元日本フェザー級王者の小野寺力が2003年11月、東京・大岡山に本部ジムを設立。
「去年の秋頃から支部を出そうと考えて、色々と場所・物件を探していました。そこでいい感じで(場所・物件が)見つかり、百合ヶ丘に支部を作ることになりました」と、今年4月12日より百合ヶ丘支部がスタートした。
パーティーでは「14歳で目黒ジムに入門して、キックボクシングの魅力にどっぷりと浸かり、キックボクシングを1人でも多くの人に知ってもらいたいと思っています」と挨拶した小野寺会長。
「キックボクシングは誰でも出来るもので、競技としてやるものだけではありません。ダイエット、運動不足、ストレス発散など、そういったところからでも窓口は広がっていくと思います。
キックボクシングが人々のライフワークになってもらえればいいなと思います」と、キックボクシングの底辺拡大について語った。
また小野寺会長は「支部を出したのは選手の働き口として、の部分もあります。やはり選手は仕事でもキックに携わっていくのがベストだと思うので、そういう環境を作りたいと思っていました。
百合ヶ丘でも、ジムの所属選手や大岡山のインストラクターが指導することになっていて、RIKIXというものを分かったメンバーで百合ヶ丘でも指導をしていきたいです」と話しており、百合ヶ丘支部でも現役選手たちが直接指導。ジム内には5m四方のフルサイズに近いリングが常設され、すでにリングを使ったジム内での大会などが行われている。
パーティーでは小野寺会長と愛弟子の田中秀弥がミット打ちを披露した他、小野寺の後輩にあたる元日本ライト級王者・石井宏樹、日本ヘビー級王者・松本哉朗の2選手が総合格闘技ルールのエキシビションマッチにも挑戦。
オープンフィンガーグローブを着用し、石井は修斗世界バンタム級王者・漆谷康宏と、松本はDEEPウェルター級王者・白井祐矢と対戦。石井・松本ともにキックボクサーでありながら、本職顔負けのタックルやパウンド(寝ている状態の相手に落とす頭部へのパンチ)を見せるなど、予想以上の動きを見せて、パーティーを盛り上げた。
キックボクシングジム RIKIX百合ヶ丘支部
神奈川県川崎市麻生区高石1−22−5 1F
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