▲今大会に出場するパラエストラ八王子の4選手(写真左より高橋、紫乃、徳留、松本)
7月29日(金)東京・パラエストラ八王子にて、同ジム所属の3選手が公開練習を行った。8月7日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 2011IMPRESSIVE TOUR』で、徳留一樹は岡澤弘太(ノヴァウニオン・ジャパン)と、高橋“Bancho”良明は松本光史(マスタージャパン)と、松本崇寿は咲田ケイジ(パラエストラ千葉)と対戦する。
この日の公開練習にはパラエストラ八王子のプロ選手たちが総勢6名参加。両足を開いて腰を落とし、腹筋に力を入れて背筋を伸ばした状態を5分間キープする足腰を鍛える目的のレスリング式の補強練習を公開。ジムのGoZo代表が檄を飛ばす中、誰も脱落することなくトレーニングをやりきった。
5・3ディファ有明大会からスタートした「PANCRASE ライト級GP 2011」(ライト級は65.8kg以上〜70.3kg以下)準決勝で岡澤と対戦する徳留。岡澤は1回戦で優勝候補と言われていた第2代ライト級&第2代ウェルター級チャンピオンの井上克也を1RでKOに葬っているが、徳留もここまでパンクラスでは負けなしの4戦4勝。しかもその4勝のうち判定勝利は1回戦のAB戦のみで、残りの3勝はすべてパウンド(寝ている状態の相手頭部へのパンチ)によるTKO勝利だ。
徳留自身も「AB戦は相手の手足が長くてパス出来なかったらKO出来なかったんですけど、いいポジションになったらパウンドでKO出来る自信はありますね」とパウンドには自信を持っており「自分では何となく打っているだけなんですけど(笑)、でも練習を始めた頃から『いいパンチを打つね』とは周りから言われていました。パウンドは一発一発が強くなくても、たくさん連打をしていれば相手が見えないところから当たって効く。だから数を打つことが大切だと思いますね」と自身のパウンド論を語った。
対戦相手の岡澤の印象を「井上選手を打撃でKOして、その前の試合では寝技で一本勝ちしているので、立ち技も寝技も出来る選手だなと思います」と話す徳留。
その上で「前回の試合で初めて5分3R戦って体力的にきつかったので走る練習を取り入れました。でもほかはいつもの試合と同じように、ここ(パラエストラ八王子)で練習をしっかりやってきました」と自分のパフォーマンスを上げる練習をしてきたと話し、「自分は対戦相手よりも一戦一戦勝つことだけを考えていて、トーナメントの記者会見ではみんな『ここで優勝してタイトルマッチをやってベルトが欲しい』と言っていましたけど、まずトーナメントで優勝しなければ“ベルト”と言う権利はない。だから自分は目の前の試合で勝つためにやります」とトーナメントの準決勝ではなく、あくまで一つの試合として戦うとした。
今大会でメインイベントの大役を任せられたことについて徳留は「まさかメインイベントに選んでもらえるとは思っていなくてびっくりしました。周りの期待は感じないようにしていますけど、自分を爆発させてKOしたい。そうすればパンクラスの関係者も喜んでくれると思います」とメインイベンターらしい意気込みを語り「仮にKO勝ち出来なくても、しっかり判定で勝ちます!」と勝利を誓った。
今回がパンクラス初参戦となる高橋は「最近のパンクラスはとても熱い。選手層が厚くてルールも過酷。すごく盛り上がっている大会なのでずっと出たいと思っていました」とコメント。対戦相手の松本は一昨年の修斗ウェルター級新人王という実績を持つ選手だが、高橋は「松本選手はグラップリングが強い選手だと思いますが、総合格闘技で勝負すれば負けることはない。初めてのパンクラスで自分の強さを知らしめたい」と力強く語った。
またネオブラッドトーナメント決勝戦に挑む松本は「自分は1月の予選からトーナメントに出ていて、どれも競った内容で厳しい試合ばかりでした。そこで勝ちを拾えたことが次につながっていると思います。対戦相手は全部が出来て穴のない選手ですが、試合内容よりも泥臭く挑みます。トーナメントなので結果にこだわる姿勢で試合をします」とトーナメント優勝への想いを話した。
パンクラス
「PANCRASE 2011 IMPRESSIVE TOUR」
2011年8月7日(日)東京・ディファ有明
開場14:30 本戦第1部開始14:45 本戦第2部開始16:00
<全対戦カード>
【本戦第2部】
▼メインイベント PANCRASE ライト級GP 2011準決勝戦 5分3R
岡澤弘太(ノヴァ・ウニオン・ジャパン/同級6位)
vs
徳留一樹 (パラエストラ八王子/同級5位)
▼セミファイナル PANCRASE ライト級GP 2011準決勝戦 5分3R
ISAO(坂口道場一族/同級1位)
vs
岩見谷智義(高田道場/同級4位)
▼第13試合 バンタム級次期挑戦者決定戦 5分3R
石渡伸太郎(フリー/同級3位)
vs
手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会/同級5位)
▼第12試合 ウェルター級 5分2R
KEI山宮(GRABAKA/同級6位)
vs
金井一朗(パンクラスism)
▼第11試合 初代フライ級王座決定トーナメント1回戦 5分2R
砂辺光久(TEAM reversaL/初代スーパーフライ級王者、同級2位)
vs
松永義弘 (禅道会新宿道場/スーパーフライ級3位)
▼第10試合 初代フライ級王座決定トーナメント1回戦 5分2R
江泉卓哉 (総合格闘技道場武門會/スーパーフライ級4位)
vs
阿部博之(ドラゴンテイル/スーパーフライ級5位、修斗フライ級4位)
▼第9試合 ライトヘビー級 5分2R
田中章仁(SRC育成選手)
vs
アニマル安西(TEAM TACKLER)
▼第8試合 スーパーフライ級 5分3R
廣瀬 勲(ストライプル/同級1位)
vs
小塚誠司(FREEDOM@OZ/同級6位)
▼第7試合 バンタム級 5分2R
曹 竜也(闘心/同級7位)
vs
佐藤将光(坂口道場 一族/SRCバンタム級ASIAトーナメント2010 ベスト8)
▼第6試合 ライト級 5分2R
松本光史(マスタージャパン)
vs
高橋“番長”良明(パラエストラ八王子)
▼第5試合 第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦 ウェルター級 5分2R
北田 有(和術慧舟會富山S.P.O.)
vs
草MAX(TEAM TACKLER)
▼第4試合 第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦 ライト級 5分2R
咲田ケイジ(パラエストラ千葉)
vs
松本崇寿(パラエストラ八王子)
▼第3試合 第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦 フェザー級 5分2R
JON SHORES(ロデオスタイル)
vs
斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)
▼第2試合 第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦 バンタム級 5分2R
沼倉雄太(TRIAL)
vs
土佐健市(KIBAマーシャルアーツクラブ)
▼第1試合 第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦 スーパーフライ級 5分2R
安永有希(東京イエローマンズ)
vs
宇津木正和(パラエストラ古河)
【パンクラスアテナ 本戦第1部終了後】
▼アテナキャッチレスリング ストロー級
亀田聡子(P’sLAB横浜)
vs
紫乃ヴァンフース(パラエストラ八王子)
【本戦第1部】
▼第4試合 ライト級 5分2R
中村晃司(パンクラス稲垣組)
vs
冨樫良介(ALLIANCE)
▼第3試合 フェザー級 5分2R
田島直樹(CORE)
vs
松井英夫(禅道会長野支部)
▼第2試合 バンタム級 5分2R
斉藤正臣(高田道場)
vs
藤井伸樹(ALLIANCE)
▼第1試合 スーパーフライ級 5分2R
島袋 力(CORE)
vs
石井拓麻(ALLIANCE)
<チケット料金>
VIP席(1列目のみ)12,000円
SS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円
※当日券は各席500円増し。未就学児は無料。
<チケット販売所>
パンクラス ストア=http://www.pancrase-store.com
パンクラス=TEL:03−5628−1984
チケットぴあ=TEL:0570−02−9999(Pコード 594−040)
ローソンチケット=TEL:0570−000−777(Lコード 36647)
イープラス=http://eplus.jp/battle/
後楽園ホール=TEL:03−5800−9999
書泉ブックマート=TEL:03−3294−0011
レッスル池袋=TEL:03−3989−0056
ビデオショップチャンピオン=TEL:03−3221−6237
フィットネスショップ水道橋=TEL:03−3265−4646
チケット&トラベルT−1=TEL:03−5275−2778 http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館=TEL:03−3512−2080
バトルロイヤル=TEL:03−3556−3223
<お問い合わせ>
パンクラス=TEL:03−5628−1984
●パンクラス2011年大会スケジュール
7月31日(日)大阪・アゼリア大正ホール
8月7日(日)東京・ディファ有明 ※第17回ネオブラッドトーナメント決勝戦
9月4日(日)東京・ディファ有明
10月2日(日)東京・ディファ有明
11月12日(土)東京・新宿FACE
11月27日(日)大阪・アゼリア大正ホール
12月3日(土)東京・ディファ有明
|