北斗旗の歴史に名を残す“レジェンド”たちが、「空道の新たなステージの第一歩」をテーマに掲げる今大会で往年の技を披露する。
11月12日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『2011北斗旗全日本空道無差別選手権大会』において、北斗旗歴代王者たちが特別演武を行うことが決定した。演武に参加するのは飯村健一、稲垣拓一、小川英樹、加藤清尚、山崎進の5名。
飯村は1989・1992・1994・2004年中量級優勝、1999年軽重量級優勝。早くからムエタイに注目し、カウンターのヒザ蹴りとヒジ打ちで一本勝ちを量産して“KOアーチスト”の異名を取った。指導者としても志田淳、小野亮、田中俊輔、末廣智明らの王者を育て上げ、総合格闘技の青木真也にも打撃を指導。
稲垣は1999・2000年無差別優勝。2001年第一回世界大会では超重量級に出場し、最軽量ながらロシア人選手を次々に撃破して準優勝を果たした。
小川は1993〜1997、1999、2001年軽量級優勝、2005年準優勝、1998年北斗旗中量級優勝、2001年第一回世界大会軽量級優勝。スープレックス、足払い、絞めなど誰も思いつかぬ技の開発で天賦の才を見せた。フランスでの「グラントロフィー2001」大会では投げられざま空中で相手を締め落とし、大道塾の実力を世界に示した。
加藤は1991年無差別優勝、1992年準優勝、1988・1991年軽量級優勝、1993年軽重量級優勝、2001年中量級優勝。史上初の全階級制覇を達成し、キックボクシングでも世界タイトルを獲得した。
山崎は2003年無差別優勝、1999・2000年準優勝、2005年重量級優勝、2004年軽重量級準優勝。日体大仕込みの柔道をベースとし、頭突き・背負い投げからのキメを初めて北斗旗大会で活用した。1996年無差別では1回戦でセーム・シュルトを得意の背負いで投げまくり、負けはしたものの満場の喝采をさらった。
往年の名選手たちがどんな技を演武で披露するのか、注目だ。
全日本空道連盟/大道塾総本部
「2011北斗旗全日本空道無差別選手権大会
2011全日本空道ジュニア選抜選手権大会」
2011年11月12日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館
開場9:00
<出場予定選手>
中村知大(早稲田大学準支部/第三回世界空道大会-230クラス準優勝、第1回空道ワールドカップ同クラス3位)
平安孝行(中四国本部/2009〜2011全日本体力別-230クラス3連覇)
田中俊輔(吉祥寺支部/2011年−240クラス優勝)
堀越亮祐(日進支部/2011年−240クラス準優勝)
阿部和幸(新潟支部/2010・2011年全日本体力別-260クラス2連覇)
佐々木嗣治(帯広支部/2006・2008年全日本体力別-260クラス優勝)
加藤久輝(安城同好会/2010・2011年全日本体力別260+クラス優勝、2010年無差別優勝)
キーナン・マイク(成田支部/2010年全日本体力別260+クラス準優勝)
<入場料>
無料
<お問い合わせ>
大道塾総本部=TEL:03-5953-1860
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