▲6月30日にベルギーで行われたIT’S SHOWTIMEの大会で、IT’S SHOWTIMEがグローリーに売却されたことが電撃的に発表された photo:Ben Pontier
世界最大の立ち技格闘技団体が、12月に日本で大会を開催! 6月30日(土・現地時間)にIT’S SHOWTIME(イッツ・ショータイム)を買収したグローリースポーツインターナショナルが、23日(月)にプレスリリースで発表した。
グローリーはゴールデン・グローリーとしてK-1に参戦していた1999年設立の格闘技ジム。セーム・シュルトやエロール・ジマーマンらが所属している。2006年ごろから大会も開催し、2010年7月から『GLORY WORLD SERIES』としてビッグイベントを開催。IT’S SHOWTIMEはピーター・アーツ、タイロン・スポーン、ダニエル・ギタらを擁し、ヨーロッパで最大規模を誇っていた立ち技格闘技イベントだ。
かつてK-1に参戦していたほとんどの選手がグローリーかIT’S SHOWTIMEに参戦しており、その2団体が統一されたことは世界的に大きな話題となった。
そのグローリースポーツインターナショナル (本社:シンガポール、マネージングディレクター:マーカス ルアー)が、「ヘビー級グローリーグランドスラム」を今年12月に日本の都市で開催すると発表した。プレスリリースには「同イベントの目玉はグローリーが契約するトップファイターと、新しいフォーマットによるエキサイティングな試合です。長年に渡り日本の格闘技ファンが渇望していた、真の世界トップクラスのキックボクシング格闘技の大会が実現します。しかも、選手は最高のスーパースターたちが参戦します」と説明されている。
開催日時、会場、参加選手などは間もなく発表される予定で、このイベントを日本で共同開催するのは株式会社Gエンターテイメント(本社:東京都港区、代表取締役社長:市川昭)。株式会社Gエンターテイメントは新設間もない会社であり、格闘技スポーツの企画と実施を主業務とし、格闘技業界で実績を積んだ人員、スタッフにより構成されているという。
●マーカス・ルアー マネージングディレクターのコメント
「本当に興奮しています。格闘技の聖地ともいえる東京で日本の格闘技ファンが渇望するトップファイターたちによる格闘イベントを実施できることは大きな喜びであり、我々にとっても大きなターニングポイントであると思います。Gエンターテイメントとの提携を心から歓迎します。同社はトップレベルのプロ集団で構成されています。彼らと組むことで、私たちは必ず世界最高の格闘イベントをプロデュースできると信じて疑いません」
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